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期間ごとにキャラハンが代わるスレ3

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2017/06/04(Sun) 18:58
なりきりをやりたいけれど1000レスは長すぎる。
時間的な制約があって最後まで続けられない……
そんな悩める方のためのスレが「期間ごとにキャラハンが代わるスレ」です。

このスレでは、最短3日間から最長1ヶ月までの間であれば、
好きな日数を借りることができます。

○申し込まれる際には、最低限お名前と出典(何の作品のキャラなのか)をご明記ください。
 自己紹介用のテンプレは、>>2に記載してありますので利用してください。

○受付は基本的に先着お一人様限りとなっております。
 タッチの差で入る事のできなかったお客様は、
 申し訳ありませんが次の機会にまたお申し込みください。

○即時入っていただける方のみを募集しております。
 「来週入室するから空けておいて」等の先行予約は受け付けできません。
 また、同じお客様に連続で部屋をお貸しすることもできません。

○既存スレと同じ出展、同キャラの使用はOKですが、既存スレとは無関係のものと心得てください。
 また、こちらのスレでは他スレへの越境・既存スレから設定を持ち込む行為を禁止としております。

○宣言した期間のカウントは掲示板のタイムスタンプに従います。
 期間が終了した方は速やかに退去してください。
 名なしの皆さんも、キャラハンの宣言した期間が経過したら
 それ以上の質問はお付けにならないようお願い致します。

○レスが多くとも少なくとも、ご利用いただけるのはご自身が宣言された期間のみです。
 質問が多すぎて期間内にレスしきれなかった場合も、当スレに居残ったりせず

【最後の】完走したスレで答えられなかった質問を答えるスレ【別れ】
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi/narikiri/143743297/

を利用してください。

○尚、こちらのスレではより多くの方に利用していただく為に、
 ある一定期間キャラハンが来なかった場合は放置とみなし、
 期間終了を待たずに次の方へこの場所を渡すシステムをとらせて頂いております。

〜放置の基準は以下を参考になさって下さい〜

※放置の規定日数は、原則宣言した日数の半分(端数繰上げ)
 ただし20日以上借りる場合は全て10日とします。

前スレ
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi/narikiri/410259911/

902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/26(Fri) 23:01
シールド専門家のオレ様を舐めるなよ、若造?

903 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/27(Sat) 10:51
呼ばれた世界が悪かったとしか言えんわな、岩谷の場合は
せめてハルケギニアかエスカリオならまだ最初から普通に勇者やれてただろうに

904 名前:岩谷 尚文 ◆UX0/3lJo 投稿日:2019/07/27(Sat) 12:32
>>902
……ほぅ?専門家か。
舐めて掛かるも何も、俺は今初めてアンタの存在を知ったんだが?
というか、多分……勘違いをされている気がする。

親父、アンタの専門のシールドって……
シールド工事的な意味の方だろ。
作業服っぽいの着てるからすぐに解った。
ようはそれ専門の施工業者の親方って所なんだろ?
俺のシールドは盾の方でな……
戦闘には使えるが、工事は出来ないぞ?

あぁ、でも丁度良かった。
領地で井戸を掘ろうと思うんだが
俺にはその辺りのノウハウは無いからな。
親父……アンタの力を貸してくれないか?
専門家が居た方が効率良く安全に作業が出来る。

……勿論、報酬は弾むつもりだ。
これは俺の勘だが……良い仕事をしてくれそうだからな。
一日八時間労働、残業無し、昼休憩の他に
10時と3時に30分の小休止
報酬は日当で銀貨1枚+銅貨50枚でどうだ?
なんなら、昼飯もまかない作ってやるが。
……考えておいてくれよ、親父。


>>903
まあ、そもそもで勇者を召喚して助けてもらおう
……なんて他力本願な奴等が居る世界だからな
ろくでもないとは思うが、今更言っても仕方の無い事だ。

そもそもでメルロマルクの国教が三勇教だったのもある。
今は四聖教に変わったが、それでも女性優位は変わらない。
亜人排斥の風潮も、簡単には変わらないだろう。
そこは女王も頭を悩ませている部分らしいしな……
膿を出し切るにはまだ時間が必要って事だ。

逆に、亜人国家のシルトヴェルトやシルドフリーデン……
そっちなら俺も受け入れられただろうと言われたが。
だからといって媚びへつらう気は更々無いな。
俺が行けば俺の立場を利用してメルロマルクと戦争になるだろう
火種にされるのは御免だ。

目的は1つ、世界中の波を終わらせる事だ。
国のいざこざに巻き込まれてる場合じゃない。
自分で切り開いていくしかないって事だ。

クズとビッチを女王が見張ってる分
多少動きやすくもなったからな
本腰入れて挑むまでだ。
早くラフタリアが安心できる居場所を作ってやりたいからな……

905 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/27(Sat) 17:33
尚文君の場合はいきなりドン底から始まったからまだ建て直しも早かったのかも
失うモンが何も無けりゃあとはプラス評価を積み重ねるしかやる事無いし
ルクレチア出身のオディオさんなんか、なまじ最初が勇者として順調過ぎたばかりに
一回ワナにはめられただけでとことんまで急降下した挙句最後は魔王転身だったからなあ

906 名前:岩谷 尚文 ◆UX0/3lJo 投稿日:2019/07/27(Sat) 18:37
>>905
そんな奴が居るのか……
俺も下手したら同じ末路を辿ってたかもしれないな。
そういう意味では同情を禁じ得ない。

そういや、魔王ってヤツには会った事がない。
ドラゴンは居るけどな……
亜人、獣人も居るが……エルフは見ない。
異世界と言っても色々だな
実際自分が経験すると、よりそう思える。

そもそも、俺達が居る世界を脅かしてるのは波という現象だ。
グラスやラルク、テリスも波の向こう側からやってきた。
どうやら波は、俺達とは別の異世界に干渉するみたいだな。
実際、テリスの使う魔法は俺達とは違う詠唱だった。
どうやら、宝石の力を借りているみたいだったな。
……あいつらが仲間だったらどんなに心強かったか。

ラルクとテリスとは、一緒に杯を交わし、Lv上げもした仲だ。
敵だと知った時も、あいつらをどこか憎みきれない自分が居た。

(……楽しいな、坊主……)

正々堂々、ぶつかって来た相手だからな。
ラフタリアに出会う前の俺なら、憎しみにとらわれただろうが。
最近は憤怒の盾も、憎しみに身を任せて使う事は無くなった。
別に性格的に丸くなった訳じゃない。
憎しみは今も燻り続けてる……
やりたい事が復讐から、仲間を守る事に変わっただけだ。

その魔王なんかになっちまった奴が
今後変われるかは……知らんな。
だが、俺は覚えてるんだよ
憤怒の盾に精神を侵食されていく中で
……握られた手から伝わる温もりを。
闇堕ちなんか、してる場合じゃないんだよな。

907 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/27(Sat) 21:37
尚文に抱き付く

908 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/27(Sat) 23:40
▼突然尚文達の身動きが停止されふっと現れた全身が黒と金で覆われた鎧を着込んだ男が現れ(但し、顔はマスクをしており)▼

お前が盾の勇者の岩谷尚文か。・・・なるほどそのやさぐれた表情。
確かにもう1つの歴史での岩谷尚文とは全然違うな。
そう睨むではない。こちらの岩谷尚文よ・・・。
私がその気になればお前如き簡単にひねり潰せるさ。こうやってな。

▼すると落ちてた木の棒を軽く握ったその瞬間禍々しい波動が溢れだし木の棒に纏う形でそれが具現化したオーラ状の剣へと変わり▼

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁふぁぁぁぁ!!!!

