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【星のカービィデデデでプププなものがたり】貴方の質問、お待ちしています【オリキャラ注意】
- 675 名前:進め! メタナイトと共に…!! ◆YibtXp7M 投稿日:2017/08/26(Sat) 13:20
- 番外編第1話 あこがれの剣士
これは、仮面の剣士メタナイトがまだ、幼かった頃の話である。メタナイトは、現在メタナイツという仲間を持つが、過去にも大事な仲間…いや、大事な人がいた。
だが、そんな記憶は少しずつ………
*
メタ「はぁ…はぁ……」
黄色い瞳でコウモリの羽がピョコっと出ている青い球体は、過去のメタナイトの姿である…。彼が剣士ではない頃、メタという名前でいた。彼はいつものように剣士を目指すための修行をしていた。
父「お前の実力はそんなんじゃないよな?」
メタ「勿論だよ……。勝負は…まだまだ……これからが…勝負だよっ……!!」
メタは息切れをしながら、父目掛けて斬りかかる…!!
メタ「はああああぁぁぁぁっ!!!」
父「………フッ」スッ
メタ「なっ………!?」
父「今の構えは良かった。でも、私に勝つのは…100年も早いっ………!!」
メタ「うっ……!!」
父はメタ攻撃を軽々とかわし、不意打ちをつけた。
メタ(もっと…もっと……早く………!!)
父「甘いっ!!」
キィィィィン……!!
メタ「うぁっ!!!」
スッ………!!
メタ「………!!」
父「勝負あったな…」チャキ
メタ「…………ボクの負けだよ…」
パチパチパチ
母「2人共、いい勝負だったわ!」
父「そうだな。お前も相手を読めるようになったよな?」
メタ「うん……ちょっと…だけ…だけど」
メタは今度こそ勝てると思っていたが、負けて悔しい思いをしていた。
母「あなたは絶対、父さんを超える剣士になれるわ……」
ポタポタ
メタ「ムリだよ……」
母「…メタ!」
メタ「ポクにはムリだよ!! お父さんを超えるような剣士になんて………絶対になれないよっ!!!」ダッ
メタは、ドアを開けて走っていった。
母「っ! メタ!!」
父「………」
母「あなたっ!!」
父「…そっとしてやれ」
母「え?」
父「決めるのは…あいつだ…」
*
メタ「ひっぐ…ボクなんて…ボクなんて……」
スタスタスタ
メタ「だ、誰っ!?」
メタが1人で泣いている中、誰かが近づいてきた。
?「こんなとこで何してんだ…?」
メタ「……!! な、なんで…こ、こんなところに……!?」
メタが見たのは…あの、銀河最強の戦士ギャラクティックナイトだった。
銀河戦士「私のことを知っているのか……?」
メタ「勿論だよ! だって!!…ボクが剣士になりたかったのは……キミの強さを見て…ボクも……そんな風に……」
メタが突然、声を少しずつ小さくしていた。
銀河戦士「なるほどな…」ポンッ
メタ「え……?」
銀河戦士「お前…剣の素質がありそうだな……」
メタ「ボク…が?」
銀河戦士「ああ」
ギャラクティックナイトはメタの頭をそっと撫でながら言った。
メタ「ボク……頑張ってみるよ…。お父さんみたいな…剣士になれるかは…分かんないけど……」
銀河戦士「父…それは、どんな人なのだ?」
メタ「え、えっと……うーんと……キミみたいな感じだよ!」ニコッ
銀河戦士「………」
メタ「どうしたの?」
銀河戦士「それ…多分だが……私の父…だ……」
メタ「………え?」
メタ「ええぇぇぇぇぇっ!?」
メタナイト「いきなり出てきてすまない。次回予告だ。私の父がギャラクティックナイトと何か関係してるというのを聞いて過去の私にとって驚きを隠さなかった。暗くなってきたので家族のもとへと帰って行くと…次回『奇跡の再会! おかえり、ギャラクティックナイト!』番外編はまだまだ続く。次回も楽しみにしてくれると嬉しい…」
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