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 ファンタジー世界の酒場【冒険者ギルド】―14章―

1 名前:アルフレッド ◆cb2YEFUw 投稿日:2016/06/02(Thu) 18:45
「未だ古の面影を残す、幻想に彩られし世界。
 神と魔。人と人ならざる者。剣と魔法により歴史は紡がれる…」


――此処はとある王国の大きな街にある、一際賑やかな酒場。
多くの旅人が、冒険者が仲間と共に食事を楽しみ、酒を酌み交わす。
さあ、貴方の物語もこの酒場から始まります――。


 -行動選択:どうしますか?-


▼酒場の記録を見る(前スレ)
 ttp://tamae.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1439568849/

▼ギルドの掟に目を通す(ローカルルール)
 ttp://www65.atwiki.jp/adventurersguild/pages/12.html


▼ギルドの資料書庫へ行く(まとめwiki)
 ttp://www65.atwiki.jp/adventurersguild/


▼ギルド公邸へ行く(避難所)
 ttp://jbbs.shitaraba.net/otaku/17050/

▼酒場の別館へ行く(旧避難所、名無し交流所)
 ttp://jbbs.livedoor.jp/internet/15781/



▼ギルド登録の手引きを受ける(新規参加者向けテンプレ)
 >>2-3

▼酒場によく来る冒険者を探す(半年以内にレスのあったキャラ一覧)
 >>4


847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/22(Thu) 18:48
FFやテイルズみたいに無駄にシリアスになってみて

848 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/23(Fri) 18:52
あの・・・この手紙、酒場の看板娘さんに渡してもらえませんか?

つ(一通のラブレター)

849 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/24(Sat) 01:54
ユディ…今夜、私の部屋で待ってるわ

850 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/02/24(Sat) 19:03
や、こんばんは。
旦那方は、忘れたいのに忘れられないことってありますか?
あっしはありますよ。
そりゃもう沢山、頭ん中で腐ってこびりついちまってるみたいにさ。

>>845
誰なんだそいつ一体。
そいつかどうか分かりませんですが、ちょいと変わった奴なら来てましたです。
何かこう、虫の亜人っぽい感じの顔してて……発音の癖が旦那と似てましたね。
そいつなら、どっかの山に行くとか言ってましたです。

――ああ、待った待った。
追っかけるにしても、そう焦らねえ方がいいと思いますです。
旦那、見たとこ体がボロボロっていうか……だいぶ疲れてんじゃないですか?
そのままじゃ追い付く前に倒れちまいそうでございますよ。

折角だ、何か軽く食ってったらどうです?
あっしのおすすめはこのパスタですね、だいぶ辛いですけど体が温まりますです。
その魔物を捕まえるなり倒すなりしたら、また話聞かせてくださいよ。

>>846
あはははっ、また随分とおだてるもんだ。
どうせ財布の紐が緩いって評判でも聞いてきたんでしょう?
褒めてみたり、面白い話でも持って行けばすぐ奢る奴だってさ。
ま、それも普段なら合ってんですがね。
今はあんまり金ないんで、一番安いエール一杯ぐらいしか奢れませんですよ。

……旦那はさ、極悪非道で邪悪な人間ってどんな奴のことだと思います?
お話に出てくる極悪人なら、人を殺しまくる奴が定番ですかねえ。
ふふ、そういう基準なら、あっしは確かに違いますです。
善人ってこともありませんですがね。

何でゲス野郎って言われてんのか気になります?
んー……ここの常連になりゃそのうち嫌でも分かるんじゃないですかねえ。
それまでは、外面のいいお喋り野郎だって思ってくれてりゃいいですよ。

>>847
へえ、そいつは都で人気の叙事詩か何かで?
よく分かりませんですが、とりあえず深刻な感じになりゃいいんですかね。
深刻な話……真面目に……。

……この間、短い間ですが治癒術院に入ってたでしょう。
呪いで、異常に眠くなって……いずれ目が覚めなくなって死ぬって言われましたです。
浄化に時間かかるって言われたとき、本当は……すごく、不安でございましたです。
だってさ……しばらく働けないわけでしょう、こりゃ金のやりくり厳しいなって……
情けねえですが、そればっかり考えてましたです……笑ってくださいよ……。

……何ですか?
そういう感じの話じゃない?
えー……なかなか難しいもんでございますね、シリアスってのは。

>>848
ふーん、手紙ねえ……自分で渡した方がいいんじゃないですか?
あの姉さん綺麗で気さくですからね、競争率めっちゃくちゃ高いですよ。
こういう手紙もどれぐらい貰ってんだか……

ま、あっしは別に構いませんですよ。
手紙を渡すって口実で姉さんとお近付きになれるかも知れませんですし。
姉さんが手紙に返事する時も、旦那に渡してくれって頼まれる可能性ございますし。
そうやって接点が増えるうち、仲も深まったりして。
あはは、それで姉さんと付き合うようなことになったら祝福してくれます?
あんたのお陰ですよってちゃんと報告しに来るからさ。

……何だ、やっぱ自分で渡すんで?
はいはい、結果は教えてくださいよ。
人の恋路だの何だのって、見ても聞いてもほんと面白いんですよねえ。

>>849
……ほんと、お好きですねえ。
ふふ、姉さんに誘われて断る奴なんかいねえでしょう。
毎晩、別の奴に声かけてるって知っててもね。
精々すっからかんにされないように、気合い入れて行きますです。

で、今回は何で勝負するんです?
前回はポーカーでしょう、その前はバカラ……いや、クラップスでしたっけ?
かなり前でございますが、チェスの時は酷い負け方しちまいましたねえ。
あの時はいくら賭けてたんでしたっけ。

