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意味の無い危険な「強制起訴」・・民主主義が危ない!

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/01/19(Wed) 08:35
今、民主主義が危ない。民主主義の根幹をなす「法治国家」がつぶされようとしている。
法治国家は法と証拠に依って秩序が保たれる。

強制起訴という言葉は法律上、存在しないが、強制起訴というのは法と証拠ではなくとにかく起訴してしまえというもの。
でもそれゆえ、検察が不起訴としたものが有罪になる可能性は無い。法的には意味の無いものといえます。
と言えるでしょう。法的にも憲法(罪刑法定主義)に違反する憲法違反です。

今そこにある民主主義の危機について語ろう。

304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/15(Thu) 10:56
>>301
強制起訴初判決で無罪 結果より過程大事/制度あり方検討を
産経新聞 3月15日(木)7時55分配信

 強制起訴による裁判の初判決で無罪が言い渡されたのは、那覇地裁が詐欺罪の成立に不可欠な「だます意図」があったことが十分に立証されたかを厳密に判断した結果といえる。

 那覇地検は白上敏広社長について嫌疑不十分で不起訴としたが、那覇検審が平成22年6月に「起訴相当」と議決。地検の再度の不起訴に対して検審は7月、「不明な点があまりにも多く、裁判所で真実を糾明すべきだ」として、起訴議決を出した。

 検察官役の指定弁護士は(1)上場する見込みが薄かったのに「1年以内に上場する」と持ちかけた(2)1株約30万円で仕入れた株を60万円で売った際、仕入れ代金を払わなかった−などとされる4つの行為を指摘した。しかし、地裁は全ての行為について「刑法上の詐欺罪の構成要件に該当しない」と結論づけた。指定弁護士は、詐欺罪の立証という高いハードルを越えられなかった。

 21年5月に強制起訴の制度が導入されて以降、複数の起訴議決が出され、東京地裁では小沢一郎元民主党代表(69)が、資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反罪に問われている。今月19日の公判で結審し、4月中にも判決が言い渡される見通しだが、多くの強制起訴による公判で、指定弁護士は厳しい立証を余儀なくされている。

 検審制度に詳しい山下幸夫弁護士は「もともと検察が起訴できないと判断したもので、有罪にするのは難しい事件」と話す。「不起訴になれば証拠は表に出ない。強制起訴されれば被害者は法廷でやり取りが傍聴でき、オープンな場で第三者に判断してもらうことができる」とし、「結果よりも過程が大事な制度」と語る。

 一方、元東京地検特捜部検事の高井康行弁護士は「無罪は当然の判断」とした上で、強制起訴の制度については「検察官の起訴基準と異なる、検審独自の起訴を認めたわけではなく、あくまで起訴は有罪の心証があった場合に行うべきもの。嫌疑不十分での不起訴については、原則として強制起訴の対象にすべきではない」と述べた。

 京都産業大学法科大学院の渥美東洋教授(刑事訴訟法)も、「有罪か無罪か分からないから裁判所に真相解明を求める、というのはおかしい」と検審の判断に疑問符をつける。

 渥美教授は「起訴によって、人の人生に非常に大きな影響を与えることになる。『無罪の推定』という原則に基づき、有罪が確信できる場合以外は起訴すべきではない」とし、「検審が安易に運用されるようであれば、制度のあり方を慎重に検討することが求められる」と話した。

最終更新:3月15日(木)8時37分



305 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/19(Mon) 10:09
検察審査会は憲法違反である

●検察審査会は行政権を行使するのか?
検察審査会は起訴議決2回で強制起訴という行政権を行使する。
しかし、国家行政組織法、裁判所法、検察審査会法、検察庁設置法のどこにも検察審査会の行政機関としての法律上の位置づけはない。

●つまりどこが所轄なのか?
独立した権限を持つ公正取引委員会と比べてみると、独禁法28条で「公取委員長及び委員は独立してその職務を行う」と規定されており、同じようにその独立性が担保されている。しかし、第27条の2項にあるとおり「内閣総理大臣の所轄に属する」
独立性は担保されているが、その責任は最終的には内閣総理大臣にある。
このことによって憲法上の要請を満たしている。

私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独禁法)
第二十八条 公正取引委員会の委員長及び委員は、独立してその職権を行う。
第二十七条 1.閣府設置法(平成十一年法律第八十九号)第四十九条第三項の規定に基づいて、第一条の目的を達成することを任務とする公正取引委員会を置く。
   2.公正取引委員会は、内閣総理大臣の所轄に属する。

●翻って、検察審査会の所轄大臣は誰か?あるいはどこの機関か?
(どこにも属していない。)
検察審査会法1条では、検察審査会は、裁判所の所在地に審査会を置くという規定のみで、裁判所の中とは規定されていない。
裁判所に属しているのならば、例えば、裁判所法14条では司法研修所は最高裁判所に置くと書いてある。
【裁判所法 第十四条 (司法研修所)裁判官の研究及び修養並びに司法修習生修習に関する事務を取り扱わせるため、最高裁判所に司法研修所を置く。】

●検察審査会は3権分立の中のどれに属するのか?
憲法65条では行政権は内閣に属すると書かれている。
憲法66条第3項内閣は行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負うとある。

日本国憲法
第65条 行政権は、内閣に属する。
第66条  1 内閣は、法律の定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及その他の国務大臣でこれを組織する。
2 内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。
3 内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。

●検察審査会はどの法律を見てもどこにも責任を負う上部機関がない。所管の大臣もいない。行政責任はだれが負うのか?

●立法・行政・司法のどれに入るのか?

●三権分立の目的はなにか?
三権分立の目的は権力の抑制と均衡によって国民の基本的人権を守ることである。
我が国における国家機関というものは三権のいずれかに属している。
行政組織は内閣の所轄におかれていて、最終的に内閣総理大臣が責任を負う。
  (例外)会計検査院 (森ゆうこ資料サイト:会計検査院とは「国会図書館資料」参照)

●第4権力ではないのか?

●憲法違反ではないのか?

●いったいだれがその責任を負うのか?
もし無罪になっても結果的に社会的制裁が大きい。一般国民であれば、会社を辞めざるを得なくなったり、裁判費用で経済的な打撃を受ける。また、政治家であれば政治生命を失う。

検察審査会は立法府、司法、行政のどれにも属さない。つまり、三権分立の三権のいずれにも属さない完全に独立した機関ではないのか?
そして、会議がいつ開催され、どのような審議が行われ、どのような審査補助が行われたのか、誰が議決したのか、本当に11人の審査員が参加したのか。何もわからない。しかも、その審査員を選ぶ過程が不透明である。
(くじ引きソフト調査チーム中間報告書)

仮にAがBに対して社会的な制裁を加えたいと考える。
Aは事件をねつ造し、Bを検察に告発する。
さらにマスコミに様々な虚偽の情報を提供し、世論を喚起する。
検察が捜査に着手するが、そもそもねつ造された事件のため、不起訴となる。
その不起訴についてAが検察審査会に不服申し立てをする。(申し立て出来るのは事件の被害者、利害関係者、そして告発人)
マスコミによって先入観をもった審査員により2回起訴相当の議決。
Bは刑事被告人となる。

このような誤った法改正をしてしまった立法府の責任は重い。
速やかに再改正をすべきである。12月22日の民主党法務部会において検討のためのワーキングチーム設置が了承された。

(*声明文はすでに転載していますので省略します)






306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/19(Mon) 12:34
小沢被告公判 弘中弁護士が最終弁論「本件は特捜部の『妄想』の残滓」
産経新聞 3月19日(月)11時52分配信


拡大写真
民主党の小沢一郎元代表公判のため、東京地裁に入る弁護側=19日午前9時45分、東京都千代田区(大西史朗撮影)(写真:産経新聞)
 「本件は、東京地検特捜部の『妄想』の残滓(ざんし)である」。資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり政治資金規正法違反罪に問われた民主党元代表、小沢一郎被告(69)について、19日に東京地裁で開かれた第16回公判。弁護側は最終弁論で、強制捜査を行った検察当局への批判を展開し、「妄想から始まった事件は実在しない」と、全面無罪を主張した。

 午前9時40分、東京・霞が関の裁判所合同庁舎に姿を現した検察官役の指定弁護士3人は、笑顔を見せるなどリラックスした様子。約5分後には、硬い表情の弘中惇一郎弁護士を先頭に弁護団9人が入庁した。

 10時前、法廷に現れた小沢被告は紺のスーツに薄紫のネクタイ姿で、法廷に向かって二度頭を下げると、被告人席に着席した。

 「本日は、弁護人から証拠調べの結果に基づいて意見を述べていただきます」。大善文男裁判長が促すと、弘中弁護士が書面を手に立ち上がり、最初に最終弁論の骨子を告げた。

 「事件の組み立てが不合理であること、指定弁護士の主張自体が失当であること、事実経過の要点…」

 そして始まった最終弁論で、弘中弁護士は「東京地検特捜部は、被告人に対し、ゼネコン等から違法な金を受け取ったのではないかという根拠のない『妄想』を抱いて、収賄の嫌疑をかけた」と指摘。「大規模な捜査を行ったものの、結局、嫌疑を裏付ける証拠を得ることができずに『敗北』した」と、厳しい言葉を続けた。

 さらに、検察審査会の議決によって強制起訴された今回の法廷は、こうした捜査の「残滓」であると表現し、こう断言した。

 「検察官が想定した、ゼネコン等からの不正な金銭収受は存在せず、政治資金規正法違反事件が成立し得ないことは明らか。妄想から始まった事件は、最後まで実在しないのである」

 指定弁護士側は、「巨額の資金を所有していることが露見するのを避けようとした」ことが事件の背景と主張しているが、弘中弁護士は「その存在を秘匿したいのであれば、最初から4億円を(元秘書に)利用させなければよかったのであり、被告が4億円の存在を隠そうとしていなかったことは明らか」と反論した。

 その上で、「本件は『動機が分からない事件』ではなく、『動機が存在しない事件』なのである」と小括した。

 弘中弁護士の声だけが法廷に響く中、被告人席の小沢被告は時折、顔をしかめ、ハンカチで口元を抑えるなどしていた。

【最終更新:3月19日(月)12時8分



307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/19(Mon) 15:56
「敗北捜査の残滓」検察側を痛烈批判…最終弁論
読売新聞 3月19日(月)15時27分配信

 「検察の『妄想』から始まった事件」「敗北した検察捜査の残滓だ」。

 小沢一郎民主党元代表(69)の公判が結審する19日、弁護側の最終弁論は、痛烈な検察批判で幕を開けた。民主党内から「潔白を信じる」「知らなかったでは通らない」と相反する声が上がる中、元代表はこの日も無表情で弁護側の無罪主張に聞き入った。「東京地検特捜部は、被告人がゼネコンから違法な金を受け取ったのではないかという根拠のない『妄想』を抱いた」

 午前10時、東京地裁104号法廷。右手に分厚い最終弁論を持って立ち上がった主任弁護人の弘中惇一郎弁護士(66)は、法廷を見回しながら、こう切り出した。

 「妄想」という表現は、元大阪地検特捜部検事で、郵便不正事件を巡る証拠改ざん事件で服役した前田恒彦受刑者(44)が、小沢元代表の公判に証人出廷した際に使ったものだ。陸山会事件の捜査の応援に当時加わっていた前田受刑者は、捜査が「誤った見立て」に基づくものだったと証言していた。
最終更新:3月19日(月)15時27分



308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/19(Mon) 18:56
「最初から有罪ありき」=無罪訴え、再び検察批判―小沢元代表
時事通信 3月19日(月)17時49分配信

 「最初から有罪ありきの捜査だ」―。民主党の小沢一郎元代表は19日の最終意見陳述で、改めて自身の潔白を訴え、東京地検特捜部による捜査を痛烈に批判した。
 小沢元代表は紺のスーツ姿。裁判長に一礼し、早足で席に着くと、弁護人が立ち上がって最終弁論の読み上げを始めた。小沢元代表は時折手元の要旨に目をやりながら、じっと聞き入った。
 朗読が終わると、促されて証言台の前に。「最後に何か言っておきたいことは」と問われ、用意した紙を手に取り、はっきりとした声でやや早口に、約10分間にわたり読み上げた。
 検事が虚偽の事実を記載した捜査報告書を検察審査会に提出していたことを「特捜部挙げての誘導工作」と断言。「悪質さにおいては、(大阪地検特捜部の)証拠改ざん事件を上回る」と言い切った。 

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「不当捜査で政治に介入」=小沢元代表、検察を批判−来月26日判決・東京地裁
最終更新:3月19日(月)18時42分



309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/20(Tue) 09:44
小沢被告、独演12分 余裕の検察批判「強烈で執拗な工作」
スポーツ報知 3月20日(火)8時3分配信

 虚偽の証拠ばかりなら、私でも起訴―。資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党の元代表・小沢一郎被告(69)の公判が19日、東京地裁(大善文男裁判長)で結審した。小沢氏は最終意見陳述で、「全面戦争」を仕掛けてきた東京地検特捜部を猛批判。自身が同様の事件で検察審査会の一員になったとしても「誤った判断をしていただろう」と思うほど「強烈で執拗(しつよう)な工作」だったと訴え、無罪を主張した。

