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UC.ガンダム全般(総合質雑)

1 名前:アムロ・レイ ◆S1o.kilU 投稿日:2006/02/20(Mon) 10:34
僕がここのスレ主、アムロ・レイだ。ここでは宇宙世紀でのキャラクターのみの入室しか受け付けていない。SEEDキャラやアナザーは立ち入り禁止だ。よし、ルールを説明しておこう。
・キャラは名無しとUCガンダムキャラのみ
・キャラハンはトリップ必須
・荒しは無視、キャラ被りは禁止

...と、まぁこんな所か。さて僕はνガンダムの整備があるから、楽しくやってくれ。

66 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/21(Tue) 10:27
おはよう。このスレは少し流され気味で少し寂しいよ(苦笑い

>>65
・・・よし。訓練も兼ねてやってみようか・・・アストナージ、この前漂流していたザクを修理しておいてくれと頼んだが・・・そうか、出来ているんだな・・・
アムロレイ、ザク、出るぞっ!
・・・・・・・・
よし、目標地点に到達。訓練内容を確認する。ターゲットはムサイ級戦艦が三隻。人は居ないな。俺は一年戦争前期で使用されていたザクT、装備は旧式のザクバズーカとマシンガン。
実弾での訓練なので油断は出来ないな・・・よし、訓練を開始する!
ちっ・・・流石に動きが鈍いか・・・主砲なら難なく避けれるが・・・くっ!直撃ではないが・・・食らったか・・・しかしっ!一つ!
ふぅ・・・慣れてきた、何っ!ちぃっ!右足がやられたか!二つっ!
後一つか、ちっ・・・弾が尽きた、しかしまだ武器なら有る(ヒートホークを構えて)うおおっ!(ブリッジを破壊する)
はぁ・・・はぁ・・・結構厳しかったか。>>65君、これで良いかな・・・?

67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/21(Tue) 10:28
νタイプのぴきーんって何なの?

68 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/21(Tue) 18:41
>>26
そうか・・・アムロ・レイが拘束されたのか。

・・・古来より武功を挙げた臣下に対し、それを賞するどころかいわれの無い罪を着せ、
あまつさえ命を奪うというのはままある事だ。

狭量な君主ほど、己の器量を遥かに凌駕する人物の存在が許せんのだろう。
フ・・・所詮は鼠に獅子を御する事など出来はせんのだ。

やはり・・・連邦の腐ったドブ鼠どもを排除せずして、スペースノイドの真の開放などあり得んという事だな。

>>27
これは小型のミサイル・・・いや、この動きは!
これがサイコミュ兵器というものか!

フラナガン機関の研究兵器はもっと大型だと聞いていたが・・・キシリアめ!いつの間にこのような物まで!
・・・ええい!小賢しい動きを!
だが、本体さえ倒せば・・・どうという事はない!

ぬ!今の一撃を躱すとは!・・・貴様、何者だ!

「俺はニュータイプだ!クェスは渡さない!」

クェス?・・・一体何を言っている?
ニュータイプ・・・そうか、貴様、フラナガン機関の研究体か・・・哀れな。

だが!戦場では身上話など無粋というものだ・・・。
貴様が向かって来るというのなら、返り討ちにするまでだ!

戦いの意味も解せん男が・・・例えいかなる新型を持ち込んだ所でこの私は倒せぬわ!



69 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/21(Tue) 19:27
>>28
フ・・・連邦も必死なのだろう。
寧ろ、あのような旧式兵器で我等に向かってくるとは、見上げた戦意の高さというものだ。
彼らを礼節を持って迎えようではないか・・・全力で叩くぞ!

戦車は正面の装甲は厚いが、上面の装甲はそうでもない。
機動力に於いても我々の比ではない。
射角を確保できるポイントを確保し、慌てず的確に狙うのだ。

無駄弾は撃つなよ、一台ずつ仕留めていけばよい!

>>30
ほう、そうか。
シミュレータでの事とはいえ、大したものだ。
これからも弛まず精進しろよ!

ま、君達訓練生が実戦に投入される頃には、この戦争は終わらせて見せるがな。


>>31
「アムロ・レイっつっても大した事ねえな!俺らが実戦に出たらコテンパンにしてやるっつーの!
うぉら!もっとしっかりしろ、アムロめ!」

あいつら・・・シミュレータで好スコアを出したくらいで浮かれおって。
指導せねばならんな!
フ・・・しかし、シミュレータのターゲットとして訓練生どもに撃墜されるとは・・・。
アムロ・レイも憐れな。
本来、敵の教材に採用されるのは武人の名誉というものだろうがな・・・。

さて、叱咤するか。


・・・・貴様等!何を浮かれているか!

>>32,33
アクシズをガンダムが移動させる?
馬鹿な!そのような事があるはずがない!

「小惑星の質量計算、およびこれを移動させる為の推進エンジンの取り付け位置の決定について」
貴様が自分で選んだ研究課題だろうが!
何だ、この内容は!
やり直せ!

このレポートが出来なければ、貴様に単位はやれんな!


次はこのレポートか。
「地球連邦軍に戦闘艦の戦術的運用と、その開発思想について」
ふむ・・・面白そうな内容ではないか。

む?「連邦軍の無頼と・ノア艦長は・・・」
人名くらいちゃんと書かんか!
貴様もやり直しだ!