商人の旦那が珍しい遊戯盤を仕入れたって自慢してましたですから、
そいつを見せてもらうのもいいと思いますです。
何ならあの旦那も巻き込んで、軽ーく巻き上げちまいましょうか。
どうせ夜は長いんだ、眠らないなら楽しく過ごさなきゃ損ってもんでございますね。


◆◆◆


いつか、本当に跡形もなく忘れちまえたらいいんですけどね。
そんな記憶があったってことさえ思い出せないぐらいにさ。
それじゃ、また。

851 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/25(Sun) 18:36
武器屋で売ってる武器に限界はある
最強を求めるなら、墜ちてる武器を拾え

852 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/25(Sun) 20:10
魔族に捕まった仲間の子が洗脳されて襲ってきて、
うっかり全力で返り討ちにしちゃったけど、
あの時の悲しそうな目が気になったわ。
あれ説得したら正気に戻る系のやつだったかしら?
まあ、いいわ。お給金も入ったし飲んで忘れましょ。

853 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/27(Tue) 10:53
おっと

(ユディスにぶつかる)

すまんな、君が小さくて見えなかったよ。

854 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/02/27(Tue) 22:34
や、どうも。
ここんとこ、心なしか暖かくなってきましたねえ。
寒いのも嫌いじゃありませんですが、暖かいと外で演奏しやすくて助かりますです。

>>851
あはは、そういう夢のあるお話は好きでございますよ。
迷宮の奥深くで宝箱を開けたら、伝説に語られるような武器が出てきた――
なんて、冒険者なら一度ぐらいは体験してみたいもんでございますです。

ま、拾ったもん使うならちゃんと鑑定してもらった方がいいですがね。
えらく豪華だけど装飾ばっかりで実用にはまるで向いてなかったとか、
切れ味は凄まじいけど二回斬っただけで折れちまったとか、
ここぞって時にやらかすと持ち帰る前にくたばっちまいますから。

……もっと面白いのは、呪われてる武器ですがね。
握ったが最後、たちまち乗っ取られて元の人格じゃいられなくなる。
最強を求めた冒険者のなれの果て、血に飢えた狂戦士……
討伐依頼に出される連中の中にも、何人かはそういう奴がいるんでしょうなぁ。
夢に生きて夢に死ぬって考えりゃ、それはそれで悪くもねえんですかね。

>>852
ふふ、そりゃ姉さんの対応が正しかったと思いますです。
通じるかどうかも分からない説得より、自分の身を守る方が大事でございます。
あっしが言うのもなんですが、魔族ってのは底意地の悪い連中ですからねえ。
意識は残したまま体の主導権だけ握られてる、なんてこともよくあるのさ。

……悲惨でございますよ。
自分を助けようとする声を聞きながら、自分の手で仲間を八つ裂きにする。
死ぬこともできずに、気が狂うか殺されるまでずっと魔族の玩具のままってのはさ。
それに比べりゃ、意識だけでも人でいられるうちに死ぬ方がマシでしょう。

>まあ、いいわ。お給金も入ったし飲んで忘れましょ。

そうそう、どうしたって姉さんは生きてんですからね。
何でもかんでも引きずってたら潰されちまいますです。
面白い話してもらった礼だ、あっしも付き合いましょうか。

>>853
ぐぬぬ……。
ふん、旦那は体が育ちすぎて頭まで栄養行ってないんじゃないですか。
それか、年食ってボケてきちまってるとか。
イヤだなー若者をいじめる年寄りって、こうはなりたくないなー!

そりゃ確かに、あっしは旦那方と比べりゃほんの少しばかり小さいですがね。
女の人の中には、あっしより小さい人なんていくらでもいるでしょう。
そういう人が来る度に見えなかったーってやる気でございますか、旦那。

……それをきっかけに出会った人が今では妻です、とか幸せな話やめてくださいよ。
今そういう話されたら、本気でどっかもげろって言いたくなりますです。
クソッ、実際そう言われたわけでもないのに無性に壁を殴りたくなってきた……!


◆◆◆


あっしの懐も早いとこ暖かくなってくれりゃ、もう言うことないんですがね。
それじゃ、また。

855 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/02/28(Wed) 08:59
俺が今つけているいるお面を見てくれ、東国の道具屋から買ったハンニャのお面だ

これをつけていると魔物との遭遇率が減っただけでなく、どんな人ごみでも周りの人が道を開けてくれるんだよ

なんで酒場の中でもつけたままだって?

外せなくなっt…じゃなくて、皆に自慢したかったからさ

856 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/02(Fri) 01:27
 

857 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/02(Fri) 23:38
俺は嘘吐きだ。

A:「旦那、それよりも注文はどうしやしょう?」
  あっしは聞こえない振りをして、素っ気無くそう言った。
B:「それって…旦那、自分自身で可笑しい事になっちまってますです」
  あっしはそう切り返した。
C:「ああ、あれだ。有名な…猫がどうとかの…」
  記憶を辿りながらあっしは適当に答えた。
D:「そう言う何ちゃらの何ちゃらとか、喜んで話すのは子供だけじゃないですかね」
  あっしはニヤニヤしながらコップを拭きつつ話し始めた。

858 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/03/03(Sat) 21:25
やあどうも、いらっしゃい。
……ああ、この格好で?
はい、人手が足りねえってんで今日は店の手伝いしてんですよ。
制服って奴はだいたい似合わねえんですよね。

>>855
へえー、ハンニャーねえ……東国風の悪魔って感じでございますね。
あはははっ、周りの人から避けられるって?
そりゃそうでございますよ、あっしも最初は魔物かと思いましたです。
生々しいような、妙な存在感あるっていうか……。

……何だか、大昔の神話に出てくる英雄みたいでございますねえ。
その英雄ってのは、虎だか豹だかの仮面をつけた、物凄く強い戦士なんですがね。
その仮面、最初はよくできた作り物って感じだったのが、だんだん肌に馴染んで――
いつしか完全に肌と一体化して、表情や顔色まで変わるようになっちまったんだってさ。
……仮面の下にあった本物の顔がどうなったんだか、誰も知らない。

旦那の仮面も、そんな感じの迫力がございますです。
見せびらかしたくなる気持ちも分かり……?
……どうしたんですか、さっきから黙りこくっちまって。

>>856
旦那?
旦那ー?

