君たちの望みをかなえてあげよう

149 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：2024/02/02(Fri) 17:29

【番外編】
インタビュアー「今日は『死神ガンマン』の異名を持つある人に色々と聞きたく、取材を申し込みました。」
殺し屋N（以下N）「俺の名はN。かつては『野比のび太』という名前だった男だ。では特別に君の取材を受けよう。」
インタビュアー「ありがとうございます。では早速質問します。」

Q1.殺し屋になった経緯について？
N「そうだな。あれは俺がお袋の心無い言葉に傷ついて家出をした後、とある人身売買組織に誘拐され…危うく売られる所をある男（後のNの師でボス）に助けられた。それから居場所が無くなった俺はその人の弟子として修行を重ね…一流のアサシンとして様々なミッションを熟してきたよ。特に悪人狩り専門のね。」

Q2.ボスについて。
N「正義感が強く、外道を許さないお方だ。それ故にこの国の行く末を憂いてらっしゃる。世の中には罪なき弱者を喰い物にし、金の為なら国でも平気で売るような悪鬼がいる。この国を良くする為にも、我々のような存在が必要になる。それがあの方のお考えだ。」

Q3.「将来、ジャイ子と結婚する」という別の未来線について。
N「冗談ではない！何故俺があんな乱暴者の妹の婿にならねばならん！奴の妹の婿になる位なら、独身の方がまだマシだ！まぁ思えばこの世界で結婚した茂手という男…見た目だけは俺に似てるな。」

Q4.もし母親と再会したら？
N「お袋に会ったら、こう言ってやりたい。『アンタみたいな出来損ない子はウチの子じゃない！』と言ったアンタの言葉は今でも残っている！そんなアンタが今更どの面下げて会いに来た？ふざけるな！とね。」

Q5.もし静香さんがN氏に会いたいと言ったら？
N「この先一生、彼女に会う事はないだろう。もし彼女が今の俺を見たら、相当ショックを受けるだろう。だが彼女には出木杉がいる。俺も昔は彼女が好きだった。それ故に出木杉と一緒にいる度に嫉妬をしていたが…今は違う。あいつは俺と違って頭も良く、人柄も良い。だから彼女には出木杉と一緒に幸せになってほしい。それ故に裏社会に堕ちた俺と関わってはいけない！裏社会の人間に関わる事は、彼女自身も狙われるという事だ！」

Q6.最後にあなたが好きだった静香さんに一言お願いします。
N「親愛なる静香ちゃん、俺はもう君が知ってるような昔の俺じゃない。俺の事はいくらでも嫌っていい。だが出木杉の事は自分で出来てるからと言って避けないでくれ！あいつは心の底から君の事を愛してるはずだ！だから俺の事は忘れて、出木杉と一緒に平穏無事で暮らしてくれ。最後にこれだけは言わせてくれ。愛してる、そしてさらばだ。」

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