掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧



レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【名無し参加型】うち、女勇者。【オリジナル】

1 名前:マッチ ◆jlUtTwCg 投稿日:2015/12/14(Mon) 20:44

ちゃっす、うち女勇者。
なんかさ、ある日いきなり王様に呼び出されて
「お前の先祖は勇者だから、世界制服を企む魔王を倒してこい」
とか言われちゃったワケ。
ていうか、魔王ってのが何処にいるのかも知らないし、姿形も知らないし、なーんにも知らないんだけど。
いきなり魔王討伐とかありえなくない?
王様は大したお金もくれないしさ、情報も自分で探せ!ってことらしいよ。
まぁ、このスレが1000に到達するまでに倒せればいいんじゃない?
それじゃ、テキトーに冒険の旅に出てみましょ。

【名前】マッチ
【性別】女
【年齢】16
【職業】勇者(仮)
【レベル】1
【装備】ひのきのぼう、布の服
【呪文】まだ使えない
【その他】黒髪ロング、低身長、生意気、浪費癖あり

ルール
・名無しの提供してくれた情報を元に冒険するRPG(世界観、アイテム、呪文、モンスター等)
・もちろん、普通の質問、書き込みもOK
・一緒に冒険してくれる仲間も募集(上の自己紹介テンプレ使ってください)
・下げ推奨

691 名前:Bounty Hunters ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/13(Wed) 22:00
ザナージュ「突然ですが問題です。ファンタジーの世界で人が集まる場所と言えば?はい、ゼノくん答えなさい」
ゼノ「えっ?あー……闘技場とか?」
ザナージュ「確かに闘技場は人が集まる場所ですね。でもそこは汗くせえ人が集まる場所なので不正解です」
ゼノ「わけわかんねーよこいつ」
ザナージュ「ではルキさん答えなさい」
ルキ「……酒場?」
ザナージュ「正解です!というわけで今日は情報収集のために酒場に行くぜ」
ゼノ「せんせー、酒くせー人が集まる場所はいいんですかー」
ルキ「自分が飲みたいだけでしょ」
ザナージュ「グダグダ言わずに急ぎな、バニーショーが始まっちまうだろ」
ゼノ&ルキ「……」

>>689
ザナージュ「着いたあああー!」
ゼノ「今日初めて酒場に着いた人類みてーなテンションだな」
ルキ「ていうか着くの早」
ザナージュ「こうでもしなきゃ話が進まんからな。移動シーンなんて必要ないのさ。バトル系コミックの修行シーンくらい必要ねえ」
ゼノ「それは必要だろ」
ルキ「話が進まないのはこんなバカな会話ばっかしてるからだと思うけど」
ザナージュ「『バカ』な会話『ばっか』?嬢ちゃん、それは笑った方がいいのかい?俺は急いでるんだがな」
ルキ「……さっさと注文すれば?」

ザナージュ「マスター、いつもの」
ゼノ「いきなり営業妨害すんなっての」
ザナージュ「冗談さ。ヘイ、マスター。この店で一番高い酒持ってきてくれ」
ルキ「あんたってホント貯金とかできないタイプだよね……」
ザナージュ「宵越しのゴールドは持たない主義でね。
   たまにはこういうのも悪くないだろ?こっちに来てから酒なんて飲んでないからな。
   久しぶりにパーッとやろうぜ。お前らにも奢ってやるよ、好きなモン頼みな」
ゼノ「奢りってそれオレたちが稼いだ金でもあるんだけどな。まぁいいや。オレ、ミルク」
ルキ「私は……コーヒーで」
名無し「コーヒーミルクのもう」
ザナージュ「なんだなんだお前ら、随分と控えめだな。
   遠慮してんのか?若いウチからそんなことでどうすんだ」
ゼノ「……いや、ザナージュさ。他に言うことあんだろ」
ザナージュ「ん?……おっと、いかん。大事なこと言うのを忘れてたぜ。
   聞いたかオイ!ミルクだってよ、こいつはいいぜゲハハハ!
   よう、坊っちゃん。そんなにミルクが飲みたきゃウチに帰ってママの……」
ルキ「そうじゃなくて」
ザナージュ「あん?じゃあなんだってんだ?」
名無し「コーヒーミルクのもう」
ザナージュ「お、そうだな。とにかくまずは乾杯といくか。マスター、つまみも適当に持ってきてくれ」
ゼノ「ツッコんだら負けな気がしてきたぜ」

>>690
ザナージュ「魔王の封印だあ?ああ〜解け解け!そんなもん俺がすぐまた封印してやるよお!」
名無し「コーヒーミルクのもう」
ザナ波「モイスチャーミルク配合!!(ビンタ)」

ゼノ「見事に酔っぱらいしかいねぇ」
ルキ「まあ酒場だしね。同一人物が混じってる気もするけど」
ゼノ「ま、酒の席の冗談ならいいけどさ。マジで魔王を復活させようなんて考えるんじゃねーぞ」
ルキ「封印を解いた瞬間、その魔王に殺されるのがオチね。定番だし」
ゼノ「ああ、魔王なんてのはどいつもこいつも身勝手な野郎ばかりだ。
   人間のことなんて虫ケラ程度にしか思っちゃいねーのさ」
ルキ「……でもあんただって魔族でしょ。なんで人間に味方してるわけ?」
ゼノ「別に味方してるわけじゃねーよ。ただ魔王軍のやり方がキライなだけさ。お前だって同じような理由だろ?」
ルキ「……かもね。
   じゃあもし……情に厚くてお人好しな異世界の魔王がいたら?
   そしてその異世界の魔王は……人間との和解を望んでいる……もしそんな魔王がいたら、どうする?」
ゼノ「はぁ?そんな魔王がいるわけねーだろ……。
   つーかルキ、その独特の疑問文はやめてくれ。なんか既視感が……」
ザナージュ「それがいるんだなあ〜」
ゼノ「?なんだよ、ザナージュ。なんか知ってんのか?」
ザナージュ「さあな、だが世界はお前が思ってるほど狭くはねえってことさ。
   ……おっ、いいぞウサギちゃん!もっと腰振ってえ〜!」
ゼノ「……ただの酔っぱらいかよ」
ルキ「ふふ……かもね」

692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/13(Wed) 23:51
誰かを助けるのに理由がいるかい?

693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/14(Thu) 19:43
うんこもらした

694 名前:Bounty Hunters ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/15(Fri) 01:10
ザナージュ「嬢ちゃん、バレンタインが過ぎちまったぜ」
ルキ「……だから?」
ザナージュ「日頃お世話になってるザナージュさんになにか贈ろうとは思わんのかね?」
ルキ「かき氷でいいならね」
ザナージュ「このクソ寒い中、かき氷贈ってくるヤツがいたら、そいつはサイコパスだぜ。そりゃ友達もできないわけだ」
ルキ「……じゃあゼノになにか作ってもらえば?」
ザナージュ「すまない、ホモは帰ってくれないか」
ゼノ「オレだってゴメンだっつーの。それにオレも貰う側だってこと忘れてねーか、ルキ?」
ルキ「……たしかに私は昔から友達は少なかったけど」
ザナージュ「いなかったの間違いだろ」
ルキ「……でも、いいの。今の私には友達より大事な人たちがいるから」
ゼノ「ルキ……」
ザナージュ「嬢ちゃん……」
ルキ「えへへ……」
ゼノ「それでごまかそうったって、そうはいかねーぞ」
ザナージュ「な〜にが『えへへ……』だ。甘いんだよ!バレンタインだけに!」
ルキ「ちっ、バレたか……」
ザナージュ「そりゃバレるさ、バレンタインだからな」(ニッ
ゼノ「フォローはしねーぞ」

>>692
ザナージュ「金。今日の質問は以上だな?帰るぞ、お前ら」
ゼノ「帰れねーんだよ。帰れねーからこうなってんだよ。
   それに『金』ってアンタ……もっと他になんかねーのかよ?」
ザナージュ「興味ないね!俺たちは正義の味方じゃねえんだぜ?
   要人や商人を護衛すんのも、魔物の眉間を撃ち抜くのも、美女のハートを射ち抜くのも全ては仕事。報酬のためだ」
ルキ「最後のは単なる趣味でしょ。しかも射ち抜けてないし」
ゼノ「そういやオレこの前、街の姉ちゃんから、銃を持ったストーカー男が怖いから討伐してほしいって依頼されたぜ」
ザナージュ「そりゃ怖い、物騒な世の中だな。おちおち散歩もできねえぜ」
ルキ「あんたみたいなのがウロウロしてるせいでね」
ザナージュ「そう考えるとやっぱ金は大事だろ?保釈金が必要になる時だってあるからな」
ゼノ「まず捕まらねー努力をしろっての」
ザナージュ「ま、逆に言えば払うモンさえ払えば誰だって助けてやるさ。王族だって犯罪者だってな」
ルキ「最低だけど、ある意味平等なのかもね」
ザナージュ「神サマってヤツは不平等だからな。
   スーパーヒーローやスーパーボランティア師匠みたいに
   高潔な魂を与えてもらえなかった俺たちはこうやって生きるしかないのさ」
ゼノ「あのおっちゃんには長生きしてもらいてーぜ」

>>693
ザナージュ「ワーオ……こいつは一体なんのジョークだ?それとも俺は悪い夢でも見てるのか?
   待て、落ち着くんだナンシー。早まるんじゃない。
   そこを動かないで、ストップ、ストップだ。
   さあ、その物騒なブツを引っ込めて。引っ込めるんだ。よーしいい子だ。
   ふう……なあ頼むよナンシー。そんな子供みたいなこと言ってこれ以上俺を困らせないで。
   最近キミに構ってやれてないことは悪いと思ってる。それは俺だってわかってる。
   でも俺ももう疲れたよ。今日もあのクソッタレな国王のご機嫌取りで死ぬほど疲れてるんだ。それに子供だって二人いる。
   だからこの前キッパリ言ったじゃないか、キミとはもう終わったんだって。
   あの時は確かに俺も言いすぎたさ。けどあれはキミのためを思って言ったんだぜ。
   このままじゃダメだってことくらい、キミだってホントはわかってるだろう?
   ……オーケーわかった、じゃあこうしよう。
   これからはお互いに干渉するのをやめるんだ。
   俺はキミを見ないことにするし、キミも俺のことは忘れてくれ。
   俺だってキミを管理人に突き出すのは嫌なんだ。だから今度こそ俺をガッカリさせないでくれ、ナンシー」(チャカッ

695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/15(Fri) 16:24
ナンシー関のファンですか?


