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【星のカービィデデデでプププなものがたり】月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜【オリキャラ注意】

[1:シノ ◆IiInQphU (2018/01/17(Wed) 12:51)]

こんにちは シノです
本日はスレッドに足を運んでいただき、ありがとうございます
皆様に支えられる形で、このスレッドも今年の4月で12周年を迎える予定です
ここまで続ける事が出来たのは、これまで参加してくださったキャラハンの皆さんや名無しさん達の応援のお陰だと思っています
新しいスレッドでも力ある限り頑張り続ける気持ちです
これからも、よろしくお願いします

……それでは簡単にルールを説明します


まず一つ、名無しさんは私達キャラハンに質問を、キャラハンは名無しさん達に返事を返します
キャラハン同士のクロストークは、駄目とは言いませんが、
あくまで名無しさんへの返事を返す事が優先だという事をご理解のうえで行なってください


次に、参加の条件ですが、星のカービィシリーズのキャラクターであれば誰でも自由で構いません
同名のキャラクターが登場する場合、私達の独断でパラレル設定になる事もありますが、ご了承ください
オリジナルキャラクターの登場も許可します その際は設定等をしっかりと書いていただく事をお願いします
出来るだけ星のカービィシリーズの世界観に沿ったキャラクターにしてくださいね
キャラハンをやった事の無い、初心者の方も歓迎します 是非一緒にスレッドを盛り上げて行きましょう


書き込みは、他人に優しい書き込みを心掛けてください
荒らし、中傷、煽り等は禁止です
かく言う私自身が守れているか分かりませんが、相手を不快にさせない書き込みを心掛けてください
どの世界においても、礼儀やマナーは大事です 必ず守ってください
このスレッドは全年齢対象にしたいので、相応しくない表現は控えてください


……ルールは以上です
皆が楽しく利用出来るように、以上のルールをしっかり守ったうえでご参加をお願いします
一緒に頑張って行きましょう
それでは、また会いましょう 新しいスレッドのスタートです


あと、これまでにどんな事があったのか、過去のスレッドも是非ご覧ください
何か参考になる事もあるかと思います URLは、以下の通りです


〜   こ  れ  ま  で  の  歴  史   〜

初代(2006/04/09(Sun) 13:47 〜 2007/04/08(Sun) 20:56)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=144558035

2代目(2007/04/09(Mon) 09:58 〜 2007/07/22(Sun) 19:12)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=176080296

3代目(2007/07/23(Mon) 10:26 〜 2008/05/19(Mon) 22:49)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=185153984

4代目(2008/05/24(Sat) 08:45 〜 2009/02/06(Fri) 18:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=211586325

5代目(2009/02/01(Sun) 11:19 〜 2009/04/25(Sat) 01:20)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=233454750

6代目(2009/05/13(Wed) 16:29 〜 2009/09/12(Sat) 23:35)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=242199773

7代目(2009/09/13(Sun) 00:19 〜 2010/06/19(Sat) 07:45)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=252768756

8代目(2010/06/19(Sat) 07:56 〜 2011/04/07(Thu) 21:02)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=276901813

9代目(2011/04/11(Mon) 04:08 〜 2011/12/27(Tue) 15:51)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=302462486

10代目(2011/12/28(Mon) 09:38 〜 2012/09/23(Sun) 19:47)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=325032688

11代目(2012/09/24(Mon) 00:50 〜 2013/10/10(Thu) 23:18)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=348415447

12代目(2013/10/12(Sat) 04:13 〜 2015/10/12(Mon) 00:03)
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=381518798

13代目(2015/10/16(Fri) 00:01 〜 )
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=444921299


[477:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/03/11(Mon) 21:20)]
シノちゃんファンクラブを作りましたお( ^ω^ )


[478:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU (2019/03/11(Mon) 22:00)]

シノ(ナレーション)「世界を闇が覆う時、世界は悲しみで包まれる
  闇は人の心に宿り、深い根を張り支配する
  私達は戦い続ける この世から闇を消し去る為に
  闇夜に月が灯る時、舞い降りるは一輪の華
  悪鬼彷徨う現の闇を、晴らすは闇の裏稼業
  私達は、闇の忍び部隊」



邪幻斎「この星は……着実に恐怖に支配されつつある…………
  見える……見えるぞ………恐怖におののき、逃げ惑う人間共の姿が……………!
  全てが恐怖に支配された時、この星は我が手中に堕ちるのだ………!」