いい加減に何とか言ってくださいよ。
ほら、マスターも困ってんじゃないですか、ねえ?
何ってこの旦那、さっきからずっとこんな感じで……え?

.。o(誰もいない……?)

……。
……ま、たまにはこういうこともございますです。
いやいや、飲みすぎじゃありませんですって、失礼な。
魔力の高い奴ってのはさ、目に見えないものに対する感性も鋭いんでございますよ。
婆様……あっしの師匠なんですがね、あの人なんか特に――
……いや、長くなりますし、この話はまた今度にしときますかね。

>>857
E:「あっしもでございますよ、旦那」
  ――そう言おうとしたが、思い直した。
  あっしが嘘つきだなんて話、お客さん方はもう飽き飽きに違いねえ。
  ここは一つ、別の話でもした方がお互いに面白くなるってもんだ。

C:「ああ、あれだ。有名な…猫がどうとかの…」
  記憶を辿りながらあっしは適当に答えた。?

……えーっと、そう、フェレンゲルナントカーの猫って奴でしょう?
ほら、箱ん中の猫が何もないとこを見てる時は意味がどうのこうのって奴。
つまり嘘つきの話ってのは、常に嘘と本当が同時に存在してるようなもんでございまして。
まるっきり適当に吹かした話でも、信じる奴がいたら本当になっちまうもんなのさ。

……いや、それはまた別のお話でございましたっけ。
ま、何にしても。
与太話だろうが何だろうが、面白い話ならあっしは歓迎でございますです。


◆◆◆


あっしは髪も肌もこれでしょう。
そもそも似合う格好が限られるっていうか……。
まあ、話の種ぐらいにはなりますんで、悪いばっかりでもありませんですが。
それじゃ、また。

859 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/05(Mon) 08:29
身長を伸ばすにはなぁ

(もぐもぐ)

好き嫌いなくいろんなものを食べなきゃいけねぇぜ

(むしゃむしゃ)

俺の場合は食い過ぎて背丈だけでなく腹も大きいがなw

860 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/05(Mon) 17:50
お前を一流の剣士に育ててやろう

861 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/05(Mon) 18:41
一流を目指すからには一流を知れって
うちの爺ちゃんが言ってた

862 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/07(Wed) 07:22
褐色ムキムキの女性「ご注文決まりましたらお呼びくださいねぇ〜。

えっ?私は戦士とかじゃなくってただの店員だけと?
一人称があたいでもない。」

863 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/03/07(Wed) 11:28
どうも、こんにちは。
配達の仕事でとある金持ちの屋敷にお邪魔したら、面白いもん見せて頂きましたです。
天井に、こう、でっかいワニの絵が描いてあるんでございますよ。
本当は剥製を吊りたかったとか言ってましたですが……何か意味あるんですかねえ。

>>859
旦那、また立派な腹ですなぁ。
いつ生まれる予定なんです?
その感じだと、きっと元気なお子さんが――ははっ、冗談冗談。

食い物は好き嫌いしねえんですが、金には限りがございましてねえ。
安く済ませるってなると、どうしても偏っちまいますです。
まあ、さすがに何ヵ月も豆のスープだけで暮らすってことはございませんですが。
旦那みたいに、いつでも沢山食えるぐらい羽振りがいいってのは羨ましいですよ。

……あっしも、稼いだ金みーんな食うために使ったら伸びますかね。
いや、でも、面白い話聞かせてもらうための社交費は削れませんですし……
楽器と装備品の手入れにこれぐらい必要で……あと宿代……食い物に回せるのは……。

…………。
……唐突にすげー奇跡でも起こって空から大金降って来ねえかな……。

>>860
ふふ、本当にそんな安請け合いしていいんですか、旦那?
あっしはこう見えても、旅芸人の一座で暮らしてた頃――
周り中から呆れられたぐらい、運動に向いてないんでございますよ。
踊りも曲芸も教えてもらったんですがね、使いもんにならねえって匙投げられまして。

……旦那はそんな鈍臭い野郎でも、一流にしてくださるんで?
控えめに言っても、時間の無駄だと思うんですがねえ。
あっしの方も、剣の練習より楽器の練習したいですし。

あ、でも『一日三分練習するだけで君も剣豪だ!』
――みたいな感じなら、軽ーく試してみたい気もしますです。
こう、一流のイメージにかすりもしない安っぽさに味わいがあるっていうか。
実際そうなれるかどうかは置いときまして。

>>861
なるほど……覚えときますです。
きっと、そんなこと言うお宅の爺さんも、何らかの一流に違いありませんですね。
例えば『それっぽいこと言わせたら街で一番の腕前』とか。
『他人をその気にさせる言い回しの見事さに定評がある』とか。

……いや、もしかしたら一流は爺さんじゃなく旦那の方なのかも知れませんです。
そう……『爺ちゃんの言葉を記憶する能力は誰にも引けをとらない』。
もしくは『爺ちゃんの言葉を引用するタイミングを絶対に逃さない』。
このタイミングの見事さ、まさに一流と呼ぶにふさわしいってもんです。

その流れで言うなら、あっちの旦那はさしずめ『腹回りに脂肪を溜め込む能力』が――
そしてあっちの旦那は『他人を一流に育てたがる熱意』が一流――

……すみません、旦那。
一流って何でしたっけ。
こんなに一流に囲まれてるのに、何かよく分かんなくなってきちまいました……。

>>862
やあ姉さん、あっしと同じような色の肌してますねえ。
ここらじゃちょいと珍しいですからね、なんだか親近感が湧いてきますです。
どちらからお越しになったんで?
その雰囲気だと、冒険者になってからけっこう長いんじゃ――

>えっ?私は戦士とかじゃなくってただの店員だけと?