ふう。ジオンの明日を担う若者がこれでは・・・戦場で散った行った同胞が浮かばれんではないか。

70 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/21(Tue) 20:12
>>35
ほう、アムロ・レイが私と同じ階級に。
それだけの功を立てたのだ。
目くじらを立てる事もあるまい?
しかし・・・それは逆にそれだけ我が軍がヤツの好餌であった事も意味する。

断ち切らねばならんな・・・この私の剣によって!


>>37
新型のガンダムか!
くっ、妙な攻撃をしおって!
そのシャイニング・フィンガーというのは技の名前だというのか?

いちいち攻撃に技の名なぞ付けおって・・・貴様、我等の戦場を愚弄する気か!
ここは遊びの場ではない!


>>39
当たり前だ。
父親に殴られた事のない男などいるものか。
少なくとも一人前の男の中に、そのような腑抜けはおるまい。

父親とは、男が最初に超克すべき壁だからな!
この壁に当たり、幾度も跳ね返される事で、男とは己を知り、強さを身に付けるのだ!

貴様・・・もしやそのような経験が無いというのではなかろうな!
ならば私の隊に来い!
私が徹底的に叩き直してやる!


>>40
「ヘレンへレンの匂いってどうですか?
アムロさんおしへてくりなさいで、でんがなまんがな。」

おい!
・・・おい!!
貴様・・・大事な会議の最中に居眠りするんじゃない!

パイロットたるもの、しっかり睡眠を取るのも仕事の内だと教えただろうが!

このような事を言わねばならぬとは・・・情けない!
ジオンのMSパイロットとしての自覚が足らんのではないか?


>>41
ガンダムのシールドの性能か。
模型の説明書に書いてあったのか?

残念ながら我々は、ガンダムを含め、敵の兵器の性能を全て解明できたわけではない。
その説明書は敵からの情報を含めて書かれたものだろう。

敵の情報を丸呑みするのは危険だ。
そういった情報には必ず意図が、何らかのベクトルがかかっているものだからな。

とはいえ・・・私にはただの装甲板にしか思えんがな。


71 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/21(Tue) 21:00
>>67
アレは・・・なんて言うかな・・・NTの感じ方を具現化した物・・・とでも言っておこうか。
でも本当にあんな感じだよ。頭の中で何かこう・・・ひらめく・・・と言うだろうか・・・
どうやら俺だけじゃなくてNT全員がそう感じるみたいだな。

72 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/21(Tue) 21:23
>>43
フ・・・そうだな。
初めて『MS−09R』を与えられた時は歓喜とともにそう思ったのを覚えている。

それまで搭乗していたジオニック社製ではなく、ツィマット社製への変更だったから、不安も多少はあったがな。
しかし、連邦のビーム兵器を標準装備したMSに対抗するには、機動力の向上が不可欠の命題だったのだ。

だが、『MS−06』も名機と呼ぶに相応しい機体だ。
その汎用性の高さ、非熟練パイロットでも一定の性能を発揮できる実用性の高さ。
他にも整備性や生産性の高さなど、この機体がなければジオンはここまで戦えなかっただろうからな。


そして今の私には・・・更なる新しい剣がある。
『MS−14S』
あのガンダムをも凌駕するという技術陣の言葉はどうやら誇張では無かったらしい。

このゲルググは順調に量産、配備が進んでいる。
これで連邦のMSなど・・・もはや恐れるるに足らず!


>>44
あのドム・・・損傷が激しいな。
カリウス、着艦をサポートしてやれ!


・・・よし、着艦に成功したな!
パイロットは無事か?
負傷しているかもしれん!外からコクピットのハッチを開けるんだ!



「MSのコックピットって冷暖房は付いてるの?
おしえて〜 」


な・・・これは。
計器が凍り付いているではないか!
空調が故障したのか!?

おい、気をしっかり持て!
寝るな、寝ちゃいかん!
衛生兵!急いで医務室へ運搬するんだ!

それにしても・・・あの極寒の中、よくぞ頑張ったものだ。
中々に精神の強い兵だ。

・・・必ず戦線に復帰しろ!
君の帰りを待つ!


>>46
ララァ・スン・・・ソロモンの海で連邦に一矢報いてくれたMAパイロットだな。
キシリアの・・・フラナガン機関の出と聞く。
ガンダムに敗れ、戦死したそうだな。

本来ならば、その勇戦を称えるべきなのだろう。
だが・・・この複雑な思いは一体なんだ?

「ララァがすきなの?」

・・・何い?馬鹿を言うな!
そのような事ではない!

戦の虚しさを思っただけだ。


73 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/21(Tue) 21:59
>>48
ン、情報部からの極秘伝だと?何だ?
『RX−78GP02A』・・・。
・・・核を搭載した・・・MSだと!
この機体は南極条約違反ではないか!
連邦め・・・許せん!

しかし、この兵器は厄介だぞ。
相当の装甲と機動力を兼ね備えていそうだな。

一気に敵の懐に飛び込み、核を炸裂させるという狙いあっての設計だろう。
・・・先制攻撃、もしくは奇襲用という事か。

これを連邦に使用させる訳にはいかん!
すぐさま特殊部隊を送り込み、破壊するか奪うかする必要がある!

・・・よし!この私がその任に志願しようではないか!


>>52、53
更に別の情報か・・・。
つくづく思う事なのだが、我が軍のスパイ網の素晴らしいのか、それとも連邦が情報のセキュリティに甘いのか。
・・・おそらく、その双方なのだろうがな。


で?内容は?
連邦のモビルアーマー開発情報か。

「今更モビルアーマーなど!」

フン、確かにそうだ。
今更連邦がMAを開発した所で、一朝一夕で我が軍の水準に追いつくものではなかろうに。

・・・これが連邦のMAか。
G・・・ブル?
何だこれは!

