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○魔術総合養成学園、質雑所○

328 名前：物好きなテオ ◆OEm6qPDY 投稿日：2010/03/09(Tue) 00:32

皆々様こんばんは、ご機嫌麗しゅう〜。


あ、そうそう！
この間名無し君達もご存知のツェルニー君、ミリガン君(弟)、ロビンソン先生とお話してきましたわー。
みんな優しい人達だね、うんうん。

特にロビンソン先生(>>316)なんて俺が名前覚えるの苦手だって察してくれたみたいで、
何度も何度もしつこくウザいくらいに名乗ってくれてさ。お陰でもうバッチリ覚えた。テオ、覚えたっ。　
まじゅちゅがっかのコージィ＝ロビンソン先生ね、おーけーおーけー。

ツェルニー君(>>304)は面と向かって話したのは初めてだったけど、やっぱり彼面白かったわ。
「俺のこと覚えてませんオーラ」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ出してたよﾊﾞﾘﾊﾞﾘ。
まあ俺って授業は割と真面目にやってるから記憶に残らなかったんだろう。
彼も授業時はそれほど問題起こさず、一生懸命舟をこいでたからねー。
彼は召喚術科ではそれなりの有名人であること、その自覚がないことが面白いかな。あと……あの召喚獣、いや魔神が興味深い…。

ミリガン君は今は弟君(>>306)が来ているのか。兄の方は大学部召喚術科の呪怨先生が担当っと。ああ、なるほど。
呪怨先生って……あの先生のことだよなー…、というかあの人以外いないか。



そういえば、俺っていつの間に高等部含め召喚術科全体の手伝いしてるんだろ…。
はじめは大学部限定ってことで、研究もしつつ助手業してたのに。
臨時講師し始めた頃からか、何か校長に騙されてる気がする。研究時間もりもり減ってるしさー。はぁ…



>>301
俺の場合、ツェルニー君と同じで召喚術科の説明ってことでいいんだよね？
既に彼(>>306)が簡単に説明してくれてるから、俺の出番ホントないんだけどー。
はい、残念でございますーっと。　あ、補足は他の人よろしく頼むわ。俺はお断りしまーす。

これだけじゃなんだから、じゃあ俺の専攻してた精霊学について少しだけ話しておこっかな。
精霊学ってのは、基本的には元素と結びついている自然界の神秘的な存在について調査、探求する学問。
元々「精霊」は霊的観念――神、霊、魂、命を指す言葉でもあるから、結構定義が曖昧だし、
最近じゃ精霊と呼ばれるものなら若干性質が違っても扱ってる節があるなー。

――ん、例えば？　そうだな……人工精霊とか、ね。あれは精霊と言うよりも、使い魔に近い。
精霊と同質の力や性質を持たせる事も難しいみたいだし、たとえ持たせられたとしても……

ああ、ゴメンゴメン。ここから先は専門的な話になるから、聞いても面白くないし。――忘れて、ね？


>>307
名無し「召喚なんてしたら危険だよ」

ふむ、確かに名無し君の言う通り危険を伴う召喚も多い。
自分の実力以上の召喚獣を呼び出せば、自分の身どころか周囲までも破滅させかねない。
…と言っても、この場に破滅していない人物がいるから説得力に欠けるのが先輩悔しいです。
ま、彼らはレアケースってことで。

間違いさえしなければ、召喚獣や精霊たちはその力や多くの知恵を貸してくれる。
危険とは隣り合わせだけれども、それはとても心強いことでもあるね。

ただし、彼らは俺達人間の道具では断じてない。それは胆に銘じておいてほしい。
敬意を表し、彼らとの信頼関係を築くこと。それが召喚術の第一歩かな。

――なーんて語ってみたけど、正直危険じゃない術なんてこの世にはほとんどない気がするなぁ。
要は使い方一つ、術者の技量とか心のあり様の問題じゃない？


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