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おねしょを治すには?

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/11/22(Tue) 23:20
どうしますか?

63 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/09/30(Sat) 12:20
夜尿(おねしょ)とは睡眠中に無意識に排尿することです。5,6才を過ぎても月に数回以上おねしょすることを夜尿症といいます。多くは発育に伴って徐々になくなってきます。6才児では10〜20%、小学校高学年では約5%程度にみられます。

夜尿症の原因は、95%以上は機能的原因で起こります。すなわち夜間膀胱に尿を溜める機能が十分にないためです。残りは器質的原因によるものです。すなわち膀胱尿路奇形、脊髄の膀胱を調節する神経病変、尿路感染症、糖尿病や尿崩症のように多尿をおこす疾患、てんかん発作による尿失禁等です。

64 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/09/30(Sat) 12:33
治療方針
・一般的には6歳以上が治療の対象となる。
・詳細な問診(尿漏れや排尿の状況、昼間遺尿・多飲多尿・頻尿・排尿時痛・切迫性排尿の有無など)、診察(潜在性二分脊椎の存在を示唆する腰背部の凹みの有無、便秘など)、尿検査を行って、5%未満の頻度で見られる基質的疾患の存在を見落とさない。
・夜尿が持続することは、両親の離別・争いに次ぐ、小児期の精神的なトラウマの原因となる(学校でのいじめ、はその次)という報告があり、積極的な治療介入により児や家族のQOLの改善が期待される。
・最新の診療情報や診療支援の資料がh ttp://onesho.comより得ることができる。
?生活指導
・就寝2時間以内の水分・塩分制限は必須である。夕方以降の飲水量は10ml/s以下に抑える。就寝前に完全に排尿をさせる習慣をつけさせる。
・1週間以上の排尿記録を作成してもらう。おむつに漏れた尿の重さと起床時の尿量の合計が夜間尿量であり、0.9ml/s体重/hr(睡眠時間)(最大量250ml)を超える場合には夜間多尿と判断する。一方、昼間に可能な限り排尿を我慢させて尿量を測定する。これが機能的膀胱容量であり、7ml/s体重(最大300ml)を下回る場合には膀胱容量過少と判断する。
?薬物療法とアラーム療法
・生活指導で夜尿が解決しない場合は、薬物療法やアラーム療法を考慮する(図)。
1.薬物療法
1)デスモプレシン
・夜尿症の児の3分の2以上が夜間多尿であることより、抗利尿ホルモン製剤(デスモプレシン)により夜間尿量を低下させることが効果的である。この製剤は腎尿細管の集合管のV2受容体に作用し、水分再吸収を高めて尿量を減少させる。
・60?%の症例で有効とされ、国際小児尿禁制学会(ICCS)の推奨治療では第1選択の薬剤とされている。
・まれではあるが、副作用として水中毒(低ナトリウム血症、浮腫、頭痛、痙攣)の発症が重要であるので、夕方以降の飲水制限を遵守させる。
・夜の運動や習い事などで夜間の飲食制限ができない場合は、本剤の使用が困難なため、アラーム療法を考慮する。
[R処方例]
ミニリンメルトOD錠(120μg・240μg)1錠、分1、就寝30分前
(120μgから開始して、効果が不十分なら240μgに増量する。舌下に置いて水なしで服用する。)
または、デスモプレシンスプレー10 就寝前、1または2噴霧(10μg・20μg)
(1噴霧から開始して、効果が不十分なら2噴霧に増量する。)
2)抗コリン剤
・膀胱容量が過少な症例では、デスモプレシンと併用で使用することがある。
・昼間遺尿を伴う夜尿症では、昼間遺尿の治療に有用である。
・夜尿症は保険適用ではないので、過活動膀胱・不安定膀胱の治療として使用する。
[R処方例]
1.ベシケアOD錠(2.5r・5r)1錠、分1、夕食後
昼間遺尿の合併例では
2.ウリトス、ステーブラOD錠(0.1r)2?錠、分2、朝食後・夕食後
3)漢方薬
・夜尿症の患児の多くが睡眠・覚醒障害を有することから、小児の夜泣き・疳に対して適用ある抑肝散の併用が有用である。
[R処方例]
抑肝散(ツムラ)2.5g、分1、夕食時
(苦くて飲みにくいので、チョコレートアイスに混ぜるとコンプライアンスが改善する。)
2.アラーム療法
・夜尿感知装置を就寝前に装着し、夜尿時にブザーやバイブが作動し、就眠中の児が排尿を抑制し、夜間の膀胱蓄尿量を増加させる治療である。
・効果発現1カ月以上の時間がかかる症例が多い。2カ月経過しても効果が見られない場合は、治療の中断が望ましい。
・本人の強いモチベーションの維持と、同居する家族の協力が必要なため、ドロップアウトすることが多い。
・米国製のウェットストップ3(株式会社MDKが日本総代理店)か、ピスコール(アワジテック社)が汎用されている。