ダークソードナイト「この星に恐怖……!?一体何をするつもりだ…!?」
翁「邪幻斎様はこの星に恐怖を植え付けようとしておるのじゃ この星が恐怖の感情で溢れた時、邪幻斎様は本来のお力を取り戻すのじゃ」
ダークソードナイト「何だと……!?」
翁「邪幻斎様は無意味に星を襲撃させていたわけでは無い デスドラースも、文左衛門も、クチナワ・オロチも
  皆それぞれ恐怖を集めるべく作戦の指揮を執っていた やり方に違いがあれど、目的は皆同じだったのじゃ」
ダークソードナイト「恐怖を集める……だと……!?」
翁「邪幻斎様の司る感情は"恐怖"…!分かるか?恐怖という感情は、相手の支配に最も適しておるのじゃ
  憤怒、暴食、色欲、嫉妬、強欲、傲慢……そして怠惰 それら全ては"恐怖"に支配される事で誕生する感情じゃ
  この世の全ては恐怖で支配出来る……人々は皆、恐怖の中で生きておる……今日もどこかで誰かが死ぬ……次は自分かも知れぬ……
  いつ死ぬかも分からぬ、そんな恐怖とな……………」
ダークソードナイト「そうだったのか……!くっ……!」

鉄眼「邪幻斎」

邪幻斎「鉄眼……どうした?」
鉄眼「クチナワ・オロチは闇の忍び部隊に敗れた」
邪幻斎「何だと……!?」
ダークソードナイト「闇の忍び部隊め……!くっ……!では次の作戦の指揮はこの私が……」
翁「私にお任せください、邪幻斎様」
ダークソードナイト「何っ……!?」
邪幻斎「良いだろう お前に任せる 心して掛かれよ」
翁「はっ 仰せのままに」
ダークソードナイト「何故だ!?この私の方が敵戦力を充分に把握出来ている!この私を作戦の指揮官に選ぶべきではないのか!?」
邪幻斎「お前は必要な戦力だ 仮に死なれては困る……お前には、ここに残ってもらう必要がある」
ダークソードナイト「どういう……事だ………!?」
鉄眼「お前が知る必要は無い お前はただ、邪幻斎の命令通りに動けば良い 従わぬと言うなら即座に斬り捨てるが」
ダークソードナイト「………ふん、邪幻斎は私を必要な戦力と言った……ここで私を斬り捨てれば、貴様も只では済むまい……!」
鉄眼「………………………」
ダークソードナイト「良いだろう ここは命令通りにしてやる
  ……それで翁とやら、自ら作戦の指揮官を志願するという事は、何か良い考えがあっての事なのだろうな?」
翁「愚問じゃ 儂はこれまでの戦いを全て見て来た 闇の忍び部隊個々の戦力は全て分析済みじゃ
  奴らは部隊としては最強じゃ……じゃが、個人個人の力となると、儂の軍の方が遥かに上じゃ」
ダークソードナイト「貴様の軍……だと……!?」
翁「儂の軍は全員武に長けた一騎当千の精鋭揃い 奴らに斃せぬ敵は無い
  儂自らが集めた12人の戦士……我が自慢の最強の軍……その名も十二神将!」
ダークソードナイト「十二神将………!?」
翁「先程、儂は十二神将を招集した じきにこちらに集まるじゃろう
  説明は以上じゃ 面倒だから、後の事はお前自身の目で確かめよ」
ダークソードナイト「十二神将………!最強の軍……!?どんな奴らなんだ……!?」



 月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜

  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る


[479:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU (2019/03/11(Mon) 22:03)]


