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明らかになる小沢裁判の行方

285 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/07/15(Fri) 18:33
小沢裁判で打つ手なき指定弁護士
ttp://ameblo.jp/aratakyo/entry-10953176081.html
2011年07月14日(木) 永田町異聞

さぞかし小沢一郎氏を検審起訴した指定弁護士は公判前整理手続きで苦労をしているのではないだろうか。

すでに、石川衆院議員ら元秘書三人の公判で、先ごろ、東京地裁は彼らの供述調書の半数以上について任意性を否定し、証拠採用しないことを決めている。

東京地検特捜部がとった秘書たちの供述調書だけが、検察官役を請け負った指定弁護士にすれば、小沢氏を政治資金収支報告書の記載方法をめぐって罪に問う唯一の手掛かりだったはずだ。

その調書が、検察官の威圧と脅しと誘導によって作成されたもの、すなわちはっきり言えば、被告の意思に反してねつ造された紙切れであると地裁に判断されたのだから、指定弁護士にとっては法廷で闘う武器を奪われたようなものである。

むろん、小沢氏と、秘書三人は異なる法廷であり、別の裁判官が担当するのであろう。それでも、同じ供述調書について証拠価値の判断が異なるということでは、裁判所の信用性が問題になる。

公判前整理手続きは、争点の絞り込み、証拠整理,公判スケジュールの策定が目的だ。地裁会議室に裁判官、検察官役指定弁護士、小沢側弁護士が集まり非公開で行われている。
3月以降、10回の会合を重ね、9月にかけてあと5回ほど開いて、10月に初公判という段取りらしい。

どんなやり取りがなされているのか非公開なので分からないが、新聞によると、指定弁護士は、村木冤罪事件のFDねつ造で逮捕された大阪地検特捜部の前田恒彦元検事が陸山会事件の応援にはせ参じて作成した調書を証拠請求したという。

元秘書3人の公判で、検察側が証拠能力なしと認めている前田作成調書を、である。

小沢弁護団がそれに不同意を突きつけると、指定弁護士は前田元検事を証人申請する意向を示した。

その理由について「取り調べ内容が信用できることを立証するため」と指定弁護士が言っているというのだが、だとしたら、打つ手がなくて、もう破れかぶれといった風情である。

いずれにせよ、よほど立証材料がなくて困っているということだろう。

そもそも東京地検特捜部は小沢氏を不起訴としたが、石川氏らの供述調書に任意性があるという前提で、検察審査会が小沢氏の共謀を疑って起訴議決をしたわけであり、その任意性が裁判所によって否定された以上、小沢裁判そのものの根拠がほとんど消滅しているといっていい。



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