【オリジナル】異国小路の吸血姫　新館ノ六

448 名前：羽藤柚葉 ◆cfGE57zE 投稿日：2024/03/16(Sat) 20:50

>>442

私はお嬢様のようにイタリアの文化に関する知識はもちろん、
フランスやイギリスの文化に関しましても
せいぜい教科書に記載されていた名所や特徴、
聞き齧った程度のものしか存じません。
そもそも、この日本の文化すら殆ど理解が無くお恥ずかしい限りです。

（>>446　横から失礼します）

カルミーニオ家は由緒正しい貴族の家系。
特に奥方様が文化、芸術に理解のある方ですから、
故国の城館には歴史を彩ってきた偉人達との交流を示す記録や絵画が残されているのですね。

そしてこのお屋敷でそれを示すのが、ガリレオ・ガリレイ様の望遠鏡…。
扇谷先生と並んで文化、芸術に関する講座や講義をして下されば
実に有意義なお時間となられる事でしょう…。

余談ですが、ルネサンスで思い出した事が。
もしかしたらお嬢様は既に存じておられる作品かも知れませんが、
ルネサンスの時代からタイムスリップしてきたフィレンツェ出身の画家志望の女の子と
女子高生の交流を描いた『夢見るルネサンス』という4コマ漫画がステキでした。（微笑）
はあ〜…。こちらのリーチャさんが奥方様と出会えて才能を見出されていたら…。
あの『アルテ』さん同様、女性が生き方を選ぶのは大変な時代でしたものね…。（溜息）

>>443

…主であるお嬢様をそのように褒めて頂けると、私達メイドも幸せな気持ちになれます。（微笑）
本当に、有難うございます。

あくまでもこれは個人的な主観なのですけれど、
お嬢様の微笑は同じ太陽でも眩しいそれのイメージではなく、
この縁側を優しく照らす『陽だまり』のものですね。（微笑）

こちらで午後の穏やかな時間を過ごす中で、お嬢様が猫さんや小鳥さんを優しく愛でたり、
季節によって庭を彩る花々の織り成す風景を共に見るのは私達の日々の中の幸せの一つですわ。

そしてお嬢様が優しく微笑まれる日常を大切にするのが私達メイドの務めです。
さあお客様、緑茶と桜餅をお嬢様と共に召し上がって下さいませ。
お嬢様がこよなく愛する、季節の和菓子ですよ。

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