▼遠くの彼方に聳え立った大山が一瞬で切断その上消滅した▼

・・・ほう、例え勝てなくてもこの私に挑もうとするその決意は評価しよう。
が、勇気と無謀を履き違えるなッ!あちらのお前はこの私を知ってもなお逃げる事を選択したぞ。
環境が違えれば冷静に判断出来るのはあちらのお前の方が上手だな。
だがあの場に槍の勇者が何故かいたのかは驚いたが・・・そうか奴は・・・。

▼全てを悟った瞬間男はスッーと姿が消えたのであった▼




909 名前:岩谷 尚文 ◆UX0/3lJo 投稿日:2019/07/28(Sun) 14:02
>>907
……離せ。(ぐいっ)
怪我をしても知らんぞ?
俺のマントの下には魔物が居るからな。
バルーンだからさほど強くはないが
冒険者でもない限り、噛まれれば結構ダメージが入る。

何でそんなものをくっつけてるかって……
メルロマルクから追い出されて野宿を始めてからか……
寝てる間に噛まれてた。
どうやら俺が攻撃できないからか寄ってくるんだよ。
まだその頃は奴隷商からラフタリアを買う前でな
倒すのも手間だし、別に痛くもないから放っておいた。

役に立ったこともあるぞ?
ふざけた買い取り商にけしかけて脅したり
元康との理不尽な決闘にも使ったな。
今はラフタリアが居るから正直もう必要は無いが……
払っても払っても噛みついてくるからな
噛みごたえがあるのか良いのか知らんが
腰に噛みついてるコイツはもう3日もここに居るぞ。

俺にとっては無害だからな
意思疏通は出来ないが
ストレスが溜まったら殴れるし
まぁいいか位に放置してる。

そういやたまにフィーロが遊んでるな。
フィーロは強いからな、俺同様にダメージは受けないし
たまに俺から引き剥がしてボールのように壁にぶつけてる。
……ラフタリアが小さかった頃に
バルーンの素材で出来たボールを買い与えたな。
今も持ってるんだろうか?
フィーロにも、今度何か子供向けの玩具でも買うか。
あいつにはメルティと一緒に遊べる物が良いだろうな。


>>908
……
(身体が動かせない、何だこのプレッシャーは
波から出てきたのか……?何か手立ては……)

『ナオフミ……様……』

『ごしゅじんさまー……動けないー』

(ラフタリアとフィーロも動けないのか?
盾は……よし!ラースシールドには変えられる!)

ぐ……っ!!

『ナオフミ様、その盾は……っ!いけません!やめてください!
ナオフミ様ぁあああっ!』

やるしかないだろ!ここでお前らを失うわけにはいかない!
こんな危険なヤツを野放しにしたら世界が滅ぶぞ!

『ですが……!いやです……イヤ……嫌ぁ!』

棒切れ一本で山1つ吹っ飛ばすバケモノだぞ?
霊亀の非じゃない!迷ってる暇はなさそうだ……いくぞ!

【その愚かなる罪人への我が決めたる罰の名は神の生贄たる絶叫!
我が血肉を糧に産み出されし
竜の顎により激痛に絶叫しながら生け贄と化せ!】

ブラッドサクリファ……

ーースーッ……ーー

な!?き、消えた……?
どこだ……どこから仕掛けてくる!

『ごしゅじんさま、もうあの怖い気配ないよ?
体も動くようになったー』

『一体あの方は何なのでしょう?』

俺が知るか……だが、元康の事を知ってるみたいだな。
多分、俺達が先日会った口調のおかしい元康の事だろ。
こっちの世界の元康はお世辞にも強いとは言えないしな。
あんなバケモノじみたヤツが興味を持つとは到底思えない……
だが正直、あんなの俺の盾でも防げるか解らない
また来られたら……

『ナオフミ様……汗びっしょりですよ……
もうあんな無茶は止めてください……
ナオフミ様が死んでしまったら……私は……』

悪かった……使わずに済んだんだ、そんな顔をするな。
これから先はあの盾に頼らなくても良いように
強くならないとな。
出来れば二度と、エンカウントしない事を願おう。

910 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/28(Sun) 18:20
なんかいい匂いがするぞー

911 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/28(Sun) 21:43
仲間がいれば強くなるの?

912 名前:岩谷 尚文 ◆UX0/3lJo 投稿日:2019/07/29(Mon) 12:40
>>910
ん、こんなもんか……ラフタリア!フィーロ!飯にするぞ。

『はーい♪』

『わぁ、美味しそうですね』

……所でフィーロ、後ろのそいつは誰だ?

『あのね、さっきまでフィーロと一緒に遊んでくれたの♪』

知らない奴にホイホイ付いていくなと教えただろうが
ハイエースされたらどうすんだ

『んー……?はいえーす?』

『ナオフミ様……言動がすっかりお父さんみたいです……』

保護者ではあるがお父さんじゃない!

『えー?でも、いっぱい遊んでくれてフィーロ楽しかったよ?
ごしゅじんさまのごはんの匂い
良い匂いっていってたから連れてきたの
フィーロ、ナナシの人と一緒にごはん食べたい!
ねー、おねがいごしゅじんさまー』

……ハァ。
フィーロが世話になったみたいだからな
礼って事で振る舞ってやる。
幸い今日は多めに作ってあるからな。

『今日のごはん何ー?ナナシの人のフィーロが運ぶ♪』

シチューだ、溢すなよ?

『わーい♪はい、ナナシの人、一緒に食べよ?(ずず〜……)
皆で食べるとおーいすぅぃい〜♪』

スプーンを使えスプーンを!
お前にとっちゃシチューは飲み物か!?
相変わらず雑な食い方しやがって……
ほら、お前も呆気にとられてないで……
さっさと食わないとフィーロに全部食い尽くされるぞ。


>>911
少なくとも俺はそうだな
逆に言えば誰かの助けがないと強くなれない。
他の勇者と違って、俺には攻撃手段が無いからな
魔法適正も回復と援護だから攻撃出来ないしな。
だからパーティを組んだ仲間が倒した敵の経験値を貰う形だ。
経験値はトドメをさした奴に一番入るから
Lv自体は俺よりもラフタリアやフィーロの方が高い。
勇者以外はLv40で一度打ち止めになるが
竜刻の砂時計でクラスアップすればまた上がるようになる。

勇者同士の武器は反発しあうから
近くに居ると経験値が入らない
だから、他の勇者とは別行動でLvを上げる必要があった
だが俺の武器は盾だ……そもそも盾が武器って時点でおかしい
しかもこの盾の制約で他の武器は持てないんだぞ?
試しに噛みついてきたバルーンで攻撃してみたが
意思疏通の出来ない野生の魔物とパーティは組めないし
倒してもバルーンが倒した事になるから経験値も入らない。

本当に、ラフタリアとフィーロ頼りでここまで強化できたようなものだ
クラスアップを自由に選ばせてはやれなかったが……
二人とも俺の期待に応えてくれる働きぶりだ。
連携もうまく取れるようになったしな
俺にとってこれ以上の仲間はないと言ってもいい。

しかし……これからの戦いもあるからな
戦力的にもう少し仲間が欲しいと思っていた所だ。
メルティは王女だからずっと一緒には戦えないしな。
今は樹の所から保護したリーシア……
あいつを強くしてやらないとならない。
少々情けない声を上げている事が多いが
あいつだって絶対強くなれる筈だからな。

913 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/30(Tue) 00:17
強くなるためには日々修行だよ

914 名前:岩谷 尚文 ◆UX0/3lJo 投稿日:2019/07/30(Tue) 09:07
>>913
一理あるだろうな。
ラフタリアも時間がある時は鍛練をしている
腕立て伏せとかな……元々努力家みたいだ。
戦うにしても身体が鈍ってちゃ存分に力を発揮できない
そこら辺は理解しているつもりだ。

