☆★☆★☆　10ちゃっと♪設立十周年記念祭　☆★☆★☆

208 名前：ギルガメッシュ ◆GOLD/6h. 投稿日：2012/09/18(Tue) 23:22

雑種>>188
―――貴様は我を人類最古の英雄王と知らずに声を掛けたと言うのか？
無礼者が！！平伏せ下郎！！

確かに我の面貌は秀でておるのは事実であり当然の理。
しかしだ、貴様は蜜に集る蝿を好むか？
――如何だ、好まぬであろう？
貴様は我と言う日輪に集る蝿だ。我は美しきものは好むが世に蔓延る害虫は好まぬ。
此処で命を惜しむならば――早々に消え失せろ。

―――――フン、実に下らぬ者を相手してやったわ。
この腹いせは如何するか―――ん、そこの雑種。うむ、おまえだ。
おまえは中々に良い面をしておる。喜べ、おまえの価値を認めたのだ。
我は奪うだけではない。等しく快楽を与えよう。我のモノになるのならば、文字通りこの世の全てを与えてやる。
誇るがいい、おまえにはそれだけの価値があると認めたのだ。
そうか、共にするか。選択を誤らなかったようであるな。
我が飽きるその時まで愛でてやる、感謝するのだな。女。


雑種>>191
酒だと？
献上を許す、疾く寄越すのだ。

――――うむ。祭りに足を運んでからと言うもの酒の類は一切口にしておらなかったからな。
実に五臓六腑に染み渡る。
日本酒も悪くは無いな―――この香りが溜まらぬ。
ふふ、こうして一人酒をしておれば、今頃言峰も一人酒をしておるのかと
想像しただけで笑えるな。
昔は奴はそれを拒んでおったようだが――今となってはそれはあり得ぬか。

雑種、この日本酒は売り物ではないのか？
貴様が望むだけ金を出してやる、幾らで我に全てを売り渡すのだ？
なに、我だけで酒を味わうのも物足りぬのでな。
酒は一人で味わうものでもない、他の雑種が立ち寄るのならば分けてやるとするか。


雑種>>195
この輪をあの狸に投げ当てれば良いのか？
我を誰だと思っておるのだ、アーチャーで召喚されしサーヴァントだぞ。
狙いを定め打ち抜くなど容易き事だ。

――む。勢いを付けすぎたか、狸の首から上を切断してしまったな。
雑種、この場合だと当たりになるのか？
………そうか、ならぬのか。
まあよい、この様な醜き置物など必要をしておらぬ。
貴様は貴様で好きに商いを………な！何故我に破損した狸を押し付けるのだ！
我は必要をしておらんと貴様に告げたではないか！！

………無理矢理押し付けられたぞ。
宝具でもない模倣品であり、しかも破損した屑など必要とする訳が無いではないか。
次に通りかかったら八つ裂きにでもしてくれる。


雑種>>196
雑種、貴様に問うが『全てが無料』であるのに何故我の財布に狙いを定めておるのだ。
無料と言うのは嘘なのか。
ふむ……やはり嘘か、薄々そうであろうと気が付いておった。
小銭を得るために雑種が汗水垂らして働いておると言うのに、わざわざ無料にする理由が全く見つからぬしな。
貴様も誰に集っているか己が眼で確認し、いかに無礼をしでかしたかを認めよ。
我は自らの為に金を使うのは全く惜しまぬ。
だがな、雑種の餓えを凌ぐ為の金など持ち歩いておらん。
貴様は乞食では無いのだろう？少しでも矜持を持ち歩いておるのならば集るなどはせぬと思うがな。
良いか雑種、貴様等人間は獣で間違い無いが
折角持ち合わせた理性とやらを使用しては如何だ。
矜持なくしては獣臭さがより一層増すぞ。
これ以上貴様等人間の認識を穢すでない。
ただでさえ人間は気持ち悪いとしか言えぬ存在であると言うのに、これ以上邪魔だと思えば
ここで聖杯の孔を開き、貴様等全てを猟犬の餌としてしまいそうなのでな。


雑種>>203
アイスか、我はガリガリさんが好みであるぞ。
雑種、ガリガリさんは味を選択できるのか？
選択できるのであらば我はガリガリさんマンゴー味を求む。
マンゴーは黄金の果物であるからな、黄金の王として愛せぬわけがない。

………ボリ……ボリ……。
ん？やけに甘いな……ガリガリさんはこんなに甘かったか？
まさかこの我が激甘と言う外れ籤でも引いたとでも言うのか。
我の幸運の高さでも呪いを逃れられぬのならば幸運A+の征服王ではどうなのであろうな。
いや――征服王は王たる分際で酒の味も把握できぬ者。
やけに甘いアイスであろうとやけに辛いアイスであろうと夢中で喰っておるかも知れぬが。
奴がこの祭りを征服しに遠征してくるのであらば歓迎位はせぬとな。

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