☆★☆★☆　10ちゃっと♪設立八周年記念祭 2　☆★☆★☆

58 名前：土方十四郎 ◆R0lAe0RQ 投稿日：2010/09/28(Tue) 01:59

なァ名無し、ちょいと昔話に付き合え。
前の会場での話なんだが…


あの酒豪の女が、ついに酒の飲みすぎか、
サキイカ土方スペシャルを食いながら
目の焦点が定まらなくなってきてな。
しょうがねえから、そっとその場に放置して
後で花でも添えてやろうと思ってたら

オムニバスの旦那から警備本部に無線で呼ばれてよ。

本部に行こうとしたら、
空から今どきめずらしい伝書鳥が飛んできた。
とりあえず、その俺宛の伝言はそのまま送り主の糖分野郎に
一言一句違わずに返して来いと命じ伝書鳥を空に放った。
だがよ、鳥を見たら無性に腹が減ってきてな。

オムニバスの旦那からの再度の呼び出し無線に応じ…
…る前に、とりあえず飯食おうと思って。

この前、園児から貰った大量の
マヨネーズ料理を食おうと思ったら…
こっからが悲劇の始まりよ。

　マ　ヨ　料　理　が　な　い　。

俺ァすぐさま山崎を呼びつけた。
野郎は必死に無実を訴えてやがったが
俺の怒りは収まるわけがねえ。

ちょうど通りかかった
『>>992の熱々のおでんの大根』を無理矢理食わせ、
山崎に己の過ちの大きさを思い知らせた。
だが、この野郎、強情にもまだ認めねえ。

このジミントン、どうしてやろうか。
もうこの際だから『>>939といっしょに変形合体』させようか…。

そこに、それを見ていた『真実の鏡を持っている>>948』が
この鏡を使って、山崎に最期のチャンスをって言うんだ。
まァ、武士の情けと思って
その鏡で、マヨネーズ料理のあったパトカー内を映してみた。
そこに映ってたのは…

料理を処分しようとしてる…　総　悟　の　姿　。

あんっの野郎…！！
だが気がかりなのはマヨ料理の行方だ。

何度も鳴り響くオムニバスの旦那からの無線の声は俺にゃもう届かねえ。

会場のあらゆる場所を探した。
最初に行ったのは『遺失物管理の>>940』のところだ。
だが見つからねえ。

だとすると…俺ァ最悪の想定もしつつ
『ゴミを分別回収している>>936』を尋ねた。
おそるおそる聞いてみると、そんな大量のマヨ料理は廃棄されてねえと言う。

俺ァ迷った。いっそ新しいマヨネーズを買うか？
だがそれでいいのか？
そう自問自答していた俺に通りがかりの>>950が問いかけた。

『己の曲げぬ信念があればその道開けると思うか？』

……この言葉で俺は我に返った。
あきらめちゃねならねえ。曲げちゃならねえ。
そう、俺がやらなければならないこと…

俺のマヨネーズ料理を奪い返すことだ。

途中あった『魚屋>>952のアサリ』を横目に通り過ぎ、
『酒屋に誘導する>>958』の誘惑にも負けなかった。
…オ、『オバケ屋敷の>>962』を通りすぎたのはアレ、
べべ別に怖いとかそんなんじゃねえからな。

再三にもわたるオムニバスの旦那の無線をスルーしつつ

『時節の挨拶をする>>974』に沖田のこと尋ねたら、似た野郎を見たと。
教えてもらった場所にゃ…
確かに誰かが惰眠をむさぼっていやがった。
チャンス…そう思った俺は迷わずバズーカの引き金を引いた。
だが、近づいてみるとそいつは…
『ひなたぼっこして寝てた>>955』だった。
ここに来ての人違い…

絶望にくれる中、
オムニバスの旦那がめげずに無線で呼んでることに気づいて
本部にかけつけたってわけだ。

なァ？俺の昨日、大変な一日だったろ？
…え？そんな話より身分証……あ、はい。

【大江戸警察】沖田と鬼嫁と時々質問があればいいや【２４時】
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