フィーロは鍛練や修行と言うより、遊ぶ事で鍛えられてるかもな。
馬車を引くのも好きだから、道中よく魔物を蹴りながら進んでいる。
たまに元康の奴を轢き逃げしてたりな……
酷い?フィーロフィーロと煩いから自業自得だろ。
流石に爪を着けてる時はやめてやれとは言ってあるが
最近はねられる元康の飛距離が伸びてきた……
やはり少しは鍛えられてるんだろう。
見ていて解るが、動きがキレッキレだぞあいつ。

俺もラフタリアやフィーロほどじゃないが
程々に筋力が落ちないようにはしている。
この世界での強さはLvで解るとはいえ
何もしないのもなんだからな……
俺は薬も材料を調合して一から作ったりもするが
薬草擂り潰すのも結構力がいる。
材料を盾に入れれば盾が勝手に薬を作るが、品質が一定だ。
地道な努力が良い結果に結び付くならやらない手はない。
効率を考える事もあるがこつこつやるのは嫌いじゃないしな。

錬のやつが俺の努力をチート呼ばわりしていたが
何の苦労もせずに強くなれるわけがないだろう
あいつらは魔法を水晶玉で覚えて楽してる連中だが
俺は文字を覚えながら本で習得したぞ?
一体どっちがチートなんだかな……

915 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/30(Tue) 23:23
心配するな、お前の背中がぐらいオレが守ってやる!ピタリ(背中に張り付いてる)

916 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/31(Wed) 01:47
心配するな、三次元よりも二次元が好きだったっていうのは知らないで居てやるぜ!
あれ?違ったかな。スマン忘れてくれ。

917 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/31(Wed) 09:02
普通勇者って剣と盾を常に装備しているのが勇者なのに盾だけ装備の勇者って珍しいね
しかも4人も勇者がいて更に七星勇者とか分け分からなくなる始末・・・


やっぱり伝説の聖剣、絶対防御の聖盾を持った勇者が俺達でも知っている語り継がれた勇者なのか?

918 名前:岩谷 尚文 ◆UX0/3lJo 投稿日:2019/07/31(Wed) 21:31
>>915
気持ちはありがたいが俺なら大丈夫だ
この程度の魔物からの攻撃なんざかすり傷も負わないからな
それよりもそんなにべた付きされたら思うように動けない
俺は攻撃できないんだからお前が攻撃に徹してくれ
ラフタリアとフィーロが買い出しに出掛けてる今……
攻撃が出来るのはお前だけだ!
安心しろ、俺が守ってやるから
お前に怪我をさせるようなことは無い。
ほら、ドロップ品で出た剣だ、使えるよな?
倒しやすいように俺がスキルで魔物を集める……

ヘイトリアクション!

早くしろ!俺に魔物が群がってる間に倒すんだ。

……
…………
………………

はぁっ……はぁっ……やっと終わったか
う……魔物の体液でべたべたして気持ち悪ぃな。
武器屋の親父に作ってもらった鎧が台無しだ。
風呂に入るにも町から少し離れてるし
仕方ない、近くの川で行水するぞ。
ついでに洗濯も済ませるか……
悪いがお前にはもう少し付き合ってもらおう。
俺が行水してる間、人や魔物が来ないように見張っててくれ。
さすがに無防備な状態で魔物に襲い掛かられるのはちょっとな……
ダメージを負わないにしても勘弁してもらいたい。
すまないが、見張りを頼む。


>>916
なんの話だ?
あぁ、俺のオタク趣味の事か。
異世界に召喚されてからそういう事を話す相手も居ないが
別に頑なに隠してる訳でもないんだよな。
他の三勇者は自分がやってたゲームに近い世界と言ってたが
俺がやってたゲームと、この世界に共通点は無かったからな
語っても意味の無い話をする必要もないだろ。
語れる相手が居るなら話は別だが
ラフタリアやフィーロじゃ話が通じない。
異世界で出会ったオタクは洋裁屋位だ。
本人に聞いて確かめた訳じゃないが、そういう雰囲気がある
ここは漫画やアニメがある世界じゃないからな
俺とは違ったベクトルだろうが……
なんか……こう、オタク特有の空気があいつにはあった。
好みのレイヤーに自分が製作した服着せるのが好きそうだ。

それと、俺は別に三次元より二次元が良いと思ってる訳じゃない。
誤解をしたままで認識するな。
確かに弟に美少女恋愛ゲームを勧めた事はあるが
そこまでニッチな方向性のオタクではないんでな。
漫画もゲームもアニメも色々幅広く楽しんでた。
ネトゲに関しては、レアアイテムの売買なんかが好きでな
根っから商魂だけはたくましいというのは自覚してる。
まぁ…俺はもうこの世界に来て暫く経つから慣れたが
ラフタリアやフィーロを弟が目の当たりにしたら
目の色変えて騒ぎそうなのは容易に想像つくな。


>>917
そうだろうよ……俺だってそう思ってたんだよ。
盾の勇者ってバカかよ……四聖武器っていうが
盾は武器じゃなくて防具だろうが。
しかも、他の武器が使えないとか本当に苦行を強いられてる
七星武器に関しても何だか情報があやふやだしな。

ラルクの武器も俺が見た限りでは四聖武器に近い気はした。
素材を吸わせる事が出来るし……
しかも本人は当たり前のようにやっていたんだ。
だから、ラルクが七星勇者のうちの一人なんじゃないかと考えた
正直な話、そうであってほしいと思っていた。

実は別の異世界から俺達を殺しに来てたなんてな……
あいつは他の三勇者よりも強くて、頼れる兄みたいだった
ラルクが味方だったらどんなに良かったんだろうな。
俺の事を坊主と呼ぶのは頂けなかったが
俺自身がこっちに来る前は弟しか居ない長男だったからな
兄が居たらあんな感じだったんだろうか?

勇者になるなら剣も持ちたかった。
何だよ盾しか持てない勇者って……嫌がらせでしかないだろ
英雄譚にもならないただの波瀾万丈バラエティーにしかならんな。
……こんなの語り継がれたくは無いぞ?

919 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/07/31(Wed) 23:08
まあ、その盾がなんか特殊な力を持った盾ならまだ良かったかもな
持ち手の想いで色んな武器や兵器に変わるーとか?
レベルアップする事でドンドン性能が上がると
それだったら他の武器が使えないのなら納得だけど
でも、それだと他の勇者要らなくなるな
もう全部盾の勇者で良くね?になるしね

920 名前:ラムパルド 投稿日:2019/08/01(Thu) 10:50
盾だと?俺の頭の血が騒ぐぜえぇぇ!
食らえぇぇぇむぉろはぁのずぅつぅきぃぃぃぃいいい!

921 名前:岩谷 尚文 ◆UX0/3lJo 投稿日:2019/08/01(Thu) 16:36
>>919
剣とか槍とか全く別の種類の武器に変える事は出来ないが
素材を吸わせる事でこの盾を変化や強化させる事は出来るぞ?
そうする事によって盾の種類も増えていくし
使い続ければ熟練度が上がって能力が解放される。
例えば……これだ

ーーシュィンッ!ーー

今変化させた盾はリーフシールドだ。
……違う、ウッドマンから手に入れたんじゃない。
エアーマンを倒す為のものじゃない。
召喚された後、序盤で手に入れた盾でな……
薬草を吸わせたら変化できるようになった。
リーフシールドの装備ボーナスは採取技能が上がる
この盾に変えて薬草を摘むと品質の良い薬草が採れる。
強化は熟練度を上げたり、エンチャントで上げたりも出来る。
失敗する事もあるがな……

変化出来る盾の種類を増やし、鍛えてスキルを増やし
工夫をしながら戦っているが
やはり攻撃が出来ないというのは不便だ。

俺にも武器が持てるなら他の三勇者と共闘なんかしなくて良いからな
人の話を聞かないやつらと協力なんざ本当はしたくない。
だが、あいつらに強くなって貰わないと困るんだよ。
四聖が一人でも欠けると波を退けるのが難しくなるし
……ちゃんと対処しないと俺もろとも四聖がフィトリアに殺される。
何で俺がこんな貧乏くじ引かされたのかは知らんが
面倒でもあいつらと一緒に戦わないとな……


>>920
……っ!?エアストシールド!セカンドシールド!