696 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/16(Sat) 15:28
やっほー お兄さん
ぱふぱふしてかない?
とっても 気持ちいいよ!

697 名前:Bounty Hunters ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/16(Sat) 21:21
ザナージュ「しかし、この世界は車がないのが不便だな」
ルキ「魔法がこれだけ発達してるのに、主な移動手段は徒歩か馬車っていうのはファンタジー世界の謎ね」
ゼノ「まーな、けど運動不足の解消にはなるかもしれねーぜ?」
ザナージュ「運動なら魔物の相手だけで間に合ってるさ」
ルキ「あんた魔物にモテるもんね」
ザナージュ「嬉しくはないがな。運動するならやっぱ美女とDANCE DANCE DANCE……」
ゼノ「READY GO!」

>>695
ゼノ「ファンなのか?ザナージュ」
ルキ「どうなの?ザナージュ」
ザナージュ「俺に振るなよ。なんで俺がナンシー関のファンだと思ったんだ?」
ゼノ「そりゃアンタがナンシーナンシーって連呼してたからだろ」
ザナージュ「あれは名無し=ナンシーって意味さ。他に深い意味はねえし、ナンシー関のファンってわけでもねえ」
ルキ「そもそもそのナンシー関……さん?っていうのは何者なの?」
ザナージュ「俺も小耳に挟んだ程度で詳しくは知らんが、異国の版画家兼コラムニスト……ってことらしい。
   もうずいぶん前に病で亡くなったみたいだがな」
ゼノ「……」
ルキ「そう……」

ザナージュ「……もっとなんか反応しろよ、お前ら」
ゼノ「いや……コメントし辛くってさ」
ザナージュ「じゃ、話題を変えるか。ゼンジー北京について語ろう」
ゼノ「それも誰だよ」
ザナージュ「異国の奇術師だよ。お前らなにも知らねえんだな」
ルキ「なんとなく、私たちが知ってたらいけない気がするんだけど」
ザナージュ「デーモン小暮はいいのか?お前らの基準がわからんぜ」
ゼノ「なに言ってんだよ?魔族が上級悪魔のことを知ってるのは当然のことじゃんか」
ルキ「ザナージュ、あんたまだ閣下が人間だって疑ってんの?」
ザナージュ「お前ら……あくまで事実を認めない気か。悪魔だけに!」
ゼノ「よし、オチたな。今週はここまで!」
ルキ「また来週ー」

>>696
ザナージュ「これは伝説のぱふぱふ屋……!?こんなところにあったのか!」
ゼノ「なんだ?ぱふぱふ屋って」
ザナージュ「ぱふぱふが体験できる店のことさ」
ルキ「だからそのぱふぱふが何かって聞いてんの。化粧?」
ザナージュ「なんでお兄さんが化粧するんだよ、閣下じゃねえか。ぱふぱふと言うのはだな……」
(説明した)
ゼノ「そんなサービスがあんのか……!?すげー……人間の発想力には驚かされるぜ」
ザナージュ「ほう。わかるかね、ぱふぱふの素晴らしさが。
   そう、ぱふぱふには人間も魔族も関係ない。幸福を手にする権利は誰にでもあるのさ」
ルキ「……くっだらない。そんなことしてなにが楽しいわけ?あんたたちバカぁ?」
ゼノ「なに怒ってんだよ」
ザナージュ「嫉妬は見苦しいぜ、嬢ちゃん。文句があるなら、お前もぱふぱふできるようになってから言いな!」
ルキ「なっ……無理よ、そんなの……見たことも聞いたこともないのにできるわけないじゃない……」
ザナージュ「見ても聞いてもお前のような平面世界の住人じゃ無理だ。盛るなら手術しろ、でなければフラットゾーンに帰れ」
ルキ「」
ゼノ「容赦ねーな、ザナージュ……」
ザナージュ「俺はマジなんだよ。さ、嬢ちゃんが凍ってる間に俺たちは楽しむとしようぜ」
ゼノ「……やっぱオレやめとく。なんか嫌な予感がするんだよな……」
ザナージュ「なんだよ、緊張してんのか?ま、初体験なら無理もないか」
ゼノ「(店の中からスライムの気配が二つ……これって多分そういうことだよな)」
ザナージュ「俺は一人でも行くぜ。止めんなよ、ボウヤ」
ゼノ「止めねーさ。その代わり……」
ザナージュ「なんだ?」
ゼノ「必ず生きて戻って来いよ」
ザナージュ「……フッ。受けたぜ、その依頼」

698 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/17(Sun) 01:40
くさったしたい「ここはラクーンの町です」

699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/17(Sun) 18:43
勇者とは雷属性の魔法を使えるのである

700 名前:Bounty Hunters ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/17(Sun) 20:01
2月1日
国王に会うため王城に向かったつもりが、道に迷っちまった。
この年で迷子とは冗談にもなりゃしねえぜ。
まあ、たまにはガキどもに混じってキャンプってのも悪くはねえがな。

2月3日
シェソロソと遭遇した。
例のアレを手に入れるチャンスだったが、ガキどもの妨害により失敗。クソッタレ!

2月9日
なんてこった、どうやらここは異世界だったらしい。
こんなことってあるか?まるで映画の世界だぜ!
だが、神は俺たちを見捨てなかったようだ。
宝石の化け物の情報を得ることに成功した。明日から忙しくなりそうだ。

2月16日
パフってきた。スライムのように柔らかかった。
もう思い残すことはない。

2月17日
パフ効果が切れそうだ……俺はもうダメかもしれない……。
ぱふ……ぱふ……

>>698
ルキ「だってさ、どうすんのザナージュ?観光でもしていく?」
ザナージュ「死体を見るのは検視官の仕事だ。まったく冗談じゃねえ、こんな殺人鬼がいるかもしれねえ街にいられるか!俺は別の街に行く!」
ゼノ「それアンタが死体になるパターンだぜ。つーかこれって殺人鬼の仕業か?ヘンなウイルスが原因じゃねーの?」
ザナージュ「買い出しのために立ち寄った街でまさかバイオなハザードが発生してるとはな……なけるぜ」
ルキ「でもこのゾンビたち、私たちを見ても襲ってきたりはしないみたいね」
ゼノ「むしろフレンドリーな感じだな。わざわざ案内してくれるなんていいゾンビじゃん」
ザナージュ「体は腐ってるが心は清らかだってか?清純系ゾンビとは新しいな。どの層を狙ってんだ。
   だがまだわからねえぞ。そうやって油断させておいて、後ろから噛みつこうって魂胆かもしれん」
ルキ「……ねぇ、ザナージュ。もし私やゼノがゾンビになったら……ちゃんとその銃で撃ってくれる?」
ザナージュ「……ふざけんな、撃てるかよ」
ゼノ「……」
ルキ「……」
ザナージュ「そんときゃロケットランチャーを撃つからな。この世に未練も残らないくらい粉々にブッ飛ばしてやるぜハッハー!」
ルキ「……ま、そんなことだろうと思ったけど」
ゼノ「ザナージュはやっぱこうでなきゃな」
ザナージュ「だがロケット弾ってのも安くねえんだ。無駄弾撃たせるんじゃねえぞ?」
ゼノ「わーってるよ、アンタこそゾンビになんなよ?言っとくけど、オレはアンタが相手でも躊躇せず斬るぜ」
ルキ「私も今までの恨みをこめて全力でトドメ刺してやるから」
ザナージュ「ハッ、そいつはお優しいことで。もうこの手伸ばしたって涙ぬぐえねぜ。
   ……ところで藤波がウイルスに感染したらドラゴンゾンビになんのか?」
ゼノ&ルキ「知るか」

>>699
ザナージュ「らしいぜ。ゼノ坊、お前これからは勇者って名乗ったらどうだ?」
ゼノ「ガラじゃないね」
ザナージュ「なんだお前、クラ●ドか?ク●ウド気取りか?」
ゼノ「誰だよ、クラウ●って」
ルキ「でも聖剣使いだし、私たちの中じゃゼノが一番勇者っぽくない?……悪魔だけど」
ザナージュ「俺や嬢ちゃんよりは相応しいだろうな。ゆえに勇者ゼノヒコ……俺はそう名付けたよ」
ゼノヒコ「ヘンな名前で呼ぶなっての。それよりさ、勇者に雷のイメージってあるか?どちらかっつーと炎じゃねーか?」
ザナージュ「たしかにな。雷は勇者と言うより王様だ」
ルキ「……雷使いの王なんて聞いたことないんだけど」
ザナージュ「優しい王様なのだ!」
ゼノ「ふザケルなよ、わけわかんねーぞ。
   とにかくオレは勇者になるつもりはねーぜ。そんな立派なモンになれるとも思ってねーしな」
ザナージュ「ま、それもいいだろうさ。合コンの自己紹介で『勇者のゼノです』なんて言えばレディに引かれちまうだろうからな」
ルキ「ガンナーとか賞金稼ぎに惹かれる女もいないと思うけど?」

701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/17(Sun) 21:37
あと300!!