 小沢氏の“検察批判”はヒートアップしていた。仮に、他の政治家の事件で「私が検察審査会の一員だったら、私も『起訴議決』と誤った判断をしていただろうと思うほど、強烈で執拗な工作であります」と振り返った。

 「これは特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢を挙げられなかったら特捜部の負けだ」。小沢氏は、前田恒彦元検事(44)=証拠改ざん事件で実刑確定=の証言を引用。「最初から『有罪ありき』の捜査、立件でした」と訴えた。特に、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴=を取り調べた田代政弘検事(45)による「虚偽の捜査報告書」が検察審査会を「強力に誘導した」と指摘。田代検事の手法は「その悪質さにおいては(前田氏を)上回る」と断罪した。

 堰(せき)を切ったように熱弁を振るった剛腕。証言台に立った時には「10分もかからないと思います!」と裁判長に伝えたが、ハッキリとした声は“自信”にあふれ、実際には12分間以上もかけて、用意した7枚の紙を読み上げた。

 5か月半、16回に及んだ公判。小沢氏の主張では、特捜部の目的は「政権交代の阻止」や「新政権の挫折」だ。「議会制民主主義を破壊し、国民の主権を冒涜(とく)、侵害した暴挙」と全否定。「その実態が15回の公判を通じて、具体的事実によっていよいよ鮮明になったことが、本裁判の一番の意義」とまで言い切った。

 最後は東日本大震災や、東電福島第1原発事故、欧州金融危機にまで触れ、「私は無罪です」。さらに「ありがとうございました!」と結び、閉廷後は笑顔で、何かを成し遂げた表情だった。

 最終弁論では、主任弁護人の弘中惇一郎氏(66)が、捜査の出発点を「妄想」と断じた上で「本件はその残滓(ざんし)だ」と言い切った。石川氏についても「行動が行き当たりばったり」「引き継ぎが雑」「4億円を隠すような緊張感はまるでない」。用意周到な犯罪の可能性を否定した。

 検察審査会の起訴議決は無効として、公訴棄却も主張。記者会見でも弘中氏は「非常に強い手応えを感じている」と、勝利ムードさえ漂わせた。検察官役の指定弁護士は禁錮3年を求刑。判決は4月26日に言い渡される。

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最終更新:3月20日(火)8時4分



310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/20(Tue) 10:00
本丸特捜部「6月解体」「大阪上回る」不祥事と完全敗北 AERA3月26日号 3月19日発売
ttp://www.aera-net.jp/latest/
AERA記事に対する郷原信郎氏Twitterコメント 3月19日7:13
ttp://twitter.com/#!/nobuogohara

今日発売のAERAの記事[「大阪上回る」不祥事と完全敗北 本丸特捜部「6月解体」] これまでは新聞報道が中心だったが、東京地検特捜部問題は、週刊誌でも大きく取り上げられるようになった。今日の小沢公判での審理は終了、今後、最高検を中心とする検察の動きが本格化する可能性も。

 



311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/20(Tue) 10:10
小沢最終弁論

裁判長のお許しをいただき、本裁判の結審に当たり、私の見解を申し上げます。
5ヵ月半前、私は指定弁護士による起訴状に対し、次のように申し上げました。
(1)東京地検特捜部による本件強制捜査は、政権交代を目前に、野党第一党の代表である私を政治的・社会的に抹殺することが目的であり、それによって政権交代を阻止するためのものだったと考えられる。
それは、主権者である国民から何の負託も受けていない検察・法務官僚による議会制民主主義の破壊行為であり、国民主権への冒とくである。

(2)指定弁護士の主張は、そのような検察の不当・違法な捜査で得られた供述調書を唯一の証拠にした東京第5検察審査会の誤った判断(起訴議決)に基づいたものにすぎない。

(3)したがって、本裁判は直ちに打ち切るべきであり、百歩譲って裁判を続けるとしても、私が罪に問われる理由はない。政治資金規正法の言う「虚偽記載」に当たる事実はなく、ましてや私が虚偽記載について共謀したことは断じてない。

(4)今、日本が直面する危機を乗り切るためには、このような国家権力の濫用を止め、政党政治への国民の信頼を取り戻し、真の民主主義を確立する以外に方法がない。
以上の見解は、これまで15回の公判を経て、ますます鮮明になったと思います。

以下、その事実を具体的に申し上げます。
基より、「法の下の平等」「推定無罪」「証拠裁判主義」は、法治国家の大原則であります。
ところが、東京地検特捜部の強制捜査は、それらをことごとく無視して、証拠に基づかない不当な推認を積み重ねただけのものでありました。まず、政治資金規正法の制定以来、本日ただ今に至るまで、政治資金収支報告書に間違いや不適切な記載があっても、実質的犯罪を伴わない限り、検察の言う「虚偽記載」も含めて、例外なくすべて、報告書を修正することで処理されてきました。

それにもかかわらず、私のケースだけを単純な虚偽記載の疑いで強制捜査、立件したことは、「法の下の平等」に反する恣意的な法の執行にほかなりません。また、前田元検事がこの法廷で、「取り調べの初日に、木村主任検事から『これは特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢を挙げられなかったら特捜部の負けだ』と言われた」と証言したように、「推定無罪」どころか、最初から「有罪ありき」の捜査、立件でした。

さらに、形式的には「証拠裁判主義」にのっとって、私を2度不起訴にしておきながら、その実、違法・不当な捜査で得た供述調書と「小沢有罪ありき」の捜査報告書を東京第5検察審査会に提供することで、同審査会の議決を「起訴議決」へと強力に誘導しました。その動かない証拠が、石川元秘書が虚偽記載を私に報告、了承を得たとの供述を維持したという平成22年5月17日の田代検事作成の調書と捜査報告書であります。

去る2月17日の公判で、裁判長が、「検察審査会の再度の議決の判断材料として提供することを予定しながら、違法不当な取り調べを行い、石川に供述を維持させた」、「捜査報告書の記載は事実に反する」と指摘されたとおりだと思います。とりわけ重大な問題だと思うのは、田代検事自身が法廷証言で、「捜査報告書は上司に言われて作った。検察審査会に提供される可能性はあると思っていた」と認めたように、石川元秘書が供述していない虚偽の事実を意図的に報告書に記載し、東京地検が、それを検察審査会に提供したことであります。

その悪質さにおいては、厚生労働省元局長村木厚子氏の虚偽公文書作成事件で、前田元検事が証拠を改ざんした事件を上回るのではないかと思います。そして、その虚偽の供述調書と捜査報告書は、平成22年9月、検察審査会が起訴議決をして、私の強制起訴を決めた最大の証拠とされました。

それは、検察審査会の議決文が石川元秘書の調書を信用できるとした理由について、虚偽の捜査報告書の内容を踏まえて、「再捜査で、石川自身が供述を維持した理由を合理的に説明している」と明記していることで明らかであります。

続く・・

312 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/20(Tue) 10:11
ところが、東京地検特捜部による強力な検察審査会誘導はそれだけにとどまりません。
先に、裁判長が田代検事による石川元秘書の違法不当な取り調べについて、「個人的なものではなく、組織的なものであったとも疑われる」と指摘され、花崎検事による池田元秘書の取り調べについても、「利益誘導があった」、「取り調べメモを廃棄した」と認定されたとおり、当時の佐久間部長、齋藤副部長、吉田副部長、木村主任検事ら特捜部あげての審査への誘導工作だったと考えられます。

実際、東京地検が検察審査会の再審査に提供した、ほかの捜査報告書を見ると、「小沢は3回にわたる取り調べでも合理的な説明ができず、不自然な弁解に終始した」、「政治資金収支報告書に関する小沢の供述は虚偽である」、「小沢の共謀を推認する積極的証拠となり得る」、「小沢には本件不記載・虚偽記載の動機があった」等々、「小沢有罪ありき」の推認の記述ばかりで、明らかに、起訴議決をしない方がおかしい、強制起訴すれば裁判でも勝てる、と誘導しています。

仮に、それら捜査報告書と供述調書が、ほかの政治家に関するものであり、かつ私がそれを審査する検察審査会の一員だったとしたら、私も「起訴議決」と誤った判断をしていただろうと思うほど、強烈で執拗な工作であります。

加えて、前田元検事が、「東京地検では証拠隠しが行われた。検察審査会では全ての証拠を見ていない」と証言したように、検察の「小沢有罪ありき」の見立てに合わない取り調べ結果は供述調書にせず、そのメモさえ審査会に提供しませんでした。

そのような検察の手法には、司法の支配者然とした傲慢ささえうかがわれます。
事実、東京地検は、本公判開始の9か月も前の昨年1月に、田代検事並びに特捜部副部長による捜査報告書の虚偽記載の事実を把握しておきながら、放置、黙認し、指定弁護士にも、裁判所にも、私の弁護団にも一切伝えなかったと報道されています。

特に、指定弁護士が強制起訴手続きを行う前にその事実を把握していたのに、指定弁護士に知らせなかったのは、言語道断であると思います。

本件は、ただ単に検察が私個人に対して捜査権・公訴権という国家権力を濫用したということではありません。
野党第一党の代表である私を強制捜査することで政権交代を阻止しようとし、政権交代後は与党幹部である私を強制捜査ー強制起訴することで新政権を挫折させようとした、その政治性に本質があります。

検察は、2年間もの長きにわたって、不当・違法な捜査を行い、あまつさえ検察審査会の審査・議決を誘導して、強力に政治への介入を続けました。それは正に、議会制民主主義を破壊し、国民の主権を冒とく、侵害した暴挙と言うしかありません。その実態が15回の公判を通じて、具体的事実によって、いよいよ鮮明になったことが、本裁判の一番の意義である、と私は思います。

以上のように、検察審査会の起訴議決は、私を強制起訴させるために東京地検がねつ造した違法不当な供述調書と捜査報告書に基づく誤った判断であり、その正当性が失われたことが明白である以上、私にはいかなる点でも罪に問われる理由はありません。
私は無罪であります。

もちろん本来は、本件控訴は棄却されるべきものであります。
もし、何らかの理由で公訴が棄却されない場合でも、私にはいかなる点でも罪に問われる理由はありません。政治資金規正法の言う「虚偽記載」に当たる事実はなく、ましてや私が虚偽記載について元秘書と共謀したことは絶対にありません。

東日本大震災からの復興は、丸1年経っても本格化するに至らず、福島第一原子力発電所の事故は依然として収束の目途すら立たず、一方では歴史的円高によって国内産業の基盤が崩れ始め、欧州の金融危機に端を発する世界恐慌の恐れが迫って来ている今、日本の経済・社会の立て直しは一刻の猶予も許されない事態になっています。

そのためには、検察・法務官僚による政治のろう断に即刻、終止符を打ち、速やかに政党政治に対する国民の信頼を取り戻して、議会制民主主義を機能させなければなりません。裁判長はじめ裁判官の皆様におかれましては、見識ある公正なご判断を下されるようお願い申し上げ、私の意見陳述を終えます。
ありがとうございました。
ozawa itiro


313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/20(Tue) 10:19
小沢さんによる司法の断罪は、非常に重要であり、全ての人が、民主主義維持のために、心にとめておくべき内容であると思う。
 日本の三権の分立、独立は、もはやその実体が失われている。改革を行う必要があると思う。



314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/20(Tue) 19:59
3月19日、この日の各マスコミ電子版の見出しは、何れも小沢被告側の「裁判の無効性」の訴えと「検察の批判」の言葉が踊っている。


 ?<陸山会事件>小沢元代表「特捜が検察審誘導」 最終陳述(毎日)

 ?<小沢元代表>「政権挫折狙う不当捜査」 最後まで特捜批判(毎日)

 ?小沢氏「起訴議決、検察が誘導」…最終意見陳述(讀賣)

 ?「敗北捜査の残滓」検察側を痛烈批判…最終弁論(讀賣)

 ?「最初から有罪ありき」=無罪訴え、再び検察批判―小沢元代表(時事)

 ?「不当捜査で政治に介入」=小沢元代表、検察を批判―来月26日判決・東京地裁(時事)

 ?小沢被告、強制起訴の議決そのものが無効と主張(FNN)

 ?小沢被告「特捜部の強制捜査は私の抹殺が目的」(ANN)

 ?小沢被告「捜査は証拠に基づかない推認」(NNN)





315 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/20(Tue) 20:02
?は ・印です。

316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/24(Sat) 14:18
東京地検による謀略の構図ーー小沢一郎裁判への疑惑
ttp://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2012/03/post_2964.html
 2012/03/23 :(有田芳生の『酔醒漫録』)


 3月23日(金)昨日の法務委員会での質問は〈歴史的危機にある検察の構造的問題点 「小沢一郎裁判」にもふれてー〉というテーマにした。
 
 質問準備をしていて大きな発見があった。
 田代弘政・東京地検検事(現在は新潟地検)が作成した偽造捜査報告書の重大な役割である。しかし、進行中の裁判について法務大臣は答えられない。ならば検察の問題を指摘するなかで、自説を語るしかない。そう判断した。
 
 田代検事が石川知裕議員を任意で取り調べたのは、平成22年5月17日。そこにはこんな文言がある。
 「ヤクザの手下が親分を守るためにウソをつくのと同じ」。ここでいう「手下」とは石川議員、「親分」が小沢一郎元代表だ。
 
