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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱

971 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2016/11/20(Sun) 21:21
>>962-963 アーチェロお嬢様

>わたくしの城館でも、その頃には城内にホームシアターを造って、いろいろ映画を楽しんでいたものですわ
>こんなことなら、父におねだりしてその映画のフィルムを買っておいていただきたかったですわね

ふふっ、お住まいが映画館だなんて、ある意味夢ですね。
今でこそテレビやDVD、衛星放送等で何時でも気軽に映画を楽しめる時代ですけど、
映画館で見る映画はやっぱり違いますもの。
流石にそれは、良家の御令嬢ならではですね。

>わたくし、漫画喫茶というものには参ったことがないのですが、近所にございますから一度行ってみようかしら?
>アニメも、放送が始まりましたらぜひ見てみたいですわね

ええ、本屋さんでも話題の作品のコーナーが作られていますね。
最近はレンタル等もありますから、直接買わなくても読む事が出来て便利ですね。
そういえば漫画喫茶には私もまだ行った事がありませんね。
…ただ、個人で特定のスペースを利用する場所ですのでいつものように談笑しながらという訳には参りませんが。

>マリー・アントワネット様をはじめ欧州の王侯貴族の女性が、日本の蒔絵の小箱を愛用したと聞いていますし、我が家にも花鳥を描いた小箱を見たことがございますが
>さすがは歴史の風雪を潜り抜けてきたここにございます品々の醸し出す風雅は、殊の外素晴らしゅうございますわね

まあ…それは私も知りませんでした。
日本の蒔絵の小道具がヨーロッパの王侯貴族の方々にも愛されていたとは、日本人として誇らしいですね。
海外貿易において日本の美術は高い評価を受けていたとは聞いておりますが、改めて嬉しく思います。

>そういった歴史の謎を紐解いてくださる方、我が一族にいないものかしら?
>高台院様と同時代に、『南蛮人』・『紅毛人』と呼ばれた人々に混じってこの地に参ることは、決して不可能ではなかったと思うのですけれど…

ふふっ、恐らくは一族の中での秘密という形で真相が私達の世界で日の目を見る事はないでしょうけれど…。
お嬢様だけにはそれを明かして下さるかも知れませんね。
様々な形で嘗ての時代に思いを馳せる現代人にとっては、歴史の生き証人の方が居られるというのが真であれば
本当に羨ましいです。
…でも、私達は楽をしてはいけませんね。
探究を続け、その中で真実を導き出し次の時代へとどのように生かしていくかを常に考える事が
学問の役割の一つなのですから。

>如何に戦国武将の有為転変を久しくご覧になってこられたとは申せ、息子とも思えた秀頼公が滅ぶのをご覧になるのは…さぞお辛かったのではないか、と拝察いたしますわ

…実は最近、古本屋さんで見つけた本の中では北政所様を「愚妻」と評価する方も居て少々残念でしたけど…。
ただ、様々な見方があってこそ歴史というものは考える価値があるものですから
感情論を抜きで冷静に読んでみると、知らなかった事も色々と知る事が出来て面白かったですよ。

お嬢様の仰るように、数多くの戦国武将の有為転変、栄枯盛衰を目の当たりにしてきた方ですから、
豊臣家の滅亡を予期されながらも、感情的にはさぞや辛かった事でしょうね。
勿論、豊臣の為に出来る限りの御力を尽くされた事は存じておりますが。

>他にも豊臣家の栄枯盛衰にその運命を翻弄された女性は数多いでしょうけれど、もう一人、わたくしが印象深いのは『甲斐姫』様でございますね

はい、私も存じております。
小さい頃、城攻めに関する本を読んだ際に「忍城攻め」に関するエピソードで知りました。
その美貌と大軍を前にして臆することなくその武勇を発揮したというエピソードには憧れましたね。
近年では忍城攻めのエピソードが映画化されたりもして、それを家族で楽しませて頂きました。

お嬢様の仰っているように、真田信繁、後の大阪城攻めで「日本一の兵」と称えられた後の真田幸村さんとも
渡り合ったというエピソードには心を震わされましたね。
今、大河ドラマにおいても活躍されている方の事を考えると、尚更です。









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