年金減額法案について

7 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2016/12/13(Tue) 22:48

国民が　かっと！　目を明けていよう

我も昭和30年代から厚生年金を納めて、いま受給中だが、
当時は「年金の支払いは現役の若者」なんて話は全くなかった。
だから皆が積立年金と思っていた。

当時は貯金が10年で倍になる高金利時代だったから
当時としては安くない厚生年金の掛け金が35年後の定年時には
それなりの受給額になると誰もが思っていた。

それが、いつ頃からか政治家やマスコミが年金を「年代扶助」と云い
自分で積み立てた年金を貰っていると思っていた年寄り達は
若い者に扶養されているという理屈に戸惑う。

年金を「年代扶助」などと云い始めた理由は何だろう。
一つはバブル崩壊期から低金利時代になり従来の利殖計算の破綻だろう。
だからと云って「年代扶助」説にいきなり行くのは酷過ぎる。
支給計画の錯誤を詫びて新計画の提示があるべきだろう。

他にも年金を管理した自民党政府のいい加減さは枚挙にいとまがない。
ある年金局長は「年金の支払いはずっと先だからどんどん使っていい」
などという言葉を残した。政官全体がそういう空気だったのだろ。
グリーンピアや厚生病院などに年金積立金を湯水のように流して
役人仲間の優雅な天下りと建設業界の仕事増に貢献し続け、
グリーンピアだけでも９兆円の積立金を費消した。

受け取った年金掛け金の記録も満足に処理していなかったのも
この頃だった。国民の老後の命綱さえこの扱いをする政府だった。

いままた自民政府は、アベノミクスの援護のためか年金積立金の半分を
内外の株投資に回すという。大損したらどうするのか、の話は全くない。

年金受給者にも国政参加の一票がある。年金を大切に考える
ごまかしのない政府をつくらないと、若者にも老人にも害をもたらす。



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