【オリジナル】アラビアン・マッチョ【古代アラビア】

674 名前：天狼ルミナ ◆uwki1uEg 投稿日：2020/02/01(Sat) 21:41

>>670
（男）

いや、それは無理だ…。
そもそも、そういう仕事はやったことが無いんだ。

岩を拳で砕いて、運ぶという力仕事なら幾らでも経験があるが…。
岩を削って何かを作るというのは心得の無いオレには出来ないよ。

どうしても作ってほしければ、ギルドの職人の組合に当たってみてくれ。
像を作る仕事を生業としている職人たちなら結構いる筈だ。

>>671

ああ、アンデスの高地に住む民族の作る食べ物だな？
鼻の利く狼のオレにはチレ（唐辛子）の匂いは最初はきつかったが、
慣れてしまうとあの辛さと刺激はクセになった。
人間の作る食べ物は味わえば味わうほど奥深い。
タコスも、思い出深い食べ物の一つだ。

具材としては豆や唐辛子、兎の肉や鶏肉が使われていたが
時には昆虫も包み込んでいたらしいぞ。

そういえばあのアンデスの民は、常に自然への敬意とその恩恵に対する感謝を忘れない民だったな…。
彼らの所に世話になるきっかけは、山の頂上で遠吠えをしていた時だったんだ。
オレの姿を見た彼らは「山の神が降りてきた」と勘違いして、オレを手厚くもてなしてくれたよ。

オレは神などではなく、旅をしてきた狼だと言ったんだが…。
彼らはそれでも神様扱いをやめてくれなくて照れ臭いやら申し訳ないやらだったよ。（苦笑）

この国の作物を使えば、同じとまではいかないまでも似たような食べ物は作れそうだ。
どうだい？オレの手作りで良ければ食べてみるかい？



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