敵に対する正面に装甲が施されていないではないか!
このむき出しになっているのは・・・内部の小型戦闘機の推進部だな?

・・・想像以上に酷いものだな。
これでは奴等のMA開発は一朝一夕どころか、永遠に我が軍には敵うまい。

本来は、重畳と喜ぶべき事なのだろうがな・・・こんな奴らと戦争しているのかと思うと、寂しくもあるな。


74 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/21(Tue) 22:00
オールドタイプでもニュータイプに勝てますか?

75 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/22(Wed) 00:36
>>55
馬鹿な!
如何に常勝の戦艦といえど、たかが一隻にソロモンの全戦力をぶつけるなど!
オデッサやジャブローと同じ轍を踏む気なのか、軍令部は!
これから敵と決戦が控えていると言うのに・・・戦力を分散させてどうするのだ!


・・・何?軍令部に入れ知恵したのは、突撃機動軍のマ・クベだと?
あのキシリアの腰巾着め!
あのような者を獅子身中の虫というのだ!

・・・上層部に掛け合わねばなるまい!


>>56
髪型など、戦いとは何の関係もない!
そのような物に拘るなど・・・一人前になってからにしろ!
半人前は五分刈りにしていればいいのだ!

ン?アムロ・レイの髪型についての話か。
彼はもう半人前ではあるまい。
元々は現地徴用兵だったという話だがな・・・今は連邦の立派な士官なのだろう?

ならば自分が兵の上に立つ仕官として、どのような身だしなみをすべきかは心得ているだろう。
いや、そうでなければならん!
あとは本人の自覚の問題だ・・・貴様がとやかく言う事ではない。


それより貴様・・・その頭はなんだ!
寝癖だらけではないか!
己を律する事の出来ぬ者が真の軍人と言えるものか!
たるんでいるぞ!


>>60
たしかに核を使えば戦争は早く終わるかも知れん。
だが・・・それで勝利して、その後に残る物は何だ?
累々と転がる骸と、汚染された大地だけではないか。

・・・それはもはや勝利と呼べる代物ではあるまい。

尤も、核を使わなければ良いという物でもあるまいがな。
それでも地球圏は汚染されるし、膨大な犠牲者の血と、それに倍する涙が流れる事になるだろう。

・・・核は使ってはならんのだ。
いや、核に限らず、市民を巻き添えにするような事は、出来る限り避けねばならん!

・・・コロニーを落とした我々がそれを言っても、偽善にしか聞こえんだろうがな。
心からそう思う。


>>62
む・・・あれは、ガンダム!
連邦の白い悪魔め!

しかし、母艦のペガサス級は遥か彼方のSフィールドで確認された筈だが・・・。
何故このような所に。

・・・まあいい。
己の持ち場を離れ、母艦の援護も無しに・・・のこのこと現れる貴様が迂闊なのだ!
ここでお前の伝説に終止符を打ってくれる・・・この私がな!


ぬ!救援要請!?
・・・Nフィールド・・・ドロス隊が破られただと!?馬鹿な!
おかしい・・・ギレン閣下の指揮ならば、このような事態になる筈が無いのだが・・・。

くっ・・・止むをえん!
Nフィールドへ向かうか・・・!

命拾いをしたなガンダム!
しかし・・・このア・バオア・クーは落とさせはせんぞ!
また会おう!


76 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/22(Wed) 00:44
核バズーカを装備してるガンダムはいけないと思います

77 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:07
>>76
そうだな・・・俺もGP−02の存在を知ったのは軟禁されてた時だったんだけど、正直驚いたよ。
前からガンダム開発計画の事は聞いていたんだ、一応一年戦争後期RX−78NT−1(ALEX)が開発されて俺専用のガンダムが配備されると聞いていたと同時に
アナハイムが新型ガンダムを計画中とも聞いていたが・・・まさか核搭載型とは知らなかったよ

78 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:10
アムロ・レイが最強のパイロットなんですか?

79 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:23
おっと、早くも質問がきているようだから答えるよ。

>>78
さぁ・・・それ以前に僕が最強というのも疑われるんじゃないかな(苦笑
しかし・・・ユウ・カジマ君がシミュレーターだけどジムで俺のガンダムを墜としたと聞いたんだが・・・

80 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:30
アムロは42歳?

81 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/22(Wed) 11:32
8歳だと思う

82 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/23(Thu) 20:17
>>80>>81
えっと・・・俺は今29歳・・・いや、30歳なんだが・・・

83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/23(Thu) 21:15
ガトーを俺のライバル

84 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/23(Thu) 21:50
ゲルググマリーネ・ガトーカスタム

うは!!テラカッコヨスwwww

85 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/24(Fri) 02:14
>>63

「よし・・・これでいい!」
カリウスは機械油と汗にまみれた顔をほころばせた。

ここはジオン公国軍の誇る超大型空母『ドロワ』のモビルスーツデッキ内。
彼の愛機『MS−09R2』の換装したばかりの右腕の調子が思わしくなく、今まで調整を続けていたのだった。

「良かったなぁ、坊主!明日の決戦に片腕で出撃するハメにならずにすんでよ!」
一緒に作業をしてくれた整備班員達が、やはり真っ黒になった顔に白い歯を浮かべて笑う。

「おっとぉ・・・そろそろ総帥閣下の演説が始まっちまうな、こうしちゃいられねえ。
お前も早く来るんだぜ!
さもないと、大尉に怒られちまうぞ!かっかっか!」

「はい、そうします!ありがとうございました!」
良いって事よ、と手を振りながら立ち去る整備班員達を見送り、再び愛機に向き直る。

「間に合って良かった。これでまた・・・戦える。」
『09R2』の逞しい巨躯を見上げると、自然と若々しい顔がほころんで来てしまう。
先の戦いは散々だったが・・・今度こそ功を立てて見せよう、あの人にように!

