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レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【名無し参加型】うち、女勇者。【オリジナル】

1 名前:マッチ ◆jlUtTwCg 投稿日:2015/12/14(Mon) 20:44

ちゃっす、うち女勇者。
なんかさ、ある日いきなり王様に呼び出されて
「お前の先祖は勇者だから、世界制服を企む魔王を倒してこい」
とか言われちゃったワケ。
ていうか、魔王ってのが何処にいるのかも知らないし、姿形も知らないし、なーんにも知らないんだけど。
いきなり魔王討伐とかありえなくない?
王様は大したお金もくれないしさ、情報も自分で探せ!ってことらしいよ。
まぁ、このスレが1000に到達するまでに倒せればいいんじゃない?
それじゃ、テキトーに冒険の旅に出てみましょ。

【名前】マッチ
【性別】女
【年齢】16
【職業】勇者(仮)
【レベル】1
【装備】ひのきのぼう、布の服
【呪文】まだ使えない
【その他】黒髪ロング、低身長、生意気、浪費癖あり

ルール
・名無しの提供してくれた情報を元に冒険するRPG(世界観、アイテム、呪文、モンスター等)
・もちろん、普通の質問、書き込みもOK
・一緒に冒険してくれる仲間も募集(上の自己紹介テンプレ使ってください)
・下げ推奨

952 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/27(Sat) 10:50
>俺はキャーキャー怖がってくれるようなコを求めてんだ

ばっかだな!そう言うときこそゼノ子ちゃんの出番だろうが!


あとゼノが俺の親父はお前だって言い出した時タイムトラベルものキタコレ!
ってwktkした俺の胸のときめきを返せ!
って言うかあれ本設定で行こうぜ

953 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/07/28(Sun) 23:01
ザナージュ「おおっと、ここもついにレッドゾーンに突入したようだぜ」
ゼノ「いよいよって感じだな。けどホントに1000まで行ったら元の世界に帰れんのか?」
ザナージュ「たぶんな。ま、もし帰れなかったらもう一周すればいいだろ、HAHAHA」
ルキ「……笑えません、帰るまでは」

>>949話 ゼノ

【※今回ルキは外出中につきお休みです】

オレはゼノ。見た目は人間だけど、これは世を忍ぶ仮の姿で、ホントの正体は悪魔だ。
別に自慢でもなんでもねーけど、オレのオヤジは魔界じゃ結構……いや、かなり有名な大悪魔だった。
正直オレはオヤジが嫌いだった。短気だし粗暴だし……まぁ悪魔なんだからそれが普通なんだけどさ。
いずれは魔界を統べる後継者としてオレを育てたかったらしいけど、
その理由は単なる功名心で、オレのことも都合のいい道具くらいにしか思ってなかった。
母さんはオヤジと違って優しくしてくれたけど、
それはオレへの愛情というより、オレがあの男の息子だったからだと思う。
実際、母さんが最期に呼んだのもオヤジの名前だった。
オレがオヤジを好きになれない理由には、もしかするとそんな子供じみた嫉妬心もあるのかもしれない──


ザナージュ「長えんだよ」(ポカッ
ゼノ「いでっ、なにすんだよ!」
ザナージュ「何をボーッとしてやがる。どうせまたわけの分からん妄想でもしてたんだろ?」
ゼノ「妄想じゃねーよ、回想だよ」
ザナージュ「同じこった。ほら、ボケッとしてねえでさっさとモンスターを探せ。
   そしてレア装備を売り捌いてポケットマネー、ゲットだぜ!これで俺たちもウハウハだ!」
ゼノ「はぁ〜あ……レジェンドとか呼ばれてる魔物がそんな簡単に見つかるワケねーだろ……」
ザナージュ「映画館があれば配布されてそうなもんだがな」
ゼノ「それは違うレジェンドモンスターだよ。……この辺にはいそうにねーな」
ザナージュ「ちっ、魔物探しなら嬢ちゃんの得意分野だってのに、こんな時に限ってお出かけ中とはよ」
ゼノ「つーか魔物探しならルキが戻ってからにすればいいんじゃねーの?」
ザナージュ「そんな悠長なこと言ってられるか。他の強欲勇者やハンター共に先を越されたらどうすんだ?」
ゼノ「『レジェンドモンスターを狩ってユニーク装備がウハウハ』なんて噂を信じるのはアンタくらいしかいねーって……。やっぱガセだったんだよ。帰ろうぜ」
ザナージュ「うだうだ言うな。捜査は足で稼げって言うだろ。こういう地味で地道な捜査活動が大切なのさ。
   ま、東方に伝わるニンジャみたいなもんだ。忍務だと思ってお前も頑張りな」
ゼノ「ニンジャ……!?そうか、これがニンジャか……!わかった、オレ頑張る!」
ザナージュ「(乗ってきたか。フッ、チョロい坊やだぜ)」

ゼノ「よーし、そうと決まれば……シュリケン変化ッ!」(バッ

ザナージュ「!?」
ゼノ「これでよし。どこからどう見てもニンジャだ」
ザナージュ「……お前、いつもそんな服持ち歩いてんのか?」
ゼノ「変装用だよ、変装用」
ザナージュ「……逆じゃねえのか?普通ニンジャだとバレないように変装するもんだろ」
ゼノ「細けーこたーいいんだよ!オレはあっちを張り込んでくる。ザナージュはこっちを頼んだぜ!」(シュバッ
ザナージュ「あっ、オイ!……行っちまいやがった。ま、これで捜索はあの坊やが続けてくれるだろ(にやり
   俺はアイスでも食いながらのんびり報告を待つとするか♪」

954 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/07/28(Sun) 23:01
>>950話 ザナージュ

俺はザナージュ。見た目は男前の人間だが、それは当然である。人間だもの。
だがただの人間じゃない。人間でありながら魔物どもを狩る凄腕のバウンティハンターだ。
ん?そんな俺がなぜ今日はこんな古ぼけた校舎にいるのかって?
フッ、その疑問は至極当然だね。ま、答えは単純明快。
依頼人からのムチャ振りで教師に転職したってわけさ。
そう、今日から俺は教師。女子生徒たちとのバラ色の学園生活が俺を待っている!
さあ〜て、まずはインパクトのある登場を演出してみるか。
学園物じゃ新任教師にヤンキー気取りのバカが絡んでくるのが定番だからな。
ナメられちゃいけねえ。教室の扉を弾丸でブチ破ってド派手に登場だ!

(BUDDABUDDABUDDABUDDA!!)

ザナージュ「ヒャッハー!俺が今日からてめえらの担任を務めるザナー……」

ゼノ「……」
ルキ「……」

ザナージュ「すっくな!!生徒少な!!二人!?オイ、他のガキどもはどこ行った!?」
ゼノ「元々このクラスには二人しかいねーよ、センセー」
ルキ「クラスって言うか先輩たちもみんな卒業しちゃったから、今は全校生徒合わせて二人しかいないんだけど」
ザナージュ「マジで!?それ過疎化して廃校寸前のやつじゃねえか!!
   うわあああ、なんか違う!俺が想像してたのと違う!俺の脳内ではずっとポイズンが流れてたのに!」

ゼノ「なにワケわかんねーこと言ってんだ、このセンセー?」
ルキ「さぁ……?それより先生、さっさと授業始めてください……」
ザナージュ「あ、あー、じゃあまずは……とりあえず皆さんにはちょっと殺し合いをしてもらいます」
ゼノ「とりあえずフザケんな」
ルキ「先生、そういうのいいんで……。マジメにやってくれません?」
ザナージュ「いや、これでも先生なりにマジメにやってんだぜ?
   やっぱ学園物にはケンカが付き物だろ?ほら、先生のイメージじゃ学園ドラマって言うとGTOとかごくせんだからよ」
ゼノ「アンタがさせようとしたのはケンカじゃねーじゃん!バトロワじゃん!!GTOじゃなくてGTAだよ!!」
ルキ「(ガタッ」
ザナージュ「ん?どこ行くんだ、嬢ちゃん」
ルキ「早退します。……これ以上付き合ってられないんで」
ザナージュ「!……待ちな」

『言いたいことも言えないこんな世の中じゃ〜♪』

ゼノ「曲流すタイミングおかしくね?」
ザナージュ「俺が担任をやっている以上、そんな勝手なマネは許さねえぜ。退学になりたくなきゃ俺に従いな」
ルキ「なにそれ……恫喝ですか?」
ザナージュ「そうだ、俺はお前ら全員退学にする力を持ってんだぜ?」
ゼノ「あーあー、センセーあんなこと言ってるぜ。どーする、ルキ?」
ルキ「……これを世間に公表しましょ」
ザナージュ「ん、なんだそりゃ……?あっ!てめえらまさか……テープ回してねえだろうな!?」
ゼノ「そのまさかだよ、センセー」
ルキ「さよなら、先生。短い間でしたけど、お世話になりました……」
ザナージュ「い、いや、悪い悪い!今のは場を和ませるためのジョークさ!HAHAHA……」
ルキ「そんな言い訳が通用するとでも?」
ザナージュ「……オーケー、じゃあ謝罪会見を開く」
ゼノ「いやいいよ、もう尺も少ねーしさ……」
ザナージュ「教師が謝ろうとしてんのにそれを止めるのは生徒じゃねえと俺は思います!!(号泣)」
ルキ「号泣会見……」
ゼノ「そもそも謝るようなことすんなっつー」

955 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/07/28(Sun) 23:02
【※今回ゼノは仕事中につきお休みです】

>>951話 ルキ

私はルキ。魔族の父と人間の母との間に生まれた存在。いわゆる半魔ってやつ。
と言っても身体の作りは魔族よりも人間に近いし、見た目だって人間とそう変わらない。
好きなものは甘いもの。人付き合いは少しだけ苦手。
そんなどこにでもいる可愛い(重要)女の子。
なるべく部屋に引きこもっていたいけど、今日は勇気を出して外の世界へ出てみた。
なぜなら先着50名限定アイスが発売されるから。

だけど、そんなどこにでもいる可愛い(強調)私にある災難が降りかかってきた……。

『迷子になって泣いている子供をルキちゃんに押し付けてみる』

ルキ「な、なんで……?意味がわからないんだけど……。
   (どうしよ……ほっとくわけにもいかないけど……早く行かないとアイスが……!)」

心の中で、人間の私と悪魔の私が葛藤しているのが分かった。

人心「ガキなんて助ける義理ないだろ?ほっとけよ。それよりアイスだ、ほら急ぎな。このままだと売り切れちまうぜ?」
魔心「今はアイスどころじゃねーだろ!子供を助けるべきだ!そーだろ、ルキ!」
人心「てめえは黙ってろ悪魔野郎!他人に優しくしたってなあ、いいことなんてねえんだよ。自分のことだけ考えろ。そうすりゃ裏切られて傷つくこともねえんだぜ?」

ルキ「そうかも……ね……」

人心「ブハハハハ!そうだろ、そうだろ。さあ、アイスを買いに行くぞ」
魔心「ま、待てルキ!こんな人間の口車に乗るな!」
人心「うるせえ!!(パァン」
魔心「うわぁっ!!」
人心「ハッハー、これで邪魔者はいねえ。嬢ちゃん、お前は自由だ。
   なあに、ガキの保護なんてアイスを食った後でもできるさ。違うかい?」