えっ
あっ、そりゃどうも申し訳ねえです、マスターが雇った用心棒か何かかと……
いや何でもありませんです、そうだ注文、えー、とりあえずエールで!


◆◆◆


いいワニ捕まえたら剥製にするから連絡くれとか言ってましたんで、
旦那方もワニ倒す用があったら持ち帰ってみたらどうです?
もしかしたら金持ちの間で空前のワニブームでも来てんのかも知れませんですよ。
それじゃ、また。

864 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/08(Thu) 17:38
未成年が飲酒している現場に出くわしたらどうする?

865 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/08(Thu) 19:19
ユディスの子供時代ってどんな子供だった?

866 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/08(Thu) 22:46
ギルドの受付?「あ、いたいたユディス殿…依頼の報告いくつか抜けていましたよ。

今までの分は大目に見ますが次は無いですからね!

あとこれは抜けていた分の報酬です。」

(大量の金貨が入った革袋を渡す)

867 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/09(Fri) 19:18
ミルクください
(同時に嘲りの笑い声が響き渡る)

868 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/03/10(Sat) 22:43
この間の大雨であっちこっちだいぶ荒れましたですねえ。
そういや、北東の湖には、嵐の最中しか現れない魔物がいるって噂がございますです。
旦那、暇なら痕跡でも探しに行ってみたらいかがで?

>>864
未成……年……?

……ああ、土地によっちゃ何か、そういう決まりごとがあるんでしたっけ?
あっしもかなり小さい頃から飲んでますし、気にしたことありませんですねえ。
強いて言や、からかいに行くぐらいはするかも知れませんです。
そういう人って大概、構うと反応が面白いもんでございますから。

旦那のお国だと、いくつぐらいまで飲んじゃいけねえんですか?
もしかすると、あっしも引っ掛かっちまいますかねえ。
元が捨て子でしてね、はっきりとは分かりませんですが、今だいたい十五歳前後――

あ、ちょっと、グラス没収しないでくださいよ。

>>865
子供時代ねえ……あんまり今と変わんねえんじゃないかって気もしますけど。
ああ、子供らしくないってのはいろんな人からよく言われましたですね。
可愛げがないとか、小生意気だとか、理由はその時によって違いましたですが。

後は、女の子と間違われてばっかりいましたです。
最近はそうでもなくなりましたですが、男だと思われる方が珍しかったぐらいで。
まあ髪も長けりゃ背も低い、痩せっぽちで顔もこんなでございますからねえ。
そう見えちまうもんは仕方ありませんですし、適当に流してましたです。

思えば、そういうとこが子供らしくなかったのかも知れませんですね。
子供らしいってのは、要は素直ってことでしょうから。
大人の言うことちゃんと聞くって方の素直じゃなくて、
泣いたり怒ったり、自分の感情そのまま出すって方でさ。

>>866
……はい?

あの、人違いとかじゃありませんですか?
いや新手の詐欺か何かで?
もしかして、ギルドの抜き打ち試験か何かで対応力とか見られて……
あーもう、待った待った、ちょっと……!

……足、はっや……。

……この金、どうしますかねえ。
んー……ま、いっか。
ふふ、前に望んだとおり、唐突に大金が降ってきたんだ。
これがどういうことでどうなろうと、使わなきゃ面白くねえってもんでございます。
ってことでマスター、今日は豪勢な飯食わしてください。
とりあえず馬乳酒と角兎の香草炒め、それにアセラ菜のスープか何かにしときますかね。

>>867
やあ旦那、大したもんでございますね。
これだけ酒場を湧かせられる人なんて、芸人でも滅多にいませんです。
……笑わせてんじゃなく、笑われてんだって?
あははは、そんなに大きい差ねえでしょう。

それにさあ、そんなこと気にして何になるってんです?
ここはお行儀いい方の店ですけど、やっぱ酒場ですからね。
ろくでもねえ奴や荒っぽい奴なんて、いて当たり前でございますです。
旦那が何飲もうが旦那の勝手なら、他人が何見て笑おうが他人の勝手、
もうひとつ言や、笑われた旦那がどうしようが旦那の勝手ってもんですよ。

気に食わねえんなら連中を殴り飛ばしに行っちまってもいいですし、
放っといてミルク飲んでてもいいんじゃねえですか。
あっしみたいな外野が勝手に何かしちまうのは余計なお世話ってもんだ。
喧嘩になるなら、どっちが勝つか賭けて遊ぶぐらいはしますけど。


◆◆◆


嵐の最中にしか現れないんじゃなくて、そいつが嵐を起こしてる――
なんて、胡散臭え噂もございましたね。
嵐の中わざわざ湖に行く奴なんてそういませんですし、信憑性はお察しですが。
それじゃ、また。

869 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/11(Sun) 20:44
特に何も渡してないけどホワイトデーのお返し頂戴?

