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【オリジナル】国立光明学院 5時限目【異能】

256 名前:WWW ◆V.9gKSA. 投稿日:2017/03/14(Tue) 07:37

「よい日差しだ」

「"今日も1日頑張ろう"と、そんな気分になる」


>>237-239

「お前たちがそう思うのならそうなのだろうよ、お前たちの中ではな」

「それが全てだ。あぁ、それがいいしそれでいい」


>>240

「悪い事と思っておらんのだろうよ」

「分別のない、未熟な子供。怒りより先に哀れみを感じる者も、少なからずいるのではないか」

「斯く言う俺も、そんな節がある事は否定せん。あぁ、或いは俺の夢は」

「そんな者のためにこそ、存在するのかもしれんな」


>>241

「うむ、お前がそう思うのならお前の中ではそうなのだろう」


>>244

「倍近く……あぁ、そうなるな」

「所で肉食動物の肉は硬い上に臭みが強く、有体に言って不味いのだが」

「食用に適しているとは言えない肉を、野生の獣が進んで食うだろうか」

「……いや、すまん。特に深い意味はない、ちょっとした疑問だ」


「ふむ、成程。お前がそう思うのならお前の中ではそうなのだろうし」

「ならば俺も、それでよいと思っておく。戯言などととんでもない」

「丁重に受け止めさせてもらう。"どういたしまして"……だ」


「そうさな。吐いた唾が呑めぬように、零れた水が盆に返らぬように」

「言った事実を消す事はできない。此処に限った話ではないがな」

「……そうか。お前がよいと言うのなら、俺も必要以上には気にしない事としよう」

「過ぎたるは猶及ばざるが如し、とも言うしな。……ん? 少し違ったか?」


「そうか? 自分ではよく分からんのだが」

「まぁ、"学院の支配者"に対する"棒切れ拾いの犬"からの畏怖……とでも思ってくれ」

「少なくとも、それもあると言うのが俺の中の俺の見解だ」


「この集いの中には、気に入らん者はおらんよ」

「よく話題に上るクロとやらに、以前殺した男の影を見る事もあるが……」

「まず間違いなく気の所為だろう。彼は20歳前後の筈で、"奴"は今生きていれば30だ。年齢が合わん」

「……お気に入り? 俺の中の俺としては皆、等しく好いているのだが」

「その中でも"特別"を選べと言うなら……気の少女と雪兎の少女、だろうか」


「………音の少女が上位にランクインしている所を見れば分かると思うが、性欲や性癖ばかりを見て言った訳ではない」

「正常ではない、常軌を逸した事柄があれば性的な意味ではノーマルでも変態だ、と言うのが俺の中の俺の意見」

「彼女は"食欲"、そしてお前の場合は……"労働力"と言うべきだろうか」

「何度も言われている事だろうが、お前の日々の働きは誰にも真似できる事ではない」

「仮に俺にやれと言われても、恐らく誰の助けを得ても無理だろう。お前のやっている事は"そう言う事"だ」

「そしてそんな人種の事を、余人はこう呼ぶのだ―――――"トンチキ"乃至は"変態"と」


「因みに、雷の少女とお前との間には大きな隔たりがあるのだが」

「お前、氷の少女、道化の人、俺の4人の間には、ほぼ差はないと言っておく」

「不等号はある程度省略して表現したから、誤解を招いたかもしれんな。それに関してはすまなかった」


>>246

「そう思っているのはお前だけではないと言う事だ」

「まぁ、なんだ。刃ぐるみだって悪くはなかろう」


>>247

「あぁ、お前も大変だな」

「まぁあれだ、気にするな。余裕のある時に来るだけでよかろうさ」

「お前の望む通りにするといい。それがいいしそれでいい」


>>248

「うむ、俺も嬉しい」

「……嬉しいばかりでもいられんが、それでもな」


>>250

「そうか、炎の人も去るのか……寂しくはあるが、仕方あるまいさ」

「口振りからして、復帰の目処も立たんのだろう?」


「ならば……あぁならば、静かに見送ろうじゃないか」


>>254

「あぁ、俺も残念でならんよ」

「だが仕方なかろう、去ると言うのだ。笑って送るが筋だろうさ」


>>255

「全力少年は本当に何処へ行ったのだろうか」


「まぁ、確かに。お前の言う通り、一度去ったとしても」

「再び戻りたくなった時には、戻ってきても誰も咎めんさ」



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