ーードゴッ!ガツンッ!ーー

ぐっ……エアストシールドが一枚破壊された!どんだけ頭が硬いんだ
二段構えにして正解だったな……
あとは……シールドプリズン!

ーーガシャンッ!ーー

とりあえず捕獲してみたは良いが……
初めて遭遇する魔物だ、どこから来たんだ。
ずんぐりしてて可愛げがあるように見えなくもなかったが。

……所でそこのお前、俺に何か用か?
服が俺が元居た日本の服っぽいが。
お前もこの世界に召喚でもされたのか?
は?でかいモンスターボール?……何の事だ。
これは盾で出来た檻だ、もしかして中の魔物はお前の配下か?
返して欲しいなら魔物紋でちゃんと管理しろ。
こちとらいきなり襲いかかられたんだからな。
俺だったから良かったが、民間人だったら下手したら死ぬだろ。
そろそろ檻の効果が切れる……ちゃんとしつけとけよ。

……ちょっと待て、何でそんな小さな球体に魔物が入るんだ?
まるで四聖武器で素材を吸わせてる時みたいだが……
ボールの勇者とか……?まさかな。

922 名前:岩谷 尚文 ◆UX0/3lJo 投稿日:2019/08/01(Thu) 22:50
1週間世話になった。
色々話した事を糧に、俺はまた進む事にする。
少しでも楽しめたなら良いが……
またいずれ、どこかで会えると良いな。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


氏名(必須):
出典(必須):
入居期間(必須): 月 日〜 月 日(※その日の日付〜宣言した期間後の日付)
その他、備考:

(以下はアンケートです。省略されても、空欄のままでも結構です)

年齢 :
性別 :
職業 :
趣味 :
恋人の有無 :
好きな異性のタイプ :
好きな食べ物 :
最近気になること :
一番苦手なもの :
得意な技 :
一番の決めゼリフ :
将来の夢 :
ここの住人として一言 :
ここの仲間たちに一言 :
ここの名無しに一言 :

923 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/01(Thu) 23:36


924 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/02(Fri) 03:16
乙の勇者の成り上がり

925 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/02(Fri) 22:04
おっ、人はっけーん。こんばんはー。
あ、ごめんごめん。驚かせちゃった?
怪しい者じゃないから安心して。
私はシェルダ。王都直属遊撃部隊所属の剣士だよ。
魔物討伐の任務でこの村に一週間ほど滞在することになったんだ。
で、その間お世話になる村の人たちと親睦を深めてくるようにって兄さ…隊長から命令されてキミたちに会いに来たってわけ。
そういうわけだから仲良くしてくれると嬉しいな。
ね?怪しい者じゃないでしょ?王都所属って言ってもただのしがない剣士だからね。
(そう、ただ……)

魔剣『ヴァァァイ!誰でもいいから斬らせろォォォ!血がァ、血が足りねェェェ!』

(武器の声が聴こえるだけの、ね…)

氏名(必須): シェルダ
出典(必須): オリジナル
入居期間(必須):8月2日〜8月10日(※その日の日付〜宣言した期間後の日付)
その他、備考: 王都警備隊に所属する剣士。愛剣は魔剣レーヴァテイン。
ある日突然、武器の声が聴こえるという特異体質に目覚めたが、
痛い人だと思われたくないので、兄や仲間にも秘密にしている。

年齢 : 17
性別 : 女
職業 : 最初に言った通り王都直属の…あー剣士
趣味 : 旅行、探索、闘技観戦
恋人の有無 : うん?変人?
好きな異性のタイプ : 武器と会話してるの見ても引かない人、かな…
好きな食べ物 : いちごオレ
最近気になること : 兄さんの独り言
一番苦手なもの : トマト
得意な技 : 剣術はまぁそれなりに
一番の決めゼリフ : んー考えとく
将来の夢 : なんだろ、世界一周とか?
ここの住人として一言 : 賊でも魔物でもかかってこんかーい、なんてね
ここの仲間たちに一言 : キミ、うちに入隊しない?
ここの名無しに一言 : 短い間だけどよろしくねー

-サブキャラ-
【レオン】
シェルダの兄で、彼女が所属する第7小隊の隊長を務める大剣使い。

【レーヴァテイン】
かつては魔王の愛剣だったが、なんやかんやあって現在はシェルダの所有物。好物はトマトジュース。

926 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/02(Fri) 22:30
よろしく!!

927 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/03(Sat) 00:08
トマトジュースをちゅーちゅーする?

928 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/03(Sat) 03:19
ほい、夜の見回り異常なしっと。
ちょっときゅうけーい。

>>926
おー元気いいねキミ。なんだか逆にこっちの元気が吸い取られそう。

魔剣『ケケケ、こいつはイキイキしてて血が美味そうだ。早く吸わせろ!』

…でももう少しだけ抑えた方がいいんじゃないかな?
ほら、もう夜中だからね。ご近所さんに怒られちゃうよ。

魔剣『抑えきれねェー!血が足りねェんだよォ!』

それにほら、あまり大声出すと魔物を呼び寄せちゃうかもだし。

魔剣『ケケケ、そりゃいい。全員まとめて斬り刻んで血の噴水を降らせてやるぜェー!』

…まぁ私たちがいる限り、村とキミたちの安全は保証するからそこは信じてくれていいよ。

魔剣『夜襲だ夜襲だァ!夜襲を仕掛けてMINAGOROSHIだぜェ!』

あっ、ごめん。私見回りに戻るね。
魔物の夜襲に警戒しないと。

>>927
も〜…少し静かにしててよ、レーヴァ。

魔剣『いいじゃねェか別に。どうせ他の人間どもには俺様の声は聴こえちゃねェんだろ?』

そうだけど私が気になるんだって。
うっかり会話してるとこなんて見られたら私めちゃくちゃ痛い人だと思われ…

魔剣『そこの村人に見られてるぞ今。痛い人になってるぞ』

え?あっ…痛っ、いたた、古傷が…。
あ、927くんいたんだ?だいじょぶだいじょぶ。
さっきの戦闘でちょーっと古傷が開いただけだから、うん。
そこまで痛くないから。うん、私ぜーんぜん痛くなんてないからね。

で、何?トマトジュース?
えー、ちゅーちゅーなんてしないよ。
私トマトは苦手なんだよね…。
レー…ペットのエサにするために毎日買ってたら、兄さんにトマト好きと勘違いされちゃってね。
あの時は死ぬほどトマト料理ばかり食べさせられたなぁ…。(しみじみ)

魔剣『シェルダてめェ、ペットなんて飼ってたのかよ?知らなかったぜ、今度喰わせろよ』

うん、実は私ペット飼ってるんだ。
魔獣みたいに狂暴だから人には見せられないけどね。
…おっと、そろそろ剣の手入れしなきゃ。
兵士にとって武器は大切な相棒だからね。私にとっては生き物と変わらないんだ。
キミももし武芸をやるなら覚えておいてね。それじゃまた後でねー。



(きょろきょろ)
よし、誰も見てない…。
はいレーヴァ、魔獣の血だよ。

魔剣『おぉぉ〜!コレだコレ!ゴクゴク…ぷはァ!このために生きてるゥ〜!』

あはは、相変わらずいい飲みっぷりだね。まだまだあるから好きなだけ飲んでいいよ。
(ほんとはただのトマトジュースなんだけどね…それ)

929 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/03(Sat) 08:58
お姉さんの剣ってどんな名工の作なんだろう?
すごい業物なんだろうけど見てると何か怖いね
(そうは言いながらも剣に釘付けな見習い鍛冶師)

930 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/03(Sat) 12:20
あづぅぅぅ〜…いつも暑いけど、今日は特に暑くない?
…まぁ昨日も一昨日も同じこと言ってたんだけど。

私は軽装だからまだいいけど、重装隊の人たちは大変だろうなぁ。
皆も無理せず小まめに水分補給するようにね。
というわけで私もきゅーけーおっけー?