65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/09/30(Sat) 12:34
夜尿症の原因は、95%以上は機能的原因で起こります。すなわち夜間膀胱に尿を溜める機能が十分にないためです。残りは器質的原因によるものです。すなわち膀胱尿路奇形、脊髄の膀胱を調節する神経病変、尿路感染症、糖尿病や尿崩症のように多尿をおこす疾患、てんかん発作による尿失禁等です。

66 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/09/30(Sat) 12:36
>>64
3)漢方薬
・夜尿症の患児の多くが睡眠・覚醒障害を有することから、小児の夜泣き・疳に対して適用ある抑肝散の併用が有用である。

[R処方例]
抑肝散(ツムラ)2.5g、分1、夕食時
(苦くて飲みにくいので、チョコレートアイスに混ぜるとコンプライアンスが改善する。)


67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/09/30(Sat) 13:34
16歳の息子が夜尿症です。
小さいときからずっと続いていて、小学校の時に受けた尿道の検査では異常なしと言われ、お薬を飲みながら少しずつ回数は減ってきていました。
でも完全になくなることはなく、今年また検査を受けました。
その結果,尿道に狭くなっているところがある。
排尿するときに膀胱が力を入れなければならないために筋肉がついて膀胱の壁が厚くなっている。
そのため膀胱が成長できず小さく、最高でも250mlしか尿をためられない。
膀胱の容量が少ないために寝ている間にいっぱいになって溢れて出る。
大人の尿道になっていて、今はそれほど狭くはない。
排尿時に軽度の膀胱負担がある。
軽度後部尿道弁の疑いがあり、夜尿の回数が多いようなら弁を取る手術をしてもいいが、年齢的に膀胱の成長は期待できないので効果はあまり期待できない。
筋肉が厚いと膀胱訓練もあまり効果がない。
膀胱が尿でいっぱいになったら目が覚めるように練習した方がいい

検査の後は薬を飲むのをやめて1ヶ月はおねしょはなかったのですが、昨日と今日連続でありました。
おねしょをしたら起こしてトイレに行かせることを繰り返しているうちに自分でも起きれるようになると言われましたが、朝起きたらおねしょをしていると言う状態で、何時ごろに出ているのかはわかりません。
私は昼間仕事をしているて、寝ずにおねしょをチェックすることはできません。
「濡れるとブザーが鳴る機械もあるけどそれもな・・・。」と、先生はあまりお勧めではないような雰囲気でした。
また息子は眠りが深く、名前を呼びながらゆすってもなかなか置きません。
おねしょの頻度も少なく、数週間に1〜2回起こしたぐらいでは自分で起きれるようになるとは思えません。

何とか息子の膀胱の容量を大きくしてやりたいと思っています。
今からでも膀胱を大きくする方法はないのでしょうか?
これから先も修学旅行・合宿や研修などで他人と一緒に寝る機会は沢山あると思います。
安心して参加できるようにしてあげたいです。

薬・手術・運動など何でもいいです。
対処できる病院があるなら遠くてもいいです。
参考になる本でもかまいません。
どんな些細なことでもいいのでご存知の方がいれば教えて下さい。
特に専門家や経験者の方よろしくお願いします。


68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/09/30(Sat) 13:46
>>62

尿路奇形は,発生の段階で生じる形態,位置,数の異常があり,以下のような疾患があげられる。

1) 重複腎盂尿管
2) 異所開口尿管
3) 尿管瘤
4) 巨大尿管症
5) Prune belly症候群
1) 重複腎盂尿管
 重複腎盂尿管は最も頻度の高い腎尿管奇形であり,上部腎盂と下部腎盂に由来する尿管がそれぞれ独立して膀胱に開口する完全型と,途中で合流して1本の尿管として膀胱に開口する不完全型がある。
 完全型は発生の段階で,胎生4〜5週にかけて,中腎管から2本の尿管芽が発生した場合に生じる。2本の尿管は交差し,上部腎盂に由来する尿管は正常より尾側に開口し,下腎盂由来尿管は正常もしくは頭側に開口する(Weigert-Meyerの法則)。
 不完全型は,尿管芽が途中で分枝して発生したものであり,中部尿管で分枝するものが半数程度を占める。