 ところがこの論理が東京第5検察審査会でも使われている。
 審査補助員を務めた弁護士が審査員に説明した内容は次のような内容だ。
 「暴力団や政治家という違いは考えずに上下関係で判断してください」。かくして小沢一郎元代表の強制起訴が決まり、議決書のなかでも田代検事作成の偽造捜査報告書が引用されている。
 
 さらに小沢元代表に禁固3年を言い渡した指定弁護士による論告求刑では、暴力団組長の銃刀法違反事件(最高裁判決)が「共謀」論の根拠とされている。
 つまり小沢一郎元代表を強制起訴し、論告求刑に導いた原点が、田代検事の作成した偽造捜査報告書だったのである。
 「共謀」論で過激派や暴力団などと政治家を同列に置くことは刑事司法の常識を逸脱していることは、郷原信郎さんが指摘しているとおりだ。
 
 「田代検事の取調べは、個人的なものではなく、組織的なものであったとも疑われる」と田代検事の捜査報告書などを証拠採用しなかった東京地裁決定は書いた。
 つまり小沢一郎元代表を起訴できなかった東京地検一部幹部が、田代検事に偽造捜査報告書を書かせ、それが検察審査会による強制起訴につながったという構図である。
 
 なお田代検事は小沢裁判に証人として出廷し、こう語った。
 「当時は、その危険性を自覚していなかったが、録音されているとわかっていれば、このような取調べはしなかった」。
 
 取調べが可視化されていたなら偽造などできなかったというのである。
 小沢一郎裁判は、東京地検の一部幹部によって仕組まれたものである可能性が高い。
 
 法務委員会での質問を準備していてそう判断せざるをえなかった。


投稿者のコメント:下記の方法で動画が閲覧できます。

《関係情報》

2012年3月22日 法務委員会 有田芳生(民主党・新緑風会) 質疑

参考:ttp://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

閲覧方法
@上記のURLをクリック
Aカレンダーの日付で22日をクリック
B法務委員会の人アイコンをクリック
C有田芳生議員をクリック

上記で動画が閲覧できます。

 



317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/25(Sun) 14:34
世界に伝える 「陸山会事件は冤罪 地検特捜部を刑事告発」
ttp://tanakaryusaku.jp/2012/03/0003942
2012年3月25日 08:34 田中龍作ジャーナル


 東京地検特捜部が陸山会事件の取り調べをめぐって仇敵小沢一郎・元民主党代表を強制起訴するために『検察審査会を悪用して違法な画策』をしたとして市民団体が去る1月12日、最高検に刑事告発した。

 日本の司法が暗黒化しつつあることを国際社会に報せなくてはならない。冤罪事件に対する抗議活動を続ける別の市民団体が、この刑事告発を英訳し世界に発信した。

 
      ◇

「陸山会事件の強制起訴はデッチあげ」 市民団体が特捜部を刑事告発
2012年1月12日 18:53 

 検察が目論んだ完全犯罪が音を立てて崩れ始めた。東京地検特捜部が陸山会事件の取り調べをめぐって仇敵小沢一郎・元民主党代表を強制起訴するために『検察審査会を悪用して違法な画策』をしたとして市民団体が12日、最高検に告発したのである。

 告発したのは弁護士、作家、学者・研究者などで組織する「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」(代表:八木啓代さん)。告発状によると特捜部の罪状は――

 1)検察官がゼネコン関係者を取り調べた結果「小沢議員に対して裏献金をしたことはない」という供述内容であった。検察当局はそうした供述調書を捜査記録(不起訴記録)として検察審査会に送付する必要があったのにもかかわらず、除外して送付した。これは偽計業務妨害罪(刑法第233条)にあたる。被告発人は未詳=特捜部の某氏ら。

 2)石川知裕衆院議員は「検事から『ヤクザの手下が親分を守るためウソをつくのと同じようなことをしたら選挙民を裏切ることになる』と言われて『小沢先生に虚偽記載を報告し了承を得た』」と供述したとされるが、その捜査報告書は田代政弘検事が捏造したもの。虚偽有印公文書作成罪(刑法第156条)、同行使罪(刑法第158条)にあたる。被告発人は田代政弘検事。

 何が何でも小沢氏を強制起訴に持ち込みたかった東京地検特捜部は、小沢氏に有利となるような供述調書は検察審査会に送付せず、有罪の心証を色濃くするような捜査報告書を捏造して送付したのである。

 検察審査会の審査員選定をめぐっては、インチキソフトの存在が指摘されている。審査員は社会経験の乏しい30歳台(平均年齢)になるようソフトに仕掛けがされていたというのである。

 さらに驚くべき事実がある。起訴すべきかどうかを議決する素人審査員に助言を与える審査補助員(弁護士)リストのトップは、検察審査会のあり方に疑問を呈していた弁護士だった。ところがこの弁護士は外され、小沢氏と敵対する政治家とのつながりが指摘される弁護士が審査補助員となったのである。

 要するに陸山会事件をめぐる検察審査会の強制起訴とは次のようものだったのである――

 ▲検察にとって目の敵である小沢元民主党代表に有利となるような供述調書は「検察審査会」に送付せず、▲有罪心証を刷り込めるような供述は捏造して「検察審査会」に送付する。▲「検察審査会」の審査員は社会的経験が乏しい若者が選ばれるよう選定ソフトに仕掛けが施されていて、▲素人審査員に助言を与える審査補助員(弁護士)は、強制起訴のあり方に疑問を呈する弁護士を外し、▲小沢氏と敵対関係にある政治家とのつながりを指摘される弁護士をあてる。

 今回の告発は弁護士グループが中心になって丹念に事件を調べあげた。それだけに検察審査会が、何が何でも小沢氏を強制起訴するような仕組みを作っていたことが手に取るように分かる。「検察が起訴できなくても、検察審査会が強制起訴する」―こう嘯(うそぶ)いた検察の捜査関係者もいたというから呆れる他ない。

 目障りな政治家は葬る。そのためにはデッチあげでも何でも手段を選ばない。法治国家の土台を検察・司法自らが崩しているのである。

 お身内の犯罪を最高検察庁が果たして処理できるだろうか?東京地検特捜部と田代政弘検事を最高検に刑事告発した「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」代表の八木啓代さんは「検察の自浄能力に期待したい。これが正念場」と一縷の望みを託した。
 



318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/25(Sun) 14:35
>>317
Citizens Group Accuses The Prosecutors Over The Rikuzankai Case

 Ryusaku Tanaka’s Journal, January 12th of 2012

 On January 12th, a citizens group known as the Citizens Group Raising
Voices To Defend The Constitution (representative: Nobuyo Yagi),
consisting of lawyers, writers and scholars, brought charges against
the Tokyo District Public Prosecutors Office Special Investigation
Division to the Supreme Public Prosecutors Office for misguiding the
Prosecution Inquest Committee.

 The charges are as follows:

(1). Construction company officials testified to the prosecutors that
they did not make any illegal donations to Congressman Ichiro Ozawa,
indicating his possible innocence. However, the prosecutors did not
submit written statements of these hearings to the Prosecution Inquest
Committee although they had to. This act is considered a fraudulent
obstruction of business
(Penal Code 233).

(2). The written statement taken from Congressman Tomohiro Ishikawa, a
former secretary of Mr. Ozawa, states that after hearing the
prosecuter preach on how lying on the behalf of a superior is
yakuza-like and a betrayal to the supporters, Mr. Ishikawa finally
admitted falsifying political fund reports under Mr. Ozawa’s approval.
However, it turned out that this written statement was fabricated by
Prosecutor Masahiro Tashiro, after Mr. Ishikawa’s secret recording of
his conversation with Mr. Tashiro was presented at the court. Mr.
Tashiro’s act is against Penal Code 156 and 158.

 Deliberately or not, the Tokyo District Public Prosecutors Office
Special Investigation Division did not submit written statements
indicating Mr. Ozawa’s possible innocence to the Prosecution Inquest
Committee. Instead, they submitted the aforementioned fabricated
statement written by Mr. Tashiro, and it is believed that, as a result, Mr. Ozawa wasindicted by the Prosecution Inquest Committee.

 Moreover, there is a suggestion that the members of the Prosecution
Inquest Committee were selected using an intentionally glitched voting
machine which is designed only to select socially inexperienced young
people.

 What’s even more surprising is that the Prosecution Inquest
Committee’s hired lawyer, in the position of giving advices to the
committee members on whether to indict or not, was replaced by another
lawyer who is said to be affiliated with opponent politicians of Mr.
Ozawa.

 The Citizens Group Raising Voices To Defend The Constitution has
conducted a tremendous amount of research, proving how desperately the
people behind the Prosecution Inquest Committee were trying to indict Mr. Ozawa.

 One of the prosecutors evensaid that even if the prosecutors can’t indict Mr.Ozawa, theProsecution Inquest Committee surely will.

 It seems that the judicial and the administrative powers these days
don’t even hesitate to bend rules and laws if that’s what it takes to
get rid of political figures they target.

 Well, let’s see if the Supreme Public Prosecutors Office has the
courage to press charges against it’s subsidiary organization. Nobuyo
Yagi, the representative of the Citizens Group Raising Voices To
Defend The Constitution, stated that she hopes that the Prosecutors
Office is functional enough to clean up it’s own act, and live under
rules and laws.



319 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/29(Thu) 11:17
仕組まれた『小沢有罪疑惑』 サンデー毎日 2012.2.26(ひょう吉の疑問)
ttp://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/265.html
投稿者 判官びいき 日時 2012 年 3 月 29 日 09:14:13: wiJQFJOyM8OJo


ヒートアップする消費税政局の台風の目はやはり剛腕だ。ひとたび造反を口にするや、国会は蜂の巣をつついた混乱模様。しかも、当の本人には陸山会事件の判決が待ち構える。見渡せば検察が張り巡らせた罠ばかり。無罪と決めつけるのはまだ早そうだ。

「造反の狼煙」が上がったのは2月4日の立春。
列島を襲つた大寒波が、暦どおりに緩んだスキを突いた形になった。民主党の小沢一郎元代表が共同通信の単独インタビューに応じ、消費税率の引き上げに関する法案の採決で反対する考えを明かしたのだ。『党執行部に「無理やり法案を通すとなったら反対だ」と昨年のうちに伝えた。(国会の採決は)反対は反対だ。何かの拍子に賛成になったらおかしい。筋道が違う。経済政策としてもおかしい。大改革を何もせずに増税するのは、国民を愚弄する背信行為だ』

離党は否定しながらも、野党が内閣不信任案を提出した際の同調をちらつかせる小沢氏。「不退転の決意」を掲げて消費増税をめぐる衆院解散・総選挙を示唆する野田佳彦首相を強く牽制した。ボスの「宣戦布告」に呼応するかのように、小沢グループの主戦論が熱を帯びた。広野允士参院議員は9日に党広報委員長を辞任し「委員長として増税キャンペーンをやることはできない」と語った。

野田首相や民主党執行部は火消しに乗り出す意向だが、党主流派からは「ここまで立場が違う以上、もはや関係修復を考える余地はない。早く切り捨てれば小沢氏への追随者は減るはず」(閣僚経験者)と「追放」を求める声が目立ち出した。

1969年の初当選以来、43年に及ぶ政治生活を締めくくるように剛腕は″命がけのゲーム″に挑むのか。小沢氏の行動について側近はこう解説する。「小沢氏が得意とする瀬戸際戦術です。造反をにおわせて退陣表明に追い込む手法は、菅直人前首相のケースと同じ。ただ小沢氏は自分が不利な状況に陥れば、巧みに前言を翻して別の戦術に転じるでしょう」

社会保障と税の一体改革うたを謳いながら、社会保障に関する明確なビジョンが見えてこない野田政権。はたからは消費増税だけが突出している印象で、小沢氏にとって追い風になり得る。では、この側近が語る「不利な状況」とは何か。資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡る政治資金規正法違反(虚偽記載)事件だ。側近の話を続けよう。

「4月下旬に小沢氏に対する判決が出ます。現時点では無罪の公算が大きい感触ですが、首相周辺からは、小沢氏が有罪になれば側近たちとまとめて大型連体明けに除名するシナリオが漏れ聞こえています。党内の造反ムードはしぼみ、6月と見込まれる消費増税関連法案の採決に安心して臨めるからです」有罪判決の可能性は十分。そんな見立てに沿った筋書きを野田首相らは描いているという。「最高裁事務総局にパイプのある民主党幹部が、有罪の感触を野田首相に伝えている」(民主党ベテラン議員)との証言もあるほどだ。

公判では表向き、無罪の道筋が整いつつある。
小沢氏の関与を示す唯一の証拠は、元秘書である石川知裕衆院議員の供述調書。小沢氏の「表に出せない」個人資金4億円を隠すために共謀した経緯を語ったものだ。しかし、石川氏を含めた元秘書3人の公判では「検事の威迫と利益誘導によって作成された」と認められ、証拠として採用されなかった。

続く・・

320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/03/29(Thu) 11:18
調書を作ったのは東京地検特捜部の田代政弘検事(現、新潟地検検事)。上司に報告するための捜査報告書では、石川氏が発言していない内容を複数の部分に盛り込んだ。捜査報告書は検察審査会が小沢氏を強制起訴する際の根拠になっており、検審は虚偽の資料で「起訴相当」を議決したことになる。こうなると当然のように調書の信用性が疑われる。東京地裁は2月17日に証拠採用の可否を決めるが「どう転んでも却下が濃厚」(東京地検関係者)だ。

