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政治家を判断するには

71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/06/05(Tue) 10:02
防衛相起用の森本氏、「自衛隊の代弁者」の見方も 野田再改造内閣で、民間から初めて防衛相に起用された森本敏氏は航空自衛隊から外務省などを経て学界へ移った安全保障問題のエキスパートだ。これまで自衛隊の任務と役割の拡大を訴え、政府内では「防衛省、とりわけ自衛隊の代弁者」(防衛省筋)との見方が強い。政府が違憲と解釈する集団的自衛権行使を主張してきた経緯もあり、一部野党から政府方針との食い違いを追及される可能性もある。

 民主的に選ばれた政治家が自衛隊をコントロールする文民統制の観点からも、民間人の起用に波紋が広がっている。

 森本氏は防衛官僚に加え、自衛官である「制服組」も交えた勉強会を長年主宰し、現場の声を重視してきた。自衛隊を「国防軍」に改めるべきだとも主張。テレビ出演や著作が多く、防衛省幹部の間では「制服組は自らの希望を実現する狙いから、森本氏の発信力に頼ってきた」(防衛省幹部)との見方が強い。

 過去の著書やインタビューで「集団的自衛権を行使できる体制を整えることが、国際社会の秩序維持に日本が行うべき対応だ」と指摘。憲法9条に関しては、自衛隊の国際貢献を推進する立場から「日本領域外の武力不行使を再検討するべきだ」と改正の必要性を提唱してきた。

 ただ、自由な発言が許される大学教授から、閣内の見解一致が求められる防衛相への就任で立場は大きく変わった。これまでの持論の修正を余儀なくされそうだ。

 民間からの防衛相起用に、自民党の石破茂元防衛相は「軍事で責任を負えるのは、選挙の洗礼を受けた政治家だけだ」と批判。石原伸晃幹事長は「安全保障は国の根幹だ。民主党には適材がいない」と指摘した。だが自民党には森本氏の主張に賛同する声が多く、政策論争がどこまで深まるか見通せない。

 共産党の市田忠義書記局長は「防衛相に求められるのは、専門的知識より[政治的判断]を的確にできるかどうかだ」と疑問を呈し、社民党の福島瑞穂党首は「更迭隠しの改造だ」と述べた。





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