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【オリジナル】国立光明学院 3時限目【異能】
422 名前:
WWW ◆
V.9gKSA.
投稿日:2017/01/04(Wed) 19:57
「……つい先程思い出したが、そう言えば」
「雪兎の少女に、年玉を渡していなかった……」
「………次に来た時まで取っておくか」
>>414
「まぁ、忙しいのだろうよ」
「待っていれば何れ来よう。逸る必要もない」
>>415
「また難しい事を……まぁ、やれと言われればやってはみるがな」
「まず氷の少女から。………至って普通の、中流階級の家庭の父親でいいのではないか」
「ファザコンレベルは、1から5で言えばLv4か」
「雷の少女の父は何となく、親莫迦を拗らせた感じがする。どこぞのドイツ軍人とまでは行かずとも」
「Lvで言えば……3辺りかな」
「気の少女のはもう、昔ながらの厳格な父親だろう。前時代的な、少なくとも現代日本の人の親とは思えん類の」
「Lv1から、高くても2が精々だろうよ」
「音の少女の父は今一つ掴めんが……仕事が忙しくて、あまり家族に構ってなかったと思うぞ」
「ファザコンレベルは……Lv3、と見ておくか」
「雪兎の少女の父は……現在の保護者の"くろねこさん"とやらと考えて、しかしそれでも分からんな」
「……少女の様子を見る限り、Lv4から5が適当なのではないか」
「翼の少女のと炎の人のは、すまんがさっぱり分からん」
「と言う訳で、その2人の父の事は本人に訊いてくれ」
>>416
「おぉ、甘酒か。そう言えば含まれるアルコール分が1%に満たない場合、ソフトドリンクとして扱われるらしいな」
「………香りからして、少なくとも酒粕の標準成分とされている8%を余裕で超えている気がするが」
「急いでシェフに伝え、取り替えた方がよいのではないか? 未成年の飲酒は流石に止めるぞ、俺も」
「あぁ、いただこう。……うむ、美味い」
「……まぁ確かに、俺の【魔法】にかかれば大した事ではないがな」
「これも全くのノーリスクと言う訳でもないのだ」
「ただ使うだけならば、微々たるものでしかないとは言えども」
「あぁ、もう大丈夫。当たり所が悪かっただけだ……心配ないさ」
「本来年玉……お前の言う"おとし玉"とは、新年のために贈られる金品の事だ」
「由来は色々と説があるらしいが、少なくとも"玉を落とす"と言うのは違うと思うぞ」
「とりあえず、屋上の彼らに撤収を伝えてくれ。散らばった鉄球の後片付けは俺も手伝おう」
>>419
「うむ、あの元気な姿は俺も大好きだ」
「己の夢見に素直な所も、実に愛いと言うものよ」
「俺も少し、見習わねばならんかな」
>>420
「それはそうだろうよ。少なくとも俺は、平然としていられる自信はない」
「いや、驚きはしても忌避感はないと思うがな」
「………夢に描いてみれば成程、そんな彼女も愛らしいと言うものだ」
>>421
「最近に、特別嬉しかった事や悲しかった事か」
「お前たちや彼ら彼女らの元気な様子は、何時でも嬉しいから当て嵌まらんとして」
「……参ったな、特にないぞ」
「悲しかった事……も、最近では特に思い当たらん」
「………その、なんだ。何事もなかった」
「期待に沿えず、すまないと思っている」
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