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106 名前：ギルガメッシュ ◆GOLD/6h. 投稿日：2012/09/11(Tue) 22:02

>>62　ギュンター
我は英雄王ギルガメッシュ、貴様の名はギュンターか。
心得た、暫しの間だがよろしく頼むぞ。
しかし貴様は我が今迄見てきた雑種の中でも異彩を放っておるな。
獣人か……成程、我等の世界でも獣人は存在しておるからな、別段変わっておる訳ではないのだが。
しかしどいつもこいつも強さに過信した獣人共とは異なり貴様の心は澄んでおるようだな。
実に珍しい、我は貴様に興味を持ったぞ。
時間が合うようならば共に酒でも飲もう。

とりあえずこれは前約束だ、受けとるが良い。

つ【メロン味カキ氷】

ふはははは！
つい貴様と同じ色を持つシロップを選択したわ！
メロン味が好まぬ訳ではあるまい？
好かぬのなら捨てても構わぬ、好きにせよ。


雑種>>68
ほう……スーパーボールとな？
雑種、何だスーパーボールとは？
全く耳にしたことが無いぞ……祭りと言うモノは王である我の膨大の知識を遥かに上回るモノが存在するのだな。
―――成程、ゴムで作られておるのか。
では弾力性があるの言う事か。
これは幼童が実に好むであろう、我も我を慕う雑種共の為に土産としてこれを掬っていくか。

雑種、これで遊ぶぞ。
当たり賞があるのか、どのような景品なのか――どれ……
―――――セ、セイバーではないか！
何故此処にセイバーのフィギュアが存在しておるのだ……？
セイバー……いや、冬木の住人の我らはこの世界でも知られておると言うのか？
しかも猫耳浴衣……セイバーは何をしておっても可愛いぞ。
雑種！雑種！！我が狙うのはたった一つ！セイバーだ！
スーパーボール？！そんなもの如何でもよいわ！！

金色のスーパーボール……！
川で熊が鮭を取る要領で――そらっ！！
―――くくっ、如何だ雑種。これが金色のスーパーボールだ。
疾く我にセイバーを献上せよ。

―――そういえば失念しておったが/１スケールであったな。
これは祭りの人ごみの中では持ち歩けぬ。宝物庫に仕舞うか。
セイバー、暫しの別れであるが我を恋しがるなよ。
おまえも王ならばそれ位造作も無い事であろう？
フフ―――おまえは実に愛いな。


………
…………セイバーに話しかけておったら雑種の視線が痛いぞ。
ええい！これでは我が現世で言う『痛い人』ではないか！！
セイバー、暫しの別れだ。帰路に着いたら宝物庫から出すのでな。

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