診断
 反復性尿路感染症や水腎症の精査の際に偶然発見される場合が多い。経静脈性腎盂造影,超音波検査,CT, MRIなどの画像検査で診断するが,異所開口尿管を伴う場合には,膀胱尿道鏡が開口部の同定に有用である。また,排尿時膀胱尿道造影(VCUG)にて,異所開口尿管内や対側尿管あるいは下部腎盂由来の姉妹尿管への逆流を認める場合が多い。

治療・予後
 異所開口尿管に伴う逆流症や,閉塞性尿路障害,腎機能障害などの無い症例では治療を要さない。一方,反復性の尿路感染症や,水腎・水尿管症に伴う腎機能障害を呈する症例では,その原因により尿路変更術や腎尿管摘出術が必要となる場合がある。
2) 異所開口尿管
 尿管が本来の尿管口以外の部位に開口した状態であり,臨床的には尿管が膀胱三角部側角より尾側,膀胱頸部より遠位の尿路または膣などの性路に開口する場合をいう。女児の方が男児より約3倍頻度が高い。
 重複尿管を合併する頻度が高いが,わが国では単一尿管での頻度が70〜80%と報告されている。重複腎盂尿管では,上部腎盂由来尿管が異所開口し,女児では約35%が膀胱頸部に,35%は尿道膣角膜付近に,25%が膣内に開口する。まれに子宮やGartner管への開口もみられる。男児では,約50%が後部尿道に,30%が精嚢に,10%が前立腺小室へ,その他射精管や輪精管など精路への開口がみられる。
 女児では,尿管性尿失禁や尿路感染症の原因となる。膀胱頸部あるいは近位部尿道に開口する場合は尿管下端の通過障害が強く,高度の尿管拡張を伴う場合が多い。男児では尿失禁はみられないが,尿路感染症や精巣上体炎により発見される場合がある。

診断
 注意深い外性器の視察と,超音波検査が有用である。女児の膣開口や尿道開口の場合には,拡張した尿管が膀胱の背側を通り膀胱を越えて尾側まで描出できる。膀胱頸部に開口する場合は, VCUGにて異所開口尿管への逆流を認める場合が多いが,対側の腎盂尿管への逆流や,下部腎盂由来の姉妹尿管への逆流を認める場合もある。CTやMRIは,経静脈性腎盂造影で描出されない形成不全の所属腎を同定することが可能である。尿道内異所開口尿管の診断には,膀胱尿道鏡による尿管口の同定や,尿管カテーテル挿入による逆行性腎盂造影が有用である。

治療・予後
 治療は所属腎機能の有無により異なり,単一尿管の膣開口は著しく腎機能が低下している場合が多く,腎尿管摘出術の適応となる。重複腎盂尿管の上部腎盂由来尿管の異所開口の場合,上半腎機能障害を認め,上半腎摘出術の適応となる。腎機能が良好な例では,尿管膀胱新吻合術の適応となる。


69 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/09/30(Sat) 13:49
3) 尿管瘤
概念
膀胱粘膜と排尿筋の間で尿管が嚢状に拡張したもので,瘤が膀胱内に限局した膀胱内尿管瘤と瘤下端が膀胱頸部あるいは尿道へ伸展した異所性尿管瘤がある。
小児では,重複腎盂尿管の上部腎盂由来尿管の異所性尿管瘤が多く,女児に多い。尿管開口部が非常に小さいために多くは閉塞性となる。

診断
 経静脈性腎盂造影(IVP)や超音波検査で,膀胱内に円形の陰影欠損あるいは嚢状腫瘤と拡張腎盂尿管を認める。IVPでは造影されない上部腎盂が拡張し,下部腎盂腎杯の下外側への変位(drooping lily像)が認められる場合がある。また,拡張した尿管と尿管瘤が連続して造影されると,蛇頭に似た像を呈する(cobra head 像)。
 VCUGで尿管瘤または尿管瘤に開口する尿管への逆流が認められることはまれであるが,重複尿管の姉妹尿管や対側尿管への逆流がしばしば認められる。確定診断は膀胱内視鏡による。

