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☆★☆★☆ 10ちゃっと♪設立20周年記念祭☆★☆★☆ 第2会場

109 名前:WWW ◆V.9gKSA. 投稿日:2022/09/15(Thu) 22:41

前>978(星崎リリア)

凪「友達の領分を超えてるとか、どう見ても恋人だとか、夫婦でいいじゃんとか」

凪「度々言われるけどな。まだ友達なんだよな、まだ」

W「まァ、まだ……な」


W「そうだなァ。オレの初参加は確か、16周年の祭りだった筈」

凪「4年前だな。学院は当時10時限目で、私が生徒として入学する前の頃か」

W「まだオレたちが今みてえに、掛け合いなんてしてなかった頃だ」

凪「絵になるなんて、嬉しい事を言ってくれるけどさ。あの頃からは想像もできなかったよ、今の状況」

W「考えてた流れとは真逆に突き進んでるしなァ。人生、どう転ぶかなんざ分かりゃァしねえな」


W「あァいや、母親は死んじゃいねえからな。今はもう目を覚まして、普通に生きてる」

W「副作用も昔は兎も角、今は何ともなくなったからなァ」

凪「いやいやこっちこそ、WWWの過去に興味持ってくれたのに……悪いな」


凪「成程。リリアさんは昔から真面目な頑張り屋だったけど」

W「サディーの方はあれだな、歳相応ってえ感じか。2人共真面目一徹よりも」

W「そっちのが釣り合い取れて、仲が上手く回るのかもしれねえが」


W「オレはオレ1人しかいなくとも、学院にとってのオレの代わりはいる」

W「替えの効くその他大勢。その程度でいいんだよ」

凪「私たちにとって唯一なら、それで充分なのさ」

凪「その方が気楽に、純粋に楽しめる。そう言うのでいいんだ、そう言うので」

W「まァそれはそれとして、オレたち2人を掛け替えなく思ってくれる奴には」

凪「とてもありがたく思ってるけどな。これはこれ、って奴だよ」


W「皆の異能か? 昔は氷を出すとか炎を出すとか、シンプルな奴が多かったんだが」

凪「今残ってるのは一言で言い切れない、ややこしいものばかりだな。優月以外」

W「天野は集まりが始まってからずっといる、光明でも随一の古株だからなァ」

W「……実を言うと、"異能が凄え"ってのはあまり多くねえんだ。そもそも能力者じゃねえ生徒もいるし」

凪「大した事ないって訳じゃないんだけどな。なまじWWW自身、何でもできるような異能持ちだろ?」

W「オレからしてみれば殆どの奴が、異能よりも他の長所の方がよく見えるもんなんだよ」

W「例外らしい例外はっつったら、学院の誇る最強コンビ。生徒会長と副会長ぐらいのもんだ」


前>997(地球防衛軍)

凪「並大抵の怪人なら、其処にいるだけで全滅しそうなオーバーパワーだな」

W「学院の最強軍団でもワンチャンあるかないかって感じだなァ」

凪「いや流石に無理……いやでも神代くんと御剣さんなら行けるかな……うーん……」

W「その辺にしとけ雨音。悩むくらいなら考えるだけ無駄だァ」

凪「それもそうだな。私たちと常盤くんたちとで戦う事なんて、どうせないんだし」


>私達は何を見せられてるんでしょうか…


W「ごく普通の友情だが?」

凪「私たちにとってはただの雑談も同然だよ、あの程度なら」

W「いちゃついてる内にはまだ入らねえだろ、あのくらいは」

凪「そうだそうだ」(ラドン感)


凪「ん? あぁ、そうだよ。元は普通の人間だったんだけどな」

凪「見た目通りの年頃に殺されて、それからはずっと亡霊やってる」

W「そっちで言うと天空寺が一番近えなァ」

凪「ゴーストの彼と違って、本当の意味で復活する目途は立たないけどな」


前>999(ハナビィ)

W「第1会場の完走と花火舞踏会の開幕が重なるたァ、粋な偶然もあったもんだ」

凪「いや本当に、綺麗な打ち上げ花火だよ。上から見ても、横から見ても」

W「横から見た花火はどうよ。丸かったか、平べったかったか」

凪「丸かった」

W「そうか」


W「いやはや、いいもん見せてもらったぜ」

凪「ありがとな、ハナビィさん」

凪「別にお礼って訳じゃないけど、飴のお代わりはいるかい」



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