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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱

834 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/09/21(Wed) 00:10
>>829

…吸血鬼は、その名の通り生きている人間の血を吸う存在でしょう?
人そのものを食らうのであれば、お嬢様の仰る通り「食人鬼」という存在であると思います。
私自身は、まだ遭遇した事がありませんが…。

吸血鬼にせよ、食人鬼にせよ、人を襲うのであれば恐ろしい存在には変わりありませんね。
そのような存在と戦うために、東洋西洋を問わず退魔を生業とする方達がいるわけですね。

>>830-831 アーチェロお嬢様

>…それはわたくしたち吸血鬼にも申せることでございます
>個人としては人よりも強い「力」を享けておりますがゆえに、それに溺れる者が絶えず、愚かしくも人に害を為すことにも無頓着であったから多くの対立と流血と招いて参ったのです
>この「力」をどのように生かしてまいるか、それをわたくしも考え学んでいかなくてはならないと存じますわ

…そういえば、お嬢様の「力」というものに関しましては重い物を運んで下さる時や、
その翼で空を飛ぶ事意外お目に掛かったことがありませんね。
でも、その力の使い方において常にご自分を戒めてきたお嬢様は
やはり高貴な方である事を実感して参ります。

「力」の使い方を誤り、またはそれに溺れた権力者が自滅の道を歩んできた事は人間の歴史も同じ…。
真に高貴な方は、その責というものを心得ているのですね。

>なるほど…
>柚葉さんが子どもたちへの読み聞かせにご熱心なのは、そうした体験もあってのことでしょうか

ええ、「本」というものに関しましては両親に惜しまず与えられてきましたね。
自分で楽しみ、そしてその楽しさを他の方とも共有する…。
どんなに機器が発達しようとも、やはり真に心を豊かにしてくれるものは自分で読み、自分で考え、自分で伝えられる物であると私は思っています。

>さすがは将門公ですわね
>直接読んだことはございませんが、その大家様の弟子の方は著書の中で平将門の怨霊により帝都破壊をもくろむというお話を著述されたとか

ええ、作者さんのオリジナルの人物に、実在の人物と実在の出来事を絡ませることで、それがまるで実際にあった歴史上の出来事に思えてくるような
見事な描写をされているのですよ。正に、「偽日本史」とでもいうのでしょうか…。

シリーズにおきましては、明治〜昭和(架空の昭和73年迄)のものや、江戸時代後期(安政年間)、更に幕末維新を舞台にしたものもあるのですよ。
安政年間の作品に関してはあの妖怪の大家さんが挿絵を担当されていたりもしますね。

また、幕末を舞台にした作品においてはこの京都を駆け抜けた新撰組副長、土方歳三氏が実在の人物やオリジナルの人物達と共に
帝都、日本の転覆を企む魔人に命を賭けて立ち向かうという最も活劇めいた作品に仕上がっていますね。

>ええ、共に参りたいですわね
>関東は今や帝都圏でございます
>その地のご守護は、日本国全体のお護りにも通じましょう
>そのことにお礼を申し上げたいですわね

将門公の首塚、源頼朝公の鶴岡八幡宮、そして徳川家康公の日光東照宮…。
この国の東の守りを司る皆様の所へも、是非お参りしたいものですね。
ふふっ、お嬢様とお話していると、どんどん夢が膨らんで参ります…。

想像してみるだけでも、楽しいですね。

>ところで、去年故人となられた妖怪の大家様のことでございますが
>代表作が何度もアニメ化されていると伺っております

ええ、お嬢様にとっては吸血鬼が敵役なのは少々不本意でありましょう…。
ですが、あの作品においては吸血鬼に限らず西洋妖怪そのものが全て敵役なのですよ。
日本妖怪対西洋妖怪、という図式は全てに共通しているようです…。

>その悪徳商人役の方は元々のキャスティングの方が公園の途中で体調を崩されて代役が立てられたそうですが、部長様は両方の方の舞台をご覧になったそうで、どちらも素晴らしかった、と仰っていましたわ

まあ…それは私も知りませんでした…。
中々見に行く機会が無いまま、上演が終わってしまったのは残念です…。
何らかの形で、一度お目に掛かりたいものですね。

『ヴァンパイア・サクセション』ですか?それは気になりますね。
一度、調べてみる事に致しましょう。



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