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自民党の極右政治でいいのか

944 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2015/10/15(Thu) 23:31
安保関連法案:強行可決「議員すら声が聞こえなかった」 毎日新聞 2015年09月18日 
参院平和安全法制特別委員会で野党委員らが抗議する中、安全保障関連法案の強行採決が行われた=国会内で2015年9月17日午後4時34分、長谷川直亮撮影

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 何が起きたか分かっていたのは、その場にいた与党議員だけかもしれない。安全保障関連法案は17日夕、参院特別委員会で可決されたが、予定されていた締めくくりの質疑もなく、突然起きた大混乱の中、いつの間にか可決されていた。日本の将来を変えるかもしれない法案は、こうして成立に一歩近づいた。【樋岡徹也、石戸諭、日下部聡】
 午後4時半ごろ、野党による鴻池祥肇委員長の不信任動議が否決され、鴻池氏が委員長席に戻ってきた。座った瞬間、自民党議員がバラバラと委員長席に駆け寄る。つられるように野党議員も動き、あっという間に委員長を囲む人垣ができた。怒号とやじが渦巻き、散会するまでの約8分間、傍聴席の記者にも何がどうなっているのか分からなかった。
 散会後の鴻池氏の説明では、まず自民党議員の質疑打ち切りの動議、次に安保関連法案を採決したという。だが、どの時点で何の採決が行われたのか、議場にいた野党議員すら分からなかった。

 民主党理事の福山哲郎議員は「委員長が何を言ったか、誰が何をどうしたのかさっぱり分からない。あんな暴力的な採決が認められるなら、この国の民主主義は死ぬ」。生中継するNHKすら「何らかの採決が行われたものとみられます」などと実況し、散会するまで「可決」を伝えられなかった。

 参院のウェブサイトで公開されている審議の録画には、鴻池氏が着席してからの約1分10秒間、「速記を中止しているので音声は放送していません」というテロップが出る。鴻池氏の入場直前に、委員長の代理を務めていた自民党の佐藤正久議員が速記の中止を命じているからだ。記録を取っていない間に採決が行われた可能性も否定できない。
採決前の慣例の首相らが出席する締めくくり質疑も省略された。理由を問うと鴻池氏の表情が険しくなった。「察してくれよ。本当はやりたかったですよ。野党の皆さんだって質問したかったでしょう。そういう事態だったということです」
政治アナリストの伊藤惇夫さんはこう分析する。「怒声で聞こえないことはあったが、これほどの混乱は久しぶりだ。委員長のそばにいた自民党議員が身ぶり手ぶりで立ち上がるよう指示を出していた。要するに議員すら起立採決の声が聞こえなかったのだろう」

 安倍晋三首相の母校成蹊大の加藤節名誉教授(政治哲学)は「まさにイリーガル」と憤慨し、立憲主義を唱えた英国の政治思想家ロックの言葉を引いた。「法が終わるところ暴政が始まる」。憲法学者の小林節氏も「慣習律も守れない高度に幼稚化した安倍政治の象徴だ」と批判した。
 テレビで見た市民も状況を理解できなかった。千葉県館山市の庄司兼次郎さん(88)は「何が起きたか分からなかった。国民の生命に関わる大事な問題がこんな形で決まるのは残念です」と嘆いた。戦前、15歳を目前に海軍特別年少兵に志願しフィリピンで終戦を迎えた。戦争を知らない世代の政権に危うさを感じている。

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