 前回までの記録

  第伍拾伍話 戦々恐々!対立は突然に(>>40 >>42-45)
  第伍拾陸話 雲外蒼天!砕けぬ絆(>>60-63)
  第伍拾漆話 新章開始!妖精の腕輪争奪戦編(>>66-69)
  第伍拾捌話 絶体絶命!命を断ち切る天使の鋏(>>73-76)
  第伍拾玖話 魑魅魍魎!悪霊達の宴(>>87-90)
  第陸拾話 悪霊退散!正義の炎燃え上がる時(>>97-102)
  第陸拾壱話 戦々慄々!幻影五人衆現る(>>109-114)
  第陸拾弐話 七転八倒!見えない思惑、隠された罠(>>131-134)
  第陸拾参話 怨霊跋扈!追い詰められた忍び(>>137-139)
  第陸拾肆話 電光石火!花火師決死の一発(>>151-154)
  第陸拾伍話 大死一番!花影流最後の試練(>>159-161)
  第陸拾陸話 呉越同舟!妖精を追え(>>164-166)
  第陸拾漆話 雷轟電撃!雷殺剣・召雷闇龍獄炎葬破斬(>>176-178)
  第陸拾捌話 阿鼻叫喚!復活の幻夢四天王(>>181-183)
  第陸拾玖話 星火燎原!希望の光、未だ消えず(>>188-189)
  第漆拾話 威風堂々!降り立った花影の戦士(>>191-196)
  第漆拾壱話 悲願達成!遂に入手、妖精の腕輪(>>211-213)
  第漆拾弐話 裏切りは突然に!我が名は夜叉丸(>>216-219)
  第漆拾参話 クチナワとの決戦!腕輪を奪還せよ(>>236-239)
  第漆拾肆話 運命を覆せ!虹龍・百花繚乱(>>253-257)
  第漆拾伍話 今明かされる、タックの過去(>>258-261)
  第漆拾陸話 復讐の毒蛇、オロチの策略(>>268-270)
  第漆拾漆話 血塗られた妖刀(>>272-274)
  第漆拾捌話 地獄の雷(>>336-339)
  第漆拾玖話 支配者黄泉、恐怖の妖刀(>>357-360)
  第捌拾話 妖刀事変!操られた住人達(>>381-384)
  第捌拾壱話 妖刀迷宮!仕掛けられた罠(>>395-399)
  第捌拾弐話 妖刀乱戦!卑劣なる闘争(>>402-406)
  第捌拾参話 怨みの邪蛇龍!復讐の刃(>>417-420)
  第捌拾肆話 絶望の悪夢 闇の忍び部隊、全滅(>>426-429)
  第捌拾伍話 覚醒!裁きの女神(>>440-444)



暗闇斎「よし!皆、着いたでござるぞ ここでござる」
タック「えぇー!?ホンマに温泉や!?思っていたより立派でちょっとびっくり!」
サスケ「俺達に内緒でこんな温泉を作っていたとはな」
暗闇斎「お前達には大変な目に遭わせてばかりでござったからな 温泉を作って労いの一つでもしてやりたかったのだ
  それが今日、ようやく完成してな ようやくお前達を招待する事が出来たというわけでござる」
ジュキッド「まさかこのような山奥にな……」
暗闇斎「人の目につく場所に作ればお前達にも知られると思ったからな 人の目に留まらぬ場所を選んだのでござる」
シノ「それは良いのですが……部外者までついて来てしまって良かったのでしょうか……?」
ミント「部外者とは失礼だな!あたし達だって、何度かあんた達に貢献して来た筈だけど!?」
メロン「いくらシノとはいえ、その発言は聞き捨てならないわね」
シノ「あ…すみません……そのつもりで言ったのでは……」
バウンシー「私…やっぱりいない方が良かったのでしょうか…?」
シノ「バウンシーさん……いえ……そんな事は……」
タック「バウンシーちゃんはボクが呼んだんや!今日は誰を連れて来ても構わないって話やったからな!連れて来たんや!
  温泉入って美味いモン食って、そしたら嫌な事全部忘れて元気になるからな!」
サスケ「それはお前だけじゃねえか」
タック「何やってぇー!?もう一回言うてみい!?」
サスケ「聞こえなかったか耳つんぼ 馬鹿って言ったんだ」
タック「んやとぉぉぉおおおお!?」
シノ「そこ!喧嘩しないでください!」
カグヤ「本当に賑やかだねえ」
暗闇斎「さあ、早く旅館に入ってくれ 旅館設備もしっかり設計したんでござるよ」
ワイユー「ほう、流石は現代殿!ではお邪魔するでござる!わっはっはっはっはっはっは!!」


[480:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU (2019/03/11(Mon) 22:04)]