治療・予後
 腎機能障害や尿路感染,排尿障害などの無い例では治療は不要である。これらの障害・症状を認める重複腎盂尿管に伴う尿管瘤では,尿管瘤の切除と付属する尿管が由来する上部腎切除を行う。重複腎盂尿管に伴う尿管瘤で,上部腎機能が残存する場合や,尿路閉塞による腎機能障害の進行が認められる症例では,内視鏡的に瘤への切開を加えることにより減圧が可能であるが,切開後の尿管瘤へ逆流を生じ,腎尿管摘出術や尿管新吻合術などを要する場合が多い。 


70 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/09/30(Sat) 14:34
>>62

膀胱尿管逆流症

病態
 腎臓で造られた尿は、尿管を通って膀胱に向かって流れ、膀胱にためられますが、本来は尿が膀胱から尿管や腎臓の方向に流れる(逆流する)ことがないようになっていま す。これは、尿管と膀胱の接合部(尿管膀胱接合部)が尿の逆流をきたさないような構造をしているからです。尿管膀胱接合部に異常があるために膀胱にたまった尿が、再び尿管、腎臓に逆戻りする現象を膀胱尿管逆流症と言います。膀胱尿管逆流があることの問題点は、
有熱性尿路感染症を起こしやすい
有熱性尿路感染症を繰り返すと逆流性腎症という腎機能障害が生じる可能性がある
両側の腎臓に逆流性腎症が生じると、腎不全、成長障害、高血圧などの合併症が生じる
が挙げられます。
膀胱尿管逆流症は、尿管と膀胱の接合部が生まれつき弱く、逆流を防止する機構が働かない’原発性’と膀胱や尿道の異常によって二次的に尿管膀胱接合部が弱くなっている’続発性’に分けられます。
発症頻度は、1歳以下が最も多く、乳児期の下部尿路機能の未熟性も関与しているとの報告もあります。精査は、1歳以下では、男児が圧倒的に多いものの、学童期以降では女児の方が増えてきます。
小児の膀胱尿管逆流症では、自然治癒が期待できます。特にグレードの低いものでは、ほとんどの症例で年齢とともに、膀胱尿管逆流症は消失することが知られています。
膀胱尿管逆流症における代表的な検査には、以下のものがあります。
1.排尿時膀胱尿道造影
尿道からカテーテルを挿入し、造影剤をゆっくり注入することで膀胱尿管逆流の有無、膀胱、尿道の形態異常を観察します。
2.腎シンチグラフィー
腎皮質の障害の程度を観察するために、99mTc-demercaptosuccininc acid (DMSA)シンチグラフィーが行われます。急性炎症の影響をなくすために、急性腎盂腎炎後3ヶ月以上経過した段階で施行されます。
3.その他の検査
下部尿路機能異常を調べるための尿流動態検査や尿道や膀胱内の器質的な異常を見るための膀胱尿道鏡検査が行われることがあります。

71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/01(Sun) 11:19
夜尿(おねしょ)とは睡眠中に無意識に排尿することです。5,6才を過ぎても月に数回以上おねしょすることを夜尿症といいます。多くは発育に伴って徐々になくなってきます。6才児では10〜20%、小学校高学年では約5%程度にみられます。

日本夜尿症学会によると、6歳から15歳の学齢期の夜尿症患者は、推計50万人以上といわれている。
男の子に多く、女の子の倍だそうだ。

夜尿症の原因は、95%以上は機能的原因で起こります。すなわち夜間膀胱に尿を溜める機能が十分にないためです。残りは器質的原因によるものです。すなわち膀胱尿路奇形、脊髄の膀胱を調節する神経病変、尿路感染症、糖尿病や尿崩症のように多尿をおこす疾患、てんかん発作による尿失禁等です。
病院では、夜尿症タイプを調べ、糖尿病や尿崩症、尿路感染症など他の病気を除外するためにいろいろな検査を行います。

夜尿を主訴として受診した患者805例における器質的疾患(夜尿症関連)

膀胱機能異常   48例 (6,0%)
膀胱尿管逆流   42  (5,2%)
完全重複腎盂尿管  1 (0,1% )


夜尿を来しうる器質的・機能的基礎疾患


普通、夜尿症が問題になるのは修学旅行の始まる小学上級〜中学生くらいで男子が女子の二倍くらいのようです。
ちょうど思春期で羞恥心も一番強い頃だが、手術で直る場合は完全に直ってしまうでしょうから、臆せず早く泌尿器科で
尿路等の精密検査を受けることが大切です。