「機体の調整は無事に終了したようだな、カリウス。」
背後から突然かけられた声に撥ねるようにして振り返ると、そこには一人の士官が立っていた。

「ガトー大尉! よ、よろしいのですか?
もう総帥の演説が始まるのでは?」

「だからこそだ。
君達のような明日のある若い者達にこそ、ギレン閣下のお言葉を聞いて貰わねばな。
時間がない、行くぞ!」

「は、はい!」
・・・アナベル・ガトー大尉。
カリウスの上官である彼は、つい先日の宇宙要塞・ソロモンをめぐる戦いで、鬼神のごとき働きを示したエースパイロットだった。


宇宙世紀0079、12月24日。
ソロモンの戦いは僅かに一日で終結したが、激しい戦いであった。
そして、この戦いでカリウスは初陣を果たしたのだった。



(Aへ続く)

86 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/24(Fri) 02:17
>>63への返答の続き)


「・・・ソロモンを落とす!」

地球連邦軍、マゼラン級戦艦『タイタン』の指揮官席でマクファティ・ティアンム提督は言い放った。
彼の率いる第二艦隊はジオン軍に存在を覚られる事無く、ソロモン近辺に展開する事に成功していた。

すでに味方の第三艦隊が、寡兵ながらも果敢な攻撃をソロモンに浴びせ、これに取り付きつつある。
想像以上・・・と言っては失礼かもしれないが、彼等の頑張りがティアンム艦隊の行動を効果的にカモフラージュしたのは疑いがない。

とはいえ、この作戦には当初から多くの困難が予想されていた。
ソロモンの目と鼻の先まで接近し、延べ400万枚ものミラーを、敵に発見される前に展開させる・・・。

このような作戦を実行できる人材はティアンム以外には有り得なかっただろう。
彼はこの人類史上初・そして史上最大のプランに果断に取り組んだのだった。

中途で発生した多くのトラブルにもめげずに辛抱強く指揮を執り続けた結果・・・

「ミラーの準備はあとどれ程で終わるのか?」

「ハッ!あと4分程であります!」

・・・ついにミラーの展開に成功したのである。


「うむ!・・・ソロモンもそろそろ、こちらに気付くぞ。」



「・・・でぇいやぁぁっ!」
アナベル・ガトーは気合と供にビームナギナタを一閃させ、連邦軍のモビルスーツ・GMを袈裟懸けに切り裂いた。

「これ以上、奴等の好きにやらせるな!
このソロモンへ足を踏み入れた事を・・・血の涙で後悔させてやるのだ!」
さらにビームライフルの斉射でもう一機のGMを撃破する。

「フン!連邦のモビルスーツ隊など!
機体は脆弱! そして搭乗員は・・・未熟!!」
次々と連邦軍のモビルスーツを蹴散らすガトーの青い『MS−14S』はさながら鬼神のようであった。
初陣のカリウスは必死に自らの『09R2』を操っていたが、それは敵を撃破する為というよりは、せめてガトーの邪魔にならぬようにする為だったろう。

そんなカリウスのコクピットにブザーが鳴り響く。
敵の攻撃に対するアラートかと思い、身を竦ませるが、そうでは無かった。
「・・・!これは! 大尉、司令部より緊急伝です!」

「何?・・・む、これは!
サイド1の残骸に・・・敵の主力と思われる新鋭兵力だと!?
くっ・・・ここの敵は囮か!」

「どうされるのですか?」

「決まっている!全機、直ちに反転!
敵の主力を叩くぞ!」

ガトーの指揮するモビルスーツ隊、『第302哨戒中隊』は一路、ティアンムの主力艦隊へと進路をとった。

(Bへ続く)

87 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/24(Fri) 02:20
(Aよりの続き)

第302哨戒中隊は、遂に敵の艦影を捉えた。
「大兵力だな・・・だが、何だ!あの陣形は!」

敵の兵力の大きさにも驚いたが、それ以上に驚いたのは連邦軍の隊形であった。
到底、要塞に集中砲撃を浴びせようというようにも、ジオン軍を迎撃しようというようにも見えない。

艦列の真ん中に巨大なスペースを空けている。
・・・一体、何のつもりだ?

「・・・いや、スペースでは無い。
何かが・・・あるのか?」

その時、そのスペースが突然、光った。

「うおっ!」
あまりの眩しさに、本能的に機体の進路を変える。
それほどの眩しさであったが、その「光」はガトーのゲルググを直撃したわけではなかった。
その「光」の直撃を受けた場所では眩しい、では済まなかったのだ。


「ソロモンが・・・焼かれている!?」
そう、戦艦が、モビルスーツが・・・いや、軍港がまるごと焼かれていた。
圧倒的な光景だった。
その「光」がソロモンの上をなぞるたびに、ガトーの無線機には怒涛のごとく悲鳴が押し寄せ・・・そして途絶えていった。

「大尉!あれはっ・・・!?」
カリウスの絶叫も、今は耳に入らなかった。

しばしの自失の後、我に還ると・・・怒りの感情が渦巻き、それは加速度的に拡大し、そして爆発した。
「おのれぇぇぇっ!」

ガトーは直感的に事態を看破した。
あれは鏡だ!ただの鏡だ!
そのただの鏡を・・・連邦は呆れるほど大量に集め、運用したのだ。
そして、そのたかが鏡に同胞が反撃の隙すら与えられぬまま、生きたまま焼かれたのだ!

