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【オリジナル】国立光明学院　２時限目【異能】

743 名前：WWW ◆V.9gKSA. 投稿日：2016/12/19(Mon) 00:15

>>732

「愛い愛い、好きに夢見て思い描けよ」

「完結したら見せてくれれば、俺としては特に言う事はないな」

「あぁあぁ、見せたくないと言うならそれでも構わんぞ」

「お前は、お前の望む通りに夢を紡げ」


>>733

「地毛だが？」

「まぁ、【魔法】を使えば染髪程度は造作もない事だし」

「髪色を変えるのは、お前たちよりかは容易いよ」

「………そうだな、今度若返る時は金髪にでもしてみるか」


>>734

「あぁ、それには俺も異論はないよ」

「共に生きる事を望むからこそ。"そうしなくてはならないから"ではなく、"そうしたいから"そうする」

「嫌ならやらねばいいだけであるように、孤独を望まないならば他人と支え合って生きて行けばよい」

「だがな、俺は同時にこうも思うのだ。"逆も然り"と」

「他人と関わる事が嫌なら、心を鎖して孤独に生きる事を望むのなら」

「それが心底よりの答えならば、俺はそれを肯定したいと思う」

「"俺は俺で満ちているから、俺以外のものは要らない"………そう思う者も、世にはいる」


「まぁなんだ、この話はこの辺りで終えよう」

「スカイツリーより東京タワーの方が大きいと言うしな、存在感的な意味で」

「……あぁ、自分でも何が言いたいのか分からん。すまん、流してくれ」


「校長に？ あぁ、成程」

「では折角だ、来週辺りに贈るとしよう」

「クリスマスプレゼントがこんな薄っぺらな本1冊と言うのも、味気ない気はするが」

「………増やそうかな？」


>>736

「どこぞの横分け小僧のような七三分けだそうだ」

「いや、赤毛のアフロも似合いそうではあるがな。ロナルド的に」


>>737

「さてな、俺には分からんよ」

「少なくとも気の少女や音の少女などは、寝床に入る前から変貌しているだろうし」

「逆に救いの少年やノリノリ少年は、そんな状況でも普段と変わるまい」


「………だからまぁ、此処は無難に」

「氷の少女を挙げておくとするか」


>>739

「ふむ、ではこれでどうだ？」

「別に絶対に上げん訳ではないよ。今までしなかったのは……まぁ、特に理由はない」

「お前が望むのなら上げるさ。拒む理由もないしな」


>>740

「どんな者であれ、人にはその個性に合致した適材適所と言う物がある」

「異能にも同じ事が言えよう。当たり外れの概念など、所詮はただの思い込みだ」

「この学院は、お前曰く"外れ異能者"でもその適材適所を教授してくれるだろう」

「つまりはあれだ。学徒として真面目に過ごせば、きっと未来は拓けるさ」


>>741

「井口裕香と言うと……あぁ」

「あの大食いのシスターだったか。名は何と言ったっけ……」

「えーと、イン……イン………」


「………駄目だ、出て来ないぞ。イン……インディーズ？」

「いや違うな。インドネシア……でもなかったよな。インターフェース？」

「そうだ、ヒューマノイドインターフェース。の……どっちだ？ 長門？ 朝倉？」

「いかん……どちらかであったような、どちらでもなかったような」


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