>>929
>お姉さんの剣
…あ、ごめーん、よく聞こえなかった。
もっかい言ってくれるかな。

>お姉さん
お姉さん…って私のこと?
(なーんか嬉しいかも。隊内じゃあまり女扱いされることないもんなぁ)

魔剣『ケケケ。世辞だよ、世辞』

……(ギュウウウ)

魔剣『アイデデデデデ!!』

なるほど、キミは鍛冶見習いなんだ。
この剣に興味あるの?

魔剣『あァん?何ジロジロ見てんだてめェ?』

うーん、お姉さん今機嫌いいし、じっくり見せてあげたいのは山々なんだけど…。
なんていうかこの剣はちょっとね…いわく付きって言うか、魔剣っていうか…。
あーいや、絶対負けん!敵に負けん!みたいなね。

魔剣『そうだ、俺様は魔剣だァ、ケケケケ!恐れ入ったかよォ?』

…あとこの剣たまに伸びるからあまり顔とか近づけないようにね。
あーいや、敵がノビる!斬られたら絶対ノビる!みたいなね。

魔剣『そういうこったァ。だから俺に近づくんじゃねェ。なんならてめェの身体で斬れ味を試し…』

>すごい業物なんだろうけど見てると何か怖いね

魔剣『おいシェルダ、こいつ見る目あるぞ!もっとゆっくりじっくり見せてやろうぜ!』

…お世辞だよ、お世辞。

931 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/04(Sun) 06:00
おはよう!!

932 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/04(Sun) 09:30
>>931
おっ、元気いいー。うん、おはよう。
ん〜今日は天気もいいしなんだか清々しいね。
いかにも、のどかな村の朝って感じ。

魔剣『ケケケ、こんな爽やかな朝は誰でもいいから思いっきり斬りてェなァ。のどかな村に血の雨が降るぞォォォ!!』

…でも私たち遊撃隊はこういう時こそ気が抜けないんだ。
油断してると敵の急襲に遇った時、咄嗟に対応できないからね。
まぁ、うちの兄さんみたいに常に険しい顔してるのもどうかと思うけどねー。
あれじゃ村の人たちも萎縮しちゃうよ。
もうちょっと肩の力を抜いてもいいんじゃないかなぁ。

レオン『ほう、お前の兄はそんなに険しい顔をしているのか?』

そりゃーもう、いっつもこう眉間にシワ寄せて…って、兄さん!?
えーっと、いつからそこに…?

レオン『おっ、元気いいねーの辺りからだったかな』

(全部聞かれてた!)

レオン『昼から任務についての話し合いがある。全員参加だからな、お前もちゃんと来るんだぞ』

りょ、りょうかーい。わざわざありがとね。
…あっ、そうだ。兄さんもここでちょっと話していけば?

レオン『いや…やめておく。俺のような男がうろうろしていると村の者たちが萎縮してしまうからな』

うっ…ご、ごめん兄さん。あれ冗談だからあまり気にしないでね?

レオン『ふっ、俺も冗談だ。ではまた後でな』

…ふー、焦ったよ。いきなり背後に立ってるんだもん。

魔剣『ケケケ、気ィ抜いてるからそうなるんだよ』

ま、まぁそれだけ心を許せる相手ってことだよね。
たまには緊張の糸を断ち切ってリラックスすることも大事だよ。
オンとオフの切り替えがしっかりできてこそプロなんじゃないかな。
ね、931くんもそう思わない?

え、奇襲されたらどうするんだって?
だいじょぶだいじょぶ、そんなの本人の腕次第でどうにでもできるって。
むしろ万全の状態で戦いに挑むためにも、普段は力を抜いて温存しておくべきだよ!
だから私はお昼まで仮眠を取ることにしました。

魔剣『てめェ言ってることむちゃくちゃだぞ』

933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/04(Sun) 11:15
日本の映像作品とかだとアクセサリーと話する人たちもいるよ!

934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/04(Sun) 15:52
お姉さん、その剣の事よく理解してるんだ…本当に大切なんだね
俺もいつか誰かに大切にしてもらえるような武器や防具を作りたいな
そうだ!お姉さんにこれ、あげる

つ≪銀の手甲≫

お姉さんは剣で村を守ってくれるけど
お姉さんの事は誰が守るのか考えてしまって
だから防具にしたんだけど
俺が打ったのだからすぐ壊れちゃうだろうな
あ…気に入らなかったら、べつに使わなくても良いから!お礼だから!
いつも村を守ってくれてありがとう

935 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/04(Sun) 22:04
それにしてもこの辺りは平和だねー。
あまり強い魔物もいないみたいだし。

あ、ううん。それはもちろんいいことなんだけど。
ただ、これなら出撃するのは私一人でもよかった気がするんだ。
何も兄さんたちまで駆り出さなくてもいいような…ま、いっか。
もしもってこともあるもんね。

>>933
ニホン…って外国の名前だよね。
本で見たことあるよ。たしかカタナっていう剣が有名なんだっけ?

魔剣『なんでも妖刀とかいう剣があるらしいじゃねェか。いつかぶった斬ってやりてェなァ』

(妖刀か…これ以上お荷物は増やしたくないなぁ…)
あとあれでしょ、スシー、フジヤマー、ゲイシャー、ハラキリーってやつだよね。
よくわかんないけどいつか私も実際にこの目で見てみたいなー。

魔剣『ケケケ、ハラキリが見てェだと?いい趣味してんなァ』

…あれ?私なんかおかしなこと言った?
で、何の話だっけ。あ、そうそう、アクセサリーと話す人だ。
へぇ〜、そんな人がいるんだ?世の中広いねぇ。ふむふむ…アクセサリーとねぇ…。
え、ちょっと待って。なんでいきなりそんな話を私に?
(も、もしかして私がレーヴァと話してたとこ見られたのかな…?ってことは名無しくんの視点からだと…)

―――――

よし、誰も見てない…。
はいレーヴァ、魔獣の血だよ。
(剣にトマトジュースをぶっかける)
あはは、いい飲みっぷりだね。
まだまだあるから好きなだけ飲んでいいよ。

―――――

(こうなるのか!あ痛たたたたた!痛いよ、痛すぎるよ!これただ剣にジュースぶちまけてニヤニヤしてる人じゃん!痛いっていうかヤバい人だよ!)

…ま、まぁそういう不思議な力を持った人がいるってことは否定しないよ。
実際私の知り合いにもそういう人いるしね。…っていうか私だけど(小声)
でもアクセサリーかぁ。なんか羨ましいな。
だってほら、なんかキラキラしてて華やかな会話してそうじゃない?
これが武器だとそうはいかないよねー。
騎士の人なんかが使ってる剣は気品があったりするけど、魔剣とか絶対野蛮だよ。

魔剣『てめェにゃそっちのがお似合いってことだ、ケーッケッケ!』

…正直かわいくないよね。

>>934
あはは、理解だなんてそんな大したものじゃないよ。
ただ知りたくなくても分かっちゃうっていうか…うん、不可抗力ってやつだね。

魔剣『この前斬ったオークの肉感は最高だったなァ〜。丸々太っててよォ、あれぞまさに血の風船だぜェ〜』

…理解しがたい部分も多いしね…。

>そうだ!お姉さんにこれ、あげる
え…いいの?わぁ、ありがと!
嬉しいなぁ…壊れないよう大切にするよ。

魔剣『使わねェってことか?』

ありがたく使わせてもらうからね!
い、いや、防具だからどうしてもキズはついちゃうかもだけど…。
でもこれ銀だし、そうそう壊れたりはしないんじゃないかな…?

