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日本の童謡と日本童謡学会の創設

[1:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/07/01(Mon) 20:57)]

2018年は童謡が生まれて100周年。

日本童謡学会が設立されました。


[2:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/07/01(Mon) 20:58)]
日本童謡学会 設立趣旨書
2018年は童謡が生まれて100周年。
日本童謡学会が創設されました・
1918年(大正7年)に児童雑誌『赤い鳥』が創刊され、ここで初めて「童謡」という言葉が使われました。
2018年で「童謡」は100周年を迎えました。
これを機に、日本童謡学会(海沼実理事長)を設立いたしました。
日本における子どもの歌は、古来より“わらべうた”として伝承され、明治時代には文部省による唱歌、そして大正時代には童心と芸術性を重視した童謡が誕生しました。
日本の童謡は、当時の著名な作家、音楽家たちがこぞって創作し、童心はもちろん、日本の自然や風習を表現した作品が数多く生まれ、海外でも稀ともいえる文化に発展しました。
子どもたちの情操教育にも活用されてきた童謡ですが、時代や風習の変化、趣味の多様化によって、童謡に触れる機会は激減し、その存在感たるや、童謡文化は危機的状況に陥っているといっても過言ではありません。
大正・昭和の名作童謡に親しんだ世代の高齢化が進み、当時の童謡の魅力を家族や次世代に体験談として伝え残していく機会はますます減っていきます。また、童謡作家の子孫たちだけが知っている秘話や資料など、今後の童謡の研究に欠かせないデータが埋もれていく恐れもあります。
童謡に関する研究、検証は、まだ不明な点や誤りが多いのも事実です。それは、唱歌と童謡の区別がわかりにくいことや、童謡の世界観があまりにも深く、様々な説が流れることにも起因します。このままでは、インターネット主流の現在、間違った情報が氾濫していて、正しい知識を身に着けることは困難です。
また、かつての昭和の戦後期に、「みかんの花咲く丘」や「里の秋」を作曲した童謡作曲家、海沼 實によれば、“童謡は「心のおやつ」”と位置付けられていました。現在、あらゆるモノに満たされた豊かな社会の裏には、最も大切な「心の豊かさ」が置き去りにされているとも感じます。家族や育児におけるトラブル、社会の歪み、そういったニュースが後を絶ちません。今こそ、子どもたちの情操教育や、大人たちの心の拠り所として、童謡文化が見直されるべきだと思います。
2018年には、児童雑誌『赤い鳥』が創刊され、童謡文化が本格化してから100周年を迎えます。この童謡100周年の節目を逃してしまったら、永遠に正しい童謡文化の検証、そして継承は困難だと断言できます。
私たちは現在望みうる童謡関連の専門家、関係者、有識者の知恵を結集し、童謡の歴史や作品の解釈、正しい知識を研究し、「童謡の心」を世に残していくために、日本童謡学会を設立いたします。童謡学会を設立して童謡を普及・発展することにより、三つの効果が期待できます。
第一に、世代を超えた「コミュニケーションの活性化」です。童謡は、子どもから大人まで、世代を超えてみんなで歌える歌です。家庭で、行事で、趣味で、世代に関わらず童謡を歌う機会が増え、それは世代をつなぐ架け橋としての役割になります。かつての大衆文化の時代と違い、趣味が多様化している現代では、みんなでわかり合える文化は多くありません。その点、童謡は気軽に口ずさむだけでも良いのです。
次に、「童謡を題材にした地域創生」です。童謡の舞台となった地域や、作詞家・作曲家の軌跡は、全国各地に点在します。歌碑や記念館も多数ありますが、残念ながら、注目されるに至っていません。その地域・風土から生まれた童謡を、まずは地元で分かち合い、そしてその輪を全国に広げていく。日本童謡学会の研究は、地域創生に大きく貢献します。
最後に、この日本特有の童謡文化は、海外でも高い評価を受けており、「国際文化交流に活用」できます。日本の童謡文化は、当時一流の作家、音楽家たちが子どものために愛情を注いで芸術性の高い作品群を作り上げ、海外の童謡と比較しても、多彩な魅力を持っています。
日本を代表する文化である童謡を世界に発信し、世界各地の童謡にも親しむことで、価値ある国際文化交流につながります。
このように、童謡は、人、地域、世界をつなぐ日本文化として、次世代に歌い継いでいくことが私たちの使命だと考えます。
            2018年7月1日





[3:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/07/01(Mon) 21:00)]
一般社団法人 日本童謡学会(海沼実理事長)


