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世の中のおかしな話

860 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2014/10/26(Sun) 13:30

詩：藪内喜一郎　曲：古関裕而（昭和12年）
　　　　露　営　の　歌

１　勝ってくるぞと　勇ましく
　　誓ってくにを　出たからは
　　手柄立てずに　死なりょうか
　　進軍ラッパ　聞くたびに
　　瞼に浮かぶ　旗の波

２　土も草木も火と　燃える
　　果てなき曠野　踏み分けて
　　進む日の丸　鉄兜
　　馬のたてがみ　なでながら
　　明日の命を　誰か知る

３　弾丸もタンクも　銃剣も
　　しばし露営の　草枕
　　夢に出てきた　父上に
　　死んで還れと　励まされ
　　覚めて睨むは　敵の空

４　思えば今日の　戦いに
　　朱に染まって　にっこりと
　　笑って死んだ　戦友が
　　天皇陛下　万歳と
　　残した声が　忘らりょか

５　戦する身は　かねてから
　　捨てる覚悟で　いるものを
　　鳴いてくれるな　草の虫
　　東洋平和の　ためならば
　　なんの命が　惜しかろう

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