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世の中のおかしな話【２】

462 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2015/07/24(Fri) 00:19

>>460
＞阿倍政権で憲法改正ができるかどうかわからんが、

下記のように、憲法第96条により、政権が改正することはできません。

憲法第９６条は第1項で「この憲法の改正は、各議院の総議員の３分の２以上の賛成で、国会が、これを発議し、
国民に提案してその承認を経なければならない。
この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする。」
と規定し、
第2項で「憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体をなすものとして、
直ちにこれを公布する。」と規定しています。

阿部政権は、憲法に則って、正攻法で改正しようと考えましたが、参院で2/3以上の承認の可能性がなく、
また、国民投票で過半数を得られる可能性がないことが分かりました。

そこで、阿部政権が考えた姑息な手段が、憲法改正によらずに、政権が勝手に「憲法解釈を変更する｣方法です。
憲法学者、有識者、国民の大半の賛成が得られない改正案を、衆議院の自民･創価公明カルト連合だけで、強引に
通してしまおうと言う考えで、現在進行中です。

この方法は、当然ながら、現憲法では例がなく、憲法を無視したものであり、国家反逆の「クーデター｣に該当
します。

それから、現憲法は、無謀な植民地戦争を引き起こして、結果、完全敗北･無条件降伏した日本の「完全武装解除｣に
伴って、「非武装平和憲法｣を与え、アメリカ軍が日本の防衛を担当することで、ずうっと平和を保ってきたのです。

現憲法は、アメリカの押し付けだと言うが、帝国憲法の軍国主義、不自由非民主主義が良いと言いたいのかな。
アメリカの一方的な押し付けでないところは、「天皇の地位｣です。
アメリカの考えどおりであれば、天皇制は当然ながら廃止、天皇は戦争犯罪者として処刑されていたはずです。
敗戦国の天皇への思い入れを、憲法の中で、アメリカが認めたということです。

日本国憲法第一条
「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。」

アメリカが、自国にもない、理想の憲法を考えてくれたのだと思いませんか。
もし、アメリカが、日本に好き勝手な憲法を作らせたら、惨敗無条件降伏の日から、今の阿部政権のような、
「戦争のできるニッポンをトリモロス！｣憲法を作ったのでは？（笑)


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