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【機動戦士ガンダムSEED DESTINY】総合【質雑スレッド】 -C-

973 名前:ニコル・アマルフィ ◆BlPRU/S2 投稿日:2008/06/21(Sat) 12:06


>704『アスランから貰った指輪はどうしたんだ?』


はい、あれでしたら僕の心とタンスの引き出しにそっとしまってあります、ええ、
大事な品ですから…――――――ってーーー!!そうじゃなくて!


あのですね、誤解のないように言っておきますけど、あの指輪はアスランから貰ったんじゃなくて、
「預かってる」が正しいんですからね?


アスランがザフトから離れてしまった時、主のいない彼の部屋の引き出しに置いてあった指輪…
よく見ると「P to L」と刻まれていました…ええ、これは彼のお母さんの形見の指輪だったんです。
刻まれた文字から推測すると、これは婚約指輪だったみたいですね、綺麗な緑色の宝石が付いていました。


「パトリックからレノアへ」…そう刻まれた文字が少し、悲しそうに見えたのはきっと気のせいなんかじゃなくて、
この指輪が贈られた時の二人は幸せ一杯で、こんな末路を迎えるとは全く思って
いなかったんだろうなって思えたから…‥


アスランに指輪の話をしたら「ニコルが持っていてくれたのか」って言ってくれて、
「もう手元には戻らないと思ってたよ、ありがとう」と言いながら笑った彼は、とても切なそうでした…


でも、まだこの指輪は僕の手にある…


受け取らないのは、彼の中にまだ「アレックス」と言う存在がいるからなのだそう…


ザラの名を、一度は捨てようと思った彼らしいのですけど、でも捨て去る事は出来なかったようです。
自分の身の振りを、運命だからと悲観する事も、足掻く事もしないと彼は言っていました…
それは全て自分が選び決めて進んで来た道だから…と。


しっかりと地に足をつけて歩いてきた道は、辛く険しいもので、自分はただ真っ直ぐ歩きたかっただけなのに、
気がつけば遠回りしてて……それでも、前を向いて歩く事を止めなかったからこうして明るい場所へ来れた…
どんなに迷っても、支えてくれる仲間がいたからって話してくれました。
そう、彼は数多くの経験をして理解したんです…



今日を明日に繋ぐ役目は自分にしかないと言うことを…



そんなアスランを見て、僕もそうでありたいと強く思いました…って言っても、
まだまだ未熟者ですから修行が必要なんですけどね…。


とにかく、この指輪はアスランの心に区切りがついたら返すことになっています。
ただでさえ、やる事の多いアスランですから、何時になるかは分かりませんけど、
でも、その時まで、大事にしなきゃ……―――――ピーッ!ピーッ!ピーッ!


――――――あっ!午前の部終了の合図だ!午後は場所が変更になるんでしたっけ…
>>704さん?僕はこれから昼食をとるんですけど、よかったらご一緒しませんか?
今日のランチは「牛肉炊き込みご飯・八丁味噌田楽・かき卵汁・キャベツと水菜と大根のサラダ」
だっておばさんが言っていましたよ!さあさあ、早く行かないと席が……急ぎましょう、>>704さん!!





質問が残っちゃいましたけど、今日はここまでにしますね。
それではみなさん、また後で会いましょう!


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