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ファンタジー世界の酒場【冒険者ギルド】―16章―

52 名前:ルードル ◆m6xPcbWo 投稿日:2023/12/06(Wed) 21:48
>>44
「風の精霊石……あった気がするんだがどうだったか。いや、あれは火の精霊石だったか?少し待ってくれ。
えーっと、これはゴーレムの核だしこっちは乾燥スライムにイナビカリ苔か?ううむ、どこへやっちまったかな」

>>45
「ほほう、東の珍味とは気になるな。
随分前だが東国から来た剣士と暫らく旅をしてな、ツテで向うの飯や酒を食わせてもらったが見たこともない料理ばかりで中々面白かったぞ。

さてこいつは…………藁に包んだ保存食か。
中は……何だこれは。プディング………いや豆、か?うわっ、糸引いてるぞ!
しかも食べ物じゃない匂いしてやがる、さてはこっちに運ぶまでに腐ったんじゃねぇのか?」

「それか東国の魔物よけだろ。
聞いたぞ、東国では魚の頭を軒先にぶら下げて魔物よけに使うってな。
多分コレもそういう呪いとか厄除けの類いなんじゃないか?少なくとも今のこれは食える物じゃないと思うぞ」

>>46
「ああ、物が良ければ買い取るぞ。これからの季節は布物の需要が高いからな。
んん?変わった織物だな。
一見シルクのようだが繊維がやけに太いし手触りもしっとり、いやこの手にくっつく感覚、これはまさか……!」

「蜘蛛系魔物の巣から取った繊維だろこれ!?
珍しいっちゃ珍しいが、うーむ……好事家なら欲しがるか?」

>>48
「いやなに、故郷を飛び出した身でね。
初めて見た街の人混みで金をスられちまうやら先の見通しが甘くて行く宛も無かったところを行商人の師匠に拾われたのさ。恥ずかしい話さ。
師匠のその後か、さてな。
俺も独り立ちして長いこと方方を旅してるが、たしか師匠にはそれっきり会ってねぇな。
世界の果てまで行商に行っちまったか、流石に死んじゃいないと思うが、今となっては餞別にくれた商売道具のリュックが唯一の繋がりってとこか」

「なるほど、な。
魔術ギルドの肝入で遺跡探索するから荷物持ちに来てくれか。
おいおい、そう言うことならそうと早く言ってくれよな。やけに回りくどいもんでどんな裏があるのかと心配したとこだ。
俺としてはまだ断る程の理由はないな。
聞く分には熟練の冒険者8人と魔術師3人も用意してるなら前衛も後衛もぶ厚いし報酬と発掘品で金は見込めて俺は荷物運びの楽な仕事だとは思う、が…………
逆に言えばそんだけの準備と人数を集めるってことはその遺跡にはなにか懸念でもあるのか?」

>>50
「山村での行商で鹿や猪肉は食ったことはあるな、だが味なら家畜の肉のほうが俺は好きだな。
山の獣は険しい山の中を魔物や人に追われてるから肉は硬いし、あの時は鮮度や料理方法も微妙だったのかもしれんがどうにも残る獣臭さがなんともなあ。
街の肉は豚とか羊とか家畜が多いだろうし、むしろ貴族なんかが趣味の狩りでよく食うんじゃないか?新鮮な内に料理人に料理させれば美味いかもしれん。ま、俺は貴族の飯は食ったこと無いからわからんがね」

>>51
「その聞き慣れないイセカイって国はどこにあるんだ?俺は聞いたこと無いからそれほど遠いとこの国なんだろうけど。
しかしまあ、そういうのは大方錬金術とかの分派みたいなもんだろう、流行ったり廃れたり分派したり統合したり忙しいこったね」

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