702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/18(Mon) 17:57
村人みたいな地味な役割に回りたくないんだよね?

703 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/18(Mon) 19:11
ザナージュ「よう、名前の表記を大文字にしてみたぜ」
ゼノ「別にいいけどなんで変えたんだ?」
ザナージュ「特に意味はねえさ。ま、しいて言うなら700を越えて心機一転ってとこかな」
ルキ「解散間近のバンドみたいね……」

>>701
ザナージュ「おっと悪いな、700は俺たちが華麗にかっさらちまった。おたくらに譲るべきだったかな?」
ルキ「そんな半端な数字貰ったところで誰も嬉しくないでしょ」
ザナージュ「わかってないな嬢ちゃん。数字よりも俺の愛に価値があるのさ。ゴールドに換金するなら700Gってとこだな」
ルキ「……随分と安売りな愛ね」
ゼノ「1000まで行ったらここはどうなるんだ?」
ザナージュ「その時はめでたく全クリだ。この場所も一つの伝説として後世に語り継がれるだろうぜ」
ルキ「要するに記録としてずっと残るってこと」
ゼノ「ならオレたちがバカやってきたのもムダじゃねーってことだな」
ザナージュ「通りすがりの自称大賢者サマに聞いた話によると、1000まで行けば俺たちも元の世界に戻れるって話だ」
ゼノ「なんだよ、通りすがりの自称大賢者って……うさんくせーこと極まりねーよ。
   けどそれが本当ならやるっきゃねーか。どうせ他にアテもねーし」
ルキ「ま、1000行く前に力尽きる可能性もあるけどね」
ザナージュ「オイオイ、不吉なこと言うなよ。元の世界に戻ったら、俺は宿屋のジェシカにプロポーズする予定なんだぜ?
   だからよ、お前らも1000まで止まるんじゃねえぞ……」
ゼノ「アンタが一番不吉だよ。それにジェシカはもう結婚してるだろ。今度結婚するんですって言ってたじゃんか」
ザナージュ「!?ちょっと待て、今なんて言った!?」
ゼノ「え?アンタが一番不吉だって……」
ザナージュ「違う!その後だ!」
ゼノ「……ジェシカは結婚してるって言ったんだよ」
ザナージュ「ゲェー!!」
ルキ「知らなかったの?私たちがこっちに転移してくる数日前に、彼女そう言ってたけど」
ザナージュ「なにそれ、聞いてねえぞ!マジで!?マジで言ってたのか!?」
ゼノ&ルキ「マジ」
ザナージュ「そ、そんな……結婚したのか、俺以外のヤツと……。
   クソッタレ!もうあの宿屋は使わねえぞ!だからよ、お前らもあそこには泊まるんじゃねえぞ……」
ルキ「ワンパターンなヤツ……」
ゼノ「この少ないパターンで1000まで持つか不安だぜ」

>>702
ザナージュ「そりゃそうさ、こんなイイ男をエキストラ役に回すのは勿体ないだろ?」
ゼノ「なーに言ってんだか」
ザナージュ「事実を言っているのだよ、村人A」
村人A「誰が村人Aだ!……まあ、オレは村人でもいいけどな。
   ちょっと退屈かもしんねーけど……平穏に暮らせるならそれはそれで悪くねーさ」
ルキ「私も構わないけど?なるべく人と関わらず、静かに生きていけるならね。
   魔王と戦うだとか世界の命運だとか面倒なだけだし」
ザナージュ「やれやれ、相変わらず年寄りじみたヤツらだぜ。
   まったく若者ァ俺一人か。お前ら、そんなんじゃモテねえぞ?」
ルキ「あんたはもう少し落ち着いた方がモテるんじゃない?」
ゼノ「まったくだぜ。いつまでそのノリでいくつもりだよ、いい大人がさ」
ザナージュ「無論死ぬまで。その時まで俺は止まらねえからよ、お前らも……」
ゼノ「言わせねーよ!」
ザナージュ「あ、てめっ……!俺の持ちネタを……!」
ルキ「これもワンパターン防止のためなの、悪く思わないで。……というかあんたの持ちネタじゃないでしょ、それ」

704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/19(Tue) 17:55
へっへっへ、ここを通りたきゃ通行料を払いな

705 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/19(Tue) 21:25
はなくそぱんち

706 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/20(Wed) 08:06
あなたは伝説の勇者ですよ、と煽てたら本気にして
世界を救う旅に出て行った無数のバカのうち
運よく1人生き残って帰って来たのが勇者になっただけ

707 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/21(Thu) 20:32
ザナージュ「喜べお前ら、どデカい仕事が入ったぜ。なんとガキのおもりだ」
ルキ「……ガキ?」
ザナージュ「ただのガキじゃねえぞ?貴族サマのガキ……もといお子サマさ」
ゼノ「待てよ、なんで貴族がオレらみたいな怪しい連中にガキ預けるんだよ。おかしくねーか?」
ザナージュ「そこはまあ、あちらさんにも都合ってもんがあるのさ。そして俺は金のためならどんな仕事でも受ける主義だ。
   嬢ちゃん、こういうのを魔界ではなんて言うんだっけか?」
ルキ「ご都合主義」

>>704
ゼノ「お、すげー。マジでこんなこと言うヤツいるんだな」
ルキ「通行料っていうより化石の見物料って感じね」
ザナージュ「こいつは困ったな。このミスターは金を払えと言う。だが俺たちは払いたくない。
しかし目的地へ向かうにはここを通らなければならない。と、なると……あの手しかないか」
ゼノ「強行突破か?」
ザナージュ「いや。……嬢ちゃん、お前脱げ」
ルキ「は?」
ザナージュ「金が払えないなら身体で払うしかないだろ?」
ルキ「……それ、冗談のつもり?それとも気でも狂った?」
ゼノ「いいじゃんか、それで通してもらえるならさ。減るもんじゃねーんだし脱いじゃえよ」
ルキ「はぁぁぁぁ?あんたまで何言ってんの?気はたしか?」
ザナージュ「フッ……お前も随分と男らしい顔つきになったな。我が弟子よ」
ゼノ「アンタのおかげさ、師匠」
ルキ「キモいんだけど」
ザナージュ「真に受けんなよ、ほんのジョークさ。失敗するとわかってる作戦を敢行するほど俺たちはバカじゃねえ。
   やっぱり俺たちにはあの作戦しかないよな?」
ゼノ「だな。ルキ隊長、作戦の説明をどーぞ」
ルキ「『GUNGUNいこうぜ』……以上」
ザナージュ「イエッサー!」(チャカッ

>>705
ザナージュ「うわー、やられたー
。『ああああ』は1000000のけいけんちをてにいれたー」
ゼノ「なんか色々雑じゃねーか?いいのかよ、そんなテキトーで。貴族なんだろ?この子」
ザナージュ「貴族だろうがなんだろうがガキはガキさ。勇者ごっこの相手なんてこんなもんで十分だ。
   適当にやられて大量に経験値やっときゃ喜ぶんだよ」
ルキ「……そんな純粋な子には見えないけど。貴族とも勇者とも言いがたい技使ってるし」
ザナージュ「お坊っちゃまってのは案外品がないもんさ。それより俺は疲れたから休憩するぜ。
   あとはお前らが相手してやりな。くれぐれもゴキゲンを損ねるんじゃねえぞ?」
ゼノ「んなこと言われたってなー……どうすりゃいいんだよ?」
ザナージュ「そう難しく考えんなよ。ガキが喜ぶようなことをすりゃいいのさ」

ゼノ「ガキが喜ぶことか……よし、それなら!
   いないいなーい……ばあっ!」
ルキ「うわ……」
ザナージュ「……そういうボケはいらねえんだがな」
ゼノ「し、しょうがねーだろ!普段、子供と接する機会なんてねーんだから!」
ザナージュ「それでもいないいないばあはないだろ。赤ん坊じゃねえんだから。なー」
ルキ「ねー」
ザナージュ「よし、それなら!」(キリッ
ルキ「ふふっ……!」
ザナージュ「いないいなーいばあー」
ルキ「あははっ……ちょっとやめてよ……っ!」
ザナージュ「お、嬢ちゃんのツボにハマッたみたいだぜ。よかったなあ、いないいない坊や」

