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【逆転裁判】弁護士の希月心音です!その質雑に異議あり!

365 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/11(Thu) 21:53
あくまでIFの、原作とは乖離した史上最悪の「成歩堂龍一」について想像してみた。

もし御剣が最初からクラスメートに居らず(且つDL6号事件も起こらず)、小学校の学級裁判では誰も味方になってくれずに一方的に悪者にされたとしたら‥‥‥

それ以来、『泥棒』のレッテルを貼られ、誰彼からも虐められる内に絶望と人間不信に陥る成歩堂。
挙句、謂れの無い悪評は町中に知れ渡り、学校どころか近所一帯からも親子揃って侮蔑される日々が続く。
遂には母親はノイローゼに陥り、父親は世間体に左右された結果、辞職にまで追い込まれた。

ある日、また泣きながら自宅に帰った成歩堂が目にしたのは、既に首を吊って宙を浮いている両親の無惨な姿。
そんな両親が遺書に残した最期の言葉は、「お前なんか生まなければ良かった」という恨み言のみであった。
その結果‥‥‥成歩堂の中で"何か"が壊れた。

親戚の家に預けられる形で遠くの地へ去るも、その親戚も、「引き取りたくもない邪魔なお荷物を嫌々受け取ってやった」という様子が見られ、結局安息の地はない成歩堂。
少しでも早く不愉快な家から離れて自立するべく、青春を犠牲にして日々猛勉強する成歩堂。その甲斐あって、国内でも最難関の高校、続けて大学に進学&卒業を果たし、
家から一切惜しまれることもなく、そして成歩堂も何ら後腐れなく去る。だが、小学校時代から今に続く恨み辛みは、「世間に復讐してやる」という昏い憎悪の念を形成していた。

頭の良い彼は殺人事件担当の検事を志し、望み通りになった。だがそれは、「犯罪者の罪を証拠・証人を基に暴いて捌き、世の不正を糺す」という崇高な使命感からではなく、
世に蔓延る『真実』を自分の思い描く通りに捏造し、殺人事件の無実の被告人を有罪にすることで、自分の味わった理不尽を無実の人間にも味合わせてやることで快感を得る為。
無実の被告人が有罪判決(=実質死刑)を下された直後の絶望の表情が、彼にとって最高の瞬間であり、何よりの愉悦だった。
その為なら幾らでも証拠・証言の捏造、関係者との裏取引などを惜しまず、エリート検事という立場から悪逆非道の限りを尽くす。
そんな彼の信条は、『真実などというものは、力持つ者にとって都合の良いよう「造る」モノ』。
そして、『愚かな大衆は真実などどうでも良い。奴等は、自分が満足出来る「物語」だけを欲する屑共である』と世間を心底侮蔑し、憎み抜く。
やがて、逆立った髪型と凶悪な容貌も相まって、『狩魔豪が「検事局の魔王」なら、ヤツは「検事局の悪魔」だ』と恐怖と蔑みを以て呼ばれるようになる。

そんな成歩堂の不倶戴天の怨敵は、父の御剣信を師に持ち、若いながらも頭角を現す敏腕弁護士の御剣怜侍。
彼にとっては、甘ったるい人間観と下らない正義感を振りかざし、自分の愉しみを潰してくる許し難き存在。
誇張抜きで、「バレないようにいつか殺してやる」とまで思うようになった存在である。

―――以上、もしあなたが、この「成歩堂龍一」と法廷で対決する事になったとすれば、どんな心境を抱きますか?

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