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【オリジナル】鬼の末裔っす！

232 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2021/10/16(Sat) 05:03

無惨「頭を垂れてつくばえ、平伏せよ！」
零余子「も、申し訳ございません。お姿も気配も異なっていらしたので…」
無惨「誰が喋ってよいと言った？貴様共のくだらぬ意志でものを言うな。私に聞かれたことにのみ答えよ」

無惨「ここ百年余り、十二鬼月の上限は顔ぶれが変わらない。鬼狩りの柱共を葬ってきたのは常に上弦の鬼達だ。
しかし下弦はどうか？何度入れ替わった？」
釜鵺（そんなこと俺達に言われても…）
無惨「そんなこと俺達に言われても……何だ？言ってみろ」
釜鵺（！？思考が…読めるのか…！？まずい！！」
無惨「何がまずい？言ってみろ！」

釜鵺「お許しくださいませ鬼舞辻様！！どうか！どうかお慈悲を！！
申し訳ありません！！申し訳ありません！！申し訳ありません！！ぎゃああああ！！！」
（心の中で不満を言ったらそれを無惨に読み取られて怒りを買い、問答無用で殺害される釜鵺）

無惨「お前はいつも鬼狩りの柱と遭遇した場合、逃亡しようと思っているな？」
零余子「いいえ思っていません！！私はあなた様のために命をかけて戦います！！」
無惨「お前は私の言うことを否定するのか？」
（無惨に無茶苦茶な言いがかりをつけられて殺害される零余子）

轆轤「私はまだお役に立てます！もう少しだけご猶予を頂けるのならば必ずお役に！！」
無惨「具体的にどれほどの猶予を？お前はどのような役に立てる？今のお前にどれほどのことができる？」
轆轤「血を！！あなた様の血を分けていただければ私は必ず血に順応してみせます！！より強力な鬼となって戦います！！」
無惨「何故私がお前の指図で血を与えなければならぬのだ？甚だ図々しい、身の程をわきまえろ！」
轆轤「違います！！違います！！私は…！！」
無惨「黙れ、何も違わない。私は何も間違えない、全ての決定権は私にあり、私の言うことは絶対である。
お前に拒否する権利はない。私が正しいと言ったことが正しいのだ。
お前は私に指図した…死に値する！！」

これは人食い鬼を束ねる首領の鬼、無惨。
部下達を蹂躙するパワハラ上司であり、上記は無惨と部下の鬼達によるパワハラ会議。

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