ゼノ「くっ……じゃあルキ、お前なんかやってみろよ」
ルキ「え……私?」
ザナージュ「そうだな、次は嬢ちゃんのターンだ。お前の芸を見せてやりな」
ゼノ「そうだそうだ、無芸なオレに見せつけてくれよ」
ルキ「そんなこと言われても……えっと……この子は貴族……貴族が喜ぶ芸……。
   ……ル、ルネッサ〜ンス♪」
ザナージュ「……」
ゼノ「……」
ザナージュ「……お、お前も同レベルやないか〜い♪」
ゼノ「オレのこと言えねーじゃねーか!!お前よくそれで人をコケにできたな!」
ルキ「ごめん……いっそ殺して……」
ザナージュ「お坊っちゃまの必殺ぱんち食らって来な」

708 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/21(Thu) 20:32
>>706
ザナージュ「とのことだが、そこら辺どうなのかね?キミたち」
ゼノ「いや、知らねーよ。オレ世界を救う旅に出たことなんてねーし」
ザナージュ「ですがあなた方は伝説の勇者なのですよ」
ルキ「それ、宗教かなにかの勧誘?」
ザナージュ「は〜、ノリの悪いヤツらだぜ。お前らにはピュアさが足りねえよ、ピュアさが」
ゼノ「じゃあアンタはそんな風に煽てられたら、世界を救う旅に出るのかよ?」
ザナージュ「そこは相手次第だな。お姫様や女神様の口車になら乗ってやってもいいぜ」
ルキ「じゃあ相手が男だったら?例えばうちの国王とか」
ザナージュ「たぶん撃ち殺すかなあ」
ゼノ「ヒデーなオイ。……でもさ、実際それで旅に出て世界を救ったらすごくねぇ?」
ザナージュ「ああ、凄いな。凄く強くて凄く運のいい凄いバカだ」
ルキ「ま、バカと天才は紙一重って言うしね」
ザナージュ「はてさて、この世界には何人そんなイカしたイカれ野郎がいることやら」

ゼノ「……もしかしてオレたちがここに来た理由ってさ、この世界を救うためなんじゃねーかな……」
ザナージュ「ん?」
ルキ「え?」
ゼノ「い、いや……この世界を救うために誰かに喚ばれた……んじゃね?なーんて……」
ザナージュ「ん?」
ルキ「え?」
ゼノ「小っ恥ずかしいことを何度も言わせんなバカ!なんでもねーよ!」
ルキ「……普段はクールぶってるけど、結構子供っぽいとこあるよね、ゼノって」
ザナージュ「坊やだからさ」

709 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/21(Thu) 20:38
うえぇぇぇ  (嘔吐

710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/21(Thu) 20:45
マスターソードが刺さった台座がある


711 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/22(Fri) 17:00
仕事だ

凶悪モンスター1万体の討伐を依頼する

712 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/24(Sun) 19:49
>>709
ザナージュ「これが噂のウェイ系か。こんな道端でドンチャン騒ぎとは、昨今の若者のモラル低下は実に嘆かわしいのお」
ルキ「あんたも自称若者じゃなかった?それにあのウェイは意味が違うでしょ」
ザナージュ「ウェェェイwww嬢ちゃんまぢ陰キャ〜 チョベリバチョベリバ〜σ( ?? ?)σ」
ルキ「うざっ」
ゼノ「しかも古いしな。それより、こういうのにはもう関わらないんじゃなかったのかよ」
ザナージュ「そう思ってたんだがな。見ろよ……こいつの書き込んだ時間を」
ゼノ「オレらが来た6分後……はえーな」
ザナージュ「だろ?絶対俺たちのこと好きだぜ、こいつ。もしかしたら監視されてるんじゃねえか?」
ルキ「……単にからかわれてるだけな気がするけど」
ザナージュ「ま、その可能性もある。むしろその可能性が高い。
   だから俺も適当にオート照準で撃ち殺して『オートミールの完成だぜ、HAHAHA』と笑い飛ばしてやろうかと思ったさ。
   しかしだ、こんなのでもレスが付く分まだマシな気がしてきたぜ。
   この仕事やってて一番キツいのは、なにも反応がないことだからな」
ゼノ「そりゃわかるけどさ、これじゃ他のヤツが寄り付かなくなるぜ?」
ザナージュ「そう、それが頭の痛いところさ。ここが俺の個スレならいくらでも遊んでやるんだがな。
   ま、いつか俺がスレ立てる時が来るかもしれねえから、それまでは我慢しときなドクター・ゲロ」
ルキ「スレ立てた途端、書き込みに来なくなるパターンかもよ」
ゼノ「そもそもオレらの話を聞いてるかどうかも怪しいぜ」
ザナージュ「どっちもありそウェェェイσ( ?? ?)σ」

>>710
ザナージュ「おっと、こんなところに剣が落ちてるぜ。拾っとくか?」
ゼノ「落ちてねーよ、台座に刺さってるじゃねーか。それにこれ……ただの剣じゃなさそうだぜ」
ルキ「この感じ……たぶん退魔の力ね。私やゼノが触るのは危ない……かも」
ザナージュ「なるほど、退魔剣ってやつか。どうりでイヤな感じがするわけだ」
ゼノ「いや、アンタは人間だろ」
ルキ「前世は悪魔だったのかもね」
ザナージュ「ま、いいさ。とりあえず引っこ抜くぞ」
ゼノ「今の話聞いてなかったのかよ!迂闊に触んなっての!」
ルキ「そもそも人の所有物でしょ、その剣」
ザナージュ「いいや、これはただの落とし物だ。落とし物は拾って交番に届けてやらなきゃな」
ゼノ「この世界に交番はねーよ」
ザナージュ「なら武器屋に売り飛ばすだけさ!」(剣に手を伸ばす)
ゼノ「あぁぁ、あのバカ……」
ルキ「……私、知ーらない」
ザナージュ(スカッ)「おろ?」
ルキ「……今、すり抜けた?」
ゼノ「……すり抜けたな」
ザナージュ「オイ、こいつはどういうこった?この剣はホログラムか?」
ルキ「そんなはずないでしょ。……あんたはその剣に触れる資格がないって判断されたんじゃない?」
ゼノ「心が汚れてるからな」
ザナージュ「いーっだ、どうせ俺は汚れてますよーっだ> ┰ <」
ゼノ「ガキみたいなイジケ方すんなよ」
ザナージュ「……ゼノ坊、ちょっとあの剣触ってみろ。お前なら僅かながら可能性があるかもしれん」
ゼノ「だからムリだって。オレは人間のあんたやハーフのルキと違って純粋な魔族だぜ?」
ルキ「……聖剣使いのね」
ザナージュ「なんでもいいからあの剣を抜きな!そうすりゃお前は伝説の勇者だぜ。
   題してゼノの伝説だ。いや、聖剣伝説かな?いやいや、ゼノブレイド……?」
ゼノ「付き合ってらんねーな……」

713 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/24(Sun) 19:50
>>711
ザナージュ「よし来た。さ、行くぜお前ら」
ルキ「あっそ……頑張って」
ゼノ「ムリはすんなよー」
ザナージュ「お前らも来るんだよ!たまには働けニートども!」
ルキ「あんたね……依頼の内容わかってる?」
ゼノ「できねー依頼は受けるモンじゃねーぞ」
ザナージュ「確かに俺一人ならできねえさ。だが俺には仲間がいる。頼りになる仲間がな」(ニッ
ルキ「いや、無理なもんは無理だから」
ゼノ「ああ、人間にも魔族にも、できることとできねーことがあるんだよ」
ザナージュ「うわあノリ悪!お前らホントにノリわるこちゃんだな!」
ルキ「ノリだけで生きていけるなら苦労はしないの。わかる?ザナエさん」
ザナエ「情けねえこと言うなよ、お前ら悪魔だろ?1万体くらいちゃちゃっと片付けてみせろよ。デビルトリガー使えば余裕だろ」
ゼノ「そんなことはできねーよ。アンタこそそんな武器持ってるなら、一人でスタイリッシュに狩って来いよな」
ルキ「そうよ、なんのために二つも銃持ってるわけ?」
ザナージュ「こんなもんファッションに決まってんだろうが!
   ちっ、しゃあねえな。よう、711。依頼は受けるが少し時間をもらうぜ。そうだな……3日間待ってくれ」
ゼノ「3日?オイ、どう考えたって3日で一万体はムリだろ」
ルキ「素直に謝って依頼を断った方がいいと思うけど」
ザナージュ「言ったろ、俺はどんな仕事でも受ける主義だってな。そして受けた以上は完遂してやるさ。……必ずな」
ゼノ「ザナージュ……マジなんだな。そこまで言うならわかったよ。手貸すぜ」
ルキ「はぁ……今回だけだからね」
ザナージュ「お前ら……ありがとよ(計画通り!クックック、単純なガキどもだぜ!)」
ゼノ&ルキ「711さん、その依頼はキャンセルさせていただきます。ごめんなさい」
ザナージュ「うおおおい!!なに勝手なことやってんだガキども!!」
ゼノ「るせーよ!アンタどうせ、オレとルキに丸投げするつもりだったんだろ?」
ルキ「あんたの考えそうなことよね」
ザナージュ「……キミたちのような勘のいいガキは嫌いだよ」

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/25(Mon) 11:44
てぇへんだ!
狂犬のジョニーがやられたらしい!
やったのは勇者にちげぇねぇ!

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/25(Mon) 16:55
スライム捕まえたけど食べる?
調理してやってもいいけど


716 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/25(Mon) 20:44
ギャンブルをやってみないか?
(へへっ鴨を釣って胴元の俺が独り勝ちよォ!)