■「法律に従って選んでいる」
さらにここにきて本誌が「小沢裁判」の背景を探ると、検審員の中立性を揺るがしかねない疑惑が浮かんできた。「検察審査員候補者名簿管理システム」(以下、検審ソフト)というパソコンソフトがある。各地の検審は、選挙管理委員会が選挙人名簿を基に選んだ検審員候補予定者のデータを受け取ると資格を審査する。犯歴のある人などを省いた候補者から、無作為にくじ引き式で検審員と補充員を正式に選ぶソフ卜だ。本誌はその内部資料を入手した。

検審ソフトは東証l部上場の「富士ソフト」(横浜市中区)が開発。
最高裁事務総局が08年4月1日付で発注し、5カ月後の9月5日に導入された。検審ソフトの開発に支払われたのは2499万円。開発管理支援と改修、保守を含めると、2011年3月末までの判明分だけで富士ソフトを含めた3社に計5890万5000円が支払われている。約6000万円とは高額だが、ソフトに詳しい専門家は「安ぐて700万円、どんなに高くても2000万円以内」と分析する。それだけではない¨データの″改ざん″が可能なソフトだというのだ。

検審ソフトの実態に詳しい関係者が明かす。「このソフトで出来る候補者名簿は、予定者名簿ファイルを最高裁事務総局にいったん送り、帰ってきたデータを再びソフトに投入して作成されます。問題なのは予定者名簿に登録されていなくても、新たに別の候補者を直接入力することが可能な点です。候補者名簿のデータはチェックされないため、意図する人を潜り込ませることができるのです」候補者情報の更新は、不適格の理由を選んで承認しボタンを押すだけで可能なのだ。

「当選させたい人以外にチェックを入れると消去される。くじ引きの結果は無作為とは程遠くなる」(前出・関係者) のが実情だという。選定作業には、東京地検検事と東京地裁判事が立ち会う定められている。ただ立会人が捺印するのは選定が終わった後で、検審員から外れた人どその理由が分かる帳簿は保存されていないようだ。検審員を選ぶ一連の作業では,民間業者への委託も多い。郵送による候補者への通知い電話対応などだ。

前出の関係者は、「選考過程での個一人情報は厳重に秘匿すべき。そうtなければ、委託業者が検審員のメンバーを類推することが可能で、意図的に特定の人を勝手に検審員に選ぶ余地もある」と指摘する。不正が可能な″穴だらけのソフト″で選ばれた検審員はず本当に市民の代表といえるのか¨さらに、このソフ 卜が国会議員を対象にした検審に採用されたのは小沢氏のケースが初めてだった。
        
東京第5検察審査会は2010年9月14日、小沢氏について2度目の「起訴相当」と判断、強制起訴に至った経緯も不自然に見える点がある。「起訴相当」と判断したのはなんと民主党代表選当日。「議論が煮詰まった」との声が上がって議決に持ち込まれた。代表選で小沢氏の落選が決まる約30分前のことだ。小沢氏に近い民主党関係者が推測する。 

「代表選にぶつけた異例の議決は、検審事務局や最高裁事務総局が小沢氏起訴に導きやすい検審員を選んだ証左ではないか」前述のソフト導入の経緯を踏まえれば、そんな疑間が出てくるのはもっともだろう。東京地裁管内の検審を統括する、事実上のトツプである東京第1検察審査会の長瀬光信事務局長に「検審員の選出方法」「くじ引きソフトの疑間」などについて、本誌は確認取材を申し入れた。

だが、選出の基本的な流れを説明した以外は「法律に従って選んでいる」と繰り返すだけだった。ソフト選定の理由などを聞こうと食い下がると、一方的に電話をたたき切った。公平・公正が最優先されるのが司法の原則だ。検審は国会の場で洗いざらい情報公開し、疑惑の払拭を図るべきではないか。 本誌・鳴海崇
ttp://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/e02b2715aa0b0a409434e2010ea126f4
 



321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:38
小沢元代表無罪「違法性認識」示せず 状況証拠中心
配信元:
2012/04/27 00:00更新

小沢一郎民主党元代表と、石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=ら元秘書との間の「報告・了承」を認定しながら、無罪を導き出した東京地裁判決。「疑わしきは被告人の利益に」とする刑事裁判の大原則に沿った判断だが、状況証拠を中心にした事実認定のハードルや政治資金規正法の共謀立証の難しさが浮き彫りとなった。

 ■元秘書との共謀は認定せず

 「元代表に4億円もの債務を負わせる手続きは、石川議員の裁量の範囲を超えている」「4億円の簿外処理などを秘書が独断で行うはずはない」…。

 判決ではこう指摘し、4億円の簿外処理や土地代金の支出先送りについて、小沢元代表が元秘書らから報告を受け、了承していたと認定した。

 そこまで認定しながら、なぜ、小沢元代表は無罪になったのか。

 判断のポイントとなったのは、小沢元代表の「違法性の認識」への評価だ。判決は「小沢元代表が、違法なことまで了承したとは言い切れない」と判断した。

 土地の取得費を平成16年でなく17年に先送りした件では、判決は「石川議員から土地取引の交渉経緯までは報告を受けておらず、小沢元代表は取得費を16年分に計上すべきだとは認識していなかった可能性がある」とした。つまり、小沢元代表は17年に土地が取得されたと考えていた余地が残る、という理屈だ。

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記事本文の続き 直接証拠に乏しく、状況証拠が中心の事件では、事実認定のハードルは高い。大阪市平野区の母子殺害放火事件で、最高裁判決(22年)は「状況証拠で有罪認定するのには被告が犯人でなければ説明できない事実が必要」との基準を示している。
 今回のケースも、ある裁判関係者は「小沢元代表が共謀したとしか考えられないという事情の証明が、足りなかった」と分析し、「政治資金規正法で政治家の犯罪を問うことは極めて難しいということも示した」と解説する。
 ■元秘書3人の虚偽記載は改めて認定
 一方、判決は、元秘書らが、小沢元代表が提供した4億円を政治資金収支報告書に記載しなかったり、土地取引の時期をずらしたりしたことを、虚偽記載に当たる、と明確に認定した。
 元秘書3人は昨年9月に有罪判決が言い渡されており、2度にわたって司法に断罪された形となった。
 虚偽記載を否定した石川議員、池田光智元私設秘書(34)=同=らの証言内容について「信用することができない」などとそれぞれ否定した。
 動機についても「小沢元代表が、4億円もの巨額資産を有することが公表されて批判的な報道の対象となり、政治的に不利益を被る可能性を避けるためだけの簿外処理だった」とし、検察官役の指定弁護士側の主張どおりに認定した。
 ■強制起訴制度に初判断
 今回の公判では、石川議員を取り調べた検事が、捜査報告書に実在しないやり取りを記載していたことが判明。弁護側は「虚偽の捜査報告書が検察審査会に提出されており、起訴議決は無効」として公訴棄却も求めていた。
 判決では「事実と反する捜査報告書を作ることはあってはならないが、証拠の瑕疵(かし)と手続きの瑕疵は別だ」と述べ、有効だと認定。強制起訴制度の効力に関する司法判断は初めてとなった。
 一方、報告書を作った検察については、「検審の判断を誤らせることは決して許されない」などと、厳しい言葉で非難。「検察庁は経緯や原因を十分調査し、対応すべきだ」と異例ともいえる注文を付けた。



322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:41
強制起訴に立証の壁 検察審査会制度 小沢元代表無罪
配信元:
2012/04/26 23:59更新

検察審査会により強制起訴された小沢一郎民主党元代表に無罪判決が言い渡されたことで、検察官が起訴を見送った事件を立証する難しさが改めて浮き彫りとなった。他の強制起訴事件も審理が進むが、検察官役の指定弁護士は、検察当局の捜査資料を証拠の中心にせざるを得ないという「ハードル」も顕在化。争点整理に時間を要するケースもあり、制度そのものに課題が突きつけられている。

 ■困難な新証拠入手

 強制起訴事件の罪名は詐欺、政治資金規正法違反、業務上過失致死傷などさまざまだが、共通するのは、指定弁護士が起訴内容を立証することの難しさだ。背景には、新しい証拠を得にくいという事情がある。

 指定弁護士は必要に応じて補充捜査をすることも可能だ。だが、小沢元代表の事件では関係者に聴取要請を断られ、自宅などへの捜索にも踏み切れなかった。結果、法廷に出された直接証拠は、検察が作成した供述調書が中心に。調書についても、裁判所が取り調べの問題点を指摘し、大半が却下されるなど立証が制約され、無罪判決の一因となったとみられる。

 最高裁によると、平成23年に検審が審査を行ったのは2178件。このうち1度目の審査で「起訴相当」とされたのは、わずか8件で約0・36%。22年は約0・43%、21年は約0・44%で、いずれも強制起訴制度導入前の18〜20年の0・37〜0・54%という変動枠内に収まっている。

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 一方、膨大な捜査資料の把握に加え、多くが無罪主張の事件だけに、争点整理に時間がかかるケースも少なくない。
 22年4月20日に全国で初めて強制起訴されたのが、13年7月に11人が死亡した明石歩道橋事故で、業務上過失致死傷罪に問われた兵庫県警明石署元副署長の榊和晄(かずあき)被告(65)。
 検察官によって起訴された“共犯”がいる点でも小沢元代表の場合と共通する。
 強制起訴そのものは全国初だが、公判前整理手続きに費やされた期間は実に1年9カ月。事故の予見可能性の有無や強制起訴時点での公訴時効の成否に加え、強制起訴の適法性も争点に盛り込まれ、今年1月にようやく公判が始まったばかりだ。
 ■ボランティア状態
 一方、22年に発生した沖縄県・尖閣諸島付近の中国漁船衝突事件では、公判の見通しさえ立っていない。起訴議決から約8カ月を経て今年3月、中国人船長が強制起訴されたが、船長は帰国。起訴状が2カ月以内に送達されなければ起訴の効力は失われる。
 こうした“苦労”に対して定められている指定弁護士の報酬は、公判の期間にかかわらず19万〜120万円。ある指定弁護士は「現状はボランティア」と評している。
 起訴内容骨子
 小沢一郎元代表は石川知裕衆院議員ら元秘書3人と共謀し、(1)陸山会が平成16年10月12日ごろに小沢元代表から借り入れた4億円を同年分の政治資金収支報告書に収入として記載せず(2)同月支払った土地取得費計約3億5200万円を、16年分ではなく17年分収支報告書に支出として記載し(3)土地の取得時期を16年分ではなく17年分の収支報告書の資産欄に記載した。



323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:47
歩道橋、JR脱線など…強制起訴 厳しい立証
配信元:
2012/04/26 17:02更新

検察審査会の議決により強制起訴されたケースは、平成21年5月の改正検察審査会法施行による制度導入以降、民主党の小沢一郎元代表を含めて6事件8人。このうち、すでに1審判決が言い渡された2件がいずれも無罪だったことで、検察官が起訴を見送った事件を有罪立証することの困難さが改めて浮き彫りになった格好だ。多数の死傷者を出し、その被害者からの申し立てで強制起訴された兵庫県明石市の歩道橋事故やJR福知山線脱線事故でも、検察官役の指定弁護士は厳しい立証作業を余儀なくされている。

 22年4月20日に全国で初めて強制起訴されたのが、13年7月に11人が死亡した明石歩道橋事故で、業務上過失致死傷罪に問われた兵庫県警明石署元副署長の榊和晄(かずあき)被告(65)。

 その3日後には、17年4月に乗客106人が死亡した福知山線脱線事故で、JR西日本の井手正敬(まさたか)(77)▽南谷(なんや)昌二郎(70)▽垣内剛(たけし)(68)−の歴代社長3被告も業過致死傷罪で強制起訴された。

 この2件は、検察官によって起訴された“共犯”がいる点でも、小沢元代表の場合と共通する。

 小沢元代表と同様、“共犯”には有罪が言い渡されたのが明石歩道橋事故。1年9カ月にわたった公判前整理手続きの末、今年1月に公判が始まった。11月には結審し、判決は年度内に言い渡されるとみられるが、有罪となった元部下らとの共謀の有無だけでなく、時効の成立など争点は多岐にわたっており、指定弁護士は難しい立証を強いられている。

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記事本文の続き 一方、福知山線脱線事故では、神戸地検が起訴した山崎正夫前社長(68)に今年1月に無罪が言い渡され、確定。歴代3社長の公判は今年7月6日に始まるが、山崎前社長の公判とは共通する証拠も多く、指定弁護士にとっては困難な立証作業が予想される。指定弁護士は「有罪か無罪だけでなく、事故の真相解明も含めて主張を組み立てたい」としている。
 刑事裁判の経験が長い現職の判事は「検察官が起訴するか否かの判断基準は、われわれの有罪か否かという判断と非常に近い。それゆえに、裁判が形骸化している面は否めない」と指摘。
 「これまでに強制起訴された事件のように、有罪ありきではなく、法廷で事実関係を明らかにすることに意義があるとは思うが、それには起訴イコール有罪、という世間の意識が変わらねばならないのではないか」と話している。