???「……闇の忍び部隊ってのはあいつらか こいつは絶好のチャンスだぜ」
???「おい、軍師の命令を忘れたのか?軍師は寄り道せず真っ直ぐ向かえと俺達に命令した 逆らえばどうなるか分かるだろう」
???「だがよ、軍師の目的は闇の忍び部隊の抹殺だ その為に俺達が呼び出された 違うか?
  つまり先に闇の忍び部隊を斃しちまえば、手柄は俺達のモンだ こんなチャンスは滅多に無ェぞ
  ここで見逃せば、他の奴らに横取りされる……怖いんなら先に行っても良いんだぜ 俺が1人でやってやらァ!」
???「あ…おい待て!全く……!」


タック「あぁーー美味かったぁーー!温泉も気持ちよかったし、マッサージチェアも最高やったし、ここでずっと暮らしても良えくらいやな!」
シノ「ご飯は結局殆ど私が作る事になったのですが……すみませんバウンシーさんにも手伝ってもらって……」
バウンシー「良いのよ なんだか少し元気になったから……皆のお陰ね、ありがとう」
タック「ツッキーはボクからガツンと言ってやるさかい、安心せい!女を泣かす男なんて最低や!あいつには灸の一つでも据えてやらんと……ヒック!」
シノ「タックさん、飲み過ぎですよ!」
ジュキッド「良いではないか 戦い続きで疲れていたんだ たまにはこういうのも良かろう」

暗闇斎「……では、本題に入ろうか」

シノ「……………!」

暗闇斎「サスケ、タック、地雷矢殿……お主ら3人は、生き返った時それぞれ巻物を手にして生き返っていた……
  その巻物、何か心当たりは無いか……?」
タック「巻物……ああこれでっか? さあ?これっぽっちも」
ジュキッド「そうだな……あの時は復活の為、必死に出口へと走った それからの記憶は全く無い……」
サスケ「逆に質問するが、あんたはこの巻物が何の巻物か、分かるのか?」
暗闇斎「それは……歴代の暗闇斎が生前遺した伝説の巻物でござる」
サスケ「何……!?」
ジュキッド「歴代暗闇斎が遺した……!?」
タック「伝説の…巻物……!?」
暗闇斎「歴代の暗闇斎は、忍術を極めた証として一つの巻物を作り、それを完成させるという義務がある
  暗闇斎が死んだ時、巻物は神への献上として、遺体と共に焼かれるのだ
  それが何故お前達の手元にあるかまでは分からんが、恐らく歴代の暗闇斎達がお前達に何かを託したかったのかもしれん
  サスケの持つ巻物は、炎術を極めた暗闇斎が作った巻物『火炎の巻』
  タックの持つ巻物は、風術を極めた暗闇斎が作った巻物『烈風の巻』
  そして地雷矢殿が持つ巻物は、水術を極めた暗闇斎が作った巻物『水流の巻』
  3つの巻物は、それぞれそう呼ばれていた」
シノ「所でその巻物、中には何が書かれていたんですか?」
タック「それが……全く読めない字で書かれていて解読出来ないんや よっぽど古い字やろうなあこれ」
シノ「確かに……これは解読出来ませんね………」

暗闇斎「ともかく、その巻物は大切に持っていろ 何かの役に立つかもしれん
  それともう一つ、話がある カグヤ殿、クチナワ・オロチとの戦いの時、シノの身体に何が起きたのでござるか?」
カグヤ「私も上手く行くとは思わなかったんだけどね、あれは人間と妖精の融合なの
  妖精の腕輪の伝説……昔、お姉様から教えたんだけどね……今から1000年も前の昔、リップルスターに邪悪な龍が姿を現したことがあったんだって
  その時、妖精の女王が1人の人間の勇者を呼び寄せたの 女王は、自分が身に付けていた腕輪を勇者に装備させ、その後自分の命を勇者に授けた
  女王の魂は勇者の体内に入り、そして融合した
  人間とも妖精とも違う姿となって、瞬く間に邪龍を撃ち落としたんだって
  戦いが終わった後、腕輪だけが残っていて、後は誰もいなかった
  その後の行方は分からないんだけど、一説では神様として今もどこかで生きているとか……
  残った腕輪はリップルスターの宝として、奉納される事になった……それが妖精の腕輪の伝説」


[481:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU (2019/03/11(Mon) 22:07)]

