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【オリジナル】国立光明学院　７時限目【異能】

487 名前：■■■■ ◆V.9gKSA. 投稿日：2017/09/27(Wed) 00:41

「比較対象を真剣に吟味すれば、生半な強さは吹けば飛ぶ木の葉と変わらない」

「結局どうしようもない領域の相手がいる時点で、何の自慢にもなりはしないさ」


「………と、"彼"がよく言っていたかな」


>>474

「……驚いたな。君の口から、そんな言葉が聞けるとは」

「自覚がないのか、それとも余程面の皮が分厚いのか」


「………まぁ、いいか」

「そもそも、此処で語るような事柄でもないし」

「分かった分かった、私も可能な限り付き合うとしよう」

「……それでいいんだろう？」


>>478

「あの無口キャラを勘違いしたような口調が、今でも続いていたのかもしれない……と」

「……あぁ、風音さんではなくてね。御剣さんの事だよ、3時限目の頃の」


「先に想いを口にしたのは、姫柊くんの方だが」

「思うにそれも、御剣さんが想うまま動いてこそ」

「好きなら好きと、伝えなければならないものだよ」

「言葉で、行為で……相手に理解できるように」


「………まぁ、なんだ。君の語ってくれた事に、私から否定する事は特にないな」


>>479

「保身とか？ ……なんてね」

「まぁ、それなりの理由があるのだろうさ」


>>480, >>484

「あぁそうだな、黒翼も強ければ教団員も強いよ」

「その辺の能力者では束になっても敵わない。強い強い」

「戦えば一溜りもない。皆死んで終わり、めでたしめでたし」

「きゃー黒翼ちゃんすっごーい。わーぱちぱち」


「………あー、くっだらない」

「何もかもが、心底どうでもよくなってきた」


>>481

「逆に訊くがな。光明学院に危険でない人物がいると思うか？」

「寧ろ100人に絞り込めた事を評価したいよ、私はな」


「……因みに言うと、その危険人物100選とやら」

「この集まりの参加者は、ほぼ全員が記載されているらしいぞ」

「"彼"も例外ではなかった。"危険度E(作業中に限りA)"だそうだ」

「我が事だからかな、"彼"の記憶の中に残っていたよ」


>>482-483

「すけべめ」

「……悪夢で嫌がらせでもしてやろうか」


>>485-486

「私としては、やめておいた方がいいと思うがね」

「何年か経ってから、ひょっこり戻ってくるって事例は」

「ない訳でもないだろう。なら戻ると思っていいんじゃないのか」


「どうしてもやりたいと言うのなら、それ自体は止めないが」

「涛風くんを演じ切れるのか？ 私はそうは思えない」

「何時か、何処かで破綻するだろう。そうなれば誰も喜びはしないさ」

「違和感が弾けた誰かしらに叩かれて、また荒れる。その可能性は否定できないだろ」


「涛風くんから、天野さんを自分に振り向かせる」

「そんな心算の別人の方が、まだ丸く収まりそうな気もするよ」



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