後部尿道弁
●男児の後部尿道に弁様構造が生じた状態。排尿困難や膀胱尿管逆流 症の原因になることがある。軽症例では夜尿症を契機に発見されるこ とがある。
●超音波、排尿時膀胱尿道造影(VCUG)、内視鏡、ウロダイナミクスを 行い診断する。診断確定には内視鏡(膀胱尿道鏡)が必須。

尿管異所開口
●尿管が本来の尿管口以外の部位に開口した状態。女児に多く、その場 合は膣内に開口していることが多い。持続的な尿失禁および夜尿症の 原因となる。
●診断には注意深い外性器の視診と、腎盂造影(撮影)、CT、MRI が有 用。内視鏡などの補助検査にて部位が確定する場合がある。

夜尿を来しうる器質的・機能的基礎疾患 代表的な併存疾患

膀胱尿管逆流症
●膀胱内に貯留した尿が、膀胱尿管移行部の構造や機能の異常により、 尿管や腎盂に逆流する現象(症候群)。尿路感染の原因となる。
排尿時尿道膀胱造影(VCUG)で、膀胱の造影剤が尿管へ逆流するこ とを確認。

神経因性膀胱(二分脊椎など)
● 排尿を調節する脳、脊髄、末梢神経などの神経回路が障害を受け、円滑な 排尿が障害された病態。原因は先天性疾患、脊髄損傷など様々。
●二分脊椎を見逃さない。腰部・臀部の奇形や皮膚異常がみられる場合は、 潜在性二分脊椎などの脊髄疾患の可能性が高い。
診断では、特徴的な尿流パターン 、外尿 道括約筋筋電図(EMG)による排尿筋−尿道括約筋協調不全を確かめる。
(VCUG画像) 膀胱尿管逆流および尿道の 拡張がみられる (外尿道口切開術後)尿道の 拡張が改善した 右:(両側膀胱尿管新吻合術後) 逆流の消失がみられる
 

夜尿症の原因となる泌尿器科器質的異状

後部尿道弁
尿管異所開口
膀胱尿管逆流症
神経因性膀胱(二分脊椎など)
膀胱三角部異常、
尿道膀胱三角部炎,
尿道狭窄・・・
膀胱炎,
外尿道口狭窄,
膀胱頸部の拘縮,
膀胱壁の肥大 炎症,
肛門部膿瘍   
亀頭包皮炎,
過緊張性膀胱・・等


夜尿症には「膀胱三角部異常」とか、「膀胱尿管逆流症」とか器質的異常が原因であることも多いので

小学生上級とか中学生になっても直らない場合は、恥ずかしがらず、すぐ病院の小児科ではなく、泌尿器科で徹底的に尿路を調べてもらうこと。
検査・治療によって劇的に改善するでしょう。


72 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/10/06(Fri) 11:20

夜尿症の原因は、95%以上は機能的原因で起こります。すなわち夜間膀胱に尿を溜める機能が十分にないためです。残りは器質的原因によるものです。すなわち膀胱尿路奇形、脊髄の膀胱を調節する神経病変、尿路感染症、糖尿病や尿崩症のように多尿をおこす疾患、てんかん発作による尿失禁等です。
病院では、夜尿症タイプを調べ、糖尿病や尿崩症、尿路感染症など他の病気を除外するためにいろいろな検査を行います。

73 名前:下垣晶輝 投稿日:2018/06/03(Sun) 17:03
俺でもたまにする

74 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/09/10(Mon) 17:14
おねしょを治すには?
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=medicalsociety&key=321971619&ls=50

75 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/03(Thu) 00:13
神経因性膀胱(二分脊椎など) ● 排尿を調節する脳、脊髄、末梢神経などの神経回路が障害を受け、円滑な 排尿が障害された病態。原因は先天性疾患、脊髄損傷など様々。 ●二分脊椎を見逃さない。腰部・臀部の奇形や皮膚異常がみられる場合は、 潜在性二分脊椎などの脊髄疾患の可能性が高い。
尿崩症 ●バソプレシンの合成または反応性が低下し、水の再吸収が低下することによって多尿、口渇、多飲を生じる疾患。不全型の尿崩症の場合、症状
 


76 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/01/03(Thu) 09:08
身体的疾患
尿崩症とか糖尿病によって二次的に夜尿症が発生するし,神経性多飲症も夜尿症を併発させる。また,膀胱炎,膀胱三角部筋の障害が原因となったり,性器の炎症,ぎょう虫寄生,外陰部湿疹などが刺激となって,括約筋の過労を引き起し,夜尿を誘発することもある。その他テンカンの小発作としての夜尿もみのがせない。