タック「そうやったんでっか……!って事はこの先、どんな強敵が現れても、シノ姐はんとカグヤちゃんが融合すればそれに敵う相手はいないっちゅう事やな!」
カグヤ「これはそういう上手い話じゃないの……!さっき女王の姿とも人間の姿とも違う姿って言ったでしょ?それは人格もなの……」
ジュキッド「それはつまりどういう……」
カグヤ「"あれ"は私でもしーのんでもないって事!姿も人格も、私達のものじゃないの……
  あの時は融合が不完全だったから元に戻れたけど、完全に融合が出来ていたら、
  "あれ"は私でもしーのんでもない"別の存在"としてずっと生き続ける……元に戻る事は永遠に無い……!
  私としーのんはこの世からいなくなるの……!」
暗闇斎「………!」
タック「何……やって………!?」
サスケ「あれは禁断の術だったって事か……!という事は、てめェ…!俺達に説明も無しに試したのか!?」
カグヤ「仕方が無かったの!クチナワ・オロチは強い……!あのままじゃ、しーのんが殺される……!そう思ったからこうするしかないと思ったの…!」
暗闇斎「カグヤ殿の言い分にも一理ある……あれはシノでも勝てるかどうか怪しい相手だった……カグヤ殿はシノが殺されない為に最善の方法を取ったのだ
  それに、結果的に2人共無事に元に戻ったのだ 責める道理はどこにもござらんよ」
シノ「私の身に何があったのか……記憶はありませんけれど、無闇に使うべきではないという事ですね………」
暗闇斎「仮に融合する事になったとしてもすぐに元に戻らなければ2人は融合したまま永遠に元には戻らなくなる………
  そうなれば、元に戻る方法を知らなければならんのだが………………」
タック「そんな方法……あるんやろうか…………」
暗闇斎「とにかく、融合は多用してはいけないという事だ 融合はあくまで最終手段 出来れば最小限の力で勝利する方法を……」
ワイユー「話はそこまでだ 敵の気配でござる」
暗闇斎「何っ……!?」

 ドォォォオオオオオオオオン!!!

???「ハッハッハッハァ!!呑気にお喋りタイムか!?闇の忍び部隊!!」

ミント「何だ何だ!?今隣で物凄い音が聞こえたんだが!」
シノ「ミントさん!メロンさん達に伝えてください!敵です!今すぐ安全な場所へ避難してください!」
ミント「何っ!?わ…分かった!今すぐ知らせる!」

シノ「……誰ですか貴方達は?」

???「ハッハッハッハッハッハ!!敵に名を名乗れとぬかすか!」
???「当たり前だろ 見ず知らずの奴に突然襲撃されたら、大抵は名を尋ねるだろうが」
???「仕方無ェか!名も知らねえまま死にたくはねえよな!?特別に名を聞かせてやる!
  俺様は武留(ブル)!!幻夢教最強の一軍、十二神将の一人!」
???「俺は張(チョウ)同じく十二神将の一人だ……やれやれ、本来ならこんな所で油を売る暇は無いんだがな」

タック「十二神将…!?って何やそれ?」
サスケ「ふん…どうせ今までと同じ名ばかりの連中だろう」

武留「そいつは聞き捨てならねェなァ……さっき言っただろうが、今までの連中よりも最強だってなァ!
  今までと同じだと思っていると怪我をするでごじゃるよ!」
タック「ごじゃる?」
張「こいつの口癖だ こいつは気が昂るとこういう喋り方になる
  気を付けろよ?興奮状態のこいつはもう止められねぇ……気が済むまで暴れ続ける闘牛だぜこいつは」
武留「グッフッフッフッフ……!では…行くでごじゃるよ…!ぬおあああああああああああああああ!!!!」

暗闇斎「避けろ!!」

 ドォォォオオオオオオオオオオン!!!

タック「くっ…何て馬鹿力や!!」
サスケ「ふざけている割にやりやがる……!」


[482:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU (2019/03/11(Mon) 22:08)]

張「フハハハハハハハ!!武留の突進をよく避けたな!あいつの突進をまともに食らえばひとたまりもない!
  貧弱そうなお前らなら一撃で即死だ」

タック「言いよったな…!お前らの方こそ、ボクらを甘く見ん方が良えで!旦那!!」

ジュキッド「おう!」

武留「グルルルルル……!グオオォォォオオオオオオオオオオ!!!」

ジュキッド「おおおおおおおおおおおっ!!」

 ドォォォオオオン!!

