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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
462 名前:
羽藤柚葉 ◆
cmJTqYfU
投稿日:2017/06/07(Wed) 23:57
>>460-461
(アーチェロお嬢様)
(ノゾミ)
>…わたくしの三の兄は学究の徒ゆえ、貴女様を知りましたらさぞ熱心に質問攻めにいたしましょうね…
(ボソッ)この方を連れて行ったら、兄様、研究のお部屋から出てきてくださるかしら…?
…何かお考えのようだけれど、西洋の鬼とは変わっているわね。
学士の真似事までしている者もいるなんて。
とはいえ、鬼とはいえ私も女、余計な詮索は好まなくてよ。
(お姫様抱っこされて)
きゃっ!?わ、私はもう童では無くてよ!!!
…まあいいわ。滅多に見られるような光景ではないもの。
貴女なら、まあよろしくてよ。
>『ぎぶあんどていく』、たいへん宜しいではありませんか?
わたくしなど、柚葉さんから毎日大変お世話になっていながら、どれほどのことがあの人に出来ているかと問われますと…、
…………。
はあ…。溜息をつくのは私の方よ。
貴女は柚葉の雇い主で、柚葉は雇われて報酬を得ているのではなくて?
桂も桂奈もだけれど、貴女も負けず劣らずの、しかも同じ『鬼』の身でありながら
底抜けの御人好しね…。
出会って早々、桂や桂奈と意気投合するのも頷けるわ…。
道理で、貴女に仕える童達が冷めた目で見ていた訳ね…。
>…ふふふ、本当にノゾミ様は桂様が大好きでいらっしゃるのですね
なんでございましょう、お話を聞いているだけで微笑ましくて…
なっ…!?あ、あまりからかうものではなくてよ!
桂と桂奈の『贄の血』は、今は私だけのものなんだから!
…私と桂の意志で、猫の妖や小山内とかいう娘にくれてあげた事はあったけれど。
(『アオイシロ −花影抄』参照)
>…そのことは、我が身のある限り、必ずや貫き通します
あの方の尊いお心と血潮とを傷つけ損ねることなど、誰に対してもわたくしは赦しはしない…
『贄の血』への渇望を、自ら抑え込むとは大したものね。
普通の鬼では一滴たりとも口にする機会など無い至高の血の味…。
一度味わえば、忘れる事など出来ないもの。
それが出来るのなら、その決意は本物ね。
あら?「ケータイ」が鳴っているわよ?
そろそろ、貴女達の夕餉の支度が整ったようね。
柚葉を心配させないうちに、お戻りなさいな。
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