870 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/03/11(Sun) 21:24
こんばんは。
えーっと今日は、星見鶏と常夜茸の西海岸風パスタ、それからサラダでも。

>>869
こやつめ、ハハハ。
いいですよ。

普段だったら
「ちょっと何言ってんのか分かりませんです」
「ガキにたかるようなマネして恥ずかしくないんですか」
「0は何倍しても0ってことで、空気をお返ししますです」
――ぐらい、言うとこでございますが。

どういうわけだか、今は金が有り余ってますからねえ。
>839の姉さんに渡すついでに配るぐらい、何ともありませんです。
んー、でも、どうせなら面白いもん配りたいですねえ……。
当日までに変わった商人でも見つかりゃいいんですけど。
いなかったら、普通に菓子か何か持ってきますです。


◆◆◆


旅してるとさ、国ごとに通貨が違ったりするでしょう。
普段は入ったらすぐ使っちまいますし、余れば宝石やら装飾品やらに替えちまうんです。
金のままの状態で沢山あるのって、何か落ち着きませんですねえ。
それじゃ、また。

871 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/12(Mon) 11:08
おお勇者様、ようやく見つけましたぞ。

先日は町をお救い頂き有難うございます、その時に出来なかったお礼に参りました。

さあ、このお金をお受け取りくださいませ。

これでワシの長い旅も終り、ようやく…あの世、へ――

872 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/12(Mon) 20:35
ほらユディス、御母様よ

つぼろぼろの縫い包み

873 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/12(Mon) 20:43
悪霊にとり憑かれたみたいなんです・・・
足が震えて背中が痛いんです。
どうすればいいでしょうか?

874 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/12(Mon) 20:56
晩飯用に市場で若鶏を買ったんだが、調理の準備をしている間に逃げられちまったぜ。ちくしょう。

875 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/12(Mon) 21:03
ナショナリズムをご存じか?
国は王の物でも貴族の物でもなく、ただ、等しく国民の物であるという考えだ
どうだ、素晴らしい考えだろう?血がたぎるだろう?
さあ、共に国の為に戦おう!血を捧げよう!民族よ団結しよう!

876 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/13(Tue) 12:07
酒場の次はどんなスレを立てるつもり?

877 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/03/14(Wed) 22:01
はい、どうもこんばんは。
>839の姉さんには、義理のお返しにバウムクーヘン持ってきましたです。

皆さんにはクッキー置いときますんで、適当につまんでってください。
そうそう、このクッキー、中に占いの紙が入ってるそうでございますよ。
あっしもどんな内容かは知らないんで、話終わったら一個食ってみましょうか。

>>871
マスター、ボケてる上に死にかけの爺さんが!
これアレでしょう、受け取ったら満足してそのまま死んじまうやつでしょう?
身に覚えのねえ謎の善行で大金もらって死なれるってのは、流石に気味が悪いや。
お客さんの中に僧侶の方は――いや葬式じゃなくて治療の仕事ですよクソ坊主!

……以前(>>827)『勇者ユディスを探せ』とかいう依頼がございましたが。
あれ悪戯じゃなくて、本当にそういう奴がいたのかも知れませんですねえ。
って言っても、見た目から名前までたまたま同じ奴がいたってのは考えにくいです。
こりゃ街中に隠れ棲んでる魔物の仕業に違いねえ。
そう、人に化けて本人も知らぬ間に善行を働く魔物か何かが――

……それ本物より良くねえかって?
いやいや、きっとそれが魔物の狙いなんでございますよ。
成り済まして、少しずつ本物の居場所を奪って、やがて完全に成り代わるとかさ。
爺さんが落ち着いたら、詳しい話でも聞いてみますかね。

>>872
……じゃあ。
(隣の客のミートパイを差し示す)
これが、父さんです……。

……手前で言っといてなんですが、嫌な家庭環境でございますね。
母はぬいぐるみに、父は挽き肉になってるとか……。
キツいジョークだ、童話のウサギ一家よりひでえや。

ま、冗談はこの辺にしときまして。
このぬいぐるみ、本当は何なんです?
えらく年季が入ってるっていうか……あの、姉さん?
……あー、ダメだこれ。
完っ全に酔っぱらっちまってる……。

>>873
そうですねえ、まず温かくするとか。
ああ、この店のジンジャーティーは味も良いんでおすすめでございますよ。
後は山向こうの小さい村に、最近いい温泉が湧いたって――

……風邪じゃねえって?
あははっ、そう大して変わりゃしませんですよ。
霊体しかない死者と実体もある生者なら、基本的に生者の方が強いもんですから。
だから体を健康にして、気を強く持ってりゃ大丈夫なもんでございますよ。
死霊なんて連中は、こっちが怖いと思うから調子に乗るんでございます。

ま、手っ取り早くどうにかしたいんなら、僧侶か治癒術師を頼るんですね。
悪霊祓いが得意な人なら、万が一厄介な奴が憑いてたって対処できるでしょうし。
教会でも行って、聖水やお守り買うのも気休めにはいいんじゃないですか?