ルキ「……一理ある」

魔心「くっ……待てっ……!ルキ、お前ホントにそれでいいのかよ……!」
人心「ちっ、まだ生きてやがったか。しつけえ悪魔だぜ。トドメをさしてやる」
魔心「あの子はお前と同じなんだぞ!!」
ルキ「!」
魔心「ガキの頃、大好きだった両親がいなくなっちまって泣いてたお前と!あの子は同じだろ!」
ルキ「私と……同じ……」
人心「バ、バカなあ……!?俺の体が消えていく……!?敗れるのか、この俺があ……あ……ぁ……──」

ルキ「……そうだよね、早くお父さんとお母さんに会いたいよね。
   ぼく、お姉ちゃんが一緒に探してあげるから泣かないで、ね?(菩薩スマイル)
   ん……この気配は……!」

【雑魚モンスターの群れがあらわれた!】

ルキ「こんな時に……!(こいつら……大した相手じゃないけど数が多い……。この子を守りながら戦うのはちょっとキツい……かも)」

??「そこな娘、見事なり」
【謎の覆面男があらわれた!】

ルキ「!?(あああああ!!もうイヤ!!ナンデ!?ナンデこんなヘンなのばっか来るわけ!?) 」

謎の忍者「安心めされよ。拙者は忍の者。義によって助太刀いたす」
ルキ「え……み、味方……なの?」
謎の忍者「うむ。さぁ、この場は拙者に任せてお主はその童を連れて逃げよ」
ルキ「……わかった。ありがと、ゼノ!」
謎の忍者「名前言うな!!」



その後、私はあっちこっち駆けずり回って何とか迷子を両親の元に送り届けることができた。
道中、散々な目にあったしアイスも恐らく売り切れただろう。
でも……泣いてるのか笑ってるのかよく分からない顔でお礼を言うあの親子を見ていたら、
そんなことはどうでもよくなった……かな。

ルキ「……あ、ここアイス屋の前……ふふ……さすがにもう残っては……
   あっ!?ラ、ラスト一個!?か、神様ってホントにいるんだ……!」
ザナージュ「おっ、最後の一つだって?ヘイ、マスター、この限定アイスっての貰うぜ」
ルキ「ああああああああ」

邪神がいた。



ザナージュ「本日のお務めは終了だ。>>952は次にな。ついに俺の過去が明かされる……!?」
ゼノ「そういえばアンタって何気に謎が多いよな」
ルキ「何も考えてないだけなんじゃない?」
ザナージュ「男ってのは自分の過去をベラベラ語るもんじゃないのさ。
   ま、お前らガキには分からねえかもな。俺が若い頃は……」
ゼノ「思いっきり自分語りしてんじゃねーか」

956 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/30(Tue) 23:28
伝説の剣だと思ってたものが実はレプリカだった件!

957 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/31(Wed) 19:03
もうすぐ1000ですがどんな最終回にしたいですか?

958 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/05(Mon) 18:57
ザナージュ「ちくしょう、まーだ頭がクラクラしやがる」
ゼノ「あんまムリすんなよ、ザナージュ。病み上がりなんだからさ」
ルキ「もう……真夏だって言うのに、そんな暑苦しいカッコで動き回ってたら倒れるに決まってるじゃない」
ザナージュ「仕方ないだろ?外行きの服はこれしか持ってないんだ。あいにく金欠でな」
ゼノ「せめてコートと帽子脱げよ」

>>952話 時空破壊神ゼノン

ザナージュ「いや、ゼノ子ちゃんはホラ…あのコはあのコでネジが飛んでるっつうか、ちょっと変わったコだからな」
ゼノ「シツレーなこと言うな。あんな純粋なコは他にいねーよ」
ルキ「ゼノ、あんた自分で言ってて虚しくならない?」
ザナージュ「あのコの場合は『キャーキャーO(≧∇≦)O』って感じのキャーキャーだろ?」
ゼノ「まーな、ゼノ子ちゃんは基本的に怖いものナシだからさ」
ルキ「元はゼノなのになんで性別が変わっただけで人格まで変わるわけ……?」

952『って言うかあれ本設定で行こうぜ』

ザナージュ「だが断るぜ。そんな設定取り入れたら俺が悪魔ってことになっちまうだろ」
ルキ「いいじゃない、すでに悪魔みたいなもんだし」
ザナージュ「悪魔+悪魔+半魔じゃバランスが悪いだろうが。これだと半魔のお前が主人公みたいだしな」
ルキ「それよくない?」
ザナージュ「よくねえよカス」
ルキ「カッ……!?」
ゼノ「機嫌ワルっ!」

ザナージュ「問題はそれだけじゃねえ。ゼノ坊の名前の由来は悪魔とか言ってたよな。
   俺は、我が子に悪魔の名前を付けるようなDQN丸出しの親になるのはゴメンだね」
ゼノ「DQN言うな!魔界じゃポピュラーな名前なんだよ!人間で言うジョンとか太郎みたいなモンだから!」
ザナージュ「ウソつけ、月と書いてライトとかそんなノリだろ」
ルキ「どちらかと言えば悪魔くんじゃない……?そういえばザナージュの名前の由来ってなに?」
ザナージュ「XANADU(ザナドゥ)、つまり桃源郷のことさ」
ゼノ「オレと同じようなモンじゃねーか!!」

ザナージュ「とにかくゼノ坊は俺の息子じゃねえぜ。だいたいそれなら俺の嫁さんは誰になるんだ?まさか嬢ちゃんか?」
ルキ「う、うぅ、やだぁ……勘弁してください……」
ザナージュ「……そこまで嫌がることはねえだろ」
ゼノ「けど息子が過去に飛んできて父親を助けるって展開は熱くねーか?」
ザナージュ「暑いのはこの気温のせいだカス」
ゼノ「カッ……!?」
ルキ「(病み上がりだからか機嫌悪っ……)」


ザナージュ「あ……ダメだ……俺は少し寝るぜ……」
ゼノ「オイオイ!だからムリせず休んでろって言ったんだよ」
ルキ「やれやれ、今日は引き上げた方がいいかもね……」
ゼノ「ま、ザナージュもやっぱ人間ってことだな」
ザナージュ「嬢ちゃん、頼む……俺にくっついてこの火照った体を冷ましてくれ……」
ルキ「……軽口を叩くだけの余裕はありそうだけどね」
ザナージュ「すまねえ、名無したち……酒が抜けたら出直すからよ……」
ゼノ「はっ?酒?……あっ、まさかアンタが倒れた理由って……!」

959 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/05(Mon) 23:12
ようこそ、時の回廊へ。ここから過去に戻れます。

960 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/08(Thu) 12:04
よお、風の伝説!

961 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/17(Sat) 18:20
いい時に来たじゃないか、お前達
30分後、街外れの空き地で町長と冒険者ギルドオーナー共同出資の
バーベキューパーティーが開かれるんだ
参加費?いや、支払いは町長ら持ちらしいから取らないぞ
参加する冒険者連中の中には食べる物持ち寄ったりしているのもいるみたいだが
まあご自由にって事だな!



<どうする?(個別に選んでもOK)>

・何も持っていかない
・野盗から奪取した酒樽を持っていき、お茶をにごす
・スーパーマーケットで半額になっていた安い鶏肉を買い、持っていく
・誰かの食費4日分相当で高級豚肉を買っていき、人間の器を見せつける

962 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/20(Tue) 20:35
ザナージュ「あーよく寝た」
ゼノ「ようやくお目覚めかよ。……ったく心配させやがって」
ザナージュ「少し夢を見ていたようだ……」
ルキ「……調子は悪くなさそうね」
ザナージュ「待たせたな、レディース&ジェントルメン。ザナージュ様完全復活だ!」

>>956話 ラノベ特有の長いタイトルを見習って俺も愛のままにわがままにキミだけを傷つけない剣

ザナージュ「それはエクスカリパーだな」
ゼノ「エクスカリパー?なんか弱そうな名前だな……。でもレプリカを伝説の剣と間違えるか、フツー?」
ルキ「盗難対策として、貴重品は偽物とすりかえてあるっていうのはよくある話だけど……」
ザナージュ「なるほど、つまり956は伝説の剣と勘違いしてレプリカを盗んじまったってことか」
ゼノ「勝手に人を盗人扱いすんなよ」
ルキ「自分がやってることは皆やってると思ってるからね、ザナージュは」
ザナージュ「別に隠さなくてもいいだろ?武器を奪うくらい勇者サマだってやってることさ。ま、あいつらは平気なツラして何でも奪っていく畜生だからな」
ゼノ「アンタ勇者に親でも奪われたのかよ」
ルキ「警察を嫌う犯罪者的な思考なんじゃない?」

ザナージュ「それより956、これを機におたくも剣から銃に乗り換えてみたらどうだい?剣なんてもう古臭いだろ。
   銃はいいぜ?気に食わない野郎がいたら、このトリガーを軽く引くだけで簡単に地獄に招待してやれるからな」
ゼノ「なに言ってんだよ、男は剣だろ。銃にはロマンがねーよ、ロマンが」
ザナージュ「バカ野郎、二挺拳銃なんてロマンの塊だろうが」
ゼノ「へへーん、それを言うなら剣には二刀流があるんだぜ」
ザナージュ「ほーん、で?つうかロマンとかどうでもいいし」
ゼノ「くっ……このヤロ……。ルキ、お前はどう思う?」
ルキ「……別にどっちでも」
ザナージュ「はいはい、逃げた逃げた。この臆病者めが。チキンラーメンでも食ってな」
ゼノ「そういうのがお前の悪いとこだぞ、ルキ」
ルキ「はぁ……敵を楽に殺せるのは銃。殺した時の手応えがあるのは剣。返り血がイヤなら銃、血にまみれたいなら剣。
   両方備えた銃剣がロマン面も含めて最強。……これでいい?」
ザナージュ「うわあ……なに言ってんだ、こいつ……」
ゼノ「オレさ、たまにお前のことが怖ーよ、ルキ……」
ルキ「で、あんた達はどっちがお望み?それくらいは選ばせてあげるけど」

963 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/20(Tue) 20:36
>>957話 うち、女勇者。

ザナージュ「最終回と言ってもこれはシーズン1の終了に過ぎないぜ?俺たちの戦いはこれからさ。ハンターズの次回作にご期待ください」
ゼノ「打ち切られてんじゃねーか」
ルキ「今から考える必要なんてないでしょ。なるようになるだけだし」
ザナージュ「相変わらず冷めたお嬢ちゃんだぜ。ま、いつものことと言えばいつものことだが」
ゼノ「いつも通りの日常が続けばそれでいいってことさ。そうだろ、ルキ?」
ルキ「……そうね。このまま何事もなく終わればそれで……」

魔王『そうはいかん』

ザ&ゼ&ル「!?」

魔王『お前たちにはここで死んでもらう。食らえ、しねしねこうせん!!』

ゼノ「うわー」
ルキ「きゃー」
【ゼノとルキはちからつきた】

ザナージュ「なっ……おい、お前ら!しっかりしろ!……てめえ何モンだ?」
魔王『我は魔王。この世界のラスボスよ』
ザナージュ「ハッ、そうかい。わざわざ自分から出て来てくれるとはな。探しに行く手間が省けたってもんだ。
   ……てめえを倒して俺は元の世界に帰らせてもらうぜ。あのガキどもと一緒に、な」
魔王『クックック、そのガキどもは既に瀕死の身。貴様一人で我に勝つつもりか?』
ザナージュ「ちっ、確かに俺一人じゃ分が悪いか。だが……」