717 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/28(Thu) 01:35
ゼノ「ザナージュさー、>>712の顔文字化けてるぜ?前はAAもズレてたしな」
ルキ「慣れないことするから」
ザナージュ「時代が俺のセンスに追いつけなかったのさ」

>>714
ザナージュ「ジョニーが……!?」
ルキ「誰?ザナージュ、知ってんの?」
ザナージュ「いや、わからん」
ゼノ「じゃあなんで驚いたんだよ」
ザナージュ「知り合いにジョニーってヤツが一人くらいはいたような気がしたが、別にそんなことはなかったぜ!
   狂犬のジョニーとやらは知らんが、あのミスターの様子を見る限り
   なにやらてぇへんなことになってるってのはわかった」
ゼノ「もはや時代劇か洋画かファンタジーかわかんねー口調になってるもんな」
ルキ「……大変なのはわかったけど、それを私たちに言われても……って感じ」
ゼノ「ここにいたらオレたちも狙われるから逃げろって忠告してくれたんじゃねーか?」
ルキ「逃げるって勇者から?私たちが勇者に狙われる理由なんてないでしょ」
ザナージュ「嬢ちゃんの言うとおりだ。俺たちはなにも悪いことなんてしてないぜ?」
ゼノ「……いや、どうかな……」
ザナージュ「俺が思うに、あのミスターは俺たちにジョニーの敵討ちを依頼しに来たんだろうぜ」
ゼノ「オレたちに勇者を倒してほしいってことか?」
ルキ「……さすがにそれはないと思うけど。仮にそうだとしても狂犬なんて呼ばれてる上に、
   勇者に狙われるくらいなんだから、そのジョニーって言うのもどうせろくでもない男なんでしょ」
ゼノ「かもな。街のチンピラが勇者に退治されたってとこじゃねーの?」
ザナージュ「お前らにジョニーのなにがわかる!!」
ゼノ「そういうアンタはジョニーのなにを知ってんだよ」
ザナージュ「なんも知らねえよ、そんな薄汚い野良犬野郎のことなんて知りたくもないね」
ゼノ「なんだこいつ」
ルキ「狂犬病の疑いがありそうね」

>>715
ザナージュ「スライムか、まあ食ってやらんこともないぜ」
ゼノ「なんでお互いちょっと上から目線なんだ」
ルキ「……ていうかザナージュ、食べるの?」
ザナージュ「いや、食うのはお前らだ」
ゼノ「わけがわからないよ。なんでオレらがスライム食わなきゃなんねーんだよ?」
ザナージュ「せっかく715が調理してくれるって言ってるんだ。無下にしちゃ悪いだろ」
ルキ「そうね、だからあんたが食べればいいと私は思うんだけど?」
ザナージュ「オーウ、ムチャ言っちゃいけねえな嬢ちゃん。俺は人間だぜ?スライムなんて食えるかよ。
   それに俺はグルメなんでな。世間じゃ俺をグルメアントと呼ぶヤツもいるほどさ」
ルキ「社会の害虫ってことね」
ザナージュ「ウダウダ言ってねえで食いやがれ!こうやって地道にイベントをこなしていくのがRPGの醍醐味だろうが。
   それに意外と美味いかもしれねえぜ?見た目はゼリーみたいだしな」
ゼノ「うーん、言われてみればそんな気がするな。オレ食ってみようかな」
ルキ「ちょっと、ゼノ?」
ザナージュ「お、いいねえ。若いうちはそうやってGUNGUN色んなことにチャレンジすりゃいいのさ」
ゼノ「よし、オレ食うよ!」
ルキ「……待って、やっぱり私が食べるから」
ザナージュ「……」
ゼノ「いーや、オレだ」
ルキ「私だってば」
ザナージュ「……じゃあ俺が食うぜ!」
ゼノ&ルキ「どうぞどうぞ」
ザナージュ「あああああ!!しまったあああ!!」

ちゃんちゃん♪



ザナージュ「などというオチを、この俺が認めると思ったかね?」
ゼノ「認めろよ、これ以上どう展開する気だよ」
ルキ「ザナージュが熱々のスライムでも食べればいいんじゃない?」
ザナージュ「上等だ。お前らの顔面に吐き出してやるからな」
ゼノ「そう言うと思って、ここにあらかじめ煮込んでおいた熱々スライムを用意してあるぜ」
ザナージュ「ウソォ!?」
ゼノ「ウソ」
ルキ「はい、次」

718 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/02/28(Thu) 01:36
>>716
ザナージュ「ヒュウ!乗ったぜ、その勝負!そろそろカジノが恋しかったところだ!」
ゼノ「やめとけよ、アンタギャンブルめちゃくちゃ弱ーんだからさ」
ザナージュ「だからこそ、やめるわけにはいかねえのさ。負けっぱなしじゃ終われねえからな」
ルキ「そのセリフがすでに負け犬のそれじゃない」
ゼノ「そうやって挑んでは毎回カモられるんだよな。だいたい相手の顔見てみろよ、アンタそっくりだぜ」
ザナージュ「イイ男ってことか」
ルキ「悪い顔してるってこと」
ザナージュ「うっせえ!そこまで言うならお前ら、俺がボロ勝ちしても1Gたりとも分けてやらねえからな!」
ルキ「別にいいけど。期待もしてないし」
ゼノ「負けても金は貸さねーかんな」
ザナージュ「キイ〜!見てらっしゃい!このガキども!」

(画面暗転)

ルキ「……で、結果は?」
ザナージュ「お手上げさ♪」
ゼノ&ルキ「ハァァ〜〜……」
ザナージュ「……ぐすっ」
ゼノ「だからやめとけって言ったんだ。残念ながら、アンタは幸運の女神に嫌われてるんだよ」
ルキ「少しは学習しなさいよね」
ザナージュ「……すまん、俺が悪かったよ……。でも俺はさ……お前らに少しでも楽しい暮らしをさせてやりたくてよ……」
ゼノ「……別に今のままでいいっての」
ルキ「……ま、少なくとも退屈はしてないしね」
ゼノ「元気出せよザナージュ。ほら、今夜はアンタの好きなモン作ってやるからさ」
ルキ「私も……前あんたに貸したお金、あれもう返さなくていいから。……最初から期待もしてなかったし」
ザナージュ「お前ら……ありがとな……。次は絶対勝ってみせるからよ」(ニッ
ゼノ「ざわ…」
ルキ「ざわ…」

719 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/28(Thu) 05:32
私20歳の美少女だけどはだかみせてもいいよ


720 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/02/28(Thu) 22:16
はやり病の予防薬が出来たのじゃ。
ささ、腰に手を当ててぐいっと飲みなされ。
(黒と緑の混じったドロドロの液体の入ったコップを差し出す)

721 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/03(Sun) 01:37
>>719
ザナージュ「ワーオ……今のキミはなんていうかその……そう、最高にセクシーだ。
   どうかこの俺に、キミをマッサージする権利をくれないかい?」
ゼノ「やめろバカ」
ルキ「……一度捕まればいいのに」
ザナージュ「俺が捕まったら、一体誰がキミたちのような陰気なクソガキの面倒を見るんですか。
   特に嬢ちゃん、お前は少し積極性ってもんを身につけろ。719の美少女ちゃんを見習ってな」
ルキ「私も露出狂になれって?」
ゼノ「そうなったらルキも捕まっちまうな。二人とも、差し入れは何がいい?」
ルキ「……あんた、こういう話題の時は積極的にノるよね」
ゼノ「そうか?気のせいだろ」

ザナージュ「よしよし、俺の教育は確実に成果が出てるようだな。
   さて、それじゃショーを再開しようか。肩の力を抜きな、美少女ちゃん。俺のテクで気持ちよく踊らせてやるぜ」
ルキ「ちょっと待って、本気なのザナージュ?
   そりゃ確かにあんたは最低の男だけど、そこまでやるなんて……思ってたけど……」
ザナージュ「ただの悪口じゃねえか。お前は俺に何を伝えたいんだ」
ゼノ「まーまー、色々葛藤があるんだろ」
ルキ「冷静になってよ。こんなのどう考えたって怪しいし、罠に決まってるじゃない」
ザナージュ「そうだな、もしかしたらこの美少女ちゃんは俺をハメようとしてるのかもしれねえ。いやむしろ俺がハメ」
ゼノ「言わせねーよ」
ルキ「わかってるなら、なんで……」
ザナージュ「レディの罠にはハマってやるのが、ザナージュって男の生き方だからさ。こういう生き方しかしてこなかったもんでな」

ルキ「……バカ」
ゼノ「ホントにな。まあでもザナージュらしいっちゃらしいか」
ザナージュ「ま、そういうことだ。だからよ、止めるんじゃねえぞ……」
ルキ「そこまで言うなら止めないけど。ザナージュ、あんた719がホントに美少女だと思ってる?」
ザナージュ「ん?いやまあ……確かにハタチで少女と言い張るのは少し厳しいが、いくつになっても心は17才のレディだっているしな」
ゼノ「オイオイ」
ルキ「そうじゃなくて……性別の話」
ザナージュ「……なにが言いたい?」
ゼノ「あーもしかしたら、『あらくれ』みたいなのが裸で出てくるってオチの可能性もあるな」
ルキ「ま、それでも見たいなら仕方ないか。それがあんたの生き方だもんね。マッサージもしてあげるんでしょ?」
ザナージュ「じょ、冗談じゃねえ!そんなことやってられるか!俺は降りるぜ!あばよ!」
ゼノ「そういう生き方が似合ってるよ、アンタはさ」