こんな馬鹿な話があるか!
ならば・・・こんな馬鹿げたものは叩き潰さねばならない。

「あれほどの枚数の鏡!
必ず中央で一括管理している奴が居る筈だ!
それさえ叩けば!」

(Cへ続く)


88 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/24(Fri) 02:27
(Bよりの続き)

ガトーの隊をはじめ、怒りに燃えるジオンの各部隊が連邦軍第二艦隊に襲い掛かる。
しかし、さすがに老練と言われたティアンムであった。
ミラーの周囲を防衛する戦力と、機動的に動いて適時に戦線に投入する戦力とを使い分け、巧みな防衛戦を展開したのだ。

ある戦線では、一隊が敵の攻撃を食い止めると、その側背を別の隊が突く。
またある戦線では、敵の猛撃に陣容を厚くして耐えつつ、攻撃を受け流し、
その攻撃が継続限界に達したところで総反抗に転じた。

ガトーの302哨戒中隊は、数多くの敵艦、敵モビルスーツを撃破しながらも、その中枢には容易に近づけなかった。

「うわあっ!」
カリウスの『09R2』が連邦軍『ボール』の攻撃で右腕に被弾した。

「カリウス!」

「く、くそっ!こいつめ!」
しかし彼は左足を大きく振り上げ、その『ボール』を蹴飛ばし、自力で撃破してのけた。
初陣にしては良くやっているというべきだろう。
しかし、戦況は時が経つごとに悪くなる一方でだった。

「くそっ、ティアンムめ!ルウムで肝を舐めたのを無駄にはしなかったという事か!
しかし・・・このままでは!」
ソロモンにはとうに連邦のモビルスーツが入り込んでいる。
焦るガトーの元に司令部よりの命令が届いた。

「ソロモンを・・・放棄だと!?馬鹿な!」
驚いたのはそれだけではない。
「なっ・・・ドズル閣下がビグザムで特攻をしかけるというのか!?」

視界の隅に発行信号が上がるのが見えた。
全軍撤退の合図だ。
そして、その発行信号をあげた、あの怪異なモビルアーマーは・・・『MA−08、ビグ・ザム』!
ガトーは思わず叫んでいた。

「閣下!
ここで死んではなりません!
捲土重来!生きていてこそ雪辱の機会もあろうというもの!
ここはこの私におまかせを!」

この激戦の最中、この叫びがドズルに聞こえる望みは殆ど無い。
しかし、叫ばずにいられなかった。
そして・・・その声は奇跡的にドズルに届いたのである。

「おお、ガトー!
フッフッ・・・さすがだな、まだ生きていたか。
ここは儂が突破口を開く!
貴様は下がれ!」

「しかし閣下!
我がジオンにはまだまだ閣下の力が・・・」

「だまれい!
この儂に生き恥を晒せと言うのか!
・・・ガトー。
貴様の言うとおりだ。この戦いにはまだ先がある。
貴様のような真の勇士の力こそ、ジオンには必要なのだ。
この儂の死に様をよく見ておけ・・・そして伝えよ!
後に続く者たちに!
さぁ、何をしておる!さっさと行かんか!」


この後、ドズルはビグ・ザムを駆り、連邦軍の堅陣を突破し、ティアンムとその旗艦『タイタン』を道連れに果てた。
ガトーの第302哨戒中隊は撤退する味方の殿を務めて奮戦した。
ドズルが切り拓いた突破口を守り、一人でも多くの味方将兵を救う事がドズルの想いに応える道だと信じて。


・・・あのソロモンの海をたぎらせた戦いから、一週間が経とうとしていた。

ソロモンを落とした連邦軍は、ア・バオア・クーへ進路を取った。
戦勝に意気上がる敵の大軍。
しかし、その主力隊の大半は『ソーラ・レイ』によって焼かれた。

ジオンはまだまだ戦える!
「カリウス!
必ずこの戦を勝利で終わらせよう・・・志半ばで無念の思いで散った、同胞たちの為にも!」

「はい!」
勢い良く、カリウスが頷く。
まだあどけなさの残る顔・・・。
しかし、激戦を潜り抜け、生き残った彼の目は戦士の目と呼ぶに相応しいものになっていた。


道を急ぐ彼らの耳に、大きな歓声が響く。
・・・ギレン・ザビの演説が始まったのだ。

『・・・我が忠勇なる、ジオン軍兵士達よ。
今や地球連邦艦隊の半数が、我がソーラ・レイによって宇宙に消えた・・・。
この輝きこそ・・・我等ジオンの正義の証である!!・・・』

                                   END        

89 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/24(Fri) 09:45
>>83
アナベル・ガトーに憧れるのは結構だが・・・ライバルになりたければそれなりの技量も必要だぞ?
・・・何?コウ・ウラキ・・・?ああ、デラーズ紛争の時の、GPシリーズを駆った人だね。
まぁライバルとまでは行かないと思うが唯一連邦軍でガトーと対峙した人だと聞いている。君もコウ・ウラキを目指してくれ、期待して居るぞ。

>>84
(資料を見つつ)へぇ・・・コレがデラーズ紛争時開発途中だったMS・・・か・・・
当時にしてはなかなかハイスペックだな・・・カラーリングも緑と青、プロペラントタンクにビームライフル・・・
『当初ガトー機予定だったがGP−02奪還後シーマ機に変更したと言われている』か・・・

90 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/26(Sun) 03:17
アフリカを俺にくれ

91 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/26(Sun) 12:54
>>90
ア・・・アフリカ・・・?何を考えてるのか知らないが・・・そんなにすぐ貰えるモノじゃないと思うけどな・・・

92 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/26(Sun) 22:33
ガンダムが落ちた

93 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/27(Mon) 00:48
>>65
君!私の『14S』(ゲルググ)の補修は間に合いそうか?