ジュキッド「ぐ……ぬおおおお……!!」

張「なっ……!武留の一撃を受け止めただと……!?だが……!」

 バキバキバキバキ……!

ジュキッド「くっ………!」
武留「グッフッフッフ………!」

張「やはり…受け止めるくらいが関の山だ 奴を投げ飛ばすなんざ誰にも出来やしない…!奴は十二神将一の怪力と体重の持ち主だからな!」
タック「うらぁぁあああああああっ!!」

 ビュン!!

タック「くっ…避けたか…!さっきからペラペラペラペラやかましいんじゃ!」
張「ほう…お前が俺の相手をするか……面白い…!」

 ビュン!!

タック「速い!!」
張「ぬおおおおおお!!チョレェェェエエエエエエエイ!!!」

 ドガッ!!

タック「ぐあああああっ!?」

カグヤ「タック!?」

タック「くっ……掠り傷や……!こいつも見かけによらず大した奴や……!」

張「くっくっく……お前こそ見た目の割に中々だ……!俺の猪霊拳をギリギリとはいえ躱し、致命傷を免れるとはな……!」
タック「拳…!?どう見ても蹴りやったやないか!?なんつー滅茶苦茶な奴らや!」


[483:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU (2019/03/11(Mon) 22:09)]

サスケ「そこを退け黒頭巾!!」

タック「兄はん…!」

サスケ「食らえ!!」

 ドォォォオオオオオオン!!!

張「無駄だ!!」

 ビュン!!

ワイユー「とうっ!!」

張「何っ!?」

 ドン!!

張「ぐううううっ!!」

タック「初代の旦那!!」

張「最初の銃撃は囮……そっちが本命か……!」

ワイユー「ほう…まだ立てるか……致命傷を食らわせたつもりだったのだがな………」


ジュキッド「く……ぐ……ぐおおおお………!」

武留「グッフッフッフ……!限界でごじゃるか……?」

ジュキッド「くっ……何の……これしき………!」

シノ「ジュキッドさん!」

ジュキッド「シノ殿!」

シノ「そのまま捕まえていてください!はああああああああああっ!!」

武留「しまっ……!!」

シノ「花影流・火炎椿!!」

 ドォォォオオオオオン!!!

武留「グオオオオオオオオオオッ!!」

 ドォォォォオオオオオオン!!!

張「何っ……!?武留……!?」

タック「やった!一人撃破や!」

張「馬鹿な奴め…!武留を本気にさせたな!!」

タック「え……!?」


武留「グッフッフッフ………血が……この俺に……血を流させたな………!グッフッフッフッフッフ……!
  もう許さんぞォォォォオオオオ!!!肉塊になるまで叩き潰してやるゥゥゥウウウウウウ!!!
  出でよ!!牛王斧!!!」

張「牛王斧……!?馬鹿!あれをやる気か!?」

タック「あれ…!?何やあれって!?」

武留「十二神獣・丑ノ宝玉!!解放!!!」

シノ「………!」

暗闇斎「いかん……!!お前達!!旅館から脱出しろ!!急げ!!」


 ビュン!!


 ドガァァァァアアアアアアアアアアアアン!!!!


タック「何やあれ……!?巨大な牛に化けよった!!」

張「武留の馬鹿野郎…!十二神獣の宝玉をこんな所で解放しやがって…!」

ワイユー「奴は一体何をしたのだ…!?」

張「言っただろうが 奴は本気を出したんだ あれが奴の真の力…!こうなってしまえば正真正銘誰にも止められん…!」

武留「グッフッフッフ……さぁ〜て…どいつから先にミンチにしてやろうか……な!」

シノ「はああああああああああああああっ!!」

タック「シノ姐はん!」
暗闇斎「大丈夫だ!巨大化すれば動きが鈍くなる筈……!俊敏なシノの動きを捉える事は出来ない……!」

シノ「はああああああああああああっ!!」

シノ(ここは……一撃で決める……!花影流奥義……!)

シノ「虹龍・百花繚乱!!!」

 ドォォォオオオオオオオン!!!

シノ「なっ………!!」

武留「グッフッフッフッフッフ………!」

暗闇斎「馬鹿な………!」
タック「虹龍・百花繚乱を……防いだ……!」
サスケ「あの俊敏な動きを見切ったってのか…!」

張「当然だ 巨大だからと侮るなよ!奴は見掛けに寄らず、どんなに速い動きも見抜き、その速さに追いつく事が出来る!
  あの娘は武留にとって最初の標的となった!もう終わりだ!」

暗闇斎「シノ……!」

武留「グッフッフ……!肉塊コース決定でごじゃる!ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 ドン!!