??「一人ではなかった……としたら?」

魔王『ぬう?何奴?』

占い師「わたしは英雄の介添人として生を受けたもの。
   従者として、その偉業を手助けするもの」

侍「某はあても無く流離う、しがない旅の剣客で御座る。
    闇を斬り祓う……それが我らに課せられし使命ぞ 」

大魔王「ワタシは大魔王。 『魔王』を通り越して『大魔王』がやって来るのは想定外だったのか。
   束の間の戯れってやつを楽しむとしようか! 」

女学生「仲間も増えてやる気満々、さぁいこー。
   ≪ムルカムトムルを全力で振り回して牽制・・・というか応戦≫」

魔法剣士「あー、えーっと……ハンターさん、こんなところで何してるのかな? 一人じゃ危ないよ? 」

吸血鬼「ケータイから書き込めるかテストだよ! 」

奇術師「困ったねえ。ここん所、魔物の活動が活発化していて片っ端から殺して回ってるんだけどキリがなくてさ・・・ 君・・・僕と手を組まないか? 」

魔導士「……面白い事になりそうだな。(その男は周囲を見渡す。そして短く思案した後、ニヤリと微笑を浮かべて誰に言うでもなく一人呟いた) 」

学生剣士「 いくら異世界っつっても、そこらの暴漢程度なら撃退できる。
    少なくともあの程度の相手に後れは取らねぇよ。降りかかる火の粉は払うぜ!」

格闘家「ほぉ、あれが魔王か・・・。 近くで見るとこうも迫力があるとはな、これは並のハンターには荷が重かろう。
   幸か不幸か・・・俺は「並」ではないけどな」

イカ娘「魔王は海を汚す敵でゲソ。わたしが征服してやろうじゃなイカ」

魔王2「オレは通りすがりの魔王だ。この世界のハンターが戻れない間、異世界の魔王が此処をクエストしてやろう!」

陰陽師「 この世界には、多くの妖魔が蔓延っているのだな……まるで、平安の世の京の都だ。
   ……ならば、私がこの世界に転生したのも『この世界の禍を退けよ』との天命なのかもしれぬ」

ゴーレム「私は殺人人形(キラードール)の異名を持つ…女性型ゴーレムよ。
   この力…ハンターとその仲間の為に振るいましょう」

魔剣士「 どうやらこの世界にはヴァルザード様に断りもなく魔王を名乗る不届き者がおるらしいな……
   この世界のハンターとやらの手助けをするようで何か癪だが、異界の魔王など、この私自らの手で滅してくれよう」

盗賊「 【魔王討伐】クエスト、受注完了っと。 さて! これで準備は整ったわ。
   そうと決まれば、この世界のどっかで踏ん反り返ってる魔王様とやらをブッ飛ばす愉快な旅を始めようじゃないの! 」

退魔師「父上は修行の一環として、ハンターの魔王討伐の旅に同行せよと仰ったが……致し方なし」

魔王3「 この人界はいずれ魔族の手に堕ちる!貴様ら人間も全て我が眷属となるのだ!
   だが……まずは我のおらぬ間魔王を名乗り調子に乗っておる小童に灸を据えねばなるまい」

デカイ犬「オレハ、誇リ高キ魔獣 ダ!アンマリ 舐メテット 頭カラカブリツイテヤル!」

女勇者「ちゃっす、うち女勇者。」

964 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/20(Tue) 20:43
ザナージュ「とまあ最終決戦はこんな感じでどうだい?なかなか熱いだろ?」
ゼノ「オレとルキがクソみてーな扱いなのを除けばな」
ルキ「……視聴者の皆さん、不満や苦情等はザナージュまで」

>>959話 黒のトリガー

ザナージュ「よし、行くぞ」
ゼノ「なんでだよ」
ザナージュ「面白そうだろ」
ルキ「あんたね……戻れなくなったらどうする気?」
ザナージュ「その時に考えればいいさ」
ゼノ「今考えろよ」
ザナージュ「考えてばかりじゃ前には進めねえんだよ。敵か味方か分からないヤツは撃つ。道が分からない時はヤバそうな方に飛び込む。それが俺の生き方なのさ」
ゼノ「ハタ迷惑な生き方だな」
ザナージュ「何とでも言いな。俺は行くぜ!」
ゼノ「あっ、オイ、ザナージュ!クソッ……マジで飛び込みやがった……!」
ルキ「……どうする?」
ゼノ「ほっとくワケにもいかねーだろ。追うぞ!」
ルキ「まったく……」



ゼノ「オイ、ザナージュ!」
ザナージュ「なんだお前ら、結局来たのか?」
ルキ「あんたを野放しにしたら何するか分かんないし」
ザナージュ「とか何とか言って俺と離ればなれになるのが寂しかったんだろ?このこのー」
ルキ「ウッ……!」
ザナージュ「あん…?オイ、どうした嬢ちゃん?」
ルキ「ザァ」
ザナージュ「……お前な」

ゼノ「にしてもオレたちホントに過去に戻ったのか?つーかここどこだ?」
ルキ「この場所……何か見覚えがある気がする……」
ザナージュ「……俺たち三人が初めて出会った場所だ」
ルキ「違うから」
ザナージュ「ちっ、ノリが悪いな」
ゼノ「……思い出した、ここはオレらの偽物と遭遇した場所だ!」
ザナージュ「なるほど、あの時のか(>>846)」
ルキ「あぁ、あの小うるさい美少女と厨二病の剣士と勘違いキザ男が現れた場所ね」
ザナ&ゼノ「オイ」

影ザナージュ「ん?」
ザナージュ「あ?」

影ザナージュ「ハンサムガイと無愛想なガキ二人があらわれた▼」
影ルキ「せいぜいホラガイかカンチガイでしょ、あんたは」
影ゼノ「くだらねー言い争いしてる場合かよ。何モンだ、こいつら……」

ザナージュ「(オイオイ、マジかあ?こいつは面白い展開になってきたぞ)」
ゼノ「(面白くねーよ!大丈夫かよ、これ?ややこしいことになってねーか?)」

影ルキ「ふふ……あんたに化けた不届き者の首は私が取ってあげるから安心してね、ザナージュ」
影ゼノ「お前ら、頼むからちゃんと偽物を狙ってくれよな……」

ザナージュ「(HAHAHA!俺たち偽物扱いされてるぜ?)」
ゼノ「(まぁ向こうから見たらそーなるんだろうけどさ……)」
ルキ「さっきから黙って聞いてれば偽物偽物って……ウザいんだけど」
影ザ&影ゼ&影ル「!?」

ゼノ「(オイ待て、ルキ!ヘタに過去の自分と接触したら未来が変わっちまうんじゃねーか……!?)」
ザナージュ「(まあいいじゃねえか。なるようになるさ)」

ザ&ゼ&ル「……」
影ザ&影ゼ&影ル「……」
影ザナージュ「……で?」
ルキ「え?」
影ザナージュ「おたくらは一体何者だい?俺たちのコスプレイヤーってワケじゃなさそうだが」
ゼノ「(あれ?こんな展開だったか?)」
ザナージュ「(お前がセリフ飛ばすから展開が変わっちまったんだろ)」
ゼノ「(え、マジ?オレやっちまった!?)」
ザナージュ「(とにかく何か言え、確か『オレたちは偽物じゃねーよ』的なセリフだったはずだ)」
ゼノ「(わ、わかった。えーと……)我らは紛い物に非ず。我らは忍の者なり」
ザナージュ「(なに言ってんだお前)」
ルキ「(アレンジしすぎじゃない……?)」

影ザナージュ「シャベッタァァァァァ!!しかもなんか痛えー!!」
影ルキ「ゼノに似てるような似てないような……」
影ゼノ「まったく似てねーよ!やめろテメー!オレの姿でワケわかんねーセリフ言うな!」

ザナ&ルキ「!?」
ゼノ「(ほ、ほら見ろ!軌道修正成功だ!)」
ルキ「(次は私の番ね……)あはは、恥じらいなんて捨てて正直に全部さらけ出しちゃえばぁ?私みたいにさぁ?」
ゼノ「(ノリノリだな、ルキのヤツ……)」

965 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/20(Tue) 20:44
影ルキ「な、なに言ってんの、あの美少女……?」
影ゼノ「お前が何言ってんだ」
影ザナージュ「さらけ出すだと?ハッ、笑わせんな!お前はさらけ出すほど……」
ルキ「言わせない!(ドゴォ」
影ザナージュ「うごっ!?」
ゼノ「(オイ、ルキィィィ!!攻撃仕掛けんのはヤベーってぇ!!)」
ザナージュ「(ああ、リーダーがやられたんじゃさすがに他の二人が黙ってねえぜ)」

影ルキ「ナイスね、私の偽物」
ルキ「ふん、それはどうも」
影ゼノ「ザナージュ、アンタまた余計なこと言おうとしたんだろ」
影ザナージュ「ぐっ……なぜ分かった……偽嬢ちゃんは心が読めるのか……?」

ゼノ「(……なんか上手く行ってね?)」
ザナージュ「(ちっ、あのザナージュの野郎。仲間からまったく信用されてねえな……)」
ゼノ「(あれアンタだからな?)」

ザナージュ「(ん?まずい、体が消えかかってやがる。そろそろ時間切れか)
   待ちな。……そろそろ文字数がヤバい。帰るぜ、二人とも」
影ゼノ「うわっ!アンタ喋れたのかよ!?」
ルキ「えーもう帰るわけ?……まぁ文字数がヤバいなら仕方ないけど……じゃあまたね」
ゼノ「我らが主の命とあらば、従わぬわけにはいくまい。……なーんてな、また会おうぜ。異世界のオレたち」
影ゼノ「そうか、また来いよ忍者でカッコいいオレ」
影ルキ「元気でね、美少女さん」
ザナージュ「ああ見えて結構酷いヤツらなんだ。騙されんなよ」
影ザナージュ「おたくは帰らなくていいのかい?ハンサムガイ。お供の二人はもう行っちまったぜ?」
ザナージュ「あっ、ま、待てお前ら!!」



ゼノ「……過去に戻るってのも悪くはねーな」
ルキ「そうね、貴重な体験ができたかも」
ザナージュ「ちっ、もう二度とゴメンだぜ……」

>>960話 特攻(ツッコミ)のゼノ

ゼノ&ルキ「……?」
ザナージュ「よう、相変わらず元気そうだな」
ゼノ「なんだよ、ザナージュの知り合いか?」
ザナージュ「いや、知らん」
ゼノ「相変わらずって言葉は、知ってるヤツに使う言葉なんだぞ」
ザナージュ「俺はこのミスターを知らないが、このミスターは俺のことを知ってるらしいぜ」
ルキ「そういえばさっき風の伝説って……何のこと?」
ザナージュ「俺の通り名さ」
ゼノ「……アンタがそんな風に呼ばれてんの聞いたことねーぞ」
ザナージュ「呼ばれたことがないからな」
ゼノ「通り名ってのは呼ばれてる名前のことを言うんだぞ」
ザナージュ「呼ばれたことはないが語感がいいだろ。……風の伝説ザナージュ」
ルキ「……そんな名前で呼ばれたら恥ずかしくない?」
ザナージュ「オゥ、“嬢ちゃん”……呼びもしねーのにジャストなタイミングだ……“ハードラック”と“ダンス”っちまうぜ……!?」
ゼノ「それは疾風伝説(かぜでんせつ)だろーが……!?」
ルキ「“意味”がわかんないんだけど……!?」
ザナージュ「たぶん“意味”なんてねえぞ……!?」
ゼノ「“オチ”もねーぞ……!?」
ルキ「じゃあ“次”行く……!?」
ザナージュ「そうすんべ……!?」