324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:49
小沢元代表無罪 真相語らず…揺らぐ強制起訴
配信元:
2012/04/26 16:42更新

民意によって起訴された小沢一郎元代表に無罪が言い渡されたことで、今後は検察審査会制度のあり方にも議論が波及する可能性が出てきた。

 裁判員法と同じく平成21年5月に施行された改正検察審査会法には、検察が独占してきた「起訴権」に市民感覚を取り入れることを主眼に強制起訴制度が盛り込まれた。制度導入から3年弱の間に強制起訴されたのは6件8人。判決は小沢元代表で2件目だが、いずれも無罪となっている。

 事例が少ないとはいえ無罪が続いた背景には、起訴の基準をめぐる「市民感覚」と「プロの法律家の感覚」の乖離(かいり)が、導入時の想定以上に生じているとの指摘がある。これを解消しない限りは、強制起訴された被告に不要な法的、社会的制裁を与えることになりかねない。

 小沢元代表への起訴議決では「国民の責任で黒白をつけようとする制度」と“宣言”し、裁判に真相解明を求める市民の意思が鮮明に表れた。「真相解明」と「被告の権利保護」の間でバランスの取れた制度の運用を模索することが、今後の重要な課題といえる。

 結局、小沢元代表の裁判では、市民が求めた「真相解明」の部分は何も示されなかった。「法廷ですべて語る」と説明を拒否してきた小沢元代表だが、法廷で述べたのは、元秘書3人を有罪にした裁判所と検察への不満と批判ばかりだった。

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325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/27(Fri) 09:57
“小沢無罪”証拠なかったことに尽きる…元特捜部副部長
配信元:
2012/04/26 23:28更新

紆余曲折のすえに無罪判決が出た民主党の小沢一郎元代表。裁判の決め手は何だったのか。今後の司法制度に与える影響はあるのか。元東京地検特捜部副部長、若狭勝弁護士に聞いた。

 裁判の最大の争点は、土地購入費を巡る収支報告書への虚偽記載について、小沢氏と秘書との間に共謀があったか、なかったかという点だ。無罪判決が出たということは、その共謀を認めるに足る証拠がなかったということに尽きる。

 では、どうなると共謀となったのだろうか。今回の事案では、収支報告書の虚偽記載に際して小沢氏と秘書との間で「気持ちが通じ合っていた」のを証明することだった。秘書は、小沢氏が虚偽記載するということを知っていなければいけないわけで、その動機をも共有していなければいけない。

 だが、それを証明できなかった。確かに、元秘書3人については政治資金規正法違反罪で有罪になっており、彼らの裁判の中で、共謀の存在が認められた。だが、それはあくまでも同じ対等な立場にある秘書の間柄での話。3人の秘書の上に立つ小沢氏との関係性をも担保できるものではない。

 今回は検察の捜査もまずかった。元秘書・石川知裕衆院議員を捜査した時に、虚偽の捜査報告書を作成したのは、非常に大きな問題だ。今回の起訴自体が、その石川氏の供述調書が立証の柱となっていた。それが認められないのは致命的だった。検察が、抱える問題が浮き彫りになったことで、今後、取り調べの全面可視化の流れが加速していくだろう。



326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 12:12
「本当のこと、まだ誰も…」難しい事案 強制起訴制度岐路 小沢元代表無罪
産経新聞 4月29日(日)11時58分配信


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裁判所に入る民主党の小沢一郎元代表(中央)ら=26日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)
【小沢元代表無罪・波紋(下)】

 「先生、無罪ですよ」

 26日午前10時すぎ。弁護士の吉田繁実(60)はその一報を東京・虎ノ門の事務所で聞いた。約1年7カ月前、吉田が審査補助員として参加した東京第5検察審査会は民主党元代表、小沢一郎(69)を「起訴すべきだ」と議決した。これを受けて小沢は強制起訴され、法廷に立つことになった。

 審理の末、東京地裁が下したのは無罪。理由は「共謀は認められない」とされたためだ。しかし、吉田にとって予想外の点もあった。立証の最大のハードルとされた元秘書と小沢の間の「報告・了承」の存在は認められたにもかかわらず、判決が虚偽記載への小沢の故意の立証を「不十分」としたことだ。

 「ここまで詳細な立証が要求されるのであれば政治家を政治資金規正法違反で有罪とすることはできなくなる」。吉田は懸念する。

 一方、「公判によって事実関係が明らかになったという面はある」と強制起訴制度の意義は感じている。議決後、吉田の元には誹謗(ひぼう)中傷の手紙が届き、弁護士会に寄せられた懲戒請求も200〜300件に上るが、「私まで口を閉ざしたら『検審が密室で恣意(しい)的に議決した』と言われかねない」と発言を続けている。吉田は言い切る。「議決は審査員が常識に照らして真摯(しんし)に検討した結果だ」

 ▼「見直し必要」

 判決の行方に注目していたのは那覇市の弁護士、天方徹(40)も同じだ。

 天方は、強制起訴事件で初の判決となった那覇地裁の未公開株詐欺事件で検察官役の指定弁護士を務めた。こちらも結論は無罪で、控訴している。「個人で立証しなければならない指定弁護士と、組織力のある検察の差は大きい」

 検察から資料を引き継いだ当時、天方はその少なさに驚いたという。未公開株を発行した会社の決算書類さえなく、「不起訴にする前提で証拠集めをしたのではないか」と検察へ不信感も抱いた。関係者の聴取も「検察官の肩書があればもっとスムーズに話を聴けたのでは」と振り返る。

 1審後に支払われた報酬は約110万円。「後悔はないが、この額はむなしい限り」とつぶやいた。

 一方、被告の弁護人として天方と対峙(たいじ)した藤田雄士(45)は強制起訴制度について「『真実を明らかにしろ』というと聞こえはいいが、何でもかんでも起訴するのは問題。無罪が続くようであれば、制度の見直しも必要」と話す。

 ▼「過程が大事」

 「検察が不起訴としている以上、立証は難しい事件ばかり。もう少し他の事案も見守るべきだ」。強制起訴制度の見直しの必要性がささやかれる中、日弁連で指定弁護士の研修を担当する弁護士、山下幸夫(49)はそう話す。「これまで検察だけで不起訴と判断することへの不満があったが、法廷という公開の場で審理されるというプロセスが大事」と制度の趣旨を強調する。

 小沢の無罪判決に、控訴すべきか。指定弁護士の大室俊三(62)は、まだ答えを見いだせていない。「ここまでわれわれの主張が認定されているのに判決を確定させていいのかという思いと、ここまで認定されたからもういいかという思い、その両方がある」。産経新聞の取材に、複雑な胸中を明かした。

 「正直言って、判決前は半分『(無罪だったら)これで店じまいかな』という思いもあったが、主張があそこまで認められたことで逆に悩みが増えた」という大室。会計業務の「秘書任せ」を強調した小沢だけでなく、元秘書も含めて「誰も本当のことを話していない」とも感じている。

 控訴期限は5月10日。政界、法曹界に広がった「小沢無罪」の波紋の行方は、まだ分からない。(敬称略)

 連載は上塚真由、滝口亜希、時吉達也が担当しました。

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最終更新:4月29日(日)12時5分



327 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/04/29(Sun) 12:17
見立て固執した検察幹部 小沢元代表無罪判決
配信元:
2012/04/28 13:29更新
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記事本文 【波紋】〜元代表 無罪が問うたもの(中)

 ■「現場は厭戦ムード」

 3月初め。冬の景色が残る新潟で、2人の検事が神妙に向き合っていた。

 最高検検事の中村孝(49)=現東京地検刑事部副部長=と、新潟地検三席検事の田代政弘(45)=現法務総合研究所=だ。田代は東京地検特捜部時代に民主党元代表、小沢一郎(69)の元秘書、石川知裕(38)の取り調べで虚偽の捜査報告書を作成したとして刑事告発された。中村はその問題の「主任検事」として田代の取り調べにあたった。

 「なぜ、捜査報告書に調べでは出ていないことを書いたのか」「上司からの指示はあったのか」

 中村の追及に、田代は「以前の取り調べの内容と記憶が混同してしまった」「報告書の内容については指示されていません」と繰り返した。

 空気は張り詰めていた。

 26日の小沢の無罪判決でも、厳しく非難された虚偽報告書問題。検事総長の笠間治雄(64)の大号令で、田代や、当時の上司らへの聴取が続けられた。だが、田代は故意だったことや、上司の関与について一貫して否定している。

 「田代は曖昧な説明をしている。一人で責任を背負おうとしているのではないか」。報告書問題の捜査に携わる一人は、こう語る。検察内部で組織的な関与を疑う声は少なくないが、それを裏付ける証拠は現時点で得られていない。

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 「現場は厭戦(えんせん)ムードだった。(ゼネコンからの)裏献金問題で、小沢さんを立件したいのは特捜部長ら数人だった」
 昨年12月の第10回公判。大阪地検特捜部の証拠改竄(かいざん)事件で実刑判決が確定した元検事の前田恒彦(44)は、当時の特捜部の様子を生々しく証言した。
 土地原資の4億円にゼネコンマネーが含まれていると見立てる幹部と、それを冷ややかに見つめる部下たち。田代も消極派の一人とされた。小沢捜査を担当した「特捜1班」の9人の検事の中で下から4番目。若手ともいえる田代が石川の調べに抜擢(ばってき)されたのは、捜査能力を買われていたことに加え、幹部との関係が良好だったためだった。
 陸山会捜査では、特捜部の一部幹部の中で「見立て」に固執する姿勢が随所に見え隠れした。当時の幹部は「小沢の供述調書の方が問題だ」と言い切り、平成22年の任意聴取の際に作成された調書について、こう明かした。
 「証拠を羅列する質問が続いて、小沢の答えはわずか。検察審査会の審査員は、『証拠があるのに答えられない小沢は悪い』と感じるだろうと思った」
 ▼「起訴したい」
 21年から22年にかけ、大阪では証拠改竄事件を生み出すことになった郵便不正事件、東京では陸山会事件の捜査が進められた。最高検は22年12月の検証結果で郵便不正事件を「見立てに固執し、客観証拠を軽視した」と総括。陸山会事件も判決で「見立て捜査」と非難された。
 組織に与えたダメージは計り知れない。
 「処分が出るまでは辞められない」。田代は周囲に進退の悩みを漏らしているとされる。仮に不起訴となっても、検察審査会に申し立てられ、強制起訴される可能性もある。「一部に(小沢を)起訴したいという空気があり、あの捜査報告書が生まれたのだろう。トカゲの尻尾切りにはしない」。幹部はこう語る。
 調書は却下されても、判決では虚偽記載の事実や小沢と元秘書との関係性など、検察が解明を目指した核心部分の大半は認定された。そのことが逆に、組織に突きつけられている問題の深刻さを際立たせているともいえる。(敬称略)




328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/07(Mon) 08:29
「虚偽捜査報告書」をめぐっては、市民団体が虚偽有印公文書作成罪などでの告発状を提出。東京地検刑事部は田代検事らから任意で事情聴取を進め、不起訴とする方針を固めている。一方、法務省も田代検事や当時の上司の人事上の処分を検討している。
小沢元代表を無罪とした4月26日の東京地裁判決は、「事実に反する捜査報告書を検察審査会に送ることはあってはならない」と批判した上で、「検察庁は作成された経緯や原因を十分調査して、対応すべきだ」と真相解明を強く求めた。
捜査報告書 検察官や警察官などが事件捜査について、上司などに対し見解や状況を報告するために作成する文書。組織の内部文書としての性格が強く、書式が定められていない場合が多い。裁判の証拠として用いられることは少ないが公文書であり、虚偽記載が認められれば虚偽有印公文書作成罪が成立する可能性がある。
[フォト]ネット上で流出していた捜査報告書とみられる書類
「何者かが意図的に流出させた」「ロシア語のサイトからダウンロードすることが可能」って、
おい、ユダ米と愉快な仲間達! アンタらの敵は日本国民だけじゃないみたいだな?
「田代検事らから任意で事情聴取を進め、不起訴」「人事上の処分を検討」って、
田代検事を人事上の処分だけで済まそうとしてたみたいだけど、それは難しいんじゃない?
「虚偽有印公文書作成罪」の証拠が、たくさんの国民の目に触れてしまったんだから。
いずれにしろ、法曹界大炎上のゴングが鳴りました!
我々も、ある意味戦闘体制に入っていた訳ですが、
『やり方がぬるいゾ! タイミングは今だっ!』と喝を入れられたようです(笑)
ちなみに、当該流出ファイルは、下記でダウンロードが可能です!
ご興味のある方はDLされておくと良いと思います。 (下記URL)

田代・斎藤・木村報告書のコピー(pdf形式)

石川知裕録音文字起こし


ttp://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/764.html



329 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/07(Mon) 09:02
ニュースの匠:検察組織こそ問題=鳥越俊太郎
ttp://mainichi.jp/opinion/news/20120505ddm012070018000c.html
毎日新聞 2012年05月05日 東京朝刊