>俺が打ったのだからすぐ壊れちゃうだろうな
ううん、そんなことない。
素材や技術も大事だけど、一番大事なのは作った人の心だよ。
私は防具のことはあまり分からないけど…武器も防具もきっとその部分は同じだと思うんだ。

魔剣『ケケケ、いい子ちゃんぶってんじゃねェぞシェルダァ〜。さっさと質屋に入れて換金しちまえよォ』

…どんなに斬れ味がよくたって、心がないとそれは人をキズつけることしかできない凶器だよ。

魔剣『凶器だとォ?ケケケ、照れるじゃねェかァ〜』

…むしろ狂気だね。まぁそんな話は置いといて…。
私の剣はやっぱり人々を守るための剣でありたいって思うよ。
そのためにもキミが作ってくれたこの手甲には頑張ってもらわなきゃ。
ほんと…ありがとね。

936 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/05(Mon) 10:31
きゃー!畑にゴブリンがーっ!
やめて、やめてよぉ!私のイチゴ踏まないでー!

937 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/05(Mon) 13:20
どもどもー。今日もぶらりと立ち寄ってみたよ。
え、任務はどうしたって?
や、ちゃんとやってるよ?サボりとかそんなのあるわけないじゃーん。
今だって散歩…と見せかけて実は見回り中だからね?
なんだかここら辺りからよからぬ気配が…

>>936
>きゃー!畑にゴブリンがーっ!
>やめて、やめてよぉ!私のイチゴ

そら見たー!私の勘に狂いはなかったよ!
行くよ、レーヴァ!イチゴ畑…と人命は絶対死守!

魔剣『優先順位がおかしいんじゃねェか?まぁ俺様は斬れりゃなんだっていいけどなァ〜!』

いた!
そこまでだよ、ゴブリン覚悟ォォォ!
あっ、逃げた!
ちょっとレーヴァ、いくら魔剣だからって殺意高過ぎだよ〜。

魔剣『てめェだろ』

…でも逃がさないよ。
足の速さだけなら隊内1とも言われるこの私から逃げられると…
わっ、速っ!?あのゴブリンすっごい足速い!

魔剣『ケケケ、命の危機だからな。必死にもなるだろうぜェ。そういう相手を追い詰めるのも楽しいもんだ。シェルダ、あれ使えよ』

仕方ないなー…人が見てるとこじゃあまり使いたくないんだけど…
伸びろっ、レーヴァテインっ!

【かいしんのいちげき!ゴブリンはたおれた!】

…うん、ひとまず一件落着かな。
お姉さん大丈夫?ケガはない?…そっか、無事でよかったよ。
でも畑は…あーあーぐちゃぐちゃ…ごめんねお姉さん、私が近くにいながら…。
私のイチゴにこんな酷いことするなんて…

魔剣『私の?』

みんなのイチゴにこんな酷いことするなんて…許せない。
ね、お姉さん、このイチゴ私に売ってくれないかな?
せっかくお姉さんが作ってくれたんだもん、ムダにはできないよ。

あ、それと…さっき剣が伸びたのは他の人たちには秘密にしておいてもらえると助かるかなー。
えっと、この剣ってなんていうかちょっと特別で…いや、魔剣とかそんな危ないもんじゃないんだけどね?

魔剣『ケケケ!血だァ〜!ゴブリンの血がまるでイチゴジャムだぜェー!』

いや、ある意味危ないんだけど…
これ王都で対ゴブリン用に作られた『ゴブリンスレイヤー』っていう珍しい剣なんだけど、
まだ試作段階だからあまり人に知られちゃいけないんだってさー。
だから内緒にしてて。お願いね。

魔剣『俺様は世界を救わない。全員殺すだけだ』

938 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/05(Mon) 16:34
(伸びる剣がゴブリンを倒すのを目の当たりにして)

…はっ!あ、有り難うございましたシェルダ様!
私も無傷ですし、イチゴ畑の被害も最小限ですから大丈夫です
助けて頂いた上にこんな潰れたイチゴを買って頂く事は出来ません!
被害にあったイチゴは食べられる部分を使って加工しますから
後で飲み物や、お菓子や、ジャムにしてからお持ちします…
お代は勿論要りませんから召し上がってください。

その剣…凄いですね、王都ではそんな武器があるんだ…
あ、勿論他言はしません!安心してください。

命を救って下さって有り難うございました
ゴブリンスレイヤーさんも…
(屈んで剣にニコリと微笑みかけ)

…はっ!す、すみません、伸びる剣なんて初めてなので
なんだか生きてるみたいにみえてつい声をかけてしまいました
…どうか笑わないでくださいね?

939 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/05(Mon) 23:05
魔物を飲み込め!

940 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/06(Tue) 07:33
妖刀ムラマサ「ククク……」

941 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/06(Tue) 07:40
トマトジュースにハァハァする?

942 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/06(Tue) 13:22
やほやほー、シェルダだよ。
そういえば私の名前ってたまーにだけど間違えられるんだよね。
ほら、最後が『ダ』でしょ?
だから『私はシェルダ』って名乗ると『シェルさんですね、よろしく』って言われたり…。

私はシェルだ。(キリッ)

うーん…なんかこれだと凛々しい女騎士って感じだよね。
やっぱ私には似合わないなー。

>>938
あはは…シェルダでいいよ?
様付けされるほど立派な人間じゃないしね〜、私。
うん、とにかく被害が少なくてよかった。

魔剣『掃除番すっぽかしてブラブラしてた甲斐があったなァ、ケッケッケ』

魔物掃除は私にお任せ、ってね!
えー、お代なしでいいの?なんか逆に申し訳ないなぁ…。
お姉さん、そんなに気を遣ってくれなくたって大丈夫だよ?
私たちはこれが仕事だからさ。

魔剣『じゃあ礼のイチゴもいらねェなァ?』

…でもせっかくなのでありがたく頂きますね!
私イチゴ好きなんだよね。そのまま食べるのも好きだけど、
イチゴを使ったお菓子や飲み物が好きなんだー。
いちごオレとかパフェとかね。あれならいくらでもイケるよ。

魔剣『俺様も血ならいくらでも飲めるぜェ〜』

…ただし、暴飲暴食には注意しましょう。

>その剣…凄いですね、王都ではそんな武器があるんだ…

あ…うん…?そ、そうそう。
さすが王都って感じだよねー。技術とかすごいもん。
私も初めて行った時は驚きの連続だったなぁ。
人とかすっごい数だしさ。

魔剣『ケケケ、魔界はあんなもんじゃねェぞ?どこを見ても屍の山だぜェ』

…っと、この話はこの辺にしとこっか。
なんか思い出すと人酔いしそうで…。

>ゴブリンスレイヤーさんも…
>(屈んで剣にニコリと微笑みかけ)

え…!?

魔剣『あァん?誰がゴブリンスレイヤーだと?ケッ…てめェのためじゃねェよ、女。俺様は何でもいいから斬りたかっただけだ』

(何このツンデレ!?い、いやそれよりも…)
(もしかしてこのお姉さんも剣の声が聴こえてる?だったらレーヴァの正体ももうバレてるかも…)
(それなら下手に隠すより正直に言っちゃおう。私の相談にも乗ってもらえるかもしれないし…!)

あの、お姉さん。その剣なんだけど実は、まけ…

>…はっ!す、すみません、伸びる剣なんて初めてなので
>なんだか生きてるみたいにみえてつい声をかけてしまいました

(違ったー!!ただ素直で純粋な人だったー!!)