722 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/03(Sun) 01:37
>>720
ザナージュ「おお、ついに秘薬が完成したか。ささっ、お前たちイッキに行くのじゃ」
ゼノ「なに自分だけ回避しようとしてんだよ。そんな三文芝居でごまかせると思ってんのかよ?」
ルキ「……」
ゼノ「ん?どーした、ルキ?」
ルキ「なんか私たち……ここに来てからおかしなものばっかり勧められてない?」
ザナージュ「ぼやくなよ、それもまた運命ってやつさ」
ルキ「……半分くらいはあんたのせいなんだけど?」
ゼノ「ぼやくなよ、それがザナージュってヤツさ」
ルキ「まあね」
ザナージュ「納得してんじゃねえぞ。まったく親の心子知らずとはよく言ったもんだぜ。
   この薬だってそうさ、俺はお前らの健康のために飲ませてやろうと思ってだな」
ゼノ「ならアンタこそ飲めよ。オレらと違ってただの人間なんだからさ」
ルキ「そうそう、あんたには長生きしてもらわないと」
ザナージュ「ぶっ。冗談よせよ、お前らこの地獄みてえな色の液体がマジで薬に見えるのか?
   これは薬と言うよりは毒、毒薬だな。飲めば結局のところ死ぬのでは?」
ゼノ「なんだァ?てめェ……」
ルキ「ゼノ、キレた!!」

ザナージュ「ひ、ひえっ!?」
ゼノ「その地獄の液体をオレらに飲ませようとしたのはテメエだろうが!!もう我慢ならねぇ!!本物の地獄を見せてやるよ!!」
ザナージュ「お、落ち着くんだゼノ坊!剣とツノ引っ込めろ!謝るから!ごめん!」
ゼノ「……ホントに悪いと思ってんのか?反省してるか?」
ザナージュ「反省してまーす」
ゼノ「……やっぱ斬る」
ザナージュ「ま、待てよ、今のはお前の振りが悪いだろ!?嬢ちゃん、黙ってねえでお前も何か言ってやってくれよ!」
ルキ「本気で反省してるなら、誠意を見せないと」
ザナージュ「誠意……?」
ルキ「そ。たとえばその薬を一気に飲み干すとか。それでいいでしょ、ゼノ?」
ゼノ「ああ、それで構わねーよ」

ザナージュ「……オーライ、わかったよ。男ザナージュ、誠意を見せてやるよ、見せりゃいいんだろ?ちっ」
ルキ「なんでこいつ逆ギレしてるわけ?」
ザナージュ「とは言ったものの……この色はヤバいだろ。何入れたらこんな色になんだよ……このジジイ、マジで毒薬作ったんじゃねえだろうな?」
ルキ「心配しなくても、もしあんたが死んだらちゃんと教会に連れてってあげるから」
ザナージュ「そのまま葬式にする気だろ、てめえら」
ゼノ「しねーよ、ちゃんと復活させてやるって」
ザナージュ「お優しいこった、だができればその優しさは今見せてもらいたいね」
ゼノ「いいから早く飲めよ、あまり引っ張ると文字数オーバーで飲む前に終わっちまうぞ」
ザナージュ「くそっ……作戦失敗か……!」
ルキ「なんて姑息なヤツ……」

ザナージュ「ええい、こうなりゃヤケだぜ!」(ぐいっ
ゼノ「おっ」
ルキ「あっ」
ザナージュ「マズッ!!」(噴射
ゼノ「うわっ!!きたねーな、かかったじゃねーか!!」
ザナージュ「ハッハー!これでてめえらも道連れだ!俺たちゃ全員ここで死ぬんだよ!!」
ルキ「あんたって……ホント……最悪……」

(このあと薬のおかげで三人ともすごく元気になったーそうなー)

723 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/03(Sun) 10:07
3馬鹿トリオって呼んでいいですか?

724 名前:3馬鹿トリオ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/04(Mon) 22:37
>>723
ザナージュ「異議あり!トリオじゃねえ、コンビだ。バカなのはこいつらだけだからな、訂正を要求するぜ」
ルキ「待った!あんたどの口が言ってんの?」
ゼノ「くらえ!」
ザナージュ&ルキ「……何を?」
ゼノ「いや……よくわかんねーけど流れ的に言っといた方がいいかなって……」
ザナージュ「はい、お前1バカパー!」
ゼノ「1抜けピーみたいに言うな!」
ルキ「じゃあバカ1号はゼノで決まりとして、2号はザナージュでめでたくコンビ結成ね」
ザナ&ゼノ「オイ」

ザナージュ「嬢ちゃんよ、お前もしかしてまだ自分は知性派キャラだとでも思ってるんじゃないかね?」
ルキ「……あんたほどバカはやってないつもりだけど」
ゼノ「ルネッサン〜ス♪」
ルキ「いないいないばあー」
ゼノ「くっ……」
ザナージュ「なに簡単に返り討ちにされてんだ、このバカ!」
ゼノ「わりぃ……オレ、バカだからさ……これ以外の方法なんて、わかんなかったんだよ……」
ザナージュ「ハッ、ならバカはすっこんでな。あとは俺に任せろ。知性派気取りの勘違いお嬢サマをすぐそっちに送ってやるぜ」
ゼノ「ザナージュ……頼んだぜ」

ルキ「……それ、あんたがバカだってことに変わりはないけどね、ゼノ」
ゼノ「うるせー、わかってんだよそんなこと!ただ、今はお前のその余裕が気にいらねー!」
ルキ「まったく、ガキなんだから……」
ザナージュ「言ったな?じゃあお前はガキじゃねえんだな?よう、今の聞いたかゼノ坊?」
ゼノ「ああ、バッチリ聞いたぜ」
ルキ「……何が言いたいわけ?」
ザナージュ「ガキはお前だって言ってんだよ、嬢ちゃん」
ルキ「なっ……ふん、バカバカしい。何を根拠にそんなことを?証拠でもあんの?」
ザナージュ「証拠ならあるさ。証拠は……その胸だ!」
ルキ「!!」
ザナージュ「まるで自分が大人であるかのように振る舞っているにも関わらず、貧相極まりないその胸……
    これは明らかにムジュンしています!この決定的な証拠、あなたに解体できますか!」
ルキ「あ。あ。あ。ああああああああ……」(ガクガク
ゼノ「効いてる!効いてるぞザナージュ!」

ザナージュ「フッ、チョロいもんだ。さあ、お前もバカ側にお行きなさい」
ルキ「ドリャドリャドゥドゥルドリリャ……ドゥラ?」
ザナージュ「オイ、そこまで遠くに行かなくていいぞ嬢ちゃん」
ゼノ「戻って来ーい」
ルキ「はっ……私、今何を……?」
ゼノ「気にすんな、もう終わったことさ。これからもよろしくな、ルキ」
ルキ「……?よ、よろしく、ゼノ……」

ザナージュ「めでたしめでたし、だな。よし、これにて閉廷!
   見つけろ矛盾、迫れ真相!次回、725th Trialを!」
ゼノ「くらえ!」

725 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/05(Tue) 23:13
一瞬逆○裁判スレにきちまったのかと思ったぜ!

今日飼い犬を散歩に連れて行った時に
道に食べかけのパンが落ちてたんだ。
うちの犬が、ガツガツそのパンを食らいまくっていて
止めさせようとすると噛みつきそうな程の
勢いで怒って来たが、最近物騒な事件が多いから
毒が入ってたりしてないか冷や冷やなんだ。

726 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/06(Wed) 01:56
ルキおねーちゃん、あそぼー!

727 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/06(Wed) 15:51
おばちゃんあそんで

728 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/06(Wed) 17:25
>>725
ザナージュ「そいつは嬉しいね。頑張って裁判した甲斐があったってもんだ」
ルキ「……それって喜んでいいの?」
ゼノ「いいんじゃねーの?上手い具合に逆転できたし、締めのセリフも言えたしでオレは満足だぜ」
ザナージュ「(自分がバカ認定されたことは忘れてんのかこいつ。やっぱバカだな)」

ザナージュ「で、何の話だっけか。ああ、思い出した。
   おたくの飼い犬が狂暴で手に負えないんで大人しくさせてほしいって依頼だったな。
   オーケー、一瞬で沈黙させてやるぜヒャッホウ!」
ルキ「狂犬病にかかってるのはあんたでしょ」
ゼノ「たまには真面目にやろーぜ、ザナージュ」

ザナージュ「なるほど、食べかけのパンか……よし、ではウチの優秀な調査員を派遣しましょう」
ゼノ「オレらは食わねーぞ」
ザナージュ「待てよ、まだ何も言ってねえぜ?」
ルキ「どうせそのパンを食べろって言うんでしょ?あんたワンパターンだし」
ザナージュ「ふむ……パンは食いたくないと言うのかね」
ゼノ「言うのだよ」
ザナージュ「プッ……プハッ……!ちょ、やべっ……!」
ルキ「……なに?どうしたの、急に」
ザナージュ「気になるか?聞きたいか?うぷぷぷ……!」
ルキ「別に」
ゼノ「言いたきゃ言えよ」
ザナージュ「パンが嫌ならお菓子を食べればいいじゃない!なんつって、アハハハ!」
ゼノ「……何がおもしれーんだよ。なんかヤベーもん食ったんじゃねーのかアンタ」
ルキ「落ちてたパンでも食べたんじゃない?」