・・・そうか、間に合わぬのか・・・ならば止むを得まい。
予備機の『06F』(ザクU)が一機、直ぐに出せる状態にしてあった筈だな?
今回はそれで出撃しよう・・・私の認証コード設定の他、最終チェックを頼む!

君達、整備班も大変だろうが・・・いま少しの辛抱だ。
今回の戦闘は、次の出撃でケリを着ける!必ずな!

では、私は出撃前の訓示をしてくる。後は頼んだぞ!




・・・本日未明より我々が干戈を交えた敵は、今までに私が見えた中でも、最も手強い部類に属するものだろう。

我が艦隊は『シャルンホルスト』、『グナイセナウ』の二艦を失い、『ブリュヒャー』が大破。
更に先の戦闘で旗艦『プリンツ・オイゲン』が中破し、艦隊指令のトラメル大佐は負傷、旗艦ともども戦線を離脱された。

一方の敵も、我が軍の三度に渡る攻撃により、合わせてマゼラン級を一艦、サラミス級を七艦を失い、モビルスーツ隊も壊滅状態にある。
しかし、生き残ったマゼラン級三艦は、尚もあの宙域に踏みとどまり、戦いを続ける意思を見せている!

・・・これは根比べだ!
先に諦めた方が敗れ、敗者の汚名を着る事になるだろう!

これほどの敵の勇者達との戦いは・・・まさに武人の本懐!
全力をもって戦い、叩き潰す事こそ、彼らに対する礼儀と言うものだ!

諸君等にはご苦労だが・・・もう一度、私と供に出撃してもらいたい!

・・・稼動全機をもって、第四次攻撃隊を編成する!
今度こそ、彼らの息の根を止めるのだ!

よし!・・・全機、発進準備かかれ!



94 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/03/28(Tue) 02:08
>>67
ニュータイプ同士が精神感応を起こすという話は私も耳にした事がある。

しかし、生憎私はニュータイプならぬ身なのでな。
それ以上の事は分からん。

だが、それが事実であるならば・・・。
そして将来、スペース・ノイドの全てが、その能力に目覚めるのだとしたら・・・。
・・・戦など、しなくて済む世になるのやもしれんな。

もし、私がそのような世に生を受けていたとしたら・・・私は何をしていたのだろうな。
しがないジャンク屋でもして、妻と子をもうけ、静かに暮らしていたのだろうか・・・。


フ・・・このような夢想に耽っても、詮無き事だったな。


・・・我々は己の誇りの為に戦っている!
その誇りとは、軍人としての矜持か?
ジオンの民としての誇りか?

・・・確かにそれもある。
だが、何よりもまず、人としての誇りの為に戦っているのだ!

人の革新を論じるのはいい。
だが、全てはジオンの独立を勝ち取ってこそ!

新たな世は、それから創って行けば良いのだ!
その為ならば、このアナベル・ガトーの命・・・いつでも投げ打って見せよう!


>>74
ニュータイプの個人としての能力など、問題にもならん!
多少、普通の人間よりも、反応が良いというだけの話だろう?

モビルスーツ戦で何よりも物を言うのは経験だ!
死神の息吹を背に感じながら戦い、生き残った者だけが得ることの出来る経験だ!

反射神経だけのパイロットが、臨機応変の戦法を繰り出す熟練パイロットに勝てる筈が無い。

所詮、ニュータイプとはいえ超人ではないのだ。
他の兵と同様、十分な訓練をしなければな!

だが、突撃機動軍ではニュータイプ部隊なるものを編成しつつあるらしいな・・・。
フン!いかにもキシリアの考えそうな事だ!

ほんの僅かな人数のニュータイプ兵の発掘・養成に膨大な労力と時間をかけているらしいが・・・
将たる者ならば、そのような事よりも前に為すべき事があろう!

最近では養成期間を極端に短縮した、訓練不十分の学徒動員兵を戦線に投入しているという。
これは忌忌しき事態だ!

我等栄光あるジオンMS隊の充実無くして、この戦の勝利は有り得んのだ!

95 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/28(Tue) 12:20
くっ!・・・機体破損率68%・・・このνガンダムでか・・・しかし・・・やられはしないっ!いけっ!ファンネル!
・・・ぐあっ!避けきれないっ!
『大尉!νガンダムの破損率が80%を超えました!危険です!脱出してください!』
ちぃ・・・ここまでか・・・

CPU『シュミレーション終了、只今ノ撃墜数ハ、ギラ・ドーガ87機、ヤクト・ドーガ34機、サザビー4機、計125機デス。ランキング一位ランクイン致マシタ』
ふぅ・・・さっきのは厳しかったな・・・まぁ・・・せいぜい頑張るしかないか・・・俺は

96 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/03/28(Tue) 12:22
おっと・・・すまない、さっきのは>>92さんへの答えだ。

97 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/03/31(Fri) 17:54
なぜ「WHYとベース」は木馬なの?