878 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/03/14(Wed) 22:02
>>874
あははは、そいつは残念。
さぞ活きのいい鶏だったんでしょうなぁ。
ま、向こうだって食われないように必死でございますからね。
脱走したってまた捕まったらおしまい、生きてくってのは厳しいもんだ。
生き延びるには街から抜けて野に帰るか、どっかの農家にでも入り込むか。

旦那だったらどうします?
人を食っちまうおっかない魔物に捕まって、命からがら逃げ出したら。
右も左も敵だらけ、どっちに逃げるか、一瞬の判断が生死の別れ目になる。
薄暗い路地に逃げ込むか、大きな生き物じゃ動きにくい雑踏に敢えて踏み込むか――

――そうやって、袋小路にたどり着くまで逃げてみてさ。
明日、想像した先まで行ってみたら、そいつ、いるかも知れませんよ。
いやいや、旦那の頭が鶏並みだって言ってるわけじゃねえですって。
ちょっとしたお遊びでございますです。

>>875
へえー……あっしはここの国民じゃございませんからねえ。
国が誰の物だって、あんまり関わりのねえことでございます。
王様やお貴族様方とも関わりがなきゃ、これってほどの恨みもねえ。

実際、国が国民みんなの物になったら、誰がどんな得すんですかね?
それに、普段の暮らしはどういう風に変わるんで?
状況が大きく動くのは面白いですし、賑やかなのは好きでございますが――
今のこの国は居心地いいですから、あんまり変わってほしくありませんですね。

……面倒臭えや、はっきり言います。
旦那、なーんか臭えんですよ。
そんなはっきりした理由があるわけじゃございませんがね。
たださ、あっしは感情を煽りに来る奴ってのは特に信用しないことにしてまして。
煽るだけ煽って手前の目的を話さない奴なんてのは、特にね。

>>876
そういや、この店もそろそろ改装の時期でございますね。
今の店が使えなくなったら、あっしはまた遠くまで旅に出るつもりでございますよ。
旦那方とは……少なくとも、しばらくは会えなくなりますです。
もしかしたら永遠に、なんてこともあるかも知れませんね。

まあ、そういうわけで。
言いたいこと、やり残したことがあるようなら今のうちにお願いしますよ。


◆◆◆


あ、出てきた。
占いの結果は――

  【はずれ】

……。
占い……?

ちょいと釈然としませんですが……ま、いいか。
それじゃ、また。

879 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/15(Thu) 07:14
ドッペルゲンガーという魔物を知っているか?

なんでも自分と瓜二つの姿をしていて遭遇すると近いうちに死んでしまうそうだ。

どこまで本当か分らんが厄介な魔物だな。

880 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/15(Thu) 10:28
あらあら、ここもついに店じまいかい
駅前名物シャッター通りなんて言うけど、寂しいもんだね全く
閑古鳥が鳴いてやがるぜちきしょー

881 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/16(Fri) 20:24
ふふ……ここ、なかなかええ場所やねぇ。

今はウチも立て込んでるさかい、ゆっくりおしゃべりできひんのが残念やわぁ。

ままぁ、縁があればまた会えるやろ。

せやからボウヤ、また運良くウチと会ったら…こんどはたっぷり遊ぼうな?

882 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/17(Sat) 05:16
旅に出るのか。それもまぁいいだろう。
この酒場は元々そういう場所だった。フラッと旅人が現れて、色々な物語を奏でて気が付けば旅立ってる。
今までも色んな旅人がここを通り過ぎて行くのをずっと見てたよ。

西へ行くやつ、東へ行くやつ。
一花咲かせた奴もいるだろうが多くは志半ばにくたばったかもしれん。

だが、そんな与太噺じゃ旅人の足は止まらんだろう。

まぁアンタも旅立つときは精々元気でな。
そんで良い旅を。

883 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/03/18(Sun) 09:04
ここに来る途中で、
「昨日の夜遅くに星が落ちたのを見た、今ならまだ拾えるに違いない」
――なんて騒いでる奴がいたんですよ。
鉱山の方角だったってえらく興奮してましたですが……
まさか、探しに行く気なんですかねえ。

>>879
へえ、そいつは初耳でございますです。
化けられた本人は会ったら死ぬが、それ以外に被害はなし……ですかねえ。
何が目的なんだか、よく分かんねえのが薄気味悪いや。
魂でも食ってんですかねえ。

……ちょいと思ったんですが。
もしも会ってみて、相手の方が死んじまったらどうすりゃいいんでしょうね。
自分は自分だって当たり前に信じてたのに、実はそうじゃなかったって分かったら。
これまで自分として生きてきた記憶も、自分としての意識も、何もかも偽物で、
本当は他人の似姿として存在する、ただの魔物だった――なんてさ。

ふふ、それでも生きてくしかないんでしょうなぁ。
親兄弟に恋人、友人、みんな騙しながら、何事もなかったみたいにさ。
……でも、旦那にはバレちまいますね。
あっしがもう一人に会って、またここに戻って来ることがあったら――
そいつが今ここにいるあっしでも、もう一人でも、自分殺しには違いないってさ。

>>880
エキマ……何?
旦那は時々、よく分からねえことを言うなあ。
もしかすると、あっしとは別のもんが見えてんじゃねえか――なんて思いますです。
そんなわけで、ちょいと外れた返事になっちまってるかも知れませんですが……

……この店のマスターが、日誌を書いてんのはご存じで?
店でその日にあったことや、客に聞いた話なんかを帳面に書き留めてんだそうで、
その帳面を使い終わる頃に店を改装するんだとか。

あっしが旅に出ても、この店も街も、これまでと変わらず賑やかに続くんでしょう。
酒場の日誌を見たがるような暇な奴が来るまで、
その様子が他のお客さんたちの目に触れることはないかも知れませんですがね。

>>881
やあ姉さん、お目が高いなぁ。
仰る通り、ここはいい店でございますよ。
飯も酒も美味いですし、何より客層がいい。
姉さんみたいな美人だと、不届きな構い方したがる旦那もいるかも知れませんがね。

お誘い、楽しみに受け取っときますです。
今ゆっくりお話できねえのは残念ですが、ま、気にすることありませんですよ。
緑もあるしまた会えるって、あっしは思ってますからね。

だってほら、今こうして姉さんにお会いできた時点でかなりの幸運でしょう?
あっしは人より運がいいですからね、二度目、三度目もきっとありますです。
そのとき退屈させないように、今のうちに面白い話でも仕入れときましょうか。

>>882
旅の目的がはっきりある奴、そうじゃない奴、深刻な奴に、お気楽な奴。
背負ったものも行き先も、何もかもが違う連中が来て、また去って。
それを見てる旦那も、立派に物語の一部に、主人公になるんでしょうなぁ。
ふふ、見送り人の手記か何か書いてみたらどうです?

