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【オリジナル】国立光明学院　７時限目【異能】

257 名前：■■■■ ◆V.9gKSA. 投稿日：2017/09/07(Thu) 01:11

「知り尽くしても、知り抜かれても」

「まだ足りない。もっと知りたいし知らせたい」

「未知を既知で塗り潰した先に、まだ見えてくる新しい未知」

「その果てを目指して………恋は最大の冒険と言ったのは、一体誰だったかな」


>>246

「……氷川家って、そんな大きな家だったっけ」

「"幼い頃は兄妹同然に育った、遠縁の親戚"……とか」

「その辺りが妥当な所ではないかな。どうだろう？」


「まぁいい、私が知らないだけかもしれないしな」

「或いは君の言う通り………なのかもしれない」


>>247

「………」

「発言の意図が読めないな。説明を要求する」

「事と次第に依っては、"彼"の今後にも影響する事を留意した上で」

「どう言う心算でそんな事を言ったのか、詳しく教えてもらおうか」


>>248, >>250

「"雨おばば"……一体何者なんだ？」

「一瞬私かとも思ったが、噂の内容を聞くと違うらしいし」

「うーむ……考えても分からないし、仕方ないな」

「今は気にしないでおくとしよう。多分それで害はない筈だ」


>>249

「………そうかな」

「君がそう思う事は、別に否定はしないが」

「私にはどうにも……まぁ、悪いとは言わないがな」


「……この辺りにしておこう」

「万一"彼"に知られれば、面倒になるのは君たちだと思うし」

「私自身も、手放しには喜べない事柄だからな」


>>251

「それも、厳密には違うのだろうけれどね」

「"彼"以外に、私に関わりそうなものの心当たりはないが」

「現に今、私はこうして"彼"のいない此処に来ている」

「……はっきり言って、事の真相は私にも分からない」

「もしかしたら私の考えも、全くの的外れなのかもしれないな」


「恋愛小説……いや、流石にそれはやめておいた方がいい」

「多分需要なんてないし、あったとしても極めて局所的だろう」

「"売れる物"を目指すのなら相当の改変が必要になるし、それをするなら私たちをモデルに書く意味がない」

「……そもそも主人公の2人が恋仲にならないのは、恋愛ものとしてどうなのだろう」


>>254

「用務員ではないよ。学院で噂の幽霊だ」

「だからVRでもない。……多分な」

「………しかし、透けて見えるのか。"彼"からはそうと聞いた事はないのだが」

「もしかしたら、見え具合にも個人差があるのかもしれないな」


「いや、名乗りたくない訳ではないのだが……」

「………まぁ、いいか。分かった、良子で構わない」

「温かな気遣いと、可愛らしいニックネーム。感謝するよ、ありがとう」


「……そうだな、そうするか」

「どう転ぶにせよ、"彼"の復帰には時間がかかるしな」

「………厳密には、"休む"と言う表現は全く当て嵌まらないんだが」

「そっとしておくのもいいだろうな。し過ぎると戻れなくなるから、程々に」


>>256

「個人情報の開示が必須、と聞いたからね」

「当初はまだ纏まっていなかったから、参加を見送った訳だが……」

「今なら行けるのかな。だとしたら、少し様子を見るのもいいかもしれない」


「……ただ、私は兎も角他の皆は」

「あまり、歓迎されないのではないかな」

「"祭りより自分の所の面倒を見ろ"とか、そんな感じの事を言われそうだ」

「1週間に1回の返答……できるか？ 彼らに」



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