77 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/10(Sun) 23:11
中1男子(E君)、尿道狭窄を疑い、尿道膀胱造影、尿管逆流手術で中学3年までに夜尿直る。
  14.7,26「読売;医療ルネッサンス、夜尿症 尿管逆流手術で入院治療」


6年生の時も冬には週3、4回夜尿があり、中学1年生になった98年、D子さんの疲れもピークに。そんな時、新聞記事で愛知県の豊○市民病院の小児泌尿器科外来を知り、夏休みにE君を連れて行った。 副院長で泌尿器科部長は、水の飲み方などの生活指導をしつつ、年齢にしては尿の勢いが悪い(ウロダイナミックス検査・(尿流測定、膀胱内圧測定、尿道内圧測定など)
)こと、10歳ごろまで日中にもお漏らしがあったことなどから、膀胱や尿道の奇形を疑った。


78 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/10(Sun) 23:19
【造影検査で判明】  
  1か月後、尿道口から細い管を通して造影剤を入れ、排尿させてエックス線で観察する検査(排尿時膀胱尿道造影検査)を行った結果 、尿道の一部が狭いことが判明。年末に再度行った造影検査で、右の尿管への逆流が見つかった。  
尿は腎臓で作られ、尿管を通って膀胱にたまり、そこから尿道を通って排出される。普通 は一方通行だが、尿道が狭いと膀胱への圧力が強まり、尿管へ逆流する場合がある。  

圧力がかかり続けると、膀胱は常に緊張して縮こまり、尿を十分ためられなくなる。これが夜尿症や昼間の失禁につながるという。
 翌99年3月、E君は手術を受けた。尿道口から内視鏡〈膀胱尿道鏡〉を挿入、尿道の狭くなった部分に長さ5、6ミリの切れ目を入れ、尿道を広げる手術だ。 逆流は消え、尿の勢いも強くなり、夜尿は徐々に減少した。中学3年生だった一昨年の5月を最後に、それ以来、1度も布団を濡らしたことはない。

79 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/10(Sun) 23:29
豊○市民病院で、昨年春までの5年余に、膀胱や尿道などの奇形が疑われる夜尿症の子108人(5才〜17歳)に造影検査を行った結果 、尿道が狭い子は17人、逆流のある子は25人いた。後者のうち尿道も狭い4人(E君を含む)は手術し、いずれも逆流が消え、夜尿も無くなった。 (読売:2002年7月26日)  

80 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/12(Tue) 22:12
>>77-79,

>>41
男子中学生のおねしょ・・狭い尿道を手術で治す
 YOMIURI online

です。


81 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/13(Wed) 11:25
>>80
>>41

男子中学生のおねしょ・・狭い尿道を手術で治す
 YOMIURI online

6年生の時も冬には週3、4回夜尿があり、中学1年生になった98年、D子さんの疲れもピークに。そんな時、新聞記事で愛知県の豊川市民病院の小児泌尿器科外来を知り、夏休みにE君を連れて行った。 1か月後、尿道口から細い管を通して造影剤を入れ、排尿させてエックス線で観察する検査を行った結果、尿道の一部が狭いことが判明。年末に再度行った造影検査で、右の尿管への逆流が見つかった。
翌99年3月、E君は手術を受けた。尿道口から内視鏡を挿入、尿道の狭くなった部分に長さ5、6ミリの切れ目を入れ、尿道を広げる手術だ。逆流は消え、尿の勢いも強くなり、夜尿は徐々に減少した。中学3年生だった一昨年の5月を最後に、それ以来、1度も布団をぬらしたことはない。
 D子さんは「夜尿のない毎日が夢のようです」と喜んでいる。 ただし、造影検査は激痛を伴うため、むやみにはできない。手術自体も、子ども専用の小型の内視鏡が必要なので、夜尿症に詳しい専門医の診断と治療が欠かせない。
○川市民病院で、昨年春までの5年余に、膀胱や尿道などの奇形が疑われる夜尿症の子108人(5―17歳)に造影検査を行った結果、尿道が狭い子は17人、逆流のある子は25人いた。後者のうち尿道も狭い4人(E君を含む)は手術し、いずれも逆流が消え、夜尿も無くなった。

82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/24(Sun) 23:22
おねしょを治すには

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=medicalsociety&key=321971619&ls=50

83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/10(Fri) 02:26
ライフリーはきましょう

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