【オリジナル】アラビアン・マッチョ【古代アラビア】

410 名前：天狼ルミナ ◆uwki1uEg 投稿日：2018/12/04(Tue) 10:15

>>407

あはは！この世の何処にエロくないビキニがあって、エロくない踊り子が何処にいるのよ？
ほら、私も「神秘のビキニ」に着替えたわ。
私達が並んだ姿を、鏡で見てみなさいな。

ほら…私の金髪と白い肌、そして貴女の黒髪と褐色の肌…。
「金」と「黒」、色の組み合わせとしては、互いを引き立たせるものとして最適なのよ。
夜闇において、月が煌々と輝くようにね。
だからこそ、私達が並んで登場する事は絵になるわ。

フフ…腹を括ったようね？それでいいのよ。
最初にこういうエロい姿をお披露目してしまえば、踊り子としても度胸がつくわ。
それじゃ、行きましょう？

（ショーの終了後）

お疲れ様…。
あれから貴女の事、大分噂になってるわよ？
私の事は今晩出る事は誰もが知ってるけど、貴女の事は誰も知らなかったものね。
「ルミナと並んでるあの褐色の女は誰だ？」「アイツも一緒に踊るのか？」って、
皆期待してる声がよ〜くこの耳に聞こえてきたわ。

エロい姿に悦んでもらえるだけじゃなくて、期待されてるって思うと頑張りたくなるでしょう？
だから、私は貴女を一流のパートナーに育て上げて見せるわ。

（翌日）
此処は、私が市井の踊り子だった頃から借りて住んでる家。
劇場とか酒場を往復するのに便利だから、家賃を払い続けて使い続けてるのよ。
今日から貴女は私と寝食を共にして、踊り子の仕事をしていくの。
あ、きちんと家賃と生活費は折半ね♪

一応私は王宮における衣食住は保障されてるけど、感覚を共にしてハングリーでなきゃ
互いを一流のパートナーに出来ないわ。
王宮の専属の踊り子になっても、ハングリーで貪欲に精進し続ける意思は忘れてないしね。
この後組合に行って、貴女を踊り子として登録もしなきゃね。
パートナーを引きうけてもらう代わりに、登録にかかる必要経費は私が払うわ。
…それに、王宮も国の立て直しの為に奔走していて決して豊かじゃない。
自分で何とか出来るのであれば、何とかしなくてはね。

…それと、貴女の踊りに関してだけど技巧云々は後からでいいわ。
貴女は狐でしょ？「狐につままれる」と言われるように、人を惑わす事に悦びを感じる者…。

自然体で、貴女の踊りで観る者を惑わせる事を楽しめばいいのよ。
貴女が楽しければ、楽しそうであればある程観る者も楽しくなれる。

そうなれるようにする為には、まずは私の馴染みの酒場の踊り子の仕事がいいわね。
当分は、私も一緒に出るわ。
客と自分が楽しいって言う一体感を感じる事が出来て、貴女自身の踊りを創り上げる為に最適の場所よ。

客は騒がしくて荒々しい連中が多いけど、気の良い奴揃いよ。
あそこのマスターも、決して踊り子を無碍に扱うような奴じゃなくて信用できる男よ。
一応私もそれなりの立場を手に入れたからギャラは弾んでもらえるし、そこから貴女への報酬も払える。
それじゃ、よろしくね。

あ、それじゃ早速貴女に合った衣装を品定めしなきゃ。
仕事は明後日からだしその間はキッチリお互いに練習をするけど、
男達を悦ばせる為に貴女に合う衣装をバッチリ選んでおかないとね〜♪

（今まで集めた踊り子の衣装の数々を取りだす…）

フフフ…褐色の肌には原色系の色も合うのよ。
先日は白だったから、この次は赤を着てもらおうかしら…。（ニヤリ）


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