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高過ぎる再生エネ買い取り!…再生エネ商法の欺瞞

58 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2014/10/01(Wed) 21:51
交流とは・・

交流送電には大きな問題が隠されている。送電線の末端を接地させていなければならず、大量の電気が地中へ流され続けているからだ。捨てられた電気は一体どこへ行ってしまうのだろうか。     
電力会社が作っている電気は、流れることではじめて電流となり役に立つものとなる。川が海へと流れ下るように、電気も電圧の勾配にしたがって地中深くへと落ちてゆくのだ。
送電の途中で電気が使われると、その分だけ電気エネルギーが放出される。
この使われた電気の通りを負荷という。海の水はやがて雲となり雨となって地表へと落ち、川の流れになって再び海へと下ってゆくが、電気にはこのリサイクルの仕組みがない。

電気は、負荷がなければそのまま地中へと流れ去る運命にある。

消費者がせっせと電気を消してまわっても、一旦発電された交流電流はそこに止まっていることができない。停止した電気は、もはや電流とは呼べないものなのだ。(電気を水道と同じだと思ってはならない。
スイッチを切った時に電流がそこで止まっているのなら、壮大な無駄が発生するようなことは起きていなかった) 節電で余った電気をそのままにしておいたら、電圧は高まって危険な状態になるだけでなく、プラスとマイナスが接触しショートすることさえあるのだ。

発電機が消費者の行動に合わせて自動的に止まったり起動したりする、ということではない。
交流で発火事故が多いのは、性質を異にする電気が単線をシェアし合っているからである。
そこで安全性を確保するという目的で、節電で余剰となった電気を地の底へ払い出すという方式が採用されている。
これを電力会社では限流と呼んでいる。送電系統を安定化させておくための方便として、いろいろなところでアース端子から過剰となった電圧を逃がすための措置がとられている。安全性を保つことで、高品位の電力が安定的に遍く供給されるようになっているということなのだ。

節電しても二酸化炭素を減らすことができていなかったのは、交流の性質を当事者全員が認識していなかった所為である。
電力会社だけがこの事実を知っている。負苛変動に際してフィードバックがすぐに働かなかったのは、交流という送電システム自体が引き起こしていたこと。

発電機が生み出している電力単位で一斉に節電をしなければ、発電機の出力を解除することはできない。
発電機の回転数で周波数が決定されているからだ。

日本の電気の品質が優れて高いものになっているのは、周波数が厳密に維持されるよう細心の注意が払われているからである。
メードインジャパンという表記は、日本ブランドの価値の高さを示すものになっている。
たとえ周波数と電圧の変動を許容することができたとしても、二酸化炭素の発生を抑制することは不可能だった。
なぜなら、発電機が止まっていても、燃焼炉が止まっていたことを示す資料は発見されていない。

電気を語るには、こうした基本的理解に基ずくものでなければならない。

評論家や「環境屋さん」のド素人論で、「発送電分離」など百害あって一理なし。
電気とは目に見えないものだが、厳然とした摂理に基ずく理論で動くもの。






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