…マケドニアっていう国で採れる特殊な鉱石を素材に使ってるらしいよ!
すごいよねー、いつか行ってみたいなーマケドニア。
言ってみればレー…じゃないや、ゴブリンスレイヤーの故郷みたいなもんだもんね。

魔剣『誰がマケドニア出身のゴブリンスレイヤーだと?シェルダてめェ、えェ加減にせェよ』

ま、まぁ私はお姉さんを笑ったりしないよ。
むしろ物の気持ちが分かる人って感じで素敵だと思うなー、うん。

…なんなら会話したって笑わないよ?

>>939
飲み込むって誰が?…え、私が?
いやいや…それはムリだよ。だって私、“普通の”人間だからね?

魔剣『魔剣とお話するのが普通だってのかァ?世も末だなァ〜、ケケケ。シェルダァ、てめェみたいなのを世間じゃ不思議ちゃんって言うんだぜ?』

…私はムリだけど、もしも魔剣なんてあったらぜーんぶ飲み込んじゃうかもね。
何でも食べちゃいそうだもん、魔物でもゴミでも。
あっ、それならゴミ掃除の時に便利かも?ホウキとチリトリいらずだねー。

魔剣『てめェこの野郎』

そういえば兄さんや古参の先輩は魔物でも普通に食べてるなぁ。
さすがにスライムやゴブリンは食べないけど、猪とか熊みたいな魔物は調理すれば案外イケるって言ってたよ。
私は…う〜ん、何も食べるものがなくっていよいよピンチって状況なら食べるけど、できれば遠慮したいかなぁ…。
まぁ一度食べちゃえば慣れるのかもしれないけどねー。

魔剣『おォよ、要は慣れだよ慣れ。一度喰ってみろよ。人間の血肉は美味いぞォ?』

…慣れたくはないけどさ。

943 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/06(Tue) 13:22
>>940
(うわー、見るからにあやしいなぁ…クククってこれ確実に悪役の笑い方だよね…。なんだろ、この剣…あれ?これって…刀?)

魔剣『ヴァァァァァイ!!こいつはツイてんぜェー!!壊してェ!俺様こいつを壊してェー!』

え…何?レーヴァ、この剣がどうかしたの?

魔剣『この邪悪な気…こいつはただの剣じゃねェぞ。こいつは魔剣…いや、妖刀だァ!』

へぇ〜…そうなんだ。

魔剣『そうなんだ。…じゃねェだろ!!触るとか驚くとかって選択肢がてめェにはねェのかァ!?』

いやーだってこれ確実に罠だよ?
そもそも妖刀がこんな道端に落ちてるのはおかしいって絶対。
これ触ったら祟られたりしそうじゃない?

魔剣『ケーッ!魔剣使いが祟りごときにビビッてんじゃねェー!』

うーん…でも確かにこのままにしとくのはマズいよね。
回収なり壊すなりした方がよさそうだけど…魔剣と妖刀を二つ持つのはさすがになぁ…。

―――――

魔剣『ケケケ、血だァ!血をよこしやがれェー!』

妖刀『ククク…今宵はこの身が血を求めておる…!』

魔剣『ケケケ!ぶった斬るぜ!ブッ刺すぜ!バラバラにしてやんぜェー!』

妖剣『ククク…またつまらぬ者を斬ってしまった』

魔剣『オイ、シェルダ!次の獲物を探しに行くぞ!さっさとしろ!』

妖刀『小娘、火急次なる獲物を用意せい。急げ!』

―――――

…毎日こうなるわけでしょ?ストレスで死ぬ自信あるよ…。
と、とりあえず触る前に聖水かけとこ…効果あるか分かんないけど…。

>>941
え、何?トマトジュース?
えー、ハァハァなんてしないよ。
私トマトは苦手…

…いや!?苦手とか好きとかじゃなくて!
トマトジュースにハァハァって何!?どういうこと!?

魔剣『そりゃトマトジュースに欲情することだろうぜェ』

そんな人いないよ!いないでしょ…!いない…よね…?
…でももしかしたらトマト大好きな農家の人たちの中にはそういう人もいたりして…?


あ…あぁ…いい、いいよぉ、この新鮮なトマト…。
どうしよぉ…出荷しなきゃいけないのに我慢できない…。
一口だけ…一口だけかじらせて…ハァハァ…っ…。


みたいな?
…いやいや、ないって。これはいくら何でも…ありえないよねー、あははは…。

魔剣『………』

(うっ!?思いっきり引かれてる!兄さん見てー!魔剣にドン引きされてるよ私!)

魔剣『シェルダ〜うしろうしろ〜』

へ?後ろ…?(振り向く)

レオン『………』

(兄さん見てたー!?)
に、兄さん、いつからそこに…!?

レオン『あ…あぁ…いい、いいよぉ…の辺りからだったかな』

(最悪だ!最悪のタイミングだよ!しかもわざわざ再現しなくていいよ、兄さん!!)
い、いや、違うの兄さん。これはね、その…

レオン『ふっ…皆まで言うな、シェルダ。俺はお前の兄だぞ?全部分かっているさ』

そ、そっか…ちょっと不安だけどさすが兄さん…。

レオン『お前がそこまでトマトを愛していたとはな。わかった、それなら農家にかけあってみよう』

(全然わかってないよね!?)
ちょ、ちょっと待って兄さん!?違うから!私トマトはむしろ苦手で…!

レオン『何…!?そうか、ではつまりお前は苦手なトマトを克服したいと言うんだな?わかった、それなら農家にかけあってみよう』

(何言ってんのこの人ー!?無敵!?無敵なの!?)――……



……――はい、レーヴァ…魔獣の血だよ…。
腐るほどあるから、腐る前に飲みきってね…。

魔剣『ひゃほォ〜い!おォ〜うめェ〜♪』

944 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/06(Tue) 15:27
シェルダちゃん好きな人とか気になる人居ないの?
私はやっぱりレオン様かな〜♪素敵よね〜♪

945 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/06(Tue) 17:49
魔剣を突き立てたい

946 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/07(Wed) 09:37
骸骨剣士「お嬢さん、お願いがあるのですが…パンツ見せてもらってもよろしいでしょーか!ヨホホホ!」

947 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/07(Wed) 16:17
ごめーんっ、今日はちょっとお返事できそうにないんだ。
明日はたぶん大丈夫だと思うから、もう少し待っててくれると嬉しいな。
あっ、兄さんに呼ばれてる…そ、それじゃまた明日ね!

948 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/08(Thu) 13:10
昨日は来られなくてごめーんっ。
一気に挽回するよ!

>>944
私?私は、う〜ん…よくわかんないんだよねー…。
小さい頃から父さんや兄さんにくっついて剣ばっかり握ってたからさー…。

魔剣『色気がねェから男が寄りつかねェのよ。ケッケッケ』

剣はね、こうやって握るんだよ!こう、雑巾を絞るイメージで!(ギュウウウ)

魔剣『ウギャァァァァァ〜!!』

…や、私だってそういうのに興味ないわけじゃないし、あの人カッコいいなーとか素敵だなーって思うことはあるよ?
でも恋愛感情…って言うのかな、そういうのとは違う気がするなぁ…。
好きは好きでも仲間とか友達としての好きって感じだしね。

あっ…でも最近ちょっと気になってる人はいるかも。
(人っていうか…兄さんの愛剣フレアヴェルグのことなんだけど…)
この前ね、「シェルダ様は我が主の大切な妹君。この刃が届く限り、命に代えてもお守りいたします(キリッ)」とか言われちゃってさー。
あれは正直胸キュンものですよ!THE 騎士って感じだよねー。

魔剣『ケッ、あんなスカシ野郎のなァ〜にがいいんだか。あの野郎、人間になったら顔は不細工かもしれねェぞ?』

絶対イケメンだよ!か、顔はよく見えなかったけどさ…。

>私はやっぱりレオン様かな〜♪素敵よね〜♪

え〜、兄さん〜?素敵、なのかなぁ…?
兄妹だからそう言われてもあまりピンと来ないんだよね…。
あ、もちろん尊敬はしてるよ?兄としても剣士としてもね。
でも男の人として見た場合は…うーん、兄さんってデリカシーないからなぁ…。
裏表がないって言えば聞こえはいいけど、思ったことそのまま口にするし、その上、超鈍感だしー。

この前たまたま兄さんが医療班の女の子から告白されてる場面に遭遇したんだけどさー…
「ずっとあなたのことが好きでした…」って言われて「俺もお前が(仲間として)好きだぞ。特にお前の回復魔法は云々…」とか真顔で言っちゃう人だからね…。
本人に悪気はないのが余計にタチ悪いって言うか…。

魔剣『ケケケ、さすがてめェの兄貴だな!』

…兄さん、剣交換してくれないかな…。

>>945
え、それって…キミ魔剣を持ってるってこと?それで私に突き立てたいってこと?

