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憲法改正なんかしていいの!?

158 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/06/11(Tue) 19:20
「自民党の改憲草案」に感じる違和感の正体
ガジェット通信 2013年6月11日 13時45分 (2013年6月11日 18時56分 更新)

憲法とは、国民による国家権力への命令である。国民が守るのではなく、国家権力が守るべき法律が憲法であり、国家権力が憲法を守っているかどうか監視するのが国民の役割だと言える。

東京新聞は、「検証・自民党改憲草案ーーその先に見えるもの」という連載記事で、現行憲法と自民党が提案する改憲草案との違いを確認し、自民党案の問題点を指摘。2013年6月9日の連載5回目は、自民党案が「国旗国歌を義務化」しようとしていることに注目している。

まず、前文の書き出しが、現行憲法では「日本国民は」で始まるのに対し、自民党案が「日本国は」で始まっている。また、前文の「平和的生存権」に関する記述は、自民党案では削除されている。代わりに、「国と郷土を誇りと気概を持って自ら守る」と「国民に愛国心を持つよう求めている」。

さらに、「愛国心を具体化する手段」として、自民党案には第三条に「『日の丸・君が代』の尊重義務規定」が新設されている。その理由を、改憲案を作った起草委の平沢勝栄衆院議員は「国旗、国家の尊重も当たり前」であり、「尊重できないという人がいるなら、憲法に明記しなければならない」と述べている。

そして、平沢氏は「国民の権利を守ることができるのも、国があってのことだ。国が人権を守り、その国を一人一人の国民がつくる」とも述べる。このコメントを読んで、筆者はひざをポンと叩いた。そうか、自民党案への違和感の元は、このへんにあったのか、と。

自民党案の憲法は、冒頭で書いた憲法の主旨を取り違えているから違和感があるのだった。憲法が国家権力による国民への命令だと取り違えているのである。いや、取り違えではなく、意図的にやっている可能性もある。現状では、国家権力による国民への命令とは法律のことであり、憲法は法律に優越することになっているからだ。

憲法が法律に優越する理由は、国民からの命令によって、国家権力の暴走を防ぐことにある。自民党がやろうとしているのは、憲法を一般の法律と同じ扱いにして、「国民からの命令」という足かせをはずし、自らが考える範囲での思い通りの国にしようということなのではないか。思い通り……、すなわち暴走である。

「『日の丸・君が代』の尊重義務規定」と言った国家権力による国民への命令を盛り込んでしまったら、憲法が憲法として機能しなくなる。要は、自民党案は私たちに、憲法を止めるかどうか問いかけているのである。もちろん、国家権力が暴走すれば、ロクなことはないのだから、私たちは憲法を止めるわけにはいかない。…

続く・・

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