ザナージュ「ま、アントワネットの物真似はさておき」
ゼノ「それアントワネットのセリフじゃねーけどな」
ザナージュ「その後、ワンちゃんに異常はないんだろ?なら心配いらねえさ」
ルキ「いいの?そんな楽観的な回答で」
ザナージュ「俺は獣医じゃねえんだ。こんな回答しかできねえな。だが……」
ゼノ「だが?」
ザナージュ「銃医としての職務はきっちりこなさなきゃな」(ニッ
ルキ「……上手いこと言ったつもりなんだろうけどごめん、意味わかんない」
ザナージュ「ここらで起きてる『物騒な事件』を起こしてる連中を片付けて、
   この地に平和をもたらしてやるから皆安心してねって言ってんだよ!
   ここまで言わなきゃ分かんねえか!ちったあ察しろよ!」
ルキ「ふーん……珍しくやる気じゃない」
ゼノ「やっぱヘンなモン食ったのか?」
ザナージュ「失礼なヤツらだぜ。今日はパンしか食ってねえよ」

729 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/06(Wed) 17:25
>>726
ルキ「私……?なんで……ちょっと、え?ザナージュ?」
ザナージュ「オイオイ、ご指名を受けたのはお前だぜ、嬢ちゃんよ。お前がNo.1だ。お前が遊んでやりな」
ルキ「そんな……ど、どうしよ、ゼノ?」
ゼノ「えー?オレ?バカだしガキだから分かんねーなー」
ルキ「うっ……」
ザナージュ「じゃ、俺とゼノ坊は邪魔にならないよう散歩にでも行ってくるからよ。その子のことは頼んだぜ、ルキおねーちゃん」
ゼノ「そんじゃしっかりやれよー、ルキおねーちゃん」
ルキ「ちょっと……なに?なんなの……?なんで、こんな……」


ザナージュ「(はい、散歩というのは嘘です!我々は草陰から彼女をモニタリングしたいと思いまーす!)」
ゼノ「(やっべ、オレなんだかワクワクすっぞ!)」
ザナージュ「(いい顔してんなあ、お前!さあ、果たして嬢ちゃんはこのピンチを乗りきることができるのか!)」

子供「あそぼー!」
ルキ「………………」

ザナージュ「(なんか言えやコミュ障)」
ゼノ「(たぶん今脳みそフル回転させてんだよ)」

ルキ「……ジャンケン、する?」

ザナージュ「(プクク!ジャンケンて!聞いたかオイ?ジャンケンだってよ!)」
ゼノ「(ププッ……あれでも一生懸命考えたんだろーなー)」

ルキ「……そんなのやったってつまんないか……。えっと、じゃあ昔話……とか……聞きたい……?」

ザナージュ「(昔話ウェーイwwwあのおねーちゃん、実はおばーちゃんじゃねえのか?)」
ゼノ「(そりゃルネッサンスの時代からやってきたヤツだからな。でもあいつ昔話ってなに話すつもりなんだろーな)」

ルキ「昔々……魔界の森の奥深く……古いお屋敷に悪魔が住んでいました。
   そのお屋敷からは毎夜毎晩、少女の悲鳴に似た叫び声が聞こえるとか……聞こえないとか……『お前も蝋人形に……」

ザナージュ「(あいつ結構アホだよな?)」
ゼノ「(相当テンパってんなー、ルキのヤツ)」

ルキ「……かき氷食べる?」

ザナージュ「(なあ、あいつのあれってギャグなのか?)」
ゼノ「(いや、たぶん大マジだ……)」
ザナージュ「(なんか怖えよ、あの引きつった笑みとテンションが怖え。
   『ジャンケンする?』とか『かき氷食べる?』とか、断ったら刺される気がするぜ)」

ルキ「……いないいなーい……ばあっ」

ザナージュ「(パクった!!あいつとうとうお前のネタパクったぞ!!ブハハハハハ!!我輩、腹が痛いぞ!!)」
ゼノ「(……笑えねーよ。いやなんかマジでちょっとかわいそうになってきた……)」
ザナージュ「(じゃあそろそろ戻ってやるか。あー面白かった)」

ザナージュ「よう、戻ったぜ嬢ちゃん」
ゼノ「……ただいまー」
ルキ「あっ……お、おかえり……!」
ザナージュ「(うわ、すげえ安堵してる)どうだ、おねーちゃんとしての役目は果たせたか?」
ルキ「まあまあ……ってとこ……」
ゼノ「ホントかよ?ガキんちょ泣かせたりしてねーだろうなー?」
ルキ「……するわけないでしょ。最初はどうなるかと思ったけど、案外どうにかなるもんね」
ゼノ「そっか……オレは泣きそうだけどな(お前が悲惨過ぎて)」
ザナージュ「俺もさ(笑い過ぎて)」
ルキ「?」

730 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/06(Wed) 17:26
>>727
ザナ&ゼノ「……」(チラッ
ルキ「……なんで私を見るわけ」
ザナージュ「俺たちゃおばさんじゃねえからな」
ルキ「私だって違うんだけど?」
ゼノ「でも性別的に一番おばさんに近いのはさ、やっぱル……」
ルキ「……」
ゼノ「そ、そんな睨むなよ……シワが増えるぞ?」
ルキ「一言多い。……おばさんがいないなら、おじさんが遊んであげたら?ねぇ、ザナージュ」
ザナージュ「てめえ、誰がおじさんだ!?お兄さんと呼びな!」
ルキ「はいはい、じゃあ自称お兄さんが遊んであげなさいな」
ザナージュ「んまー!なんてかわいげのないガキでしょう!」
ゼノ「落ち着けよ、二人とも。ガキの前でケンカなんて見苦しいぞ」
ザナージュ「黙れガキ」
ゼノ「誰がガキだコラァ!!」
ルキ「すぐ挑発に乗るんだから……やっぱガキね」
ゼノ「おばちゃん」
ルキ「……」(ピキッ
ザナージュ「微少女戦士オーバーチャーン」
ルキ「……」(ピキピキッ
ゼノ「ケッ!もうお前らには付き合ってらんねーよ。オレは出ていくぜ」
ルキ「私だってこれ以上あんたたちと一緒にいるなんてごめんだし」
ザナージュ「あーそうかい、じゃあ二人とも出ていきな!」
ルキ「どうもお世話になりました。さようなら!」
ゼノ「じゃーな!」

(その日の夜)

ゼノ「ザナージュ、ルキ……わりぃ……オレやっぱつれーわ……」
ルキ「ごめん……私も言いすぎたかも……」
ザナージュ「おかえり、かわいいクソガキども!」

731 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/06(Wed) 21:33
世界最強を目指してる?

732 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/07(Thu) 21:44
ヒャダイン嫌い

733 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/09(Sat) 01:11
ああ、これはなんて美味しいスープなんだ。
今までの記憶が走馬灯のように駆け巡って行……
えっ!?ドーピングコンソメスープと言うのか?これは。
なんじゃそれはーーーーブッッッッッッッッッッ!!

(思いっきり口から熱いスープを噴き出す!)

734 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/10(Sun) 19:55
>>731
ザナージュ「世界最強?興味ないね。ま、俺のカッコよさは既に世界最強クラスだがな」
ルキ「はいはい」
ザナージュ「はいは一回でいい」
ルキ「大事なことだから二回言ったの」
ザナージュ「ならよろしい、バーカバーカ。
   ゼノ坊、お前はどうだ?世界最強目指してんのか?」
ゼノ「オレも世界だの最強だのって考えたことはねーな。今よりもっと強くなりてーとは思ってるけどさ」
ザナージュ「ほお、向上心は一応あるようだな、若者よ。それで?強くなってどうする気だ?」
ゼノ「え?いや、別にどうするってわけじゃねーけど……弱いよりは強いほうがいいだろ?」
ザナージュ「へえ、じゃあお前は目的もなく、ただ力のみを求めるってわけかい?そんな力を得たところで、身を滅ぼすだけだぜ?」
ルキ「どうしたの、ザナージュ……?どこか悪いの……?」
ザナージュ「本気で心配そうなツラすんな!俺は正常だ。
   で、どうなんだよ、坊っちゃんよ。お前は何のために強くなりてえんだ?」
ゼノ「……守るためだよ」
ザナージュ「……なんだって?」
ゼノ「守るためだよ!!」
ザナージュ「何を!!」
ゼノ「仲間を!!」
ザナージュ「声が小さい!!もう一回!!」
ゼノ「いや言わねーよ」
ザナージュ「照れんな照れんな!大事なことは二回言うもんだぜ?なあ、嬢ちゃん」
ルキ「そうね。ねぇ、さっきのもう一回言ってみてよ、ゼノ」
ゼノ「やだね、もう二度と言わねー。……ていうかさ、お前ら何か勘違いしてねーか?
   オレは仲間を守りたいとは言ったけど、お前らを仲間だとは言ってねーかんな」
ザナ&ルキ「え……」
ゼノ「あ、いや……まー、うん、お前らのことも守ってやるよ……ついでだしな」
ルキ「ほんと……?」
ザナージュ「守ってくれるのか?俺たちなんかを……」
ゼノ「お、おう。男に二言はねーよ」
ザナージュ「よし、じゃあ次の戦闘はお前に全部任せて俺と嬢ちゃんは体力を温存するぜ」
ルキ「頼りにしてるから、ゼノ」
ザナージュ「うむうむ、やはり持つべきものは仲間だねえ」
ゼノ「……ああ、オレもいい仲間を持ったもんだよクソッ」