魔剣『おもしれェー、突き合ってやろうじゃねェかァ』

あ、違うんだ?魔剣が欲しいって?

魔剣『ズコー』

魔剣ねー…なんでそんな邪悪で禍々しくて凶悪なものをキミが欲しがるのかは分からないけど、
やめといた方がいいと思うよ?魔剣ってすごく危険なものだから…。

魔剣『シェルダてめェ、褒め過ぎだぜェ?』

…それに見た目もちょっとアレだしねー。
私の剣も魔剣みたいってよく言われるんだけど、
このドクロの部分とかもう削って、かわいくデコっちゃおうかなーって思ってるんだ。
たとえば?そうだなー、ハートマークとか?

魔剣『シェルダてめェー!!恐ろしいこと言ってんじゃねェー!!』

まぁそれは冗談だけど、興味本位で魔剣に関わるのはほんとやめといた方がいいよ?
どうせならさ、聖剣を突き立てちゃおうよ。
その方が絶対カッコいいと思うけどなー私。
ほら、悪い魔物とかをズバズバやっつける英雄みたいでしょ?

魔剣『ケケケ、英雄ねェ。どっちにしろ殺しの道具だってことに違いはねェけどな。聖剣使いだろうが魔剣使いだろうがやってることは同じだ。敵をぶった斬るだけよ』

…私はもう慣れたよ。魔物を斬るのも武器を斬るのも…人を斬るのもね…。

949 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/08(Thu) 13:10
>>946
ん〜っ、今日はいい天気だね。洗濯物もよく乾きそう。

魔剣『あ〜あァ、退屈だァ…こんな日こそ血の雨を降らしてやりたくなるぜェ…』

もー、またそんな物騒なこと言う…。
そんなもの降らせなくていいってば。

>お嬢さん、お願いがあるのですが…

え、お嬢さん?
はーい♪どうしました?私にできることならなんでも…(振り向き)

>骸骨剣士

(いやほんとにどうしちゃったのこの人!?っていうか人!?人なの!?)

あ…えーっと…ごめんなさい、ちょっと驚いちゃって…あはは…。
それって仮面…?いや、着ぐるみ…?

魔剣『バァ〜カ、地顔だよ。だがわからねェな、魔物ってわけでもなさそうだぜ。こいつァ人間だ』

め、めちゃくちゃダイエット頑張ってこうなったとか…?
まぁまぁまぁそれはさておき…。おじさん、私にお願いって?
クジラに会いたいとか?

魔剣『なんだそりゃァ、斜め上のお願いだな』

>パンツ見せてもらってもよろしいでしょーか!ヨホホホ!

(ほんとに斜め上だったー!!何この状況!?なんでこんな陽気な空の下で陽気な骸骨の人に魔剣持ったままセクハラされてるの私!?こんな人他にいないよ!激レアさんだよ!!)

い、いやー、それはムリ…かな…。
他を当たって…いや他を当たるのもダメだけど!
と、とにかくそういうお願いは人にしちゃダメだよ!
私だからまだよかったけど、人によっては斬り捨てられちゃうよ…。
まーおじさんも結構強そうな感じがするけどさ…。

レオン『シェルダ、ここにいたか。…む?そちらは?』

あっ、兄さん。どしたの?
(そちらって…何でそんな平然と対応できるんだろ…)
この人はえーっと…ちょっと道を訪ねられちゃって。
それより兄さん、私に何か用があるんじゃ?

レオン『ああ、少し聞きたいんだが…これはお前のか?』

魔剣『あ、パンツだ』

!?
に、兄さん!?それどうしたの!?

レオン『巡回していたらいきなり顔面に飛んできたんだ。恐らく乾燥中の洗濯物が風に乗って飛ばされたんだろう。俺の顔面まで』

(何で顔面強調するの!?)

レオン『ふっ、まさかこんな晴れた日に肌着が降ってくるとはな。槍が降るより驚いたぞ』

(それ笑わそうとしてるの!?全然笑えないからね!?)
あ、兄さんそれ私の…
…じゃないけど預かっておくよ。私が持ち主さんを探すから!ね!?

レオン『そうしてもらえると助かる。男の俺が村の女性たちに尋ねて回るわけにもいかないからな。やはりお前に相談して正解だったようだ』

魔剣『確かに大正解だぜェ、兄貴』

(うるさいよ、レーヴァ!)

>ヨホホホ!

(うるさいよ、骨の人!)

950 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/08/08(Thu) 14:57
刃物マニアの女「貴女の持ってる剣…ステキね(はぁはぁ)
ねえ、ちょっとだけ、ちょっとだけ切れ味試させてくれないかしら?(はぁはぁ)
ちょっとで良いから!先っちょ(切っ先)だけで良いから!」

【刃物マニアの女 は こうふんしている】



951 名前:シェルダ ◆SMa41BQY 投稿日:2019/08/09(Fri) 12:26
もう一週間かぁ…あっという間だねー。

>>950
ハァ〜…あっついね〜…。

魔剣『毎日同じこと言ってよく飽きねェな』

毎日暑いんだからしょうがないじゃんかー。

魔剣『てめェの兄貴は元気に走り回ってたぜェ?』

に、兄さんは規格外だから…。
この猛暑の中、走り込みなんて危険極まりないよ…。

…ん?

>貴女の持ってる剣…ステキね(はぁはぁ)

( 危 険 極 ま り な い 人 来 た )

え、あ…ありがとう…でいいのかな…?
あの…お姉さん、息苦しそうだけど大丈夫?

>ねえ、ちょっとだけ、ちょっとだけ切れ味試させてくれないかしら?(はぁはぁ)

(うん、大丈夫じゃなさそうだね!!)

ど、どうしようこれ…!?
断ったら身の危険を感じるけど、普通の人に魔剣を触らせるわけにもいかないし
いやそもそも普通の人ではなさそうだけど民間人に変わりはないし…!
ね、レーヴァ…どうしよう?(小声)

魔剣『』

(…あれ?レーヴァ?)

魔剣『』

(スルー決め込む気だこれー!!…あっ、そうだ!私もテキトーに流せばいいんだ!)

あはは…何言ってるのお姉さん。
この剣、ただの配給品の安物だよ?そんな凄いものじゃ…

>ちょっとで良いから!先っちょ(切っ先)だけで良いから!

(凄いこと言ってるー!!)

ちょ…待ってお姉さん…落ち着いて…!
ダ、ダメだ…私じゃ止められないよ…!
こうなったら…

あーっ!あそこに落ちてるのって魔剣じゃないかなー!?
すごーい!斬れ味試してみたいなーっ!!
(ほんとはひのきの棒だけど!)

よしっ、お姉さんが向こう見てる隙に…!

【シェルダは逃げ出した!】



───…な、なんとか逃げ切ったけど…もうダメ…動けな…い…。

魔剣『この猛暑の中、走り込みは危険だぜェ?』

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