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【オリジナル】異国小路の吸血姫　新館ノ壱

791 名前：羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日：2016/09/01(Thu) 00:15

>>788　アーチェロお嬢様

『京都旅行　1日目』

＞あらあらうふふふ…、そう言っていただけると嬉しいような照れくさいような
＞でも、それは和装そのものの力でもあるかと存じますわ
＞故郷にいた時から和装を取り寄せ、着付けに苦労しながらだんだん着慣れるようになりますと、自然に気持ちが落ち着き、立ち居振る舞いも和装に相応しいものになってまいりましたわ

うふふ…。お嬢様の努力がこの京都の地で実を結んでいるのですね。
お嬢様の容姿に目を奪われている方は多いですが、それ以上にその立居振る舞いに注目されている方も少なくありません。
私も含めて、昨今は和装には慣れていない方が多いですから。
きちんとした着こなし方と振る舞い方を身に付けている方には、自然と尊敬の目も集まりますね。

＞これが渡月橋でございますか…
＞緑深い山々を背景に、桂川にかかる橋
＞なんと涼やかな景色でございましょう
＞紅葉の季節はまだ先でございますが、この山の青々と茂れる様もまた宜しゅうございますわ

ええ…この背景の豊かな緑の山々…。
秋に色づく頃にはさぞや見応えのある風景となる事でしょう。
紅葉の名所として名高い事も頷けますね。

少し日射しは強いですが…。
私も日傘のお陰でゆったりと風景を楽しむ事が出来ています。
この川の流れと風景…。もう少しみていたいものですね。

あら？ええ、解りました。
この暑さですもの。小さいこの子達には喉が渇く事でしょう。
少し喫茶店に入って、涼を取る事に致しませんか？

その後は、竹林に参りましょう。

（竹林の小径へ）

夏の日射しからも私達を覆ってくれるかのような、青々とした雄大な竹林…。
この風にそよぐ音を聞いているだけでも、時間と喧騒を忘れてしまいますね。
そして、笹の葉の間から覗く夏の青空…。
暫し、暑さを忘れてしまう涼やかな雰囲気に浸りながらゆっくりと歩きましょう。

この次天龍寺に参りましたら、いよいよ仮装ですね。
お嬢様は雪女、私はお菊さん、レイナさんは山本五郎左衛門…。
子ども達がどのような反応を為さるか、楽しみです。（微笑）

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