966 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/20(Tue) 20:45
>>961話 栄光のヤキニクロード

ザナージュ「ほらよ、お前ら。今日のディナーだ」
ルキ「カップ麺一つ……またこれだけ……」
ゼノ「これを三人で分け合う日々……やっぱツレーわ……」
ルキ「ここしばらくザナージュが仕事せずに休んでたからね……」
ゼノ「しっかりしてくれよ、アンタリーダーなんだからさ」
ザナージュ「なんだ俺が悪いのか?こんな時にそういうこと言うのか?じゃあこのカップ麺は……こうだ♪ペッ(唾を吐く)」
ゼノ「あー!!なんてことしやがんだテメー!!もう食えねーじゃねーか!!」
ルキ「最悪……!」
ザナージュ「ハッハー、食いたきゃ食っていいぜ?」
ゼノ「野郎……!ペッ」
ザナージュ「なぁぁぁ!!て、てめえ……なんて汚えマネを……!」
ゼノ「ヘッ、道連れだ。こういう手はアンタに散々教わったからな!」
ザナージュ「ぐぬぬぬぬ……!」
ルキ「はぁ……もうイヤ……」

961『30分後、街外れの空き地で町長と冒険者ギルドオーナー共同出資のバーベキューパーティーが開かれるんだ 』
   参加費?いや、支払いは町長ら持ちらしいから取らないぞ』

ルキ「なん……」
ゼノ「だと……!?」
ザナージュ「……行くぞ、お前ら。肉が俺たちを待ってる」
ゼノ「ああ、食い尽くしてやる……何もかも」
ルキ「ようやくこの醜い争いに終止符を打つ時が来たみたいね」



ザナージュ「ここが会場か。ヒヒヒ……美味そうな匂いがしてやがる……!」
ゼノ「ここがこの世の楽園かぁ……!」
ザナージュ「HAHA、大袈裟なヤツだぜ。……ところでお前ら、その荷物はなんだ?」
ゼノ「これか?鶏肉さ、スーパーで安売りしてたんだ」
ザナージュ「主婦かお前は。だいたいどこにそんな金があったんだ?そんな金があるなら俺たちのために使いやがれ」
ゼノ「アンタはすぐに使っちまうから隠してたんだよ!」
ザナージュ「けっ。そもそも今回のパーティーの費用は主催者持ちなんだ。わざわざ食材を持ち込む必要なんてねえぞ?」
ゼノ「そりゃそーだけどこういうのは一般的なマナーだろ」
ザナージュ「甘いねえ。魔界の一般常識を人間界に持ち込んでちゃ長生きできねえぜ」
ゼノ「アンタはもう少し人間らしい常識を身につけてくれ。……ルキ、お前はなに持ってきたんだ?」
ルキ「……お酒。前に盗賊討伐したでしょ?あの時の戦利品。どうせザナージュしか飲まないしね」
ザナージュ「あっ、てめえ!それは俺が飲もうとしてたんだぞ!」
ルキ「だから持ってきたの。また飲み過ぎて倒れられたら困るし」
ゼノ「だな、これを機に禁酒しろよザナージュ」
ザナージュ「くっ……こうなったら今日は思いきり食って飲んでやるぜ!」
ルキ「やれやれ、懲りないヤツ……ところでザナージュは何を持って来たの?」
ザナージュ「何も持って来てないぜ?」
ルキ「……」
ゼノ「マジかよ、コイツ……」
ザナージュ「ハッ、冗談さ。いくら俺でもそこまで非常識じゃねえ。締める所はしっかり締めるさ」
ゼノ「ハハ……そっか、そういうヤツだよな、アンタは」
ザナージュ「タッパーなら大量に持ってきた。持ち帰りの準備は万端だぜ!」
ゼノ「ハハ……そっか、そういうヤツだよな、アンタは」

967 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/21(Wed) 02:16
風の伝説ザナドゥは通じなかったらしい
それはそれとして、2丁拳銃とか二刀流よりかっこいいのは
カトラスとピストルの組み合わせでパイレーツスタイルだと思うの

968 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/21(Wed) 22:16
某所への出張ご苦労ザナージュ君
注意事項についてアドバイスをするザナージュ君を見た時は
実は紳士的で神対応をする男なのだなと感心したよ
…しかし最後まで話を聞かせてもらったら
やっぱりうんこ野郎だったじゃないか君は!渡す予定の金一封は半分にさせていただく

969 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/22(Thu) 22:24
>>963
『うち、女勇者。』
これは世界を救った23人の勇者の物語である。


勇者多すぎィ!

970 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/24(Sat) 17:45
某所に出張お疲れさまです。
まさかの場所でザナージュさんをお見かけしてとても嬉しくなりました。
ザナージュさんは議題に出ていたお祭りに参加するご予定はございますか?

971 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/26(Mon) 16:18
どうしたんだい?ザナ太くん?
えぇ?ナンパがうまくいかないって?しょうがないなあ?。
テッテレ-、ギャルゲーみたいに好感度の上がり下がりを
数字に表してくれるようになる眼鏡?

972 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/26(Mon) 16:29
>>967話 デッドマンズ・チェスト

ザナージュ「通じなかった?バカ言っちゃいけねえな。俺に通じないのは常識だけさ」
ゼノ「こんな痛々しい大人にはなりたくねーモンだ」
ルキ「常識どころか言葉も通じないしね」
ザナージュ「それはお前らもだろ、コミュ障ども。
   元ネタは分かったんだぜ?レスする時は一応全部調べてるからな。
   あれだろ?風の伝説ザナドゥ。知ってるさ。面白いよな、風の伝説ザナドゥ。やっぱり風の伝説ザナドゥは最高だぜ」
ルキ「……ホントに知ってんの?」
ザナージュ「知ってるに決まってんだろ。むしろお前ら知らないのか?あの風の伝説ザナドゥを」
ゼノ「どんな映画なんだ?」
ザナージュ「高度産業文明を崩壊させた『火の7日間』という最終戦争から1000年、汚染された大地に……」
ルキ「それ風の伝説じゃなくて風の谷。あと風の伝説ザナドゥは映画じゃなくてゲーム」
ザナージュ「……」
ゼノ「やっぱ知らなかったんだな」
ザナージュ「いや、知ってる!名前だけは知ってる!内容はまったく知らん!」
ゼノ「知らねーのと同じじゃねーか」



ルキ「パイレーツスタイル……ザナージュには似合うんじゃない?」
ザナージュ「ジャ×ク・ス×ロウに似てるからか?」
ゼノ「似てねーよ」
ルキ「海賊が似合いそうだから」
ザナージュ「沈めるぞクソガキ。……ま、確かに剣も銃も使える俺ならそのスタイルも可能だろうさ」
ゼノ「じゃあなんでそうしないんだよ?その方がカッコいいって言われてるぜ?」
ザナージュ「俺のようなスタイリッシュ色男が剣と銃なんて使ってたら、デビルでメイなクライだと思われちまうだろ」
ゼノ「思われねーよ」
ルキ「デビル名倉イ?」
ザナージュ「泣かすぞクソ悪魔」

ゼノ「でもオレ的にはやっぱ二刀流が至高だな」
ザナージュ「二刀流ってのは厨二ホイホイだからな。お前が好むのもよーく分かるぜ」
ゼノ「うるせー」
ルキ「そういえばゼノ的に三刀流はどうなの?」
ゼノ「いや、あれはちょっと……」
ザナージュ「よりによって、幼なじみの女の子の形見を口に咥えるってのは、なかなかマニアックな趣味だと思うぜ。
   俺も三挺拳銃ってのをやってみるかな?当然、口に咥えるのは……」
ルキ「あんたに幼なじみの女の子なんているの?」
ザナージュ「いるわけないだろ」
ゼノ「……ルキ、ちゃんと謝っとけよ」
ルキ「……ごめん、ザナージュ」
ザナージュ「HAHA、謝る必要なんてねえさ嬢ちゃん。代わりにお前が俺のビッグキャノンを咥……」
ゼノ「言わせねーよ」

973 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/26(Mon) 16:29
>>968話 God Rest Ye Merry Gentlemen

ザナージュ「神対応?ちゃう、優しいの」
ルキ「それはもうわかったから」
ゼノ「紳士的で神対応?ザナージュが?信じらんねーなー」
ザナージュ「それはお前に見る目がないからだ。俺はレディに対しては真摯な紳士なのさ」
ルキ「ちょっとなに言ってるかわかんない」
ゼノ「まぁ他所の人たちに迷惑かけてねーならいいさ。なんかさ、ボーナスも出るらしいぜ?」
ザナージュ「フッ、かわいい女の子と交流して金ももらえるとは最高だな」

968『…しかし最後まで話を聞かせてもらったらやっぱりう×こ野郎だったじゃないか君は! 渡す予定の金一封は半分にさせていただく』

ルキ「ふぅ……まぁこんなオチだろうとは思ったけど」
ザナージュ「オイオイオイ、そりゃないぜダンナ!あれは彼女の身を案じてだな……」
ゼノ「女の子の身を案じてナンパしたのかよ?」
ザナージュ「そうだ」
ゼノ「そ、そんなに自信満々で言われると何も言えねーよ……」
ルキ「弱っ……」
ザナージュ「相手のコも嫌がってなかったし、いいだろ?むしろ喜んでたぜ。
   しかも俺が、デートするならどこに行きたい?って聞いたら祭に行きたいとさ。
   あれはつまり『ザナージュさんに……お祭に連れて行ってほしいです……』ってお誘いだろ?」
ルキ「なんて都合のいい解釈……。単に向こうが大人の対応をしてくれただけでしょ」
ザナージュ「お前は、人を信ずることができぬと言うのか。哀しみの暴君ディオニスみたいなヤツだな」
ルキ「……まぁあんたが祭に行くのも浮かれるのも勝手だけど、他の人たちに迷惑はかけないでよ?」
ゼノ「そうだぜ、セクハラなんてしたら一発アウトだからな?」
ザナージュ「HAHA、わかってるって。まったく、心配性なヤツらだな」
ゼノ「誰のせいだと思ってんだか……」

974 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/26(Mon) 16:30
>>969話 23人もいる!