 ◇「嘘の捜査報告書」を作成

 小沢一郎・民主党元代表の強制起訴に関わる裁判で、東京地裁は4月26日、「無罪」の判決を出しました。100ページ(目次5ページを含む)にわたる判決要旨を精読すると、小沢元代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金の出しと入れがいろいろと詳述されていますが、大事なポイントは最終ページ(本文の95ページ)に書かれている次の2点に絞られます。
 「被告人の共同正犯の成立を疑うことは相応の根拠があるといえる」
 「しかしながら、他方で…(中略)被告人の故意及び実行犯との共謀について証明が十分ではなく犯罪の証明がないことに帰着するから刑事訴訟法336条により無罪の言い渡しをする」
 その後の報道を見ていると、テレビのコメンテーターや新聞にコメントを寄せたヤメ検弁護士たちは口をそろえて「限りなくクロに近いシロ」とか「グレーの判決」と述べ、事実上の“有罪”判決だったかのように評論しています。
 それは恐らく先にあげた判決ポイントの前段の部分にこだわったからだと思います。裁判とか法律の世界には「有罪」か「無罪」かしかないのが常識です。つまりグレーな無罪などは存在しないのです。
 刑事裁判の原則に「疑わしきは罰せず」(推定無罪の原則)というものがあります。今回のそうした評論には、この原則の誤解に端を発しているものもあるようです。

 「犯罪を犯したかどうかは極めてクロに近いグレーだけど(つまり“疑わしい”)、今回は不明な部分もあるので無罪にしておこう」
 こうした考え方は結構裁判に詳しい人にも見られるが、これは完全に間違い。「疑わしき」とされるのは被告人ではなく、有罪を立証しようとする検察官(今回は指定弁護士)の言い分に「合理的な疑い」が存在する場合です。従って今回は明快に「無罪」と断言した判決を尊重すべきでしょう。
 むしろ今回の裁判で最大の問題は「嘘の捜査報告書」を作成し、検察審査会の市民をだまそうとした、いや現実に“市民感覚”を誤った結論に導いてしまった田代政弘・元東京地検検事、そしてそれを許容した検察組織そのものが犯した“違法性”にあるように思えます。





330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/16(Wed) 15:47
日本刑法学会も注目する「小沢裁判」
ttp://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5782.html
2012/5/15 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


今週末に開催

民主党の小沢一郎元代表が控訴された「陸山会事件」は、法曹界でも大論争を巻き起こしている。

日本刑法学会が19〜20日、大阪大学で「刑法学会第90回大会」を開く。国内有数の法学者が刑事司法の課題について研究、報告するのだが、ここでひとつ興味深いテーマが取り上げられる。亀井源太郎・慶大教授による「共謀共同正犯における共謀の概念と刑事手続き」である。指定弁護士が小沢に対し「共謀共同正犯」が成立すると判断した最高裁判例の解釈についても、議論されるのではないかとみられるのだ。

「刑法学会は、刑法、刑事訴訟法、刑事政策の刑事法3部門が統合された刑事法の総合学会です。研究、報告されるテーマは、現状の刑事司法における問題点が多く、その後の国内の学説を左右することもある。その学会が、このタイミングで『共謀共同正犯の概念』を取り上げる意味に法曹関係者が注目しています」(都内の弁護士)

◆異論噴出の「共謀」拡大解釈

小沢裁判の論告で、指定弁護士は、銃を携帯していた暴力団組員に対する組長の共謀共同正犯を認めた03年5月の最高裁判例(スワット事件)を引用。〈被告人(小沢)が石川らを指揮命令する立場にあり、石川らの実行行為についての被告人の認識が概括的なものであったとしても、実行行為者において被告人がこれを認識認容していることを承知していると認めることができれば、共謀共同正犯の成立を認めるべきこととなる〉(一部略)――と主張した。

だが、この最高裁判例の“拡大”解釈をめぐっては法曹界で異論噴出だ。元東京地検検事の落合洋司弁護士がこう言う。
「スワット事件は、暴力団という特殊な社会で、常に身の危険にさらされているという特殊な状況のケースです。これを普通の社会に一般化されたら、『会社の上司と部下は一体だから共謀共同正犯』『同好会は同じ目的の仲間だから共謀共同正犯』と何でもありになってしまう。当然、今回の『陸山会事件』にも、判例を当てはめるのはムリがあると思っています」

刑法学会で「小沢裁判の共謀共同正犯は成り立たない」なんて発言が次々飛び出したら面白い。そんなことがあれば、指定弁護士は法曹界追放ではないか


331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/05/17(Thu) 11:01
検察審査会を「検察の不起訴処分の不当性を審査する機関」と考えると新証拠で立証しようとするのはおかしいと言えます。

もっとも、その場合でも、検審の議決の趣旨に沿って、「公訴維持」のための補充的な証拠収集を行うことは可能でしょう。

しかし、当初の議決に対して裁判所が十分に判断したのに、それとは別個に新たな立証を行うのは、指定弁護士の権限を逸脱しており、検審制度の趣旨に反すると思います。



332 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/06/05(Tue) 21:31
<滝法相>強制起訴見直し 検討を示唆
毎日新聞 6月5日(火)12時51分配信


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滝実法相=東京都千代田区の法務省で2012年6月4日、小出洋平撮影
 滝実法相は5日の閣議後会見で、制度開始から3年経過した「強制起訴」について「司法制度改革の一環としてスタートした制度なので見直しを検討する必要はある」と述べた。

 検察審査会が「起訴すべきだ」と2度議決すれば強制的に起訴される制度について滝法相は「(導入時に)具体的な議論が欠けていたきらいはある」と指摘。「小沢(一郎民主党元代表の)事件があるから(見直しか)と国民の誤解を招く恐れもある」と慎重姿勢を示しつつ「裁判員制度も3年後の見直しがある。(強制起訴制度見直しは)義務ではないが、そういう中で議論していく話だ」と語った。【伊藤一郎】

最終更新:6月5日(火)12時59分



333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/06/16(Sat) 09:07
<小沢元代表>陸山会事件 控訴審に自ら出廷の意向
毎日新聞 6月16日(土)2時31分配信


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民主党の小沢一郎元代表=東京都千代田区の同党本部で、小出洋平撮影
 政治資金規正法違反に問われ1審で無罪判決を受けた民主党元代表、小沢一郎被告(70)が、東京高裁の控訴審にも出廷する意向であることが関係者への取材で分かった。刑事訴訟法上、出廷義務はないが、主任弁護人の弘中惇一郎弁護士は控訴後の記者会見で「裁判である以上(元代表は)出席されたほうがいい」と話していた。

【小沢氏はどう出る?】一体改革:3党合意 小沢元代表、側近と会談も発言なし

 一方、控訴審に向け補充捜査を進めている検察官役の指定弁護士が、元秘書の樋高剛衆院議員(46)に聴取を要請し断られていたことも判明した。1審では元秘書で衆院議員の石川知裕被告(38)が樋高議員から資金管理団体「陸山会」の会計処理についてアドバイスされたと証言していた。【鈴木一生、和田武士】

最終更新:6月16日(土)2時31分



334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/07/03(Tue) 00:16
虚偽捜査報告で検事総長ら告発 犯人隠避容疑で市民団体
2012年7月2日(月)21:06
 東京地検特捜部の元検事=辞職=が事実と異なる捜査報告書を作成した問題をめぐり、市民団体は2日、笠間治雄検事総長(64)ら6人の検察幹部に犯人隠避の疑いがあるとして、告発状を最高検へ提出した。

 告発状が出されたのは、ほかに当時の東京高検検事長や東京地検検事正ら。市民団体は「昨年1月に、虚偽の報告書が検察内部で発覚していながら、犯罪は成立しないと結論づけたのは、犯人を隠した罪にあたる」と主張している。

 この市民団体は「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」。捜査報告書を作成した田代政弘・元検事(45)についても虚偽有印公文書作成容疑などで告発していたが、最高検が不起訴(嫌疑不十分)としたため、近く検察審査会に審査を申し立てる方針。



335 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/09/26(Wed) 20:55
小沢氏控訴審 即日結審、新証拠採用せず
TBS系(JNN) 9月26日(水)18時45分配信

 資金管理団体の収支報告書にウソの記載をしたとして強制起訴され、一審で無罪となった「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の控訴審が東京高裁で開かれました。裁判は26日でスピード結審し、11月12日に判決が言い渡されることになりました。

 被告本人には出廷の義務がないにもかかわらず、自らの意思で裁判所に姿をみせた小沢氏。冒頭の人定質問で、「小沢一郎です」「衆議院議員です」と大きな声で答えました。検察官役の指定弁護士は、「小沢氏に関わる重要な問題について秘書が十分な報告をしないはずがない」などとして、一審の無罪判決は「誤りだ」と主張しました。これに対し弁護側は、「証拠に基づかない想像」などと反論。小沢氏はじっと目を閉じ、双方の意見を聞いていました。

 その後、指定弁護士は、元秘書の供述調書など16点を新たに証拠申請しましたが、東京高裁は全てを却下、新たな証人尋問も認めませんでした。これによって控訴審は即日結審しました。

 注目の控訴審はわずか1時間ほどですべての審理を終えました。小沢氏側は一審に続く無罪判決に自信をみせています。26日の控訴審で、指定弁護士は小沢氏と秘書の関係性を立証するため、「小沢氏への報告は絶対だった」などとする秘書経験者2人の供述調書を証拠申請しました。

 これは指定弁護士側にとって、小沢氏と秘書の共謀を認めなかった一審の無罪判決を覆すための唯一の新証拠ともいえるものでしたが、東京高裁は採用しませんでした。小沢氏側の弁護人は、「再び無罪になる」と強気です。

 「(指定弁護士は)ああいった主張、証拠申請をするくらいなら、そもそも控訴すべきじゃなかった。控訴が棄却されるのは間違いないと考えている」(小沢氏の弁護士・弘中惇一郎弁護士)

 一方、指定弁護士側は閉廷後、「不利になったとは思っていない」と話していますが、その思惑は外れた形となりました。11月12日に言い渡される控訴審の判決は、一審と変わらぬ証拠をもとに判断されることになり、再び無罪が言い渡される公算が強まったといえそうです。(26日15:56)最終更新:9月26日(水)19時22分




指定弁護士側は、平成12年ごろまで勤務していた元秘書2人の供述調書など12点を証拠請求したが、高裁はすべて退け、証人尋問も認めなかった。控訴審は開廷後1時間で即日結審し、判決期日は11月12日に指定された。

 



336 名前:一人政府の窓際君 投稿日:2012/09/28(Fri) 19:50
既にお分かりでしょうが、小沢さんは米国の意向で潰されているのです。今回も当然無罪でしょう。
しかし、油断してはいけないのです。決してこれで終わりでは有りません。
米国の狙いは小沢さんの政治的影響の抹殺ですから、小沢さんが政治家を引退するまで攻撃は続きます。
俺の感に間違いないですから関係者の方は小沢さんにその辺良くお伝えください。
米国は小沢さんの事を共産勢力(中国)の拡大に手を貸し米国勢力の弱体を図る不届き者と見ています。

337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/09/29(Sat) 10:52
ほんとにな、嫌がらせ裁判だよ

338 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/09/29(Sat) 15:36
「いずれも却下します」――。

きのう(26日)開かれた「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)に対する政治資金規正法違反事件の控訴審。開廷からわずか1時間後、小川正持裁判長が下した判断に、東京高裁102号法廷に張り詰めていた空気が一気に緩んだ。

案の定というか、検察官役の指定弁護士側が請求していた元秘書の証人尋問など計12点の証拠採用は一蹴され、ジ・エンド。審理はたった1日で終わった。指定弁護士がもくろむ逆転有罪の目は完全に消えたとみていい。

控訴審はわずか、1時間で「即日結審」となった。

弁護側は「公訴棄却」を求めている。

最高裁まで何年かかるか分からない・・と、長期裁判を期待していた筋には

ショック隠せないことだろう。

もともと「無理筋」と言われていた事、証拠も何もない。

当然、この「強制起訴」は見直しされなければならない。

同時に、検察特に特捜部の見直しが必要となるだろう。

339 名前:一人政府の窓際君 投稿日:2012/10/02(Tue) 09:24
小沢支持者の皆さん。安心してはいけませんよ。今回の裁判結果は敵(米国)の想定内であり喜ぶ場合では有りません。
米国の目的は小沢さんの“政治的影響力の抹殺”ですから、何で有っても小沢さんのイメージダウンに繋がれば成功なのです。
敵の攻撃は小沢さんが健在でいる限りまだまだ続きます。失脚さえすれば理由などどうでも良く手段を選ばず攻めてきます。

俺は小沢さんに対する世間の中傷や非難も良く知っています。むしろそれらアンチ小沢の意見に理解を示している方です。
しかし、それ以上にどうしても許せないのは米国の不当介入であり、もどかしいのは残念な事に日本国民がそれ等の
事に対し余り関心を持たず、他の政治家等は米国の不当介入を分かっていながら己の政治的保身にだけ熱心で黙認している事です。

340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/10/29(Mon) 00:41
age

341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/14(Wed) 09:27
強制起訴見直し迫る小沢裁判

 政治資金規正法違反の罪に問われた元民主党代表で「国民の生活が第一」の代表、小沢一郎被告が、控訴審でも無罪判決を受けた。強制起訴された被告への二審判決は初めてで、「市民感覚」による刑事責任の追及が、司法のプロに再び退けられたことになる。