>>732
ザナージュ「ヘイ、悪い冗談はよせよ。俺にヒャダインを撃てって言うのか?」
ルキ「そこまで言ってない」
ゼノ「つーかヒャダインって、人じゃなくて魔法の名前だろ?」
ザナージュ「ああ、そっちか」
ルキ「どっちよ」
ザナージュ「こっちの話さ。とりあえず魔法のことだと思って話を進めるぜ」
ゼノ「たしか氷系の魔法だったよな?」
ルキ「そ。ランクで言えば中位魔法ってとこね」
ザナージュ「そりゃまた地味な位置付けだ。そんな地味な魔法を嫌いになる理由が思い浮かばねえな」
ゼノ「なんか不遇な魔法だって聞いたことがあるぜ。どんな風に不遇なのかはよく知らねーけど」
ザナージュ「へえ、そうなのか?嬢ちゃん」
ルキ「話すと長くなるから、その辺は各自で調べてもらうとして……」
ザナージュ「長くなっても構わんぜ。いい尺稼ぎになるからな」
ルキ「……めんどい」
ゼノ「結局それが理由かよ」
ルキ「そもそも不遇ってだけでヒャダインを嫌いになるとは思えないけど。不遇な魔法なんて他にもいくらでもあるわけだし」
ザナージュ「まあな、じゃあ他に理由があるのかもしれねえ。たとえば……誰かを思い出すとかな」
ゼノ「誰かって誰だよ?」
ザナージュ「ヒャダインさ」
ゼノ&ルキ「??」

735 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/10(Sun) 19:56
>>733
ザナージュ「今回の依頼者は男性、190cm、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態か。気が乗らねえな」
ゼノ「冗談言ってる場合かよ、この兄ちゃんヤバくねーか?
   筋肉がえらいことになってるし目も血走ってるぜ」
ルキ「……なにか飲んでるみたいだけど、あれは何?」
ザナージュ「ドーピングコンソメスープだ……」
ゼノ「ドーピング?いやでもあれもうドーピングとかいうレベルじゃねーぞ。海外のコミックに出てくるヒーローみてーな体型じゃん」
ザナージュ「海外のヒーロー?違うな、あれは国内のヴィランさ。いや、魔界だったかな」
ルキ「……魔界であんなキャラクター見たことないけど」
ザナージュ「ん?待て、あのミスターの様子がおかしい」
ゼノ「なんだよ、まさか暴走とかするパターンじゃねーだろうな?」
ルキ「かもね。……二人とも注意して」
ゼノ「……了解」
ザナージュ「やれやれ、結局はこうなるわけか」

733「(思いっきり口から熱いスープを噴き出す!)」

ルキ「(氷で防御)」
ザナージュ「(ゼノで防御)」
ゼノ「うぎゃー!!」
ルキ「え?ゼノ!?」
ゼノ「あぢぢぢ!!きたねーし、あちぃ!!」
ザナージュ「ちくしょう、なんてこった!坊やがやられちまった!嬢ちゃん、冷やしてやれ!」
ルキ「世話焼けるんだから……」(冷却)

ゼノ「ふー……サンキュー、ルキ。助かったぜ……」
ルキ「もう……だから注意してって言ったじゃない」
ゼノ「いや、今のは」
ザナージュ「まあまあいいじゃねえか、嬢ちゃん。ゼノ坊も無事だったんだ。結果オーライさ。
   さて、それじゃ次はあのミスターにお返ししねえとな」(ニッ
ゼノ「待てよ、その前に」
ザナージュ「?」
ゼノ「てめェをブン殴る!!」(ゴシカァン
ザナージュ「ひでぶっ!!」
ルキ「特に理由のない暴力がザナージュを襲う!……何やってんの、ゼノ」
ゼノ「理由ならあるさ、こいつオレを盾にしやがった」
ルキ「……ザナージュ」
ザナージュ「ヘッ……甘いこと言ってんじゃねえよ……あれは近くにいたお前が悪い……」
ゼノ「……」(ゴゴゴ……
ザナージュ「あ、ゴメンナサイ」
ルキ「『ゴメンナサイ』では済まない戦いがそこに!?」

736 名前:スライム 投稿日:2019/03/12(Tue) 03:22
な、何で…何で勝てねぇんだよぉ…
魔界トップクラスの力を手に入れた筈なのに、いくらてめぇらが強いったっておかしいだろうがよぉ〜…
こんな理不尽はねぇぜぇ〜、ちくしょぉ〜!
産まれた時から決まってるのかぁ?
大した力も持たずに産まれてきたスライムはてめぇらにぶち殺される運命だって事がよぉ〜、そんなのアリかよぉ〜!
これじゃ俺が何をしたって意味がねぇ〜…

737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/12(Tue) 18:16
伝説になりたいという夢は叶わない……悲しいのよね

738 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/03/12(Tue) 19:13
キューキュータマ!タマタマキューキュー!


みんなでレッツキュータマダンシング!

739 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/15(Fri) 00:26
>>736話 Stylish!
ザナージュ「違うな、チートさ」
ルキ「チー……?」
ザナージュ「所詮、正攻法でできるのはそのくらいが限界さ。
   てめえみたいに真面目腐った奴が、地道に努力してレベルを上げたところで、
   俺みたいな魂を腐らせちまった本物のチーターには敵わないってことだ。
   だからスライムがいくら集まろうと……合体してキングになろうと……ムダなんだよ!!」
ルキ「……そんなゲスいことをドヤ顔で言われても」
ゼノ「じゃあその醜く汚い本物のチートを使ったザナージュさんは、やっぱりここでもスライムを見逃してやるんだよな?今までみてーに」
ザナージュ「無理だな、このスライムは知り過ぎた。俺がチーターだとバレた以上、見逃すわけにはいかねえ」
ルキ「あんたが勝手に白状したんでしょ」
ザナージュ「だが、このスライムのことは嫌いじゃなかったぜ」
ゼノ「スライム逃げろー!超逃げろー!」

ザナージュ「JACK POT……!!」(ズキューン

ルキ「……外れた……?」
ゼノ「違う……外したんだ……そうだろ?ザナージュ」
ザナージュ「ハッ、ただのスライム一匹撃ち殺したところで何の得もねえ。
   よう、スライム野郎。本気で俺に勝ちたけりゃその貧弱な体をメタルにでも改造して出直して来るこった。
   その時は俺もマジで相手をしてやるぜ。尻尾巻いて逃げたきゃそれもいい。
   とにかくもうお家へ帰んな、お前にも家族がいるだろう」

ルキ「ただのスライムとはいえ、あんたが敵を見逃がしてあげるなんて……
   珍しいこともあるもんね。あのスライムに情でも移った?」
ザナージュ「ま、そんなところだ。あいつが今死んだら路頭に迷うヤツらがいるからな」
ゼノ「家族……か。ヘッ、こっちに来てからアンタもちょっと丸くなったんじゃねーか?」
ザナージュ「バーカ。くだらねえこと言ってねえで、さっさと行くぞ」
ゼノ「行く?って、どこにだよ」
ザナージュ「あのスライムを追うんだよ。お前ら、ゴールデンスライムって知ってるだろ?」
ルキ「……知ってるけど、まさか」
ザナージュ「そのまさかさ。あのスライムの故郷まで付いて行けば、会えるかもしれねえぜ……ゴールデンスライムによ!
   ほら、急ぐぞ。スライム狩りじゃあ!!」
ゼノ&ルキ「行ってらっしゃい」

740 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/03/15(Fri) 00:27
>>737話 そして伝説へ
ザナージュ「そりゃ叶わねえだろうぜ、叶わないって自分で決めつけてる内はな。
   自分を信じることもできねえヤツの前には、ランプの精だって出てきちゃくれねえさ」
ルキ「らしくないセリフね」
ゼノ「なんかザナージュが夢とか誰々を信じるとか言ってると違和感あるよな」
ザナージュ「そいつは心外だ。俺だって信じるものや夢くらいあるんだぜ?」
ルキ「へぇ……どんな?」
ザナージュ「信じるものは金だ。夢は金と美女に囲まれて楽しく暮らすことさ」
ルキ「そうですか、かなうといいですね」
ゼノ「ザナージュならきっとかなえられるさー」
ザナージュ「心にもねえこと言ってんじゃねえぞ、大根役者ども」
ゼノ「なんだよ、オレたちを信じられねーってのかよ?」
ザナージュ「うん」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「それはそうと、737は伝説になりたいんだよな?それなら私にいい考えがある」
ルキ「どうせしょうもない考えなんでしょ?」
ゼノ「確実に失敗するな、こりゃ」
ザナージュ「うるせえ、黙って俺を信じろ。いいか、737?まずはこのカメラを持って女風呂に……」
ルキ「はぁ……ゼノ、この犯罪者に何か言ってやってよ」
ゼノ「ちょ、待てよ!」
ザナージュ「だが断る、俺は止まらねえからよ……お前らも止めるんじゃねえぞ……」
ゼノ「やるならちゃんとバレねーようにしろよ」
ザナージュ「お前……ああ、もちろんだ。俺たちを信じろ」(ニッ
ルキ「……あんたたちの何を信用しろって言うの?」

掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)