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維新政治塾二次選考不合格の皆さんへ

203 名前:茶人見習い 投稿日:2012/09/16(Sun) 23:20
>>184

>瓦礫でシーベルトは正確に測れません(どちらかといえば目安はベクレル)。

???ベクレルを目安にする???ベクレルを何の目安にするんですか???ベクレルに係数を乗じて換算した実効線量がシーベルトですよ???
念のため確認しますが、ベクレルは放射性物質の原子の1秒あたりの崩壊数を表す数値で、放射線を放出する放射能を表す単位ですよ?
α線やβ線やγ線やX線や中性子線といった放射線を出す能力の推計値ですよ?
崩壊した時に出てくるβ線やγ線といった放射線が、人体に与えるダメージを表す数値がシーベルトで、被ばく量を表す単位ですよ?
放射線加重係数や組織加重係数もかけた人体全身分を加算した数値ですよ?

汚染がれきの危険性を声高に叫ばれる以上、当然、調査なり勉強なりされていると思っていましたが、日本晴れ氏は放射能と放射線の区別がついていないのではありませんか?
外部被ばくにはγ線だけが影響し、内部被ばくにはα線やβ線も影響するということも分かっていますか?
放射線ごとに飛ぶ力も存在できる時間も違うことも知っていますか?
実効値のシーベルトより推定値のベクレルが正確なんて、放射線量と吸収線量と等価線量と実効線量の違いも分かっていないんですか?
そこから説明しないといけないんですか?
その程度のことも知らないで危険だと断定していたのですか?

ベクレルというのは、一つの原子が放射線を出す能力、例えばセシウム137(陽子55個+中性子82個)は崩壊しながらバリウム137(陽子56個+中性子81個)に変化しますが、この変化時にセシウム137は主にβ線とγ線を出す、これを表している。
このうちβ線はすぐに消えますが、γ線は長く放射されます。セシウム137の場合、崩壊による半減期は約30年で、その期間に1秒あたりどれだけの放射線を出す能力があるかを数値で表している。

シーベルトは放射線によってどれだけ被ばくするか、たとえばセシウム134が1kgあたり100ベクレル観測された汚染水を1リットル飲んだとする。セシウム134の経口摂取による変換係数は成人の場合0.019μSv/Bq、少年なら0.014、幼児なら0.013、乳児なら0.026なので、被ばく量は成人の場合1.9μSv、少年なら1.4、幼児なら1.3、乳児なら2.6です。これを累積して健康への影響を考える。
被ばく量は、放射性物質の種類(セシウム、ヨウ素、ウラン、プルトニウムetc)や取り込み方(吸気摂取、経口摂取etc)や体の部位(肺、皮膚、消化器etc)や年齢によって変わります。それぞれに係数がある。
一度、ICRP(国際放射線防護委員会)の係数表を検索してみたらどうですか?ベクレルの方がシーベルトより目安になるなんて笑われるだけですよ?
ttp://www.icrp.org/


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