ゼノ「た、確かに多いな……これじゃリンチじゃねーか。しかも魔王やらイカ娘やらまで仲間になってるしさ」
ルキ「カオス……」
ザナージュ「待て、その23人には俺たちも含まれてんのか?聞き捨てならねえな、俺は勇者なんかじゃねえと言っただろ?」
ゼノ「そこは別にいいだろ」

ザナージュ「だいたいな、23人と言っても何人かは出落ち要員じゃねえか」
ルキ「ザナージュ、それ禁句」
ゼノ「あんまり好き勝手言うと怒られるぜ」
ザナージュ「構わねえよ。怒るなら怒れ。文句があるなら俺の前に現れて直接言いな。……最後くらい顔出したって罰は当たらねえさ。
   ゼノ坊がいつか言ってたよな。俺たちがこの世界に来たのは、この世界を救うためなんじゃねえかってよ」
ゼノ「あ、ああ……言ったけどそれがどーした?」
ザナージュ「たぶんそれが正解なんだろうぜ。この世界が消えちまうとアレも消えちまうからな」
ルキ「あれって?」
ザナージュ「先輩たちが残してくださった足跡ー!僕たちはー!私たちはー!守りぬきまーす!」

ゼノ「なんで卒業式みてーになってんだよ。……まぁアンタの考えはわかったよ」
ルキ「……ま、どのみち1000まで行かなきゃ私たちも帰れないし。だったら最後までやるだけ、でしょ?」
ゼノ「だな。それにオレらの前に頑張ってた先輩たちの努力が消されちまうのも夢見が悪いしな」
ザナージュ「そういうこった。……にしてもここは女性陣も多かったようだな。ちくしょう、もう少し早く転移していれば……!」
ゼノ「まぁまぁ、もしかしたら戻って来てくれるかもしれねーぜ?(ねーだろーけど……)」
ルキ「そうね、まだ終わりじゃないし諦めるには早いんじゃない?(もうすぐ終わるけど……)」
ザナージュ「そうか、そうだよな……まだ希望はあるよな。みんな見てるかーい?俺はキミたちの復帰を待ってるぜー!
   マッチちゃーん、マリアちゃーん、オオトリくーん。続いて2列目、ゾディアくーん、メェ〜イちゃぁ〜ん……」
ルキ「ズ×サタ……?」
ゼノ「ト×ロも混じってんな」



ザナージュ「っと、今日はここまでにしとくか。続きはまた今度だ、バイビーベイビー!」

975 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/26(Mon) 21:04
月末だし勇者募集でもしたらかつての面々がしれっと混じって出てきたりして

「おめにかかれて こうえいです(以下略)
わたしのなは ねこスライムと もうします」
「わたしのなは マガレットと もうします」
「わたしのなは ジョニーと もうします」

みたいな・・・

976 名前:マリア ◆A13MARIA 投稿日:2019/08/26(Mon) 21:09
おめにかかれて こうえいです
わたしは とおりすがりの うらないし マリア と もうします

ごいっこうの こんごの ごかつやくを
こころより しゅくふく もうしあげる ものです

977 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/29(Thu) 14:54
ザナージュ「思い出とかけまして、今年の夏と解きます」
ゼノ「その心は?」
ザナージュ「いつの日も雨」
ルキ「……お後がよろしいようで」

>>970話 男は祭りをかついで生きてきた

ザナージュ「ワーオ、正直な子猫ちゃんだ。サンキューベイビー。
   俺も嬉しいぜ。何でかって?キミの笑顔が見られたからさ。
   ……と言いたいところだが、眩しすぎてよく見えなかったんだ。もう少し近くで見せてくれるかい?この俺だけに」
ルキ「この気色悪い言い回し……絶好調ね、ザナージュ」
ゼノ「ああ、キレッキレだな。背中のムズムズが半端ねー」
ザナージュ「妙なパラメータで人の調子を測るな、お前ら。
   で、パーティーの件だが俺は当然参加するぜ」
ゼノ「まぁそうなるよな。祭り好きだからなーアンタ」
ルキ「くどいようだけど、他の人に迷惑かけないようにね」
ザナージュ「ヘイヘイ」
ゼノ「拾い食いとかするんじゃねーぞ?」
ザナージュ「しねえよ」
ルキ「あと美人に誘われても付いていかないように。騙されてるから」
ザナージュ「……」
ゼノ「それと……」

ザナージュ「分かってるようるせえな!親かお前ら!」
ルキ「……心配なの」
ザナージュ「おっ?意外に可愛いこと言うじゃねえか」
ルキ「お土産が」
ザナージュ「ワーオ、正直なメス猫だ。ファッキューベイビー」
ゼノ「アンタのことだからトラブルに巻き込まれても心配はねーけど、トラブルを起こさねーかが心配なんだよな……」
ザナージュ「起こさねえっつうの。ま、ToLOVEるなら起こすかもしれんが」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「いちいち真に受けんなよ、ジョークだジョーク」
ゼノ「心配だ……幼い息子が一人で海外旅行に行くのを見送る親ってこんな気持ちなのかもな……」
ザナージュ「そこまで言うか?俺はブラ×カか?緑色の獣人になって帰って来てやろうか?」
ルキ「……無事に帰って来てね、絶対」
ゼノ「ずっと待ってるからな」
ザナージュ「お前ら……」
ゼノ「ははは……」
ルキ「えへへ……」
ザナージュ「そんなに土産が欲しいのか?」
ゼノ&ルキ「うん!!」
ザナージュ「よーし、素直で大変よろしいクソガキども。
   ……だったらお前らも一緒に来いよ」
ルキ「え……?それは……ムリ……」
ゼノ「そーだよ……オレらはホラ……こんな性格だしさ……それに悪魔だし……」
ザナージュ「うるせえ!!行こう!!どん!!」
ルキ「……!」
ゼノ「……うるせえって勧誘があるかよ」

978 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/29(Thu) 14:55
>>971話 ザナ太の内面探査器

ザナージュ「サンキュー、名無えもん。報酬の『ミイちゃん盗撮写真(猫の裸写真)』だ。受け取りな。
   ククク……こいつはいい取引をしたぜ。ナンパの前に少しガキどもで遊んでみるか」

ザナージュ「よう、嬢ちゃん」
ルキ「……何か用?」
ザナージュ「お前少しデカくなったんじゃねえか?」
ルキ「は、はぁ……?何いきなり……」
(↑↑)
ザナージュ「おおっ、ホントだ。好感度が上がってる!」
ルキ「好感度?」
ザナージュ「いや、何でもねえ。それよりお前、やっぱりデカくなったよな?……身長」
ルキ「は、身長?……別にそうでもないと思うけど」
(↓)
ザナージュ「ブハハハ!正直なヤツだな、お前は!データは嘘をつかねえ!」
ルキ「何こいつ……?」

ザナージュ「よし、次は坊やだ……。オーイ、ゼノ坊!お前に手紙が来てるぞー!」
ゼノ「手紙?誰からだ?」
ザナージュ「女の子からさ」
ゼノ「え、マジ?」
ザナージュ「ウソだ」
ゼノ「……あ?」
(↓↓)
ザナージュ「ブハッ!ブハッ!ブハハハハハッ!!」
ゼノ「なんだこのおっさん……ヤベーよ……」



ゼノ&ルキ「好感度が分かるメガネ?」
ザナージュ「ああ、名無えもんが貸してくれたのさ」
ゼノ「そういうことかよ。ったく名無えもんのヤツ、余計なことしやがって……」
ルキ「まず名無えもんって誰」
ザナージュ「未来からやってきた親切なアンドロイドさ。
   『ナンパに失敗してまたルキ子とゼノにバカにされた〜』って相談したら、快く助けてくれたぜ」
ルキ「ルキ子……?待って、私は誰の役なの?」
ザナージュ「ジャイ子ちゃんだ」
ルキ「異議あり!」
ザナージュ「却下!」
ゼノ「オレはそのままなのか?」
ザナージュ「お前はムクだ」
ゼノ「オレ犬!?」
ルキ「(ナンパに失敗して犬にまでバカにされる男、ザナ太)」
ザナージュ「さて、それじゃ俺は街へナンパに行ってくるぜ!」
ルキ「あっそ、せいぜい刺されないようにね」
ゼノ「夕飯までには戻って来いよー」



ザナージュ「……撃沈した。俺が喋るたびにみんなの好感度がみるみる下がって行った……」
ルキ「でしょうね」
ゼノ「別に好感度が上がる道具じゃねーしな、それ」

979 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/29(Thu) 14:55
>>975話 帰ってきた元勇者

ザナージュ「2匹ほど知らない猫と狂犬が混じってやがるな……。出てくるならマガレットちゃんだけでいい」
ゼノ「ゴーレムの姉ちゃんだっけ?」
ザナージュ「ああ、この世界の魔族に生み出された殺人機械(キリングマシーン)だ」
ルキ「殺人人形(キラードール)ね。……メイド服を着た美少女型ゴーレム、だってさ」
ザナージュ「製作者の趣味が伺えるな……素晴らしい。俺にも一体造ってほしいもんだ」
ゼノ「じゃあさ、ルキにメイド服着てもらえばいいんじゃね?」
ルキ「はぁ?意味不明」
ザナージュ「嬢ちゃんは冥土服だろ」
ルキ「はぁ?意味不明」
ゼノ「いや、なんとなく分かる」



ザナージュ「勇者募集か……。やってみる価値はありそうだ。実際に効果があったようだしな」
ルキ「それはまた後程語るとして……戻って来たとしても、ここもうすぐ終わっちゃうけどいいの?」
ザナージュ「何も戻って来てレスを返せと言ってるわけじゃねえさ。
   マリアちゃんのようにひょこっと顔出して何か一言残してくれりゃそれでいい。
   懐かしい顔に会えりゃ昔からここを見てた連中も喜ぶだろうぜ。
   何よりそういう最終回って……素敵やん」
ゼノ「じゃあ改めてここで一発告知しとくか?」
ザナージュ「ああ、そうしよう。ついでにageとくぞ。
   その方が目立つし、終わりが近いスレなら覗いて行くヤツも増えるだろ。埋め荒らしとか1000狙いの盗賊とかな」
ゼノ「いらねーよ、そんなヤツら」
ルキ「それにここってsage推奨なんだけどね。いいの、ザナージュ?ageたら契約違反で報酬も出ないけど」
ザナージュ「ハッ、構わねえよ。世の中には契約や報酬よりも大切なもんがあるのさ」
ゼノ&ルキ「ザナージュ……」
(↑↑)

ザナージュ「ゼノ『さすがザナージュだぜ!世界一カッコいいぜ!尊敬するぜ!』」
ザナージュ「ルキ『素敵……惚れ直しちゃう……抱いてザナージュ』」

ゼノ「言ってねーよ」
ルキ「黙ってザナージュ」



ザナージュ「というわけでここを見てる関係者の方は、よければメッセージを残していってくれると嬉しいね。採用された方には俺からの愛を贈呈するぜ」
ルキ「きっともう誰も帰って来ない冷えきった部屋の中」
ゼノ「(↓↓)←今、多分みんなこんな感じになってるな」

980 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/29(Thu) 14:56
>>976話 マリア

