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UC.ガンダム全般(総合質雑)
710 名前:
アナベル・ガトー ◆
JZkC7c9U
投稿日:2008/03/23(Sun) 23:43
>>676
【ツダがカコイイ 】
『EMS−10・ヅダ』か。
かつて、『MS−05・ザクT』と制式化を争った、EMS−04の改良型だな。
EMS−04が制式化競争で05に敗れた直接の原因は、
飛行性能試験において空中分解事故を起こした事だと聞いている。
高い機動力を誇りながら、機体の強度がそれに追いついていなかったのだとな。
その判断は妥当なものだと私も思う。
モビルスーツ同士の戦いは、有視界下における高速機動戦だ。
当然、機体にはGによる大きな負荷がかかる。
にも関わらず、それに耐え得ないのだとすれば、致命的な欠陥だと言わざるを得ん。
いつ空中分解するともしれぬ機体に命を預けては、
搭乗員も十分に技倆を発揮することは出来んからな。
・・・かつて、第二次世界大戦において、日本帝国が開発した零戦が
無敵を誇った時期があった。
大戦当初、空戦は第一次世界大戦以来伝統となっていた巴戦が主流だった。
すなわち、敵味方が互いに旋回し、如何に相手の後背に食いつくかが生死を分けたと言う事だ。
当然、旋回性能に勝る機体の方が有利となる。
しかし、大戦も中盤に差し掛かると、空戦の様相は一変する。
それまでの巴戦から、大速力で敵に肉薄し、攻撃と同時に安全圏に飛び去る一撃離脱戦へと
変わっていったのだ。
となれば、より高速で飛行できる機体の方が有利になる。
だが、零戦にはそのような戦い方は出来なかった。
いや、日本帝国の他の機体でさえ、それは不可能だった。
何故なら、日本帝国の機体は総じて強度不足であり、高空からダイブしての高速飛行などしようものなら、
機体が空中分解してしまうからだ。
結局、連合国の一撃離脱戦に対抗できたのは、飛燕や五式戦と呼ばれた、
ごく数種類の戦闘機だけだったという。
・・・ヅダも同じ事だ。
まだ連邦のモビルスーツの性能が低い今ならば、ヅダでも戦いようはあろう。
しかし、連邦がより高い機動力を持つ機体を戦線に投入してくれば、
ヅダでは対処できまい。
ヅダの技術が現在のモビルスーツに応用されているのは事実であるし、
その存在意義は無視できん。
また、君が不幸な生い立ちを背負うヅダに思い入れを抱く気持ちも分かる。
しかし、戦争に勝つ為に必要なのは、そのような博物館に飾るべき機体では無い!
我々前線で戦う兵に必要なのは、自らの命を安心して預けられる機体なのだ!
今は、MS-09R・リックドム!
そして、MS−14・ゲルググ!
これらを一機でも多く前線に投入し、稼動させる事が必要なのだ!
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