シノ「あああああっ!!」

タック「シノ姐はん!!」

武留「肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊肉塊!!!」

 ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

張「出たー!!武留の肉塊ラッシュだ!!食らった相手は牛王斧で全身を斬り刻まれ、最後は肉の塊となるのだ!!」

武留「こいつでフィニーーーーーーッシュ!!!」

 ドォォォオオオオオオオオオン!!!

暗闇斎「シノ!!!」

タック「シノ姐はん!!」


[484:月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 ◆IiInQphU (2019/03/11(Mon) 22:09)]

張「はははははははは!!可哀想に!!だが自業自得だな!!あの娘は武留に喧嘩を売ったのだからな!!」

サスケ「てめェ……!!」


シノ「…………………………!」

ジュキッド「シノ殿…!」

張「何っ!?まだ立てるのか!?」

武留「あぁん……?何だお前…不死身か……?」

シノ「………………………」

武留「もう一度斬り刻まれたいようだな……!」

暗闇斎「シノ……!まさかお前……!」

シノ「…………カグヤちゃん!」

カグヤ「………!」

暗闇斎「待て!やめろ!!」

シノ「すみません父上……でも…止める方法は……もうこれしかありません……!」

カグヤ「………行くよ……!」

シノ「はい……お願いします……!」


カグヤ「聖なる力よ……私達に奇跡の祝福を……!今ここに神聖なる光を!!
  妖精魂魄共鳴奏(フェアリー・スピリット・ユニゾン)!!」

シノ「……………!」


暗闇斎「シノ!!」
タック「カグヤちゃん!!」

 ビュン!!

シノ(強い光が体を包む……!私が一体何になるかは分かりませんが……お願いします…!私達に力を……!)

 ッカァァァアアアアアアアアアアン!!!


妖姫「………………………………」

暗闇斎「……………!」

張「何だあれは……!?姿が…変わった……!?」

武留「グッフッフッフ……!何だか知らんが、姿が変わった所で、結局は同じだ……」

 ビュン!!

 ドォォォオオオオオン!!!

張「なっ………!!」

武留「グ……グオオオオオオオオオオオオ!!」

妖姫「……何と汚らわしい声……耳障りだ 即刻消え失せよ、魔獣」

武留「五月蝿ェェエエエエエエエエエ!!!」

張「馬鹿野郎逃げろ!!あいつ只者じゃねェ!!」

 ドォォォオオオオオオン!!!

武留「グアアアアアアアアアアアア!!!」

妖姫「二度目の忠告だ……失せよ これ以上、我が剣を貴様の薄汚い血で汚すなよ」

武留「お……己……!」

張「馬鹿野郎退け!!こいつはお前には無理だ!!」

武留「グ……!てめェ…!離しやがれ…!まだ勝負は……!」
張「一時撤退だ!!くそっ…!何て奴だ……!神獣以上の力が、まだこの世界に残っていたってのか!!こんな情報、どこにも無かったぞ!!
  この借りは、いずれどこかで返してやる……!!覚えておけ!!」

 ビュン!!


サスケ「撤退したか………」
ジュキッド「十二神将……あんなのが12人もいるのか………!」
タック「これは今まで以上に苦しい戦いになりそうやな……!」

暗闇斎「シノ……やったぞ……今すぐ元に……シノ……?」

妖姫「…………………………」

暗闇斎「シノ……?どうした……?なぜ戻らない………!?」

妖姫「シノ……?誰だそいつは?我が名は妖姫 裁きの女神………
  それより貴様らは何者だ……?新手の敵か……?」

暗闇斎「違う…!拙者達は……!」

妖姫「問答無用!貴様達は邪悪 邪悪は私の敵だ……消え失せよ、さもなくば貴様達に裁きを与える!」

タック「なっ……何やと!?」

暗闇斎「……………………!」


  第捌拾陸話 最強の敵、十二神将現る 終


シノ「次回予告です 十二神将の武留と張を退け、一安心したも束の間、妖姫が元に戻らない!
  それどころか、父上達を敵と認識して攻撃しました!
  お願いします……どうにか元の姿に戻って……!
  次回、月華の忍者シノ〜忍び街道まっしぐら!〜 第捌拾漆話ご期待ください」


