掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧



レス数が 1000 を超えています。残念ながら全部は表示しません。

【オリジナル】国立光明学院 2時限目【異能】

438 名前:WWW ◆V.9gKSA. 投稿日:2016/12/11(Sun) 05:07

>>427-428, >>431

「同族嫌悪、と言う奴かもしれんな」

「とは言えそれが嘘か真か、お前たちの内の真実はお前たちの決める事」

「あぁあぁ、好きに夢見て紡げばよかろう。好き合うも嫌い合うも、お前たちの夢ならお前たちの好きにするがいい」


「プリン(>>431)……」

「………昨日買ったプリンパフェでも食うか」


>>433-434

「いや、あれはどちらかと言うと憑依……」

「………すまん、なんでもない。お前たちがそう思うのなら、お前たちの中ではそうなるだろう」


「あと>>434、道化の人は多分関係ないと思うぞ」

「姿を見せんのも、ただ偶然が重なっているだけかもしれんだろう」


「まぁ、お前たちの考えの方が面白いし」

「甲斐のある夢見、なのかもしれんしな」

「あぁ、好きに夢見て思い描け。お前たちが思う事こそが、お前たちの中の真実だから」


>>435

「成長までするのか……!?」

「………いや、そんなぬいぐるみもあるのだろう。俺が無知なだけか」

「すまんな、助かる。とは言え、ぬいぐるみの餌代は少し懐に厳しいやもしれんな……」

「……その辺りで摘んできた草でもよいかな?」


「……無茶を言うなよ。俺はお前たち程、今風の言語や命名に長ける訳ではないんだぞ?」

「ナウでヤングでトレンディな事を述べるのは苦手と言ってもいい」

「尚もそれを望むのなら俺も腹を括り、その願いに応えるとしよう」


(神咲紫音の心に巣食った怪物、"黒き翼のグラットン")

(その暴威のみを斬り払う事で、"救世主"ブレイドはかつての仲間、紫音を救う事に成功した)

(後腐れもなく、日常へと戻る一行。だがその代償は、あまりにも大きく―――)


【ブレイド以外のPCの日常シーンが順に流される。カット】


(―――ブレイドには、重き十字架が課せられた)

(因果律を斬り裂き、己に都合の良いように改変した"罪"には)

(因果の果てへの追放刑。記憶にも記録にも残らず、光と闇の狭間で永遠に戦い続けると言う"罰"が下された)


『―――――本当にこれでよかったのかい、ブレイド君』

『当然だろう。彼らが幸福に暮らせる日々に比べれば、俺の存在など安い物だ』

『僕としては、その"彼ら"の中には君も入っていて欲しいんだけどね』

『俺は十分幸せだったさ。そしてこれからも幸せだ……それはきっと、あんたも理解ってくれる筈』

『分かるから強く言えない、そんな自分が情けなくもあるよ……』


『……もういいだろう。早く"向こう"へ戻れ、ンダブ。これ以上話していたら、別離が惜しくなる』

『………それが君の願いなら、僕が応えない訳にもいかないねぇ。分かったよ』


『でも忘れないでくれよ。君が君自身を救った時、帰る所は……』

『フ……忘れはしない。忘れられるものか。それこそ杞憂と言うものだろう』


『俺の"鞘"は何時だって、光明学院(あの場所)なんだからな』


(永遠の闘争へ旅立つブレイドを見送り、WWWも夢から現実へと浮かび上がる)


『何時かまた会おう、ブレイド君。その手に光を掴んだ救い主』

『……再会は、そう遠くないかもしれないけれど』


(その意識の背後に、ドス黒く泡立つ鼓動を感じながら―――――)


【第1部 "暴食の魔神篇" 完】

【第2部 "光明に響く呼び声篇" へ続く】


「………ほら見ろ、こんな物しかできないぞ」

「うむ、やはりお前が考えた方がよかろう。お前の方がセンスがナウい」

「あぁ、俺がそう思うからそうだ。俺の中ではな」


掲示板に戻る 全部 前 50 次 50 1 - 50 最新 50 スレ一覧

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)