【オリジナル】アラビアン・マッチョ【古代アラビア】

271 名前：月の沙漠を行く姫シャフルナーズ ◆EyAiQqWE 投稿日：2018/10/27(Sat) 23:09

>>264

おおお、既にルミナ殿がストーム殿と合流して作戦を立てていたのじゃ
むむう、いかに敵を欺くためとはいえ、ルミナ殿が口枷や手枷をされるのは、見ていて心穏やかではないのじゃ
かどわかされて奴隷となった女性は、みんなあのような屈辱的な拘束をされるのじゃな
赦せることではないのじゃ、一刻も早く増援を送ってルミナ殿の援護をするのじゃ

既にわらわの役目もルミナ殿より割り振られて居るようじゃ
ラクダ部隊を招集せねばならぬ
急ぎ取って返して危急を知らせねばならぬ
しかし、迂闊だったのじゃ
こういう時のための至急便として、今後は鷹を飼って常に我が傍に置いておくことにするのじゃ


>>266

傭兵？
わが国には国民より召集、あるいは志願してきた精鋭部隊が日々訓練を行っておる
一旦緩急あれば、彼らは王国と民のために雄雄しく戦ってくれるのじゃ
そなたら傭兵はなんのために戦うのじゃ？
命をかけて戦う者に厚き報酬を与えるのは当然なれど、傭兵のように金銭のみで動く者には多くの信頼を置くことは難しい
それでもなお、自分は王国の役に立てると申すなら、先ずルミナ殿とストーム殿が取り組んでいる事案にて証しを立ててたもれ
報酬は後払いになるが、それでも良ければ功に応じて十分に報いようぞ


>>267

許可するのじゃ！

…とこう言ってしまえばわらわの役目も終わりか？
いや、それではいけぬのじゃ
わらわもラクダ部隊と共に突撃いたすのじゃ！

…大臣の部下たちは一網打尽
さすがは、ルミナ殿、ストーム殿なのじゃ
拘束した者たちはわが憲兵たちによって十分に取り調べて、更なる背後関係がないか詮議をいたすのじゃ
奴隷娘たちは、身元を明らかにして家へと帰還させてやらねば

本当にお二方の力で、また王国は真の平和へと一歩近づいたのじゃ
いくら感謝しても感謝しきれぬ
腐敗は少しでも残せば周囲に伝播し、再び王国の土台を揺るがす
そうならなかったことで助かったすべての民に代わって礼を申し上げる

わらわに出来たのは、抜け穴から逃げ出そうとした奴隷商人の行方を阻んだだけ、ルミナ殿やストーム殿に比べたら微々たるものよのう
力でも見識でも、まだまだ到底王国を支えるには力不足
王宮で学ぶべきことを学ばねば、とうてい旅に出ることなど叶わぬな


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