 控訴審で東京高裁は、検察官役の指定弁護士が申請した新たな証拠を一切採用しなかった。判決では一審よりも踏み込んで「立証が不十分」と断じた。今回の判決を機に、強制起訴が抱える課題を点検し、信頼される制度に向けた見直しを進めるべきである。

 検察が起訴しなかった容疑者に、一般市民から選ばれた検察審査会が「起訴すべきだ」と2度議決すると、強制的に起訴される。司法改革の一環として3年前に導入されたのがこの制度である。

 市民による起訴である以上、無罪率が高まることは想定される。とはいえ、これで強制起訴の無罪が地裁高裁あわせて3件続いた。初の判決となった会社社長が詐欺罪に問われた事件では、那覇地裁が「詐欺罪に当たらない」と判断した。こうした状況が続けば、制度の信頼が揺らぎかねない。

 小沢氏の裁判でも、控訴や上告に関する明確な規定がないなかで、指定弁護士個人の判断に任され、控訴がなされた。補充捜査の体制も乏しいことを考えれば、控訴したこと自体に疑問が残る。いつまでも裁判対策を強いられる被告の負担が大きすぎないか。
 強制起訴制度をめぐっては、様々な問題が指摘されている。検察による起訴より基準が低く、二重基準になっている。容疑を持たれた人からの聴取が義務付けられていない。法律家が検察審に助言をする体制が弱い。こういった課題があるのに、現段階で改正に向けた動きはみられない。

 検察が起訴しなかった場合にその判断をチェックし、健全な市民感覚を反映させる強制起訴制度の意義は大きい。より良い制度にするため、政府は法改正に向けた作業に取りかかるべきだ。

[日経新聞11月13日朝刊P.2]



342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/11/16(Fri) 22:32
小沢氏無罪、上告断念へ…指定弁護士19日にも
読売新聞 11月16日(金)14時32分配信

 資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われ、1、2審とも無罪となった小沢一郎・「国民の生活が第一」代表(70)について、検察官役の指定弁護士は上告を断念する方針を固めた。

 19日の協議で最終決定する。

 上告期限は26日だが、上告を断念した場合、指定弁護士は直ちに上訴権放棄を東京高裁に申し立てる方針で、代表の無罪が確定する。

 高裁判決は「代表には虚偽記入の認識がなかった可能性がある」として、石川知裕衆院議員(39)(1審有罪、控訴)ら元秘書との共謀を否定。東京地裁の無罪判決を支持し、指定弁護士の控訴を棄却した。

 指定弁護士3人は14日、上告するかどうかを協議。主任格の大室俊三弁護士によると、高裁判決に憲法違反や判例違反がなければ、上告を断念することを決めた。大室弁護士は16日午前、取材に対し、「明確な判例違反などを見いだすのは難しいだろう。高裁の認定には不服だが、事実誤認を上告理由とするのも適切ではない」と話した。

最終更新:11月16日(金)14時32分




343 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/03/29(Fri) 19:22
小沢一郎を刑事被告人にした「検察審査会」新たなる重大疑惑
  情報公開請求で判明!
  「審査員名簿」は2種類あった
  志岐武彦(『最高裁の罠』著者)

 友人や知人から、「週刊ポストの広告見た、すぐに買いに行く」と電話やメールがあった。
 昨日、集会で会い情報交換をしている鈴木武彦さんから電話。
 「週刊ポスト30冊買って、早稲田大学OB会で配った。この記事は素晴らしいとほめてくれた」

 多くの市民に伝わるであろうことを確信した。


 <一市民Tの調査活動を2年に亘って追い続けてくれた週刊ポストデスク>

 一市民Tの個人活動を載せてくれるなど、思いもよらないことだった。
 週刊ポストスタッフとりわけSデスクに感謝する。

 記事は以下のリードで始まる。
 ・リード
 『 三権分立のひとつ「司法権」を持つ裁判所に「検察審査会」という機関があることは、数年前までは誰も気に留めなかった。最高裁の事務総局が管轄するこの組織を有名にしたのは、10年9月、東京第5検察審査会が小沢一郎・民主党元代表(現「生活の党」代表)の強制起訴を決めたことがきっかけだった。それによって小沢氏は刑事被告人となり、約2年間にわたる裁判闘争に労力を費やした。小沢氏に対する好悪はあろうとも、政権党の実力者が政治活動を制約された事実が、この国の政治に大きな影響を与えたことは間違いない。
 その小沢起訴を決めた検察審査会が「存在しなかった」としたら―。
 情報公開請求を重ねて検審の疑惑を追い続けた『最高裁の罠』(K&Kプレス刊)の著者・志岐武彦氏が、驚愕の資料を公開する。』

 この記事を編集したSデスクと知り合ったのは、2010年の暮れ。
 検審情報公開の国会請願署名を集め始めたので話を聞いてほしいと連絡したところ、わざわざ自宅を訪ねてくれた。
 それ以来、一市民TはSデスクに調査活動の内容を送り続けた。
 Sデスクは必ずそれを評価してくれる。
 質問はいつも鋭く、核心を突いている。
 拙ブログもよく目を通してくれている。


 <架空議決疑惑を取り上げたのは週刊ポストだけ>
 
 見え見えの架空議決である。
 しかし、検審架空議決記事を本格的に取り上げたメディアはこれまでひとつもなかった。
 「審査員がいそうもない。審査会議は開かれていないようだ」とネットでは多く声があがっていたが、紙メディアは一向に書かない。
 朝日読売に至っては、あたかも審査員がいたか如き、審査会議が開かれた如き記事を掲載する。
 読売・朝日議決報道.pdf
ttp://civilopinions.main.jp/items/%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E3%83%BB%E6%9C%9D%E6%97%A5%E8%AD%B0%E6%B1%BA%E5%A0%B1%E9%81%93.pdf

 大メディアは腐っている。
 一市民Tは、週刊ポスト以外にも、本当のことを書きたいと願っているメディアや記者を知っている。
 だが、彼らは最高裁に触れることを怖がっている。
 最高裁が恐ろしいのだ。
 週刊ポストがこれをはねのけた。
 後に続いてほしい。



344 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/04/22(Mon) 12:55

陸山会事件の元検事に不起訴不当議決 東京第一検察審
朝日新聞デジタル 4月22日(月)10時57分配信



掲示板に張り出された検察審査会の議決書=22日午前、東京都千代田区、白井伸洋撮影
 小沢一郎・民主党元代表の元秘書・石川知裕衆院議員を取り調べた東京地検特捜部の検事が、事実と異なる捜査報告書を作成した問題で、東京第一検察審査会は22日、虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で刑事告発された田代政弘・元検事(46)=辞職=について、「不起訴不当」とする議決書を公表した。

 議決書は「虚偽記載があったと言わざるを得ない。検察が田代元検事の弁解をうのみにしていないかとの疑念がある」と指摘した。

 最高検が田代元検事を不起訴(嫌疑不十分)としたのを不服として、市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」が昨年8月に審査を申し立てていた。検察当局は再捜査するが、1度目の審査で「起訴相当」議決が出なかったため、再び不起訴とした場合は審査会による2度目の審査はなく、不起訴処分が確定する。田代元検事の強制起訴はなくなった。

 一方、田代元検事と同様に審査対象になっていた佐久間達哉・元東京地検特捜部長(56)=現・法務総合研究所国連研修協力部長=ら2人については、「不起訴相当」と議決した。

朝日新聞社



345 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/04/25(Thu) 12:10
田代元検事不起訴不当議決! その裏の大きな疑惑
ttp://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-684.html
2013-04-22  八木啓代のひとりごと


 本日、田代政弘元検事の不起訴不当処分が出た。
 8月末に申立をしてから、実に、8ヶ月、審査員は3ヶ月で半分入れ替わるから、審査員も一巡以上しての異常に長期にわたった審査の末である。
 これ自体が面妖で、1月末に私が検察審査会に、いつごろ結論が出るのかを尋ねてみたところ、「関連書類が多いので」という理由だったが、審査員は入れ替わるのだから、無駄に長くする必要はそれこそ無い。

 そして、出た結論が、田代元検事の虚偽有印公文書作成及び偽証に対しての不起訴不当、上司に対しての不起訴相当であった。
 議決書では、一応、当会の申立にも書かれていた田代検事の言い分の矛盾点や「一般常識から見てもおかしい」点が強調され、一見、検察に厳しい内容であるように見えるが、これで、検察は再捜査をしなくてはならなくなるが、一方で、起訴議決でなかったがゆえに、強制起訴の目は消えたわけである。
 
 また、裁判所の指摘を「一般常識に照らしても納得できる」とし、田代の言い訳を「虚偽記載があったと言わざるを得ない」。また、検察官の説明も「誤魔化していると評さざるを得ない」とまで言っておきながら、佐久間部長等の関与の部分だけは、田代の言い分をまるまる「信じられる」として、不起訴相当にしてしまっている。

 いままでのJR西日本の事故や陸山会事件では、検察だけでは捜査が期待できないので、「裁判で決着をつけてほしい」という意味での起訴議決だったが、今回は、文字通り、検察のまともな捜査がなかったという点で、メディアにも厳しく批判され、注目された事件だったにもかかわらず、検察に極めて大甘な結論であったと言わざるを得ない。

 ところが、その後、大変な事実がわかった。
 記者会見後、補助弁護士の名前をググってみると、とんでもない事実が判明したのである。


澤 新(さわ あらた)
昭和17年5月30日生
昭和40年3月 東京大学法学部卒業
昭和42年4月 東京地方検察庁検事
昭和51年12月 法務省刑事局付検事
昭和60年4月 司法研修所教官
平成3年4月 東京高等検察庁検事
平成7年7月 秋田地方検察庁検事正
平成8年10月 最高検察庁検事
平成9年6月 新潟地方検察庁検事正
平成10年6月 最高検察庁検事
平成10年6月 最高検察庁検事退官
平成11年3月 弁護士登録
平成16年6月 株式会社武富士取締役(社外)(現)

 まあ、現在の職業はともかくとして、バリバリのヤメ検、それも元検事正、元最高検検事。
 どう見たって、「公正な」補助などできるわけがない検察寄りの人物だったのである。

 しかも、脱税に関与したのがばれ、その不祥事の責任を取るかたちでの、甘い処分で検察を辞職した人物であるという。これでは、検察と持ちつ持たれつの恩義のある関係であり、何が何でも起訴議決を出させないために、議論を誘導しつつ、このメンバーで議決を取れば起訴議決になりそうだと思えば、議論を長引かせて、次の違う顔ぶれに引き継いできたと疑われても仕方がないだろう。
 これなら、うがった見方をすれば、審査期間の異常な長さも説明がつく。
 また、石川議員や私を呼び出さなかった理由にも説明がつく。

 検察審査会は、補助弁護士次第であると私に語った、ある検察関係者がいる。
 その人物は、陸山会事件の検察審査会での起訴議決の異常さについて、検察の報告書問題以上に、小沢氏の無罪判決に異議を唱えるような片寄った考え方の弁護士が、中立であるはずの補助弁護士であったことで、検察審査会の議論を強引に誘導したと言いたかったわけだが、今回、期せずして、まさにその通りのことが起こったということができるかもしれない。

 李下に冠を正さずというが、検察審査会の審査が公正であると言いたければ、そもそもこのような人物が補助弁護士になることはもっとも排除するべき条件であろう。

 なぜ、このような人物が補助弁護士になったのか。
 当会としては、この疑惑を徹底的に追求するつもりである。


 



346 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/04/25(Thu) 12:18
陸山会事件で小沢代表のでっち上げ裁判の引き金となった東京地検特捜部の「虚偽報告書作成事件」の幕引きが主犯検事の無罪放免で許されるのだろうか。

特捜部自ら証拠不十分で不起訴と判断を下した小沢代表を、検察審査員という迂回ルートで虚偽報告書まで提出して「強制起訴」議決に追い込んだのである。

素人の検察審査会が、陸山会事件で小沢代表の「起訴」「不起訴」の判断材料の決定打となる証拠が、特捜部の「虚偽報告書」であったことは間違いない。

そして、小沢裁判で1審2審とも無罪判決はでっち上げ裁判だったことを物語る。
当時、民主党政権の幹事長を「虚偽報告書」で辞任に追い込んだ罪は重大である。

特捜部による「虚偽報告書」の作成さえなければ、当時民主党の幹事長だった小沢代表も「強制起訴」議決されず、幹事長を辞任することは無かっただろう。

特捜部による「虚偽報告書」の作成さえなければ、鳩山政権が倒れたとしても菅政権が誕生することも、次の野田政権が誕生することも無かっただろう。

特捜部による「虚偽報告書」の作成さえなければ、民主党マニフェストを反故にすることも、国民との約束を破り消費税増税することも無かっただろう。

特捜部による「虚偽報告書」の作成さえなければ、解散総選挙になることも、自民党が政権奪還することも、安倍政権が誕生することも無かっただろう。

これほど政治に重大な影響を与えたのが東京地検特捜部の「虚偽報告書」である。
検察は再捜査で不起訴して無罪決着せず、起訴して裁判で審判を仰ぐべきである。




347 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/04/25(Thu) 12:19
[4月22日 NHK]虚偽報告の元検事 不起訴不当
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130422/k10014084481000.html