98 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/04/02(Sun) 10:38
>>97
そういえば・・・どうしてだろうな・・・今じゃペガサス級は少ないからな・・・
やっぱり・・・うん・・・やはり分からない・・・

99 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/02(Sun) 11:53
もえあが〜れ、もえあが〜れ、もえあが〜れ、ガンダム〜
きみよ〜はしれ〜

100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/05(Wed) 03:54
アムロさん私のことが好きなんでしょ


101 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/05(Wed) 23:18
>>76
・・・そろそろ定刻だな。
準備は万端整った・・・あとは時が来るのを待つのみ!



     我々は三年待ったのだ!


この日が来るのを一日千秋の思いで!
必ず事を成し遂げて見せる・・・ジオンの再興の為に!




・・・む、来たな!連邦のペガサス級!
ほう、定刻通りだな。
連邦にしては真面目な艦長らしい。

ふむ、間違いなくトリントン基地へ向かっているようだ。
あれに核を装備したガンダムを搭載しているのだな!?



・・・悪の報いは針の先!

思い知るがいい!
いかに賢しげに悪事を企んだとて、その報いはいずれ、己が身に降りかかるという事を!

この私がそれを教えてやる!



「こちら『パルフィッシュ』!連邦のペガサス級を確認!


     これより 『星の屑作戦』 を開始する!   」




102 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/05(Wed) 23:33
>>78
アムロ・レイが優秀なパイロットであるのは認めよう。
一度は刃を交えてみたいと思わぬ事もない。

だが、私は将校だ。
大局的に物を見、部下を導かねばならぬ身だ。

小事に拘って大事を見落とすような真似は出来ん!
私は・・・スペースノイドの真の開放を掴み取る為に戦っているのだ!



いかに常勝の武士とて・・・連邦に与して戦う者達に、大義など有ろう筈が無い!
所詮は、連邦という看板がなければ、何も出来ぬ奴等なのだ。

アムロ・レイとて例外ではない!
真に戦うべき相手が誰なのか・・・見誤るような者を私は認めん!



103 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/06(Thu) 00:09
>>83
あれから三年か・・・。
光陰矢の如し。

だが私は君と伴に戦場を駆けた日々を、昨日の事のように覚えている・・・。
あの時の血潮が滾るように己が身を駆け抜ける感覚を、君も覚えているに違いない。


・・・君とは長い付き合いだな。
そう、士官学校の頃から互いに競い合った仲だ。

・・・覚えているか?
君は言ったな。


  「ガトー。君こそは俺のライバルだ。」

と・・・。

・・・そう、私にとってもそうだった。
そしてまた、私は他の誰よりも君を知っているつもりだ。

まさに君こそは、私にとって忘形の友。



・・・私は君に報らせねばならない事がある。


私がデラーズ閣下と行動を伴にしているのは君も知っての事だと思うが・・・。



   ついに我々が再起すべき時が来たのだ。



君にだけは教えよう。

私は近く、ある目的のために、地球へ・・・オーストラリアへと降りる。

そして、その時こそ、君もデラーズ閣下の声を聞く。
捲土重来!
またソロモンの様にくつわを並べようではないか!


「虎は死して皮を留め、人は死して名を留む。」

デラーズ閣下に拾われ、永らえたこの命・・・今こそ遣うべき時!



・・・良き返事が戻らん事を願っている。




          親愛なるケリィ・レズナー大尉へ


                 アナベル・ガトー

104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/06(Thu) 00:31
ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!

105 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/06(Thu) 02:26
最初に機体に乗り込んだ時ってどういう気持ちだった?

106 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/04/06(Thu) 20:03
>>99
なんだい?その歌は・・・・ガンダムの・・・主題歌・・・?興味があるな。今度聞かせてくれ。
・・・・それにしてもガンダムの主題歌っていったい何だ・・?

>>100
えっと・・・どこかでお会いしましたか・・・?いや、物覚えが悪くて・・・
はい、今度お食事でも・・・(チェーンにまたなんか言われそうだなぁ・・・)
おっと、100getおめでとう(微笑み

>>104
さぁ、君は抵抗する手段がない。おとなしく投降するんだ。
『く・・・ジーク・ジオン!』
!!な・・・!・・・・・自爆・・・か・・・しかし一体何を考えている・・・ネオ・ジオン・・・

ジオンの亡霊か・・・

>>105
最初にMSに乗ったときか・・・懐かしいな。あの時は気が動転していてあまり覚えていないんだ。
あの時は若かったからね、ブライトにも色々迷惑かけたよ(苦笑

107 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/06(Thu) 21:57
カミーユが精神崩壊を起こしてます

108 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/07(Fri) 01:03
>>84
我が隊への補給はまだ終わらんのか!
いつまで待たせるのだ!

連邦のモビルスーツ隊は、空母『ドロス』に集中攻撃をかけている!
もし『ドロス』が沈めば・・・この『ドロワ』だけで戦線を支えねばならん!
もう一度、急ぎ出撃し、『ドロス』を援護しなければ!

補修は要らん!
弾薬とエネルギー、推進剤の補充だけでもやれんのか!?
ビームライフルが間に合わんと言うのなら、マシンガンでもバズーカでも何でもいい!
武器を回してくれ!



・・・何?
先程接舷したばかりの艦に、最優先で補給をするだと!