ザナージュ「ワーオ……なんてこった。俺は夢でも見てるのか?目の前に聖母が現れるなんて」
ゼノ「祝福ありがとな、姉ちゃん」
ルキ「付き合わせちゃってごめんね」
ザナージュ「くっ、マジメに返しやがってこいつら……またもや俺だけバカだと思われるじゃねえか……」
ゼノ「アンタもマジメにやれよ」
ザナージュ「あーオーケー。ゴホン……お初に、ミス・マリア。最初期の立役者とも言えるキミが呼び掛けに応じてくれたことも、
   キミがずっとこの場所を見守ってくれてたことも嬉しいぜ。礼を言わせてくれ。そして抱かせ」
ゼノ「言わせねーよ」
ザナージュ「ちっ、邪魔すんなガキ!マリアちゃんはなあ、俺が愛すべき人なんだ!時に強い孤独を感じる俺を満たしてくれる人なんだよ!」
ゼノ「そんなことばっか言ってるから独り身なんだよ」
ルキ「ザナージュの周りを見渡せば誰もが足早に通りすぎていくもんね」

981 名前:マガレット ◆dPLC8EAI 投稿日:2019/08/29(Thu) 16:40
お久しぶりですわ、久しく見ない間にこの場所も
目出度く大団円へと向かって居ましたのね。
御機嫌よう、お三方。そして初めまして。先ずは心からのお礼を。
この場所を盛り上げてくれてありがとうですわ。
最後で最後の挨拶になってしまいましたけど
この場所の楽しい雰囲気は、ゴーレムの私ですら
感じ取る事が出来ましてよ。
名無し様達もどうぞ、最後まで楽しんでくださいな。

982 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/29(Thu) 21:46
・・・冗談から駒で正直ビビったよ
長く続けばいろんな事があるもんだなー
三人の印象に残っている事件・イベントがあればピックアップしてみてくれ

983 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/30(Fri) 16:33
ザナージュ「想い出とかけまして、嬢ちゃんの化粧と解く」
ゼノ「その心は?」
ザナージュ「いつも綺麗だけど」
ルキ「……バーカ(↑)」
ゼノ「からの?」
ザナージュ「歳と共に厚みを増していくでしょう」
ゼノ「上手い!」
ルキ「……バーカ(↓↓)」
ザナージュ「カーバ」
ルキ「ガーキ」
ザナージュ「キミの名は?」
ルキ「ルーキ」
ゼノ「今日もお前らが仲良しでオレは嬉しいよ」

>>981話 マガレット

ザナージュ「……!!」
ルキ「驚き過ぎでしょ」
ゼノ「ホントに来てくれるとは思ってなかったんだろーな」
ザナージュ「そうじゃねえ、彼女のあまりの美貌に驚いてんのさ。ちくしょう、俺にもゴーレムの生成技術があれば……!」
ルキ「バカはほっといてお礼言わなきゃ……。その、お礼を言うのはこっちだから……。来てくれてありがと、マガレット……さん」
ゼノ「ここってさ、前は姉ちゃんたちが守ってくれてたんだろ?今度はオレたちが守ってみせるさ。だから安心してくれよ」
ザナージュ「マガレットちゃん、中盤戦でみんなを引っ張り支えてくれたのはキミだ。
   ワンちゃんや俺たちがこの世界の消滅を食い止めることができたのも、キミが頑張ってバトンを繋いでくれたからさ。
   キミの努力が水の泡になっちまわないようにこの世界は俺たちを呼び寄せた、ってことだろうぜ。たぶんな。
   っと、もう行くのかい?それなら最後に俺と一緒に赤ん坊型ゴーレム」
ゼノ「言わせねーよ」

984 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/30(Fri) 16:33
>>982話 思い出のアルバム(総集編)

ザナージュ「まさか二人も来てくれるとはな、十分な成果だぜ。よし、残るは18人くらいか?」
ゼノ「それはさすがに諦めた方がいいぞ」
ルキ「私たちが返事する間もなく終わっちゃうしね」
ザナージュ「それはそれで面白いだろ、前代未聞で。
   そんでいつか俺が爺さんになって孫ができたら聞かせてやるのさ。
   『昔、こんな面白いスレがあったのじゃ……』ってな」
ゼノ「孫が欲しいならまずは結婚して子を作らねーとな」
ザナージュ「だからマガレットちゃんと一緒に赤ん坊型ゴーレムを」
ゼノ「だから言わせねーよ。……ルキなんてどうだ?」
ルキ「う……うぇぇ……やだ……やだぁ……ザナージュバリアぁ……」
ザナージュ「なあ、嬢ちゃんよ……俺だって涙を流すことはあるんだぜ?」
ゼノ「悪魔は泣かねーモンさ」
ザナージュ「わぁぁぁぁん、名無えもーん!クソガキどもがいじめるー!
   てめえらマジ覚えてろよ、てめえらが風呂入ってるとこに蜂の巣ブン投げてやるからな」
ゼノ&ルキ「ごめんなさい」



ザナージュ「印象に残ってることねえ。お前ら何かあるか?」
ゼノ「オレは小人(>>811-812)にされたり女体化(>>770)されたことかな……」
ルキ「なぜかそういう事件にしょっちゅう巻き込まれてたもんね、ゼノ」
ザナージュ「女体化ってのは768話だな。記念すべきゼノ子ちゃんの初登場回だ」
ルキ「あの回はオチも綺麗にまとまってるんじゃない?ベタだけど」
ザナージュ「お客へのウケもよかったようだしな。ハンターズ傑作選みたいな企画をやったら収録間違いナシの名作だな」
ゼノ「持ち上げ過ぎだろ。全然嬉しくねーんだけど」

ザナージュ「嬢ちゃんはどうだ?」
ルキ「……子供と遊んだ話(>>729)」
ザナージュ「おおっ、そのエピソードはコミックス2巻の726話だな!」
ゼノ「ちょっと×さん入ってねーか?あとコミックスなんて出てねーよ」
ルキ「あんたたちは逃げるし、あの時は大変だったんだから……。まぁ私一人でも何とかなったけど。私、失敗しないから」
ザナージュ「いや、失敗しまくってただろ」
ゼノ「ザナージュ!シーッ!シーッ!……そういえばルキって子供と関わる話多くねーか?」
ルキ「……かもね、ついこの前も迷子を押し付けられたし(>>955)」
ザナージュ「渾身の一発ギャグ『ルネッサンス』を初披露したのもガキ相手だったしな(>>707)」
ルキ「……それは忘れて。それよりザナージュは何が印象に残ってる?」

ザナージュ「俺はそうだなあ……三人でカニ食いに行ったら店が閉まってて結局パエリア食うことになった話と、
   ゼノ坊のくしゃみが止まらなくなった話だな」
ゼノ「あーあれな………………いやそんな話ねーよ!ありそーだけどねーから!一瞬信じちまったじゃねーか!」
ルキ「……で、本当は?」
ザナージュ「バイオ回(>>700)さ」
ゼノ「そうなのか?なんか意外だな」
ザナージュ「あの話そのものが印象的と言うよりも、あの辺りから俺たちのノリというか方向性が見えてきた気がしたんでな。
   それまでは転移してきたばかりで右も左も分からず手探り状態だっただろ?
   あの頃は道を歩くたびにクソばかり投げられてどうなることかと思ったぜ」
ゼノ「投げられてはねーよ」
ザナージュ「そうだった、嬢ちゃんが食わされただけだったな」
ルキ「食ってもねぇから。……他にはないの?」
ザナージュ「インパクトって点ではあの回かな?ち×こが生えてた回(>>814)」
ルキ「聞くんじゃなかった」
ザナージュ「あのエピソードを後から見直した時、俺は自分の言動を見てこいつはキチ×イだと思ったぜ、HAHAHA!」
ゼノ「まぁアンタがイカレてるのは事実だけどな……」

985 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/30(Fri) 23:11
ハンターズがやって来る!となると祭り見物に行かないわけにゃいかんなぁ
個人的に見たい(悪)夢のコラボは実現しそうにないけど

VS山田孝之主演の仏に導かれし勇者(勇者つながり)とか
成子坂の褐色娘や謙虚なけもの忍者と周囲を置いてきぼりにしかねんマニアックなネタの応酬とか
テイルズ界No.1対魔士と一見至って真面目なのにズレてるやり取りとか
すぐ↑でまさかのなりきりさんの芸風ネタが出てきたせいでついこんな妄想を・・・どうしてくれんだYO!

986 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/31(Sat) 16:51
ザナージュ「『あ』」
ゼノ「ん?」
ザナージュ「『1000!!』」
ルキ「え?」
ザナージュ「『1000ならザナージュ様結婚』」
ゼノ&ルキ「はぁ??」
ザナージュ「他にどんなパターンがあったっけな……」
ルキ「さっきから何言ってんの?」
ザナージュ「そろそろ>>1000を狙うハイエナどもがお目覚めになる時間だからな。ヤツらがどう出るかを予想してんのさ」
ゼノ「どれもこれもロクな終わり方じゃねーな……」
ザナージュ「3つ目のはいいだろうが」

>>985話 ハンターが殺しにやってくる

ゼノ「なんだよ、この物騒なサブタイ」
ザナージュ「気にすんな、サブタイに意味を求めちゃダメなのさ。それより聞いたか、お前ら?」
ルキ「何を?」
ザナージュ「俺たちがパーティーに参加するなら、985も見物に行くとさ」
ゼノ「まぁそう言ってくれんのは嬉しいけどさ」
ザナージュ「俺たちもお客の増員に一役買ってるってことだ。祭りの収益の何割かはこっそり頂いても構わないよな?」
ゼノ「コソコソしてる時点でダメだろ」
ザナージュ「バレなきゃいいのさ」
ルキ「バレるから。つかまるよ、マジで」



ザナージュ「勇者に褐色娘に忍者に対魔士か。よりどりみどりだな、誰を指名するか迷っちまうくらいだ」
ゼノ「一応言っとくけどそういうパーティーじゃねーからな」
ルキ「それにその人たち、男とけものも含まれてるけど」
ザナージュ「俺だって男だし、ケダモノのフレンズだぜ?」
ルキ「うん、それは知ってる」

ゼノ「周囲を置いてきぼりにしかねんマニアックなネタの応酬ってリクエストがあるけどさ、
   これ大丈夫か?周囲どころか相手も意味わかんねーってことにならねーか?」
ザナージュ「なるかもな。だがまあ大丈夫だろ、たぶん互いに相手を置いてきぼりにして問題なく突き進むさ」
ルキ「それはそれで問題だと思うけど」
ザナージュ「いやいや、せっかくのパーティーなんだぜ?そういうぶっ飛んだヤツがいたっていいだろ?」
ルキ「つまりあんたは色物枠ってこと?」
ザナージュ「色男枠、かな」
ルキ「そうなんだ(棒)」
ザナージュ「お前のようなこまっしゃくれたガキは週間そーなんだでも読んでな」

ゼノ「ところで今名前が挙がった兄ちゃんたちは今回の祭りに参加すんのか?」
ザナージュ「いや、誰一人として参加の表明はしてねえぜ。それどころか引退して今どこで何やってるか分からないお嬢さんも含まれてるしな」
ゼノ「そ、そうなのか……じゃあそればっかは祈るしかねーな。来てくれるといいな、985」

985『どうしてくれんだYO!』

ザナージュ「どうするって?決まってんだろ、楽しませてやるよ。この俺がな」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「……(チラッ」
ゼノ「なんかこっち見てるぞ、ザナージュのヤツ……」
ルキ「何か言ってほしいんでしょ。ゼノ、何か言ってあげれば?」
ゼノ「わ、わー、ザナージュカッコいいぞー……」
ザナージュ「……ガキがムリすんな」



ザナージュ「さて、そろそろ会場の入り口付近にスタンバイしとくか」
ルキ「今から?早くない?」
ザナージュ「俺がとある消息筋から入手した情報によれば、一番乗りには超豪華賞品が用意されてるそうだ。
   それに新時代一発目の祭でトップバッターとか……素敵やん」
ゼノ「おー、それは確かにカッコいいな!」
ルキ「(そうかな……張りきり過ぎて逆にカッコ悪い気がするけど……)」
ザナージュ「だろ?……つうわけで予告する。一番乗り、頂くぜ!」

987 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/31(Sat) 19:00
明日は、8月32日です、
皆さん引き続き夏休みを楽しみましょう!