……。
ここも昔の、常連が沢山いた頃とはずいぶん変わっちまったでしょう。
どうしたって、今いる奴に合わせて空気は変わるもんでございます。
そんで戻りにくくなった人、離れちまった人もいたかも知れませんです。
そういうの全部ひっくるめて、後悔はしてませんがね。

ま、何にしても。
今の調子のまま行くなら、改装まであと二月ぐらいはかかりますです。
その間、引き続きよろしくお願いしますよ、旦那。


◆◆◆


山じゃそろそろ熊やら何やら起きてくる時期でございますが……
あの様子じゃ、気付いてもいねえでしょうね。
星探しがお星様に――ううん。
体張った笑い話にしても、ちょいと陳腐すぎますか。
それじゃ、また。

884 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/18(Sun) 21:55
よし、今から山に登ろうぜ。
きっといい眺めだと思うんだ。

885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/19(Mon) 09:18
私の師匠はよく「魔術士は言葉ではなく拳で語る」と言っていました。

その言葉の意味を知るために私は鍛錬を重ね、多くの強者と拳で語り合いました。

そうしているうちに私は周りから「体術士」と呼ばれるようになりました。

886 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/19(Mon) 19:26
ユディスは話上手で聞き上手だな。
その才能があれば、どこでも渡っていけるぜ!

887 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/03/21(Wed) 22:56
こんばんは。
……まさかこんな時期に雪見ることになるなんて、ねえ。
マスター、何か適当に暖かいスープお願いしますです。

>>884
ミッドナイトマウンテンブリザード
夜遅くに山に登り猛烈な吹雪に遭う
遭難者は死ぬ

……やっと暖かくなったと思ったら、ここ数日やたら寒いじゃねえですか。
暖かいなら暖かいで、山ん中は獣だけじゃなく雪崩とか危ねえ時期でございますし。
あっちこっちで花が咲いてて、眺めがいいってのは分かりますがねえ……。
そいつに命かけるほどの絶景ってもんでもないでしょうよ。

そこそこ平和に景色見たいんなら、塔とかいいんじゃねえですか。
この近くなら……確か、北西の半島にときどき出て来るって話でございますね。
大昔の魔導師が研究に使ってたとかいう話で、見える日と見えない日があるんですよ。
普段は見えねえから、たまに幻が見えるって噂がある程度で、あんまり知られてなかったんだと。
詳しい調査はまだ終わってねえそうですから、こっちも危ないって言や危ないですがね。

>>885
……旦那のお師匠さんは、気付いちまったんでございますね。
そう、(物理)ってつければわりと何でも片付くっていう、(物理)万能論に――。
冒険者には、時々こういう奴が現れるもんでございます。
言っちまえば、ある種の天才って奴でしょう。

魔法(物理)を使いこなし、対話(物理)や説得(物理)による和解(物理)、
いざとなれば一肌脱いで(物理)あらゆる状況を覆す(物理)。
とりあえず経験を積んで物理で殴ればいい、なんて言葉すらあるぐらいだ。
確かに、そうすりゃ大半のことは片付きますです。
――でも、本当にそれでいいんですかね。

旦那は体術師より、魔術師を目指してたんじゃないんで?
そこに気付いたんなら、旦那はもう一度お師匠さんに会うべきございますです。
そして、今度こそお師匠さんの教え(物理)を――

……すいません、間違えましたです。
アレですよ、要は強者よりまずお師匠さんと話し合った方がいいんじゃねえかって。
「ごめん、冗談だったんだけど信じちゃったから何か言い出しにくくて」
とかそういう事情のような気がしますです。

>>886
あはは、あっしは人の話を聞くために旅してるようなもんですからねえ。
聞いて聞かせて気持ちいい相手でもなきゃ、口が軽くなったりしないもんさ。
相手が話すのにつられて身の上話――なんて、旦那も経験あるんじゃねえですか?
で、普段あんまり話したがらない奴の方が、意外と面白い話を持ってたりする。
世間的にはどうか知りませんが、あっしの好む類のお話をね。

……あっしの趣味は、あんまり褒められたもんじゃございませんが。
でもまあ、この趣味があったお陰で他の旦那方も楽しめてるんだとしたら、
そう悪いことばっかりじゃないのかも知れねえって、最近は思いますです。

どんな趣味かって?
人を信じられなくて裏切ってばっかりいた奴が、初めて心から信じた相手に使い捨てられるとか、
正しいって思ってやってきた何もかもが周りにとって最悪な結果しかもたらさなかったとか……
簡単に言っちまうと、後味の悪いお話が好きなんでございますよ。
もう少し細かい好みはございますが、あんまり詳しく言われても困るでしょう?


◆◆◆


ちょいと複雑な仕事請けましたんで、次は少し遅くなるかも知れませんです。
まあ早く終わればいつも通り、遅くても十日以内には戻れるはずですがね。
それじゃ、また。

888 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/24(Sat) 10:05
酒場にご飯の残り物を貰いに来る野良猫を
さわさわモフモフしたいー!
でもあいつら、警戒心が強いんだよなぁ。

889 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/24(Sat) 11:01
桜が咲いてるぜ

890 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/25(Sun) 06:30
うっうわああああ!!!!二足大根の群れだああああああああ!!!!!!