何を馬鹿な!
我々を後回しにすると言うのか!

一体、どの艦が・・・・・・むっ、あのザンジバルは!
『リリー・マルレーン』!

・・・『シーマ艦隊』か!




(突然、ガトーの背後から話しかける)
「おやおや、随分と補給に手間取っているようだねえ・・・ガトー大尉?」


これはシーマ・・・ガラハウ中佐。
もう下船されていたのですか。


「ふふっ、久しぶりに会ったというのに、随分と連れない態度じゃないか?大尉。

しかし・・・『ソロモンの英雄』もきっちりと補給を済ませたモビルスーツが無ければ、只の人ってわけかい?
大尉ほどの勇者を手持ち無沙汰で持て余すようでは・・・この『ア・バオア・クー』も危ういねえ。
くくく・・・ギレン総帥も、頭の痛い事だろうて。」


・・・くっ!


「大尉がお望みなら、私の艦隊の『ゲルググ』を貸してやろうか?
尤も、ウチの『ゲルググ』は海兵仕様だからねえ・・・大尉のお気には召さないかもしれないけれど。

ああ、そうだ。
大尉のお気に召すように手を加えて・・・『ゲルググマリーネ・ガトーカスタム』にするってのはどうだい?

・・・かわいいリボンの一つでも付けてあげようじゃないか。
あっははははは!」
(哄笑しながら立ち去る)


おのれ、シーマめ!
女ではあるが・・・あの腹には黒々としたものを感じる。
あの者は明らかに我等とは違う。
まるで志というものが感じられん!

しかし、シーマがここに来たという事は、キシリアの先導役という事だろうが・・・。
このタイミングで『ア・バオア・クー』に現れるとは。
キシリアめ、一体何を企んでいるのだ・・・。



「ガトー大尉、お待たせしました!
あと五分!あと五分で補給が終わります!」

そうか、わかった!
早速、私の『ゲルググ』に戻るとしよう!


キシリアの動向は気になるが・・・まずは目の前の敵を叩く事だ!
この『ア・バオア・クー』をやらせはせん!

109 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/07(Fri) 19:06
パイロットは特攻して死ぬ運命なのだよ

110 名前:アムロ・レイ ◆fpYfJhx. 投稿日:2006/04/08(Sat) 19:56
>>107
艦長、久しぶりだな。
「ああ、地上戦では世話になった、アムロ」
それはいい、それより・・・カミーユ君はどうなんだ・・・?
「・・・ダメだ、まだ元通りになる見込みは・・・ない」
やはりか・・・シロッコめ・・・
「今のところファ・ユリィがカミーユを看ているが・・・それもどうだか・・・な」
精神を持って行くニュータイプ・・・パプテマス・シロッコか・・恐ろしい男だった・・・寒気がする

>>109
お前は・・・マ・クベか・・・まさか生きていたとはな・・・
「私とてのんびりとしている訳にはいかんのだよ・・・」
だからといって・・・お前が出ずに他の兵を特攻させて・・何様だっ!
「ふっ・・・パイロットは特攻して死ぬ運命なのだよ」
お・・・お前というヤツはっ!

111 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/08(Sat) 20:52
ザクを笑う者はザクに落とされる

112 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/09(Sun) 19:04
私はサムライ

113 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/09(Sun) 21:22
       /|
       |/__
       ヽ| l l│<ハーイ
       ┷┷┷


114 名前:アナベル・ガトー ◆JZkC7c9U 投稿日:2006/04/10(Mon) 01:14
>>90
【アフリカを俺にくれ】


(宇宙暦0083 10月23日
東アフリカ、キンバライド基地内)

「・・・このアフリカは我々の物だと思っていた。

かつては我らジオンの軍旗が、このアフリカの大地を埋め尽くしていたのだ。

だが・・・今振り返れば、残されたのはこのダイヤモンド鉱山一つ。
そしてたったそれだけの物を、この三年維持する間に、多くの部下を死なせてしまった。

生き残ったモビルスーツも、僅か10機程にしか過ぎん。」


いえ!
何の支援も無く、三年もの間、このキンバライド基地を維持できたのはビッター閣下なればこそ!
・・・閣下は武人の鑑です!

閣下や、兵達が守り続けたこの基地と、そして『HLV(宇宙へ物資を打ち上げるロケット)』があればこそ、
我々が連邦から奪取したガンダムと核を、宇宙へと運ぶ事が出来るのです!


「今にして思えば、我々がこの灼熱の大地で足掻き続けてきたのは、まさにこの日の為だったのだな。

ガトー少佐・・・君と、君のガンダムをデラーズ中将に届ける事で、この基地の役割も終わる。

そして我々の志は、『星の屑作戦』に受け継がれる!
そうだな?」


は!
必ずや、『星の屑』成就を!そしてジオン中興を!この手で!

・・・閣下には感謝の言葉もございません・・・。


「ふ・・・あと一時間後の打ち上げが、この基地最大の功績となるかもしれんな。

その間、連邦の追撃部隊は我々が阻止する!
君を無事に宇宙に上げて見せよう!

・・・すべては新しきジオンの為に!

さあ、行き給え!『ソロモンの悪夢』よ!」


閣下・・・!
この武功は、いかに連邦がこの地を奪い、そして時が経ようと・・・
決して、消える事はありますまい!

閣下の武名は、このアフリカの大地に永劫、刻み込まれましょう!


・・・ご武運を!




115 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/04/10(Mon) 01:46
ガトー少佐に敬礼!

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