988 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/31(Sat) 23:06
三人の結婚の中で一番問題ありそうすね、つーか伴侶になった人超苦労しそう
>ザナージュの結婚


989 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/08/31(Sat) 23:54
ザナージュ「ザッ・ザッ・ザナージュ・ザナッジュザッ!」
ゼノ「なんだよ、その歌と踊り」
ザナージュ「ハンター音頭だ。お祭りシーズンだからな、今週からOPも変わるのさ」
ルキ「来週には何もかも終わってそうね」


>>987話 アルチュウのなつやすみ

ザナージュ「おっと……そういや今日はまだ31日だったな。そうだそうだ、祭りは明後日からだった」
ゼノ「ハハ、せっかちだなーザナージュは」
ルキ「もう、ザナージュってば浮かれすぎ」
ザナージュ「HAHA、悪い悪い。よし、それなら明日はゆっくり過ごそう」
ルキ「そうね」
ゼノ「そうしようぜ」

ザナージュ「なんて言うと思ったかこのガキャア!!987、てめえ俺に超豪華賞品を取らせねえつもりだな?
   どこのスレの回しもんだコラ!それとも運営委員か!今さら超豪華賞品が惜しくなったのか、ええ!?」
ゼノ「まーまー落ち着けよ、ザナージュ……」
ルキ「ほんの冗談じゃない」
ザナージュ「冗談だあ?冗談でも言っていいことと悪いことがあるだろうが」
ルキ「そんなキレるようなことでもないでしょ……」
ザナージュ「じゃあいつキレるんだ?今だろ?」
ゼノ「未だにそんなネタ使ってるのアンタくらいだぜ」
ザナージュ「とにかく!そんな姑息な妨害工作に屈するザナージュ様じゃねえぞ。俺は何がなんでも一番乗りを決めて超豪華賞品を頂く。
   お前らも半端な気持ちで取り組むんじゃねえぞ?気合い入れていけよ、分かったな?返事は!」
ルキ「はいはい。……はぁ、メンドくさいヤツ……」
ゼノ「ヘーイヘイ。……祭りの時にだけやたら張り切る町内会のおっさんみてーだ」
ザナージュ「さてと、パーティーの開始までまだ少し時間があるな。前夜祭ってことで酒でも飲んで気分をアゲとくか!」
ルキ「また酔い潰れる気?」
ザナージュ「心配すんなよ、軽く飲むだけさ。ちょっとだけ、ちょっとだけだからよ」
ルキ「死亡フラグ……」
ゼノ「こりゃ開始時間には間に合わねーな……」

>>988話 結婚できない男

ザナージュ「俺は結婚できないんじゃない。結婚しないだけさ」
ゼノ「へぇ〜……なんでだ?」
ザナージュ「全国の女性ファンが悲しむから、かな」
ルキ「(⌒ 〜 ⌒)」
ザナージュ「……お前今、俺をバカにしたろ?」
ルキ「まぁね」
ザナージュ「キーッ!このガキ!つうか俺よりお前の方が問題あるだろうが。
   暗いしひねくれてるし、愛嬌もなけりゃ色気もねえ。おまけに胸もねえ。
   ねえねえばっかでキリがねえ。魔力と女子力(物理)だけは高い」
ルキ「……私は結婚とか興味ないし」
ザナージュ「ほ〜う?ガキの頃、『大きくなったらザナージュと結婚する〜!』って言ってたのは誰だったかな?」
ルキ「私じゃないのは確かね」
ザナージュ「そうだな」
ゼノ「意味わかんねー」
ルキ「……ゼノは結婚とか考えたことある?……私たちの中だとあんたが一番可能性ありそうだけど」
ゼノ「へ?オレ?いや……ねーけど。まだそんな年でもねーし」
ザナージュ「バーカ、遅すぎるくらいだ。魔界じゃ16で成人なんだろ?」
ゼノ「いや、20だけど」
ザナージュ「……」
ルキ「テキトーなことばっか言うんだから……。そりゃこんな男と結婚したら相手は苦労するか」
ザナージュ「ぐんぬぬぬ……!!」
ゼノ「婚カツパーティーにでも行ったらどーだ?ザナージュ」
ザナージュ「HAHA、何言ってんだ。それはこの後行く予定だろ?」
ゼノ「また何か勘違いしてるな、コイツ……」

990 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/01(Sun) 05:57
魔女様釜何煮込みました

991 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/01(Sun) 06:34
問題 

?V??????????J??

この暗号を解いてみよ!

解いたものに10000ゴールドをやろう

992 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/01(Sun) 09:03
この剣はフォーソード。
かの勇者が使用したと言われる代物だ。
これを使えば4倍の強さになると言われている。

993 名前:学者フローレアール 投稿日:2019/09/01(Sun) 17:34
あなた達、護衛のしごとはうけおってましゅか?
名もなき王の空中庭園に新しゅらしき植物の
目げきしょうげんがあったので探さくにいきたいのでしゅ!
りょひと食じだいも報酬のほかにだすから、ついてきてほしいのでしゅ
―――はい?ピクニックか夏やすみの自由研究か、でしゅって!?
このばかたれ!!人をみかけではんだんしないでくだしゃい!
わたちは王立大学で植物を研究している
現えきの学者フローレアールというものでしゅ!
ttps://dec.2chan.net/77/src/1567325868933.png

ちなみにでしゅね、報酬はある意味お金いがいにもありましゅよ
新種の植物は発見された国の専門機関に届けるさい
こむずかしい法にもとづき、第一発見者が命めいする権りを得ましゅ
つぎの日の新聞にはのるし
まぁ歴史にも名をのこすことにはなりましゅね
わたちはそんなことに興みはないから
新しゅの命めいはそっちで好きにするといいでしゅ!

994 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/09/01(Sun) 19:33
ザナージュ「このパターンかあー!!このパターンはさすがの俺も予想外だったぜー!!」
ゼノ「なんだなんだ?」
ルキ「どのパターン?」
ザナージュ「チョゲプリィに煮込まれるENDさ。まさかヤツが復活していたとはな、油断してたぜ……!」
ルキ「意味が分かんないけど……分かんない方が良さそう……」
ゼノ「そういやオレらが返事する前にここが埋まったらどーすんだ?」
ザナージュ「例の場所で落ち合おう」

http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=143743297

ルキ「それと……次スレはどうする気?」
ザナージュ「立てるさ、だがすぐに立てる気はねえ。少し休暇をもらうぜ。
   まあ早くて10月、遅くても年内には立てるつもりさ。
   ただし次スレは俺たちの世界ってことで、キャラハンはもちろん募集するが、こことは少し舞台設定を変えるつもりなんでな。
   だからここのような王道ファンタジーを好む勇者諸君は、俺のスレ立てを待たずに自由にスレを立ててくれて構わんぜ」

>>991話 解読不能

ザナージュ「ヘイ嬢ちゃん、出番だぜ」
ゼノ「ルキ、頼んだ」
ルキ「……」
ザナージュ「オイオイ、どうした?まさか解けないって言うんじゃないだろうな?」
ルキ「……そんなわけないでしょ。こんなの余裕だし。私、失敗しないから」
ザナージュ「ヒュウ、言うじゃねえか」
ゼノ「さすがルキだ。頼りになるな」
ルキ「……これはね、ここをこう動かして……それでこの文字をこっちに持ってくれば……完成」
ゼノ「おお、 JV!……ってなんだ?」
ルキ「……ジョ、ジョイントベンチャー……?」
ゼノ「いやオレに訊かれても……」
ザナージュ「嬢ちゃん」
ルキ「……何?」
ザナージュ「ザコは引っ込んでろ」
ルキ「」
ゼノ「キツいなー、ザナージュ」
ザナージュ「なーにが『私、失敗しないので』だ。この失敗作めが」
ゼノ「オイオイ、それは言い過ぎ……」
ルキ「……私そんなこと言ってないし」
ザナージュ「ああん?言ったじゃねえか」
ルキ「『失敗しないから』とは言ったけど『失敗しないので』とは言ってない。
   つまり……失敗したのはあんたよ、ザナージュ」
ザナージュ「……」
ゼノ「ルキって意外にタフだな……」

ザナージュ「しかし参ったな。5分ほど本気で考えたがサッパリ分からん」
ゼノ「もう少し考えようぜ」
ルキ「この暗号に意味なんてないんじゃないの?」
ゼノ「どういうことだ?」
ザナージュ「ありもしない答えを一生懸命考える俺たちを見て笑ってるってことか?」
ルキ「そういうこと」
ゼノ「そんなことはしねーだろ、ザナージュじゃあるまいし」
ルキ「まぁね」
ザナージュ「HAHAHA、抜かしおるわこのガキどもめ。
   ……ん、待て。抜かし……?そうか、抜かしか!」
ルキ「どしたの、急に」
ザナージュ「文字を抜かして読むんだよ!ここにタヌキの絵があるだろ?これは『た抜き』。つまり『た』を抜いて読」
ゼノ「ギブしようぜ」
ルキ「そうね」
ザナージュ「諦めんなよ!諦めんなお前!どうしてそこで諦めるんだ!」
ルキ「あんたがマジメにやらないから」
ザナージュ「ちっ、じゃあマジメにやってやるよ。これは右から順に戦隊ヒーローの名前が並んでんのさ」
ゼノ「戦隊ヒーロー?」
ザナージュ「右から3番目のJ、これはシリーズ3作目のバトルフィーバーJ。Vは14作目のファイブマンを表してんのさ。どうだ、正解だろミスター!?」
ゼノ「クソ違います、お客様」

995 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/09/01(Sun) 19:33
>>992 4つの銃×2

ゼノ「この感じ……聖剣か?」
ルキ「みたいね」
ゼノ「いいなー、欲しいなー……」
ザナージュ「お前はもう持ってるだろうが。聖剣ねえ、興味はねえが……4倍の強さってのは面白そうだ、ちょっと触らせてくれよ」
ゼノ「あっ、オイ勝手に……!」
ルキ「大丈夫、ザナージュ?消滅とかしない?」
ザナージュ「しねえよ、俺は邪神か。だが、この感じは……んんん……!!力が溢れて来たあー!!」
ザナージュ「ああ、最高にハイってやつだな」
ザナージュ「ブラザー、おたくらもそう思うかい?」
ザナージュ「HAHAHA、愉快だぜ!」