891 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/26(Mon) 09:03
酒場の周りにマンドラゴラを植えました

892 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/26(Mon) 17:38
もうやだよぉ!勘違いした部下達が私の事を過大評価してくるぅ!
謀略によって国盗りを目論む大商人って誰だよぉ!
部下達が有能なせいで着実にそうなりつつあるのが怖いいいい!

893 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/03/29(Thu) 11:22
どうも、戻りましたです。
……何か今日の街、ちょいと普段と違う匂いしてません?
甘いような、でも果物とはまた違う感じの……。

>>888
最近は子連れもちらほら見るようになって、猫好きの方にはたまんないみたいですなぁ。
いかにも興味津々って感じの人がいると、物凄い勢いで逃げていきますけど。
あはは、旦那もそんな風に、近づいただけで逃げられた口で?

あっしが借りてる宿の馬小屋にも、小さいの連れた猫が住みついてたんですがね。
白黒に真っ黒に……あっしが見た限りじゃ、五匹ぐらい子猫がいましたかねえ。
それがさ、さっき宿に戻ったついでに覗いてみたら……
親猫ごといなくなってたんでございますよ。
……一番小さい奴、一匹だけ置いてね。

旦那、触りに来ますか?
親猫に置いてかれるのは、生き残れないぐらい弱い奴だって話でございます。
どうせ死んじまうような奴に情が移ったって辛いばっかりでしょう。
それでも良いんなら、案内ぐらいしますです。

>>889
えーっと、確か……ギルド前に咲いてる、白……いやピンクの花でしたっけ?
夏ごろに実がなるとか、それで酒作ると美味いとかいう。
どうも花ってのは、どれも同じに見えちまうもんで、いまいち自信が……。

……ああ、でもサクラには分かりやすい特徴が一つございますね。
花の時期になると、よく東国の方が樹の下に立ってんでございますよ。
こう目を細めてさ、懐かしそうに見上げてんです。
そういう人に話しかけてみると、また面白いぐらいみんな同じこと言うんだ。

まず「まさかこんな異国の地でサクラを見られるとは」
それから「よく似ているが、やはり故郷のサクラとは少し違う」――
あっしから見りゃただの花ですが、向こうの人には特別なもんなんですかねえ。

894 名前:ユディス ◆c..6TALE 投稿日:2018/03/29(Thu) 11:22
>>890
やだなあ旦那、なーに馬鹿なこと言っtうわああああ!?
と、とりあえず早くドア閉めてくださいよ旦那、入って来ちまいますから!
あんな数じゃサラダにして客みんなに配っても食いきれねえですから!
いやそうじゃなくて、ああもう突っ込み追い付かねえんだよクソッ!!

……取り乱しちまってすいませんね、ひとまず落ち着きますか。
魔物……だか何だか分かりませんですが、幸いそこまで危険な奴じゃなさそうだ。
あの様子ならギルドの方に討伐か捕獲の依頼が入ってるはずでございます。
じきに沈静化するでしょうよ。

……大根狙いで別の魔物が押し寄せて来なければ、でございますが。
魔物にも野菜食う奴いるでしょう、いやアレ野菜って扱いでいいのか分かりませんですが。
大羽虫みたいなのが湧いたらって考えると、意外と厄介な奴かも知れませんです。

>>891
外が大根じゃなかったら、さっさと衛兵詰所に突き出してるとこなんですがねえ。
まさか、あの大根はマンドラゴラのカモフラージュのために……?

歩く二足大根……マンドラゴラ……まさか……!
あっしには分かりましたですよ、旦那。
マンドラゴラってのは、魔法の材料によく使われる植物だ。
でもまあ、よく知られてる通り、そのまま引き抜けば気が狂って死んじまう。

旦那、あんたは犠牲を出さずに収穫できるマンドラゴラを作りたかったんだ。
そこで、まずは普通の大根を二足にする魔法の実験をし、
無事に成功を見届けたら同じ要領で勝手に地面から出て歩くマンドラゴラを――

……。
何も、わざわざこんなとこでそんな壮大な実験しなくても……。

>>892
あははは、またまたご謙遜をー。
今回の交易でもえらく儲けたって、あっちこっちで聞きましたですよ。
部下の皆さんの心酔ぶりからしても、そこらの商人とは違うって分かりますです。
手腕とか目利きだけじゃない、器っていうか――運命、みたいな奴が。

ま、あっしはちゃんと分かってますんでご安心を。
姉さん自身は、国盗りみたいな物騒なこと考えちゃいないってさ。
部下さん方にそう思わせてるだけで、何か別の目的があるんでしょう?
そう、今の評判は本当に欲しいものを手に入れるために敢えて演出した――

……何でまた微妙な顔すんですか。
もう商人やめるとか言わないでくださいよ、ちょっと。
あ、もしかしてそれもまた何かの布石だったりして?
姉さんは本当に読めねえなあ、分かった気になってたのが恥ずかしいや。
ふふ、これから先の動向も目が離せませんですね。


◆◆◆


何となく懐かしい匂いだと思いましたですが……。
少し街から離れてたせいで違うように感じるだけですかねえ。
んー……ま、気にしても仕方ねえですか。
それじゃ、また。

895 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/29(Thu) 13:09
人間はなかなか難しく生きとるんやねぇ。

自由に生きたいけれど人の目が気になる。

正しく生きたいけれど、それは息が詰まる。

ふふ……ほんまに、人生いうんはどれだけ眺めても飽きひんわぁ。

896 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2018/03/29(Thu) 19:02
許せないんだよ
必要悪だのと自己弁護しつつ国を衰退させる強欲商人共をな

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