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52 名前：水橋 パルスィ@死霊騎士（レヴァナント） ◆Parseejo 投稿日：2020/09/29(Tue) 22:56

前942 ファイヤーソーサラー
>なんでも言うこと聞いてあげるから！
なんでも……なんでもと言ったわよね？
この地獄の悪鬼の前でそんなことを言うなんて命知らずね。
ならば反抗期とやらを終わらせるのはどうかしら？
そして私を親友の更にその先に置いてくれれば……不問に付すわ。
ムリ、とは言わせないわよ？子どもまでできたのに反抗期を続けるなんて言わせないわ。

>わたしはみんなの懸け橋になってあげたいって思うの
ええ、貴女ならきっとなれるわ。妬ましいけれどそう思う。
そうね、列挙した飲み物と同じくすっきりとした貴女が私の中に吹き溜まったものを飛ばしてくれると嬉しい。
貴女と一緒なら、そうあれるのかしらね。

>性別の垣根を超えた大親友だ!!
大親友ね……結局、友情止まり
この恋は流産に終わっちゃったかぁ……ダメね、涙が止まらないわ。
私は勇儀しか居ないけれど、勇儀は私だけではない。
そんな私の心の間隙を埋めるかも知れなかったのが彼よ。
うつつでも片手間でもない、私の心となるべきが彼だった。
浮気は罪ではない。手を出した相手を大切にしないことが罪となる。
嫉妬はするけれども、勇儀は私のことも愛してくれる。
故に私は寂しくても妬ましくても正妻としての務めを果たしているわ。

前982 リーリエ
>わたくしのシロンに対する気持ちは間違っていなかったと……そう思えるようになりました！
私は心を食べる妖怪、故に人語を介さずとも心ある生き物の気持ちは分かるつもりよ。
貴女の言う通り、親子に近しい感情を抱いているのがよく分かるわ。
その絆、やすやすと得られるものではない。精々、大切にすることね。

>もしかして、メイドの仕事をやったのことがあるのですか？
まあ、このメイド服は前の主からもらったものだからね……。
私はさる魔法使いにメイドとして仕えていたのよ。それはそれは美しく、高い魔術を完成させていた、ね。
私の主は人形を同時に数百体も操って、家事から戦闘までこなしていた。
貴女にも見せてあげたいわ、品のある調度品の数々の間を縫うように人形達がそれぞれの務めを果たしている様を。
まさに幻想、空想の世界が目の前にあったのよ。

>えっ！？　パルスィさんは妖怪だったのですか！？
あら、最初に橋姫を名乗った時点で気付いていたと思ったけれど。
鈍くはないわ、取り憑いたのに一々気付かれたら長生きはできない。
知らぬ間に取り憑いて糧を貪るのが妖怪の本領発揮よ。
私を育てたらそうね……私が百年生き永らえて、より奸智に長けた邪悪な存在になるわ。
高層ビルをなぎ倒すなんて私にメリットが無いでしょう？
その中に巣食う連中に取り憑いて操り、更に効率よく糧を得られるようにする方が遥かに良い。

>パルスィさんと同じく、わたくしも痛いのは嫌ですから……。
では、快楽を以て聞き出すとしようかしら？
初めに聞いておくけれど、好きな子は居るのかしら？キスはもうその子と済ませている？
大丈夫よ、妖怪の賢者の命にかけて痛くしないわ。

>でも、パルスィさんは答えはどうでもいいんですよね……。
すなわち、貴女を快楽の渦に引きずり込んで堕としたいだけよ。
どうあがいても逃げられない、それが妖怪に魅入られた人間の末路よ。

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