ゼノ&ルキ「」
ザナージュ1「ん?おっと、男前が4人も……ここはいつからホストクラブになったんだい?」
ルキ「何……何が起きてるの……!?」
ゼノ「ザナージュが……増えた……!」
ザナージュ2「これはフォーソードを触った影響だな」
ザナージュ3「なるほど、これが4倍の力ってことか。ん〜、悪くねえ」
ザナージュ4「HAHAHA、愉快だぜ!」
ゼノ「4倍ってそういう意味なのかよ!?」
ルキ「純粋に力が増すより、こっちの方が恐ろしいかもね……」
ザナージュ1「いやしかしおたくらを見て改めて思ったが、俺って男前だな」
ザナージュ2「オイオイ、自画自賛かい?ま、気持ちは分かるがな」
ザナージュ3「ああ、俺が女だったら放っておかないぜ」
ザナージュ4「HAHAHA、愉快だぜ!」
ルキ「なんて気持ち悪い会話なの……」
ゼノ「つーかさっきから一人だけ手抜いてるヤツがいるよな」
ザナージュ1「気にいったぜ、この剣。こいつは色々と遊び甲斐がありそうだ」
ルキ「ザナージュ、遊ぶのはいいけど次のレスまでには一人に戻ってよ?」
ザナージュ1「ああ、分かってる。少し遊んだらちゃんと戻しておくさ」
ゼノ「いや……聖剣で遊ぶなよ……」

996 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/09/01(Sun) 19:33
>>993話 『フローレアール』

ザナージュ「護衛?あー、まあそういう仕事も受け付けてるが……遠足の引率なら、学校の先生にでも頼んだ方がいいと思うぜ?」

フローレアール『このばかたれ!!人をみかけではんだんしないでくだしゃい!』
   わたちは王立大学で植物を研究している現えきの学者フローレアールというものでしゅ! 』

ゼノ「マージ」
ルキ「マジ」
ザナージュ「マジか」

ゼノ「マジ?」
ルキ「マジマジ」
ザナージュ「うるせえぞ、お前ら。何を動揺してんだ。このお嬢様は現役の大学学者フローレアール様だぜ?チン・シンザンじゃねえぞ」
ゼノ「そんなこと言ってねーよ!いや、その子が学者ってことよりもさ、その絵……」
ザナージュ「絵?ああ、上手に描けてるな。それに先生もこうして見ると結構かわいらしいじゃないか」
ルキ「そうね。でもそうじゃなくて……右」
ザナージュ「右?ああ、俺がいるな」
ゼノ「なんでそんなあっさりしてんだよ!フツーもっと驚くだろ!」
ザナージュ「いや、驚こうと思ったんだが……これでここに描かれてるのがもし俺じゃなかったら、死ぬほど恥ずかしいかなって……」
ルキ「もしあんただとしたら?」
ザナージュ「……先生。その護衛任務、我らにお任せを」



ゼノ「空中庭園かー、面白そうじゃん。どんなとこなんだろーな?」
ザナージュ「あまり期待すんなよ?観光名所なんかでよくあるだろ。
   期待して見に行ったら意外とショボかったってことがよ。マーライオンとかな」
ルキ「……そこまでショボくはないでしょ。仮にも王の庭園なんだから」
ザナージュ「ま、なんだっていいさ。植物に興味があるわけでもねえしな。
   俺たちはとにかく先生の護衛だけに専念しろ。いざとなったら周りの植物は焼き払ってもいい」
ゼノ「焼き払う前に何とかしよーぜ。……ところで名前はどーする?」
ザナージュ「名前?なんの」
ルキ「先生がさっき言ってたでしょ。新種の植物が発見された場合、命名権は第一発見者にあるって」
ゼノ「歴史に名前を残すチャンスかもしれねーぜ?ずっと未来まで語り継がれたりしてな」
ザナージュ「ハッ、死後の話に興味はねえな。まあ適当に『ザナージュ様が見つけました草』とかでいいだろ」
ゼノ「語り継がれる気満々じゃん!!」
ルキ「……私、一つ案があるんだけど」
ゼノ「実はオレもー」
ザナージュ「奇遇だねえ。俺ももう一ついい名前を思いついたぜ」
ゼノ「じゃあ『せーの』で同時に言うか?」
ザナージュ「フッ、ガキっぽいな。ま、いいだろ」
ルキ「じゃあそれで」
ザ&ゼ&ル『せーの……』

997 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/02(Mon) 20:37
これが異世界からきたレーザーブレードだ

998 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/09/03(Tue) 07:52
ザナージュさん、ゼノさん、ルキさん。
こちらの世界の完走、お疲れ様でした。
次の世界でのご活躍を楽しみにしています。
By.貴方様のファンより

999 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/09/03(Tue) 19:58
ザナージュ「さあ、泣いても笑ってもこの世界じゃこれが最後の仕事だ。気合い入れていけよ?」
ルキ「言われなくてもね」
ゼノ「オレはいつだってアクセル全開さ!」

>>997話 星空のメッセージ

ゼノ「スゲー……本物のレーザーブレードだ……」
ザナージュ「だがお高いんだろ?」
ルキ「売り物じゃないでしょ」
ゼノ「いいなー、カッコいいなー……!」
ザナージュ「ガキかお前は」
ゼノ「ガキだよ」
ルキ「私はルキ」
ザナ&ゼノ「??」
ルキ「……私に構わず先に行って」

ザナージュ「ほら、もういいだろゼノ坊。嬢ちゃんもああ言ってるし、次に行くぞ」
ゼノ「もう少し!もう少し見させてくれよ!」
ゼノ「やれやれ……そもそも光る剣なら、お前はもう持ってるだろうが」
ゼノ「これはああいう光とは違うだろ?この剣はさ、なんつーかこう……ジェダイって感じの光がいいんだよ」
ザナージュ「シャイダーの間違いだろ」
ルキ「どちらにしろよく分かんない感じね」

ザナージュ「さ、いい加減もういいだろ。じっと眺めてたって余計に欲しくなるだけだぜ?」
ゼノ「ちぇー、まぁしゃーねーよな……」
ルキ「……光る剣ってたまに祭りの屋台に売ってないっけ」
ゼノ「それ玩具だろ!いらねーよ!」
ザナージュ「HAHA、半人前の坊やには玩具がお似合いってことさ」
ゼノ「ちっ、いつまでもガキ扱いしやがって……」
ルキ「さっき自分でガキって言ってなかった?」
ゼノ「あれは……言葉のあやってヤツだ」
ザナージュ「悔しかったらさっさと一人前になって稼げるようになりな。そうなりゃあんな剣くらいいくらでも買えるさ」
ゼノ「……分かってるよ、見てろよ。アンタより稼いでやるからな、ザナージュ?」
ザナージュ「ハッ、そりゃ楽しみだ。せいぜい頑張りな、坊や」
ルキ「案外笑ってられないかもよ、ザナージュ」

1000 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/09/03(Tue) 19:58
>>998-1000話 卒業式

ザナージュ「サンキュー!キミの声が力になる!キミの笑顔が力になる!」
ゼノ「このタイミングで人のネタをパクんなよな」
ザナージュ「悪い悪い。面白かったもんでつい、な」
ルキ「わけの分かんないこと言ってないで、最後くらいちゃんとシメてよね、ザナージュ」
ザナージュ「首をか?」
ルキ「……」
ザナージュ「やれやれ、これくらいのジョークは軽く笑い流してほしいもんだ」
ゼノ「……」
ザナージュ「オイオイ、どうしたお前ら。相変わらず暗いヤツらだな。旅立ちの時くらい明るく行こうぜ?」
ゼノ「オレさ……」
ザナージュ「ん……?」

ゼノ「やっぱ辛ぇわ……」

ザナージュ「そうか、じゃあお前はこっちに残れ。バイビーベイビー!」
ゼノ「鬼かよアンタは!」
ザナージュ「お前こそ最後の最後にパロネタか?さっきと言ってることが違うんじゃねえか?」
ゼノ「……悪かったよ」
ルキ「でも本当に……これで終わりなんだよね」
ザナージュ「そうだ、これでようやく元の世界に帰れるわけさ。嬉しいだろ?」
ルキ「……少し」
ザナージュ「なんだよ、少しだけか?最初はあんなに帰りたがってたってのに」
ルキ「少し……寂しいかも」
ゼノ「……オレもだ」
ザナージュ「……ったく……よせよ、お前ら……。お前らがそんな悲しげな顔してるとよ……」
ゼノ&ルキ「ザナージュ……?」

ザナージュ「それが俺の力になる!」

ルキ「くずね」
ゼノ「くずだな」
ザナージュ「HAHAHA!バーカ、お前ら本当にバカだな。
   いいか?この世界で起きたことも、向こうの世界で起きてることも、遠い国の話じゃないんだよ。
   俺たちがここに転移してきたってことは、この世界と元いた世界は繋がってるってことだ。
   俺たちがここに来たように、ここの住人が向こうの世界に来たっておかしくねえのさ」
ゼノ「……そっか、そうだよな」
ルキ「また……会えるよね」
ザナージュ「当たり前だろ。ほれ、分かったらさっさと挨拶しな。今まで世話になったんだからよ」

ゼノ「あー、こういうの苦手だからあんま上手く言えねーんだけどさ……楽しかったぜ。ありがとな」
ルキ「最初は妙な世界に迷いこんでウンザリしたけど……たまには迷子になるのも悪くないかもね。……みんな、ありがとね」
ザナージュ「俺たちが転移してきて7ヶ月くらい……か?長いようであっという間だったな。
   返したレスは300ちょい……濃度的には1000くらい返した気がするがな」
ゼノ「そんな話を持ち出すなっつーの」
ルキ「空気読んでよね」
ザナージュ「ま、なかなかスリルのある日々を過ごせたぜ。ありがとよ。
   向こうでも……依頼を待ってるぜ。俺とおたくらの仲だからな、サービスしてやるよ。そんじゃ……バイビーベイビー!」



ゼノ「終わったな……」
ルキ「……そうね」
ゼノ「まぁみんなとはまた会えるさ。そうだよな、ザナージュ」
ザナージュ「…………」
ルキ「……ザナージュ?」
ザナージュ「ゼノ、ルキ」
ルキ「え……?」
ゼノ「なんだ?」
ザナージュ「ここまでよくやった。お前らにしちゃ上出来だ」
ゼノ「……」
ザナージュ「ま、俺のような超一流のハンターにはまだまだ及ばんが……ようやく見習い卒業ってとこだな」
ルキ「……」
ザナージュ「オイオイ、まただんまりか?これは褒めてやってんだぜ?もっと嬉しそうな顔したらどうだ?」
ルキ「そんなのわかってるってば……。でも別にこのくらい……当然でしょ?」
ゼノ「そうだぜ、誰に鍛えられたと思ってんだよ」
ザナージュ「ハッ、それもそうだな。……さてと、そろそろお家に帰るか……と言いたいところだがその前に……」
ゼノ&ルキ「……?」
ザナージュ「ヘヘッ……打ち上げパーティーでもするか?」
ゼノ「……!よっしゃー!!そうこなくっちゃな!なぁ、ルキ!」
ルキ「ふふ……いいんじゃない?」
ザナージュ「オーケー、決まりだな!じゃあ会場に急ぐぜ。止まるんじゃねえぞ、お前ら!」

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