[4:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/07/01(Mon) 21:12)]
団体概要

ご挨拶
かつて多くの人々の心に夢や希望、安らぎを与えた「童謡」は、今や「風前の灯火」ともいえる状況にあります。昔を懐かしんで歌い、作品創作の背景や作者の私生活を掘り下げるのも大切ですが、何より私たちはこの「童謡100年」を機に、その本来あるべき姿を次世代の子どもたちに伝承していかなくてはなりません。ご承知の通り、黎明期の童謡は子ども向けの文学作品、つまり歌や音楽である以前に純然たる「文学作品」でした。作品を手掛けた当代一流の文学者や、それに共感した音楽家たちが、童謡の世界観を子どもたちに感じさせることを目指したのであれば、現代社会を生きる私たちは、その遺志を継承し童謡文化を守り抜く使命があると考えています。
理事長 海沼 実



【役員一覧】 ※2019年5月現在。敬称略。

理事長 海沼 実(音羽ゆりかご会 会長)

名誉理事長
山東 昭子(参議院議員、元 参議院副議長、童謡歌手)

名誉理事
石川 洋美(芝浦工業大学 名誉理事長)
石原 宏高(衆議院議員)
海老名 香葉子(エッセイスト、絵本作家、作家、初代 林家三平 夫人)
大瀧 秀子(元 タンポポ児童合唱団 代表)
大野 俊三(トランペッター、コンポーザー、アレンジャー)
大庭 照子(童謡/シャンソン歌手、NPO法人 日本国際童謡館 館長)
加藤 由美子(作曲家・ピアニスト)
川田 美智子(元童謡歌手、音楽教育家)
河村 建夫(衆議院議員、元内閣官房長官、元文部科学大臣)
木内 義勝(松本短期大学 学長)
グレッグ・アーウィン(シンガーソングライター、司会、童謡の伝道師)
合田 道人(日本歌手協会 筆頭理事、歌手、作家、音楽プロデューサー)
西脇 久夫(ニュー西北エンタープライズ代表、ボニージャックス、日本歌手協会 監事)
福留 強(一般社団法人 学び・まちづくり推進機構 代表理事)
松島トモ子(歌手、女優、タレント)
マンリオ カデロ(サンマリノ共和国大使館 特命全権大使 外交団長)
山谷 えり子(参議院議員、文化伝統調査会 会長)
若林 尚司(童謡研究家、元 NHK音楽番組チーフディレクター)

理事
ウィリアム・リード(山梨学院大学 国際リベラルアーツ学科 教授)
宇佐美 恵子(織田ファッション専門学校 / 織田きもの専門学校 前学校長)
大澤 よしこ(童謡歌手、『すがも児童合唱団』主宰、『童謡を歌う会』講師)
加藤 三智(加藤省吾の娘、音楽教室 ピアノ講師)
かの 香織(一般財団法人 オーバーザレインボウ基金 代表、音楽家)
澤登 信子(ライフカルチャーセンター 代表、モリモリネットワーク 理事)
田 真理(NPO法人 日本国際童謡館 理事長)
野口 不二子(野口雨情生家・資料館 館長、野口雨情の孫)
山田 真治(松本短期大学 教授、「水芭蕉コンサート in 愛知」 実行委員長)
山西 敏博(公立鳥取環境大学 教授)
吉田 和夫(教育デザイン研究所 代表理事)

監事
寺澤 祐義(加茂繊維株式会社 顧問)

相談役
菅野 晴隆(弁護士法人ブレインハート法律事務所 代表弁護士)

顧問/相談役
藤井 晃(株式会社青山ビジネスフォーラム 代表取締役)
山下 浩二(工学博士・法学博士、EVグループ代表)


[5:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/07/02(Tue) 23:58)]
次世代を担う子供たちに童謡を歌いついでいこう、
という共通認識のもと私たち日本童謡学会は発足しました。



今後、童謡学会では童謡の知識を測る「童謡検定」や、
高齢者施設で活躍する「童謡セラピスト」の養成、
「野口雨情の詩 作曲コンクール」などを行なっていきます。



私も大岡山教室のみんなと一緒に、もっと積極的に童謡を歌っていこう



私の仕事1発目としては近く、童謡学会のサイト内にて童謡についてのコラムを掲載しますね。
音楽療法士の視点から見る童謡の世界。

お楽しみにしてください(^^)




日本童謡学会は、こんな仲間たちで頑張ります。
海沼実さん、海老名香代子さん、野口不二子さん(野口雨情のお孫さん)、大庭 照子さん、 山田 真治さん、 松尾 一彦さん(元 オフコース)、私です。


[6:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/07/03(Wed) 18:50)]
日本童謡学会 設立趣意書

