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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱

267 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/05/19(Thu) 23:09
>>261 アーチェロお嬢様

>もうこうして昔話としてお話が出来るくらいに、ずい分昔のことになってしまいましたわ…

お嬢様も、素敵な恋を経験されたのですね…。
…そうなのですか。人間の血が流れている方は、真正の方とは時の流れが違うのですね。
愛した方と、違う時間の流れを生きるというのは少々辛いものがありますね。

…私の血族と共に生きた、浅間サクヤさんも仰っていました。
「いつも置いて逝かれるのは辛いよ」と…。
ああ見えて、本当は人恋しさが強い人なんです。
でも、だからこそ共に生きられる時間を大切にしてきたのでしょうね。
お嬢様も、サクヤさんも…。

ただ、お嬢様の場合その方が御存命で少し安心しました。
作家さんなのですか。どのような作品を書かれているのか、少し気になりますね。
きっと、紳士的な方なのでしょうね。

>>262

>柚葉さんの信頼される方々でしたら、きっと正道を歩んでいらっしゃる良き戦士なのでしょうね

…ええ、少なくとも、私の知っている方は。
今は指南役をされているそうで、母と年齢がさほど違わないにも関わらずとても綺麗で、
凛とした方なんです。 …ただ、サクヤさんとは多少折り合いが悪いのが残念ですが…。

…ただ、歴史を紐解いていけば鬼斬と呼ばれる方々も決して「正道」のみとは言い難い業を背負ってきた方々です。
時の為政者と共に歩んできた以上、その意にそぐわない者を命令一つで斬ってきたそうですから。
サクヤさんの一族も、その犠牲となったと聞いています…。

「鬼」を一概に表すのは私の国ではとても難しいですね。
表面的に知っている歴史だけでも、大和の為政者によって滅ぼされた奥州の民が
その後も祟り続けたと言われているように、大和の意にそぐわない者は悉くそのように見なされたとか。

また、ある陰陽道に精通した方はお伽噺の鬼の姿は所詮は後世のデッチ上げでしかなく、
討たれて刎ねられた首を被った者をそう呼び、もしくはそのような儀礼を行う者を鬼と呼んだと言っていました。
日本の正月の、獅子舞などもその名残であるとか。
…どうしても「鬼」とは、滅ぼし、滅ぼされた者の在り方と斬っても切り離せない関係にあるようです…。

私達の国も、お嬢様の種族とキリスト教徒の方々との関係のように単に善悪で割り切ることなど不可能な
深い業を背負ってきたと言えるでしょうね。(溜息)

>わたくし、百人一首の
>『奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき』
>の歌が大好きなのですよ

…今更ながら、お嬢様のこの国に関する知識には頭が下がりますね。
色づく秋は綺麗ですけど、同時に切なさや悲しみも込み上げてきます。
でも、お嬢様と共に参る時は悲しさとは無縁でありたいものですね。

あ、鹿で思い出したのですが、奈良では観光客の為に鹿が食するための「鹿煎餅」というものも売られているんです。
最もこれは、私達が食べても問題はないのですが。

私もこれを鹿にあげた事がありますが、極力小さい鹿にあげるようにしていましたね。
大きい鹿は小さい鹿を押しのけてどんどん前にでてくるものですから、そこは小さい者に思いやりを見せるべきかとおもいまして…。(苦笑)

それから、鹿は観光客の餌に慣れているせいか手に持っている物を餌だと思って咥えて取ってしまう事もあるんです。
戯れるのは楽しいですが、少し気を付けた方がいいかもしれませんね。

>それに、奈良には皇室の宝物殿があるのでしたわね

はい、その宝物が見られるのも丁度秋の時期なんです。
毎年見られるものは変わるそうなので、今年は何を見られるかが楽しみですね。

>>265

インターネットはありますけど、お嬢様は多分そのようなゲームの経験は無いと思います。
お嬢様はどちらかと言えば、アナログゲームの方を好まれますから。
…私も、最近流行りのゲームの経験はあまりありません。
別にそれ自体を否定するつもりはありませんけど、やはり人と人同士で向かいあうゲームの方が
趣があって面白いと思いますね。

最近は、食後にお嬢様が知っている外国のゲームの遊び方を教えて頂くんですが、本当に楽しいんですよ。
ついついやり過ぎて、寝るのが遅くなってしまう事も…。(汗)








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