【燃える花のように】音柱・宇髄天元だ人間様を舐めんじゃねぇ！【鬼滅の刃】

304 名前：煉獄杏寿郎@マスカレード ◆Gv0oNgqY 投稿日：2023/10/28(Sat) 08:04

>>293 @貞子さん
やあこんにちは！良いお化け日和ですね！！
体が濡れているようですが、大丈夫ですか！宜しければ手拭いをお貸ししましょう！
こんな事もあろうかと、今日は予備を何枚か用意しているのです！

《名無しも仮装していいんですか？》

ははは！正体を明かしてしまっては駄目だろう、名無し少年！
随分と手の込んだ仮装だな！何故びしょ濡れなんだ、風邪をひくぞ！
ふむ、井戸から出てきたという設定か！なるほど！本格的だな！うむ、早く乾かすと良い！

つ【手拭い】

－－ブンッ
《柱から一本とってやる！えいっ！》

危ない！こんな視界の悪い場所で、濡れた体で暴れては

－－つるっ　ドスン！！

転んでしまうぞ！時既に遅し、だがな！はっはっはっはっ！！
大丈夫か名無…貞子さん！不利な状況でも果敢に柱へ挑むその心意気は素晴らしいが
君はまず、その濡れた体と長い髪の毛を何とかした方が良いな！

……名無し少年？どうした、どこか痛めたのか。

ズリッ　ズズズズッ

ほう…
君、その格好で匍匐前進するとえも言えぬ迫力があるな。子供が泣いてしまうぞ。

>>294
我々がやっているのは舞台上の演技ではない
命を賭けた戦いだ。

その場に居るのは悪鬼滅殺の志を持つ剣士たちと、狩るべき鬼、
そして懸命に日々を生きる人間だ。観客ではない、誰もが当事者なのだ。
芝居感覚で戦場に立てば、その命幾つあっても足りはしないぞ！
君に剣士として生きる覚悟があるのならば、まずは意識を変え日々の稽古に全力で取り組む事だ！

この話はこれでお終いだな！！

>>295 @妲己さん

……………………ぴたっ
チリンチリン…ぴたっ

……………………………………ぴたっ
チリンチリンチリンチリン…ぴたっ

むぅ、君！さっきから何故俺の後をついて来るんだ！！

《堕姫だと思いました？残念、ﾜﾀｼは妲己ですのよ！》

そうか！初めまして！！
ははは、君が鬼でない事など百も承知だ！ん？君、よく見ると名無し少女じゃないか。
普段は隊服の姿ばかり見ているから、何だか新鮮だな！衣装の感想？うむ！

－－あられもないな！！

はっはっはっはっ！その耳、まるで本物の猫のような毛並みをしているな！
猫じゃなくて狐？なるほど！鈴を付けているからてっきり猫の仮装かと！
しかし先刻から仮装に気合の入った者ばかりだが、揃って寒そうな格好をしているのは何故だ！
行事に浮かれて任務に支障が出ては元も子もないぞ！

うむ！俺の羽織を貸してやろう、もう安心だッ！！

>>297 @鼻の長い魔女さん

（…この部屋の中から禍々しい気配を感じる）
（鬼か？いや、少し違うな…何にせよ確かめる他あるまい。）

－－スパンッ

そこに居るのは誰だ！この煉獄が成敗してくれる！！

グツグツグツグツ

………ご婦人、こんな所で何をしているのです。
調理場でもない屋内で火を起こすなど！危険極まりない、火事になってしまうぞ！

《つ【紫色のスープ】》

いや！だから場所を移せと言っている！
凄い色のスープだな！何を入れればこんな色になるのだ！あとちょっと妙な匂いがする！

ぐぅぅぅぎゅるるるる

よもや…こ、これは不可抗力だ。決してそのスープを見て腹を空かせた訳では
むうぅぅ押しが強いッ！！仕方がない、俺がこれを飲んだら場所を変えるのだぞ！

－－ぐいっ

【次回へ続く】

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