「生活の党」の小沢代表の元秘書に対する事情聴取で、事実と異なる捜査報告書を作成したとして刑事告発され不起訴になった東京地検特捜部の元検事について、検察審査会は「不起訴は不当だ」という議決をしました。これを受けて、検察は元検事を起訴するかどうか改めて判断することになりました。東京地検特捜部の田代政弘元検事(46)は、小沢代表の元秘書を事情聴取した際、事実と異なる内容の捜査報告書を作成したとして、元上司らとともに虚偽公文書作成などの疑いで刑事告発されましたが、去年6月、最高検察庁は「意図的だったとまでは言えない」として、田代元検事を嫌疑不十分、元上司らを嫌疑なしとして不起訴にしました。

これについて、東京第1検察審査会が審査を行った結果、田代元検事について「捜査対象の社会的影響の大きさを考えると報告書の作成において慎重な姿勢が伺われず、何らかの意図があって作成したと推察される」と指摘したうえで、「不起訴の理由には納得がいかず、より謙虚にさらに捜査を遂げるべきだ」として「不起訴は不当」とする議決をしました。これを受けて、検察は再び捜査を行ったうえで、起訴するかどうか改めて判断することになりました。

不起訴不当の場合、仮に検察が同じ理由で再び不起訴にしても、2回目の審査は行われず、捜査は終わることになります。一方、当時の特捜部長など元上司ら2人については「報告書の内容が事実に反すると容易に知り得たのではないかという疑いは残るが証拠がない」として「不起訴は相当だ」という議決が出されました。検察審査会が「不起訴は不当だ」という議決を出したことを受けて、最高検察庁の渡辺恵一次長検事は「議決の内容を踏まえ、必要な捜査を遂げて適正に処分したい」というコメントを出しました。

不起訴不当とは

「不起訴不当」の議決は、「起訴相当」の議決よりは強制力が弱く、「起訴相当」が審査員11人のうち8人以上の同意が必要なのに対し、「不起訴不当」は6人以上の同意で議決が出されます。また、「不起訴不当」の場合は、検察が同じ理由で再び不起訴にした場合、検察審査会による2回目の審査は行われず捜査が終わることになります。



348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/04/25(Thu) 12:21
虚偽捜査報告書問題の経緯

この問題は小沢代表の秘書だった石川知裕衆議院議員が特捜部の事情聴取を受けた際、ひそかに録音していたことがきっかけで明らかになりました。田代元検事が作成した捜査報告書には、石川議員が「『うそをつけば有権者を裏切ることになる』と検事から言われたのが効いた」などと話したと記載されていましたが、実際にはこうしたやりとりはありませんでした。報告書は検察審査会に提出され、小沢代表を起訴すべきだという議決の判断材料の1つになりました。田代元検事は小沢代表の裁判で事実と異なる内容の報告書を作成したことを認めたうえで、「過去に行った取り調べの記憶と混同した」と説明しました。

これについて、東京の市民団体がうその公文書を作成した疑いなどで、田代元検事や当時の上司らを刑事告発しましたが、最高検察庁は「石川議員の供述の趣旨と反しない内容であり、意図的だったとまでは言えない」などとして全員を不起訴にしました。市民団体はこれを不服として去年8月、田代元検事や当時の特捜部長ら合わせて3人について検察審査会に審査を申し立てました。この問題を巡っては、田代元検事が減給の懲戒処分を受けて辞職したほか、当時の東京地検の検事正や特捜部長など、上司ら4人も厳重注意や戒告などの処分を受けました。


忘れてはならないのは、東京地検特捜部の虚偽報告書の作成した事実が発覚したのは、小沢代表の元秘書だった石川議員が「隠し録音」していたことである。

もし「隠し録音」が無ければ「虚偽報告書」で小沢代表が有罪となったのである。

このことは、日本の国民は誰であろうとも特捜部が虚偽報告書を作成することで起訴されて、無実の罪で裁かれることが可能であることを意味するのである。

そして今回、検察審査員の「不起訴不当」議決により検察が再捜査して不起訴にすれば、特捜部が虚偽報告書を作成しても無罪ということになるのである。

つまり、今後も小沢代表と同様に「虚偽報告書」から無実の罪で裁かれ、「隠し録音」など自己防衛できなければ有罪となる人間を生むことになるのである。

検察は再捜査で不起訴して無罪決着せず、起訴して裁判で審判を仰ぐべきである。

忘れてはならないのは、地検全体で虚偽報告書を作成した事実を1年以上前から把握しており、組織ぐるみで小沢代表の強制起訴議決に加担したことである。

もし検察審査会に虚偽報告書を提出しなければ強制起訴議決は無かったのである。

しかも、当時は大阪地検特捜部の証拠改ざん事件が起こり検察が再発防止に努める時期だったが、東京地検特捜部の虚偽報告書作成事件を隠蔽したのである。

つまり、検察の組織ぐるみで不祥事を隠蔽する体質は変わらなかったのである。

検察は体質改善するのために、再捜査で起訴して裁判で審判を仰ぐべきである。

忘れてはならないのは、虚偽報告書の作成は検察の組織ぐるみの犯行であるのに、主犯検事のみ罪を押し付け左遷してトカゲのしっぽ切りをしたことである。

石川議員の「隠し録音」で事件が発覚したあと、検察は主犯である当時の田代検事からの情報漏洩を恐れて、東京地検から新潟地検へ左遷したのである。

その後、虚偽有印公文書作成容疑の告発という事態に発展して、田代検事を検察から辞職させて法務省の天下り先となる法務総合研究所へ左遷したのである。

最終的に、田代検事は「元検事」との肩書きで小沢裁判では「過去に行った取り調べの記憶と混同した」と自らの勘違いで全てを片付けようとしたのである。

つまり、検察は絵に描いた元検事による単独犯という偽装工作をしたのである。

検察は事件の全容解明のため、再捜査で起訴して裁判で審判を仰ぐべきである。



349 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/04/25(Thu) 12:21
忘れてはならないのは、虚偽報告書の作成は当時の東京地検の佐久間特捜部長と斎藤特捜副部長の指示があり、田代検事は実行犯だったということである。

陸山会事件の虚偽報告書がロシア経由でインターネットに流出したことにより、東京地検特捜部が組織ぐるみで関与していたことが明らかになったのである。

田代検事が作成した虚偽報告書以外に、斎藤副部長の名前で作成した虚偽報告書があり、佐久間部長が虚偽部分を強調して供述内容を書き加えたのである。

さらに、田代元検事が石川議員の再聴取の際に、東京地検特捜部の上司から虚偽報告書に記載してある供述を維持させるよう指示を受けていたのである。

つまり、「虚偽報告書」の作成は東京地検特捜部の組織的犯行だったのである。

検察は田代元検事も含め当時特捜幹部を起訴して裁判で審判を仰ぐべきである。

このように当時の政権与党の幹事長を無実の罪で裁くため、検察が自ら加担して素人の検察審査会に虚偽報告書を提出して、「強制起訴」議決に誘導して、でっち上げ裁判に引きずり出すなど法治国家であってはならない。

やはり、55年体制の崩壊で特捜部の役割は終わったと考えるべきなのだろう。

大規模事件を捜査して、大物政治家を逮捕して、センセーショナルに扱われて、「検察」=「正義」という社会システムが時代遅れになったのだろう。

その結果、捜査対象が無くなり存在価値が無くなり、己の正義を誇示するため検察の意義を証明するため、事件をでっち上げるしか手段がなかったのだろう。

大阪地検特捜部の証拠改ざん事件も、東京地検特捜部の虚偽報告書作成事件も、捜査権限と起訴権限を兼ねてしまえば暴走を起こせば制御不能なのである。

大規模事件を専門に扱い、捜査権限と起訴権限を兼ねる、「検察」=「正義」の組織に何十年も属せば、「自分」=「正義」と錯覚するのも止むを得ない。

法治国家を成熟するため無実の罪で裁かれないため特捜部は解体すべきである。





350 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/04/25(Thu) 12:33
検察官は「大物政治家」をお縄にすることができれば博がつく。
止めた後もテレビとか、天下りで重用される。

安倍だとか、小泉だとか石破とかチンピラクラスでは駄目なのだ。

この一点のみで最高実力者は狙われた。

それは「検察官」たちの個人的功名心ただそのことだけ!。

責任はきちんと追及されなければならない。

351 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/04/26(Fri) 17:36
4月25日 「小沢検審が架空議決」と結論付けた理由その4 検審事務局及び最高裁は、情報開示を全て拒否
ttp://civilopinions.main.jp/2013/04/425_1.html
2013年4月25日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


 最高裁と検審事務局は、審査会議開催日、開催回数、会議室名、審査員・審査員候補者の「生年月」などの秘密でもなく、個人情報でもない情報も一切開示しない。

 開示通知文書と称して、真っ黒に塗りつぶした文書を開示した。
 
・検察審査員候補者名簿

 ttp://www.asyura.us/bigdata/up1/source/13574.jpg

・検察審査員及び補充員選定録

 ttp://www.asyura.us/bigdata/up1/source/13575.jpg

・臨時の選定録とその様式.pdf
ttp://civilopinions.main.jp/items/%E8%87%A8%E6%99%82%E3%81%AE%E9%81%B8%E5%AE%9A%E9%8C%B2%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%A7%98%E5%BC%8F.pdf

 補欠の審査員、臨時に検察審査員の職務を行う者の選定録である。
 2枚目は「選定録等の様式であり、1枚目はこれを塗りつぶしたとみられる。

・審査事件票.pdf
ttp://civilopinions.main.jp/items/%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E7%A5%A8.pdf

 申立てがあった事件が審査され、議決された後に作成する事件のまとめ
 一枚目は市民に開示したもの、2枚目は森ゆうこ議員に開示したもの
 森議員に開示したものは「綴じ込み穴」がないところを見ると、森議員の請求で急遽創作したとみられる。 

 ※最高裁、検審事務局には、不服請求をする制度がなく、開示されたものをそのまま受け入れるしかない。 

 情報開示を拒むのは、新たな情報を提供するとこれまで発信した情報と食い違いが生じ、さらなる追及を受けるからと考えられる。





352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/04/27(Sat) 23:29
【陸山会虚偽報告書】「証拠捏造、深刻な人権侵害だ」 不起訴不当議決で小沢氏が談話
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130422/trl13042223550003-n1.htm
2013.4.22 23:53  産経新聞

 陸山会事件の虚偽捜査報告書問題で田代政弘元検事の不起訴を不当とした東京第1検察審査会の議決について、生活の党の小沢一郎代表は22日、「検察が特定の存在を追い落とすシナリオを作り、そのシナリオに沿った証拠を捏造(ねつぞう)した。法治国家では絶対にあってはならない深刻な人権侵害だ」などとする談話を発表した。

 小沢代表は「政権交代を阻止すべく、権力を乱用して強制捜査した」と、捜査の着手を改めて批判。今後の検察については「一体どんな意志が働いてこのような事態となったのか。事件の全容が解明されることを願っている」とした。


       ◇

「全容解明願う」=検察審議決受け小沢代表
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013042200919

 田代政弘元検事(46)について、不起訴不当とした検察審査会の議決を受け、生活の党の小沢一郎代表は22日、「今回の議決も含めて、検察組織全体としてどのような意志が働きこのような事態となったのか、一日も早く事件の全容が解明されることを願っている」とする談話を発表した。

 小沢代表は、「特定の存在を追い落とすシナリオに沿った証拠を捏造(ねつぞう)した。法治国家であってはならない深刻な人権侵害だ」と、改めて検察を批判。「二度とこのようなことが行われないようにすることが重要だ」とした。(2013/04/22-22:21)


       ◇

小沢代表 あってはならない人権侵害
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130422/t10014106401000.html

「生活の党」の小沢代表の元秘書に対する事情聴取で、事実と異なる捜査報告書を作成したとして刑事告発され不起訴になった東京地検特捜部の元検事について、検察審査会は「不起訴は不当だ」という議決をしました。

この議決について小沢代表は、「人権の守護者たるべき検察が、みずからの意志において特定の存在を追い落とすシナリオを作り上げ、そのシナリオに沿った証拠をねつ造したという事実が明らかとなった。これは、法治国家では絶対にあってはならない深刻な人権侵害と言える。検察組織全体として、どのような意志が働きこのような事態となったのか、一日も早く事件の全容が解明されることを心より願っています」というコメントを出しました。

 



353 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2013/05/01(Wed) 10:52
小沢代表 あってはならない人権侵害
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130422/t10014106401000.html

「生活の党」の小沢代表の元秘書に対する事情聴取で、事実と異なる捜査報告書を作成したとして刑事告発され不起訴になった東京地検特捜部の元検事について、検察審査会は「不起訴は不当だ」という議決をしました。

この議決について小沢代表は、「人権の守護者たるべき検察が、みずからの意志において特定の存在を追い落とすシナリオを作り上げ、そのシナリオに沿った証拠をねつ造したという事実が明らかとなった。これは、法治国家では絶対にあってはならない深刻な人権侵害と言える。検察組織全体として、どのような意志が働きこのような事態となったのか、一日も早く事件の全容が解明されることを心より願っています」というコメントを出しました。



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