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明らかになる小沢裁判の行方

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/07/01(Fri) 11:53
陸山会事件:「小沢元代表関与」の調書を却下 東京地裁
 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元私設秘書の衆院議員、石川知裕被告(38)ら元秘書3人の公判で、東京地裁(登石郁朗裁判長)が、検察側から証拠請求された3人の供述調書の約半数を採用せず、小沢元代表の関与を認めた調書も却下したことが分かった。秋にも予定される3人の判決に影響を与えることは必至で、強制起訴された小沢元代表の公判にも波及する可能性がある。

 決定は6月30日付。関係者によると、検察側が証拠請求していた3人の供述調書38通のうち、十数通の証拠採用をせず、残る多くの調書も部分的に却下された。中には、陸山会事務担当者だった石川被告や後任の池田光智被告(33)が元公設第1秘書で会計責任者だった大久保隆規被告(50)に虚偽記載を報告していたことを認めた調書や、「小沢元代表に虚偽記載を報告し、了承を受けた」とする石川被告らの調書も含まれている。

 いずれも、取り調べ検事による威迫や誘導があり、供述が任意に行われたことに疑いがあったとして、却下されたという。

 石川被告は1日、毎日新聞の取材に「小沢先生への報告・了承の調書が採用されないのは当然の判断で主張が認められたと思う」と話した。

 元秘書3人はいずれも捜査段階で虚偽記載を大筋で認めていたとされるが、弁護側は「検察官の作り話や誘導によるもの」と主張し、調書を証拠採用しないよう求めていた。

 また、大久保被告が捜査段階で虚偽記載への関与を認めたとされる調書は、大阪地検特捜部の前田恒彦元検事(43)=証拠改ざん事件で実刑確定=によって作成され、検察側が初公判直前に請求を撤回している。

 石川被告ら3人の公判はすでに実質審理を終えており、7月20日に論告、8月22日に弁護側の最終弁論が行われ、結審する見通し。小沢元代表の公判は登石裁判長とは別の裁判官が担当するものの、今回却下された調書などを基に検察審査会の起訴議決を受け、強制起訴されている。【鈴木一生、野口由紀】

毎日新聞 2011年7月1日 11時43分



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