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維新政治塾二次選考不合格の皆さんへ

62 名前:茶人見習い 投稿日:2012/07/19(Thu) 19:03
>日本晴れさん

>公選首相には大きな権限を与えるが、天皇陛下が公選首相を独断で解任する権限を持つというのはどうでしょうか?
このご意見には賛同いたしかねます。私も以前はもっと皇室に首相解任権や統帥権などの強力な政治的権限をお持ちいただくべきだと考えておりました。
しかし、あるとき、皇室のお方とお会いする機会があり、今思えば恐れ多いことですが、もっと積極的に政治的発言をと請うたことがあります。
そこで皇室の考え方を拝聴し、悠久の歴史の中で培われた皇室の政治に対する考えと、自分の短絡な政治視野との差に恥じ入りました。
それ以降は、皇室の永久の安寧を維持するためには、皇室にはいかなる政治的実権も近づけてはならないと考えるように至りました。
皇室に政治的実権があると、必ずそれを利用しようとする者が現れます。また、政治的問題を陛下が裁定なされれば、それに反意を抱く者が現れる恐れがあります。
>>60でも述べましたが、私は皇室を護るために、負の影響を及ぼす恐れが少しでもある限り、皇室に政治的実権はどのような理由でも近づけるべきではないと考えています。

>天皇陛下は任命者なのだから、解任もできるという理屈です。天皇陛下がより国民側に立ってもらう意味もあります。
この理由にも違和感を覚えます。名代や勅使のように陛下の自由意思で任命されるのであれば、陛下が自由に解任されるという理屈は成り立ちます。
しかし、首相の選定権はあくまで国民にあり、陛下は国事行為としては認証行為としてご自身の意思とは関係なく任命なされますので、陛下が独断で解任できるという理屈は成り立たないと思います。
首相の任命責任はあくまで国民にあるようにしなければ、陛下が解任した場合の解任責任を陛下に負わせ給うことになりかねません。

一院制の理由としては、単純に道州制導入によって外交・防衛に国会が特化すれば、今のような大人数の国会議員は必要ないだろうということから、コスト削減のメリットがあるのではと。
個人的には、一院制に関しては絶対にというレベルではなく検討課題として、衆参の全議員定数半減でも良いと思います。(だた、今のままの参議院ならば無くていいと思います)
いずれにせよ参議院の権限縮小(法案修正のみ可)は必要だと思います。

道州代表議会はご指摘の通り、ドイツの連邦参議院に準じたものを考えています。
準じてというのは、ドイツの連邦参議院ではその代表議員は国民が直接選挙できませんが、私は道州知事をそのまま議員として議会を構成することを考えています。
この場合、道州知事は内政において、かなり強力な(首相に匹敵する)権限を持つことにもなるので、議論があると思います。

国家観については、>>61の日本晴れさんと同じだと思います。
ただ、語弊を恐れずに正直に申しますと、私は天皇陛下は国家の枠組みを超えた存在(現人神とまでは申しませんが、天皇≧国家)と思っています。
申し訳ありません、私は若いですが、頭は古いタイプの思想の持ち主なので、すみません(祖父以外のほとんどが沖縄と満州で戦死しましたので、どうしてもそういう考えをしてしまうのです)


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