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デフレけっこう!、今「デフレ克服」には反対する!!
- 2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2012/12/26(Wed) 12:27
- 世間ではインフレ誘導が正義の政策であるかのように伝えられているが、インフレを求めているのが、大資本と財政当局であることを見落とせない。
大企業は、インフレによって実質賃金を引き下げることを狙っている。
大企業は名目賃金を引き上げない行動を続けている。しかし、物価が上がらない限り、実質賃金は下落しない。インフレが生じるときに名目賃金を引き上げなければ実質賃金が低下する。
大企業は実質賃金を引き下げるためにインフレを待望している。
また、インフレが生じると借金の重みが軽くなる。これを「債務者利得」という。
日本最大の借金王は日本政府。日本政府=財務省はインフレで借金を帳消しにしようとしている。
この背景があってデフレからの脱却=インフレが目指されている。
しかし、一般庶民にとってインフレは決して望ましいものではない。
低所得にあえぐ若年層を考えてみよう。
インフレになっても賃金は上がらない。
大資本は実質賃金を引き下げようとしてインフレを望んでいるのだから、インフレになったからといって賃金を上げることはしない。
つまりインフレで、低所得の若年層の実質賃金は下がるのだ。
年金で生計を成り立てている高齢者を考えてみよう。
インフレが生じれば、年金の実質的な価値は減少する。インフレ分だけ実質所得が減少するのだ。
そして、存在を守るなけなしの貯金の価値が減少する。
借金している企業と政府はインフレで借金の重みが軽くなるが、年金生活者のなけなしの貯金は目減りしてしまうのだ。
政府が誘導するインフレ礼賛論に乗ってしまってはいけないのだ。
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