[485:名無しさん@お腹いっぱい。 (2019/03/12(Tue) 01:47)]
>サスケ「聞こえなかったか耳つんぼ 馬鹿って言ったんだ」
地上波でアニメ化したら「耳つんぼ」って言葉が違う言い方になってそう


[486:闇の忍び部隊 ◆IiInQphU (2019/03/13(Wed) 13:05)]

>>477

シノ「ええっ!?私のファンクラブですか!?アドレーヌさんなら分かりますけど、私にファンなんて……
  いえ…嬉しいですけれど……あまり変な活動はしないでくださいね」
タック「良えやないでっか ファンクラブが出来たっちゅう事は、それだけ有名になったっちゅう事やしな
  これでシノ姐はんが公式から採用される事間違いなしでっせ!長い下積み生活とも、これでおさらばやな!」
シノ「今まで下積みだったんですか…!?いいえ…決して有名になりたいと思って始めたわけではありませんので……
  ですけれど、1人でも多くの人に、このスレッドを見て面白いと言っていただけるなら嬉しいです」
カグヤ「素直にNo1になりたいって言っちゃえば良いのにね」
シノ「なっ…No1なんて、恐れ多いです……!他にも素晴らしいスレッドが沢山ありますのに……!」
タック「駄目やなこりゃあ……」
カグヤ「しーのんは、態度が大きくても罰は当たらないと思うの それこそ女王様みたいなね」
タック「女王様のシノ姐はんとか何それ素敵やん……ほらシノ姐はん、早速蝋燭と鞭を持って…」
シノ「やりませんよ!」

>>485

タック「地雷矢の旦那といいサスケ兄はんといい、何でボクに対して辛辣なんやろうなあ」
シノ「日頃の行ないですね」
カグヤ「日頃の行ないだよね」
タック「そんな言う程悪い事してるつもりないんやけどなあ……確かに裏切り行為とか、そういうんはあったけど……」
カグヤ「それが一番大きいと思うよ」
シノ「ですが幻夢教との繋がりは完全に切れたようですし、正真正銘の仲間としていてくださるなら心強いですね」
タック「そう言ってくれるのはシノ姐はんだけですわ 正直、幻夢教にいても良え事は無かったし、幻夢教の事あんまり教えてくれんかったし
  本部の場所だってさっぱり知らんのや その癖人遣いは荒かったし、同僚はネチネチした奴ばっかりやったしで、さっぱりわやでしたわ」
カグヤ「組織から信用されてなかったんだよね、可哀想に」
タック「そらヤケ酒したくなるのも納得の理由よな!」
シノ「だからと言って飲み過ぎて良い理由にはなりませんよ」
タック「シノ姐はんは手厳しいなあ」
カグヤ「タックみたいな人は、厳しく言ってくれる人をありがたいと思わなきゃ駄目だよ」
シノ「…で、話を本題に変えますけど、やっぱり、鋭い人はいましたね そこは突っ込む人はいるんじゃないかと思っていました
  原作とアニメとで言い回しが違う事ってよくある事ですけれど、例えばこういった差別用語とかは別の言い方に置き換えられるでしょう」
カグヤ「他にどんな放送禁止用語があるかは、調べれば色々出て来るよね」
タック「ドラクエや最近のポケモンなんかも、変な名前は付けられんようになっているしなあ
  言葉って、些細な事でも傷つく事もあるから、言葉ってのは慎重に選ばないとあきまへんで」
シノ「サスケさんも、その辺は弁えているとは思いますよ ただ相手がタックさんだったからキツい言い方になったのでしょう」
タック「何でボクやったらキツい言い方になるんでっか?解せないのう…」
カグヤ「だから日頃の行ないでしょ 悔しかったら人の為になるような事をしたらどう?アルバイトとか」
シノ「仕事中にお酒を飲んだりしないか心配ですけど」
カグヤ「知ってるよ、バイトテロっていうんだよね、そういうの」
タック「ボクはそんな幼稚な事はせえへんよ せやけどなあ…ボクは自由に生きる風来坊 何かに縛られながら生きて行く事はしたくないんやなあ」
カグヤ「何か面倒臭いね」
シノ「タックさんはそういう人ですから、仕方が無いです」


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