日本の童謡は、当時の著名な作家、音楽家たちがこぞって創作し、童心はもちろん、日本の自然や風習を表現した作品が数多く生まれ、海外でも稀ともいえる文化に発展しました。
子どもたちの情操教育にも活用されてきた童謡ですが、時代や風習の変化、趣味の多様化によって、童謡に触れる機会は激減し、その存在感たるや、童謡文化は危機的状況に陥っているといっても過言ではありません。
大正・昭和の名作童謡に親しんだ世代の高齢化が進み、当時の童謡の魅力を家族や次世代に体験談として伝え残していく機会はますます減っていきます。また、童謡作家の子孫たちだけが知っている秘話や資料など、今後の童謡の研究に欠かせないデータが埋もれていく恐れもあります。
童謡に関する研究、検証は、まだ不明な点や誤りが多いのも事実です。それは、唱歌と童謡の区別がわかりにくいことや、童謡の世界観があまりにも深く、様々な説が流れることにも起因します。このままでは、インターネット主流の現在、間違った情報が氾濫していて、正しい知識を身に着けることは困難です。
また、かつての昭和の戦後期に、「みかんの花咲く丘」や「里の秋」を作曲した童謡作曲家、海沼 實によれば、“童謡は「心のおやつ」”と位置付けられていました。現在、あらゆるモノに満たされた豊かな社会の裏には、最も大切な「心の豊かさ」が置き去りにされているとも感じます。家族や育児におけるトラブル、社会の歪み、そういったニュースが後を絶ちません。今こそ、子どもたちの情操教育や、大人たちの心の拠り所として、童謡文化が見直されるべきだと思います。
2018年には、児童雑誌『赤い鳥』が創刊され、童謡文化が本格化してから100周年を迎えます。この童謡100周年の節目を逃してしまったら、永遠に正しい童謡文化の検証、そして継承は困難だと断言できます。
私たちは現在望みうる童謡関連の専門家、関係者、有識者の知恵を結集し、童謡の歴史や作品の解釈、正しい知識を研究し、「童謡の心」を世に残していくために、日本童謡学会を設立いたします。童謡学会を設立して童謡を普及・発展することにより、三つの効果が期待できます。
第一に、世代を超えた「コミュニケーションの活性化」です。童謡は、子どもから大人まで、世代を超えてみんなで歌える歌です。家庭で、行事で、趣味で、世代に関わらず童謡を歌う機会が増え、それは世代をつなぐ架け橋としての役割になります。かつての大衆文化の時代と違い、趣味が多様化している現代では、みんなでわかり合える文化は多くありません。その点、童謡は気軽に口ずさむだけでも良いのです。
次に、「童謡を題材にした地域創生」です。童謡の舞台となった地域や、作詞家・作曲家の軌跡は、全国各地に点在します。歌碑や記念館も多数ありますが、残念ながら、注目されるに至っていません。その地域・風土から生まれた童謡を、まずは地元で分かち合い、そしてその輪を全国に広げていく。日本童謡学会の研究は、地域創生に大きく貢献します。
最後に、この日本特有の童謡文化は、海外でも高い評価を受けており、「国際文化交流に活用」できます。日本の童謡文化は、当時一流の作家、音楽家たちが子どものために愛情を注いで芸術性の高い作品群を作り上げ、海外の童謡と比較しても、多彩な魅力を持っています。
日本を代表する文化である童謡を世界に発信し、世界各地の童謡にも親しむことで、価値ある国際文化交流につながります。
このように、童謡は、人、地域、世界をつなぐ日本文化として、次世代に歌い継いでいくことが私たちの使命だと考えます。
                   2018年7月1日


[7:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/07/03(Wed) 19:04)]
童謡、好きです。心が清らかに洗われるようで。
なのに、この頃、学校でも習うものが減っているのでは…
流行りに合わせるだけでなく、こういう、美しい心のあり方を感じる歌を伝えて続けてほしいです。


[8:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/07/03(Wed) 20:14)]
日本の歌こころの歌

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=radio&key=508252044&ls=50


[9:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/07/03(Wed) 20:25)]
☆【日本の音楽文化遺産】日本の名歌・名唱を語ろう!!
 http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=history&key=466329511&ls=50
☆日本の名曲 【日本の優れた文化遺産!】
 http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=history&key=521471093&ls=50


[10:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/07/05(Fri) 16:00)]
寺山修司編「日本童謡集」(光文社1972)という本があって、その前書きには、『優れた「童謡」というものは、長い人生に二度あらわれる、一度目は子供時代の歌として、二度目は大人になってからの歌としてである。』・・と。そして、『映画に主題歌があるように、人の一生にもそれぞれ主題歌があるのではないだろうか。そして、それを思い出して唄ってみるときに、人はいつでも原点に立ち戻り、人生のやり直しがきくようなカタルシスを味わうのではないだろうか。』・・として、広い分野の歌を集めてあるのが特徴。
そして、『赤い靴』『青い眼の人形』から 、古賀メロデー『影を慕いて』『人生の並木